使ってなくてもアカウントは持ってるかも。Google+のアプリ連携確認・解除方法

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Google+アプリ連携

世界一のシェアを誇るモバイル向けOS、Android。このOSを搭載したスマホ・タブレット等を買った時、真っ先に作成・登録するのが「Googleアカウント」です。

今やビジネスにも浸透しつつあるフリーのウェブメール「Gmail」、部屋にいながら全世界を旅行できる「Google Map」や「ストリートビュー」、そして公式マーケット「Google Playストア」を利用するにもこのアカウントが必要です。

そんなGoogleアカウントに利用者のパーソナル情報(名前や経歴等)を付加し、「プロフィール」にする機能を持つのがGoogle+です。

1つのアカウントであらゆることができるということは、裏を返せば1つのアカウントにあらゆる情報が詰まっていることにもなります。

たった1件のGoogleアカウントが漏れただけで、そのアカウントに繋がっていた全ての情報にダメージが及ぶ危険があります。

今回、Google+編では、アプリ連携の解除方法を紹介したあとで「アカウント情報が漏れるとどうなるか」を少し考えてみます。

Google+のアプリ連携確認・解除方法

Google+の場合はTwitterやFacebookとはちょっと違った方法になります。

どう違うかというと、アプリ連携の管理に「Google+」アプリは使いません。なぜかというと、Google+の「プロフィール」はあなたの「Googleアカウント」のプロフィールとして扱われるためです。ちょっとややこしいですが今は気にしなくても大丈夫です。

設定するのはGoogle+ではなくGoogle設定アプリ

使うのは「Google設定」アプリです。プリインストールされた謎アプリの1つです(笑)が、これ実はとーーーっても大切なアプリだって知ってましたか?
アプリ連携だけでなく「Google Now」「Google Fit」「Google Play ゲーム」「Googleドライブ」と「位置情報アクセス」「広告」「各種履歴」のチェック、設定変更ができます。

接続済みのアプリを選択

「Google設定」アプリを起動すると、「接続済みのアプリ」という項目があります。ここを見ます。

連携を解除したいアプリを選ぶ

ここに出てきたアプリがあなたの「Google+ログイン」を使っています。全体を見渡しながら、「登録した覚えのないもの」「知らない名前のアプリ」「もう使わなくなったもの」を見つけ出してタップします。

接続を解除する

すると一番下に「接続を解除」ボタンが置かれているので、タップして完了です。

アカウントごとに管理できます

複数のGoogleアカウントを端末に登録している場合は、全てのアカウントを順番にチェックしてください。

「Android端末」も対象です

たとえば、仕事で使っている端末に自分のGoogleアカウントを登録した後、その端末を手放すことになった場合。

端末のアカウント設定からサインアウトできれば良いですが、パソコンを使うことで連携を解除することもできます。

また、パソコンを使うと、連携アプリだけでなく自分のGoogleアカウントと連携している端末も把握できるので、一度目を通してみることをおすすめします。

こちらもやりかたは簡単。まずブラウザで「Google ダッシュボード」と検索してください。

検索結果からGoogle ダッシュボードを選んでログインします。

Googleダッシュボードを開きます

Googleダッシュボードでは、あなたのGoogleアカウントに関する詳細を全て確認できます。

この中にあるアカウント項目の右側に置かれた接続済みのアプリケーションとサイトを選びます。

端末との連携を解除

機種変更による売却や故障などによって手元に残っていない端末がある場合は解除しておくと良いでしょう。

今後使うつもりのない端末も削除したほうが良いです。いずれ必要になった時は、再びログインすればいいだけです。

ついでながら、パソコンを使うことがある場合「Chrome」ブラウザもアプリ連携の対象です。ChromeにGoogleアカウントでログインすると、それだけでブックマークや記憶したフォームデータなどを共有(同期)できます。

メインで使うGoogleアカウントは「変更できない」可能性が高い

ほとんどの場合、アカウント情報が悪意ある第三者に漏洩してしまった時は、気が付いた時点でただちにアカウントの利用を停止します。そして継続して被害を受けないためにパスワードを変更します

が、一度漏れてしまったアカウントを使い続けるのも不安なものです。特にアカウントIDがメールアドレスだった場合、スパムメールをひっきりなしに受信してしまうこともあります。

いっそのことアカウントを作り直すことで一度リセットできれば安心でしょう。ですが、Googleアカウントでそれは非常に困難です

今言った通りGoogleアカウントはIDにメールアドレスを使用しています。これまでやり取りしてきた全ての人と会社にアドレスを変えることを連絡、そして受信してきた全てのメールマガジン、自分が利用しているアプリからの通知用メールアドレス、ログインIDに使用してきたGmailアドレスを変更しなきゃならなくなります。

ここまでは根気よく行えばなんとかなりますね。Gmailの「連絡先」や受信メールなども、一度エクスポート(取り出し)してから新しいアカウントにインポート(取り込み)はできます。

ちなみにこの作業はGoogleダッシュボードから行えます。

データ ツール – データのダウンロード

問題はここからです。アカウントIDとしても機能するGmailアドレスには多くの情報が紐付いています。たとえば、

  • Googleドライブに保存したファイル
  • Google Playストアでアプリ・書籍・ビデオ・端末等を購入した記録(幸い書籍は持ち越せるようです)
  • Googleウォレットを経由した決済情報
  • Google Mapを使用した位置情報履歴
  • その他、Googleサービスに記録したあらゆる情報

たとえばGoogleドライブの場合、ドキュメントやスプレッドシート以外にも「Google Mapのマイマップ」「Google Keepのメモ」「Picasa(Google+フォト)の写真」などがあり、その数は膨大なものとなるはずです。

これに加えて一番痛いのが「Google Play」と「Google ウォレット」です。

機種変更・MNPをしたことのある方ならわかると思いますが、端末が変わっても、SIMカードが変わっても、登録するGoogleアカウントさえ一緒なら一度購入したアプリは何度でもインストールできます。

この「購入した」という記録はGoogle Playの、そして「支払いをした」という決済記録(クレジットカード情報等)はGoogle ウォレットのアカウント(=自分のGmailアドレス)に保管されています。

Googleアカウントを変更する時に決済情報を引き継ぐことはできません。

今まで買ったアプリ、本、ビデオ、端末と、今まで支払ったアプリ内課金(パズドラの魔法石とか、有料版のアンロックキーとか)の履歴と「購入した」証明が全て失われます。

……というわけで、普段何気なく使っている「アカウント」には氏名・住所・誕生日・連絡先だけでなくお金が絡んでいるケースも多々有ります。

漏洩しただけならともかく、悪用されたらと思うと怖いですよね。他のSNSのアプリ連携解除方法(下記リンク)でも触れましたが、連携時に与える「権限」とは「部屋の鍵」みたいなものです。金庫を置いている部屋の鍵を第三者に渡している可能性はありませんか?

ちょっとした対処法──どうしてもアカウントを変えるなら

そうはいっても既に漏れちゃったし、攻撃も受けたし、これ以上留まっても危ないだけなのでアカウントは変える!

どうしようもないデータについては諦める……そんな時、少しだけほっとできる方法をご紹介します。

Androidは複数のアカウントでログインできる

Android端末は複数のGoogleアカウントで同時にログインできます。この仕組みを「マルチアカウント」といいます。やり方も結構簡単で、

マルチアカウントの作り方

新しくアカウントを作る時、古いアカウントを消さずに追加するだけです。

決済情報を削除

そして、古いほうのアカウント(今後決済に使用しないもの)からクレジットカード情報やキャリア決済を削除・無効化します。この作業は「Googleウォレット」で行えます。

Googleウォレットをセットアップ

最後に新しく作ったアカウントを決済手段として登録します。

こうすることで「今まで使ってきたアカウントが持っている購入・決済履歴」と「新しく作ったアカウントに登録した決済情報」を両方使えるようになります。クレジットカードを削除することで「支払い方法」は選べなくなるものの、「Googleウォレットのアカウント」は消していないので「履歴」は残っている、という理屈です。

ただし「履歴」自体は引き継いでいるわけではないので、「購入した」記録は「決済した」アカウントにのみ記録されていきます。決済情報を複数の端末に残す場合、「どのコンテンツをどのアカウントで買ったか」ごちゃまぜにならないよう注意して運用してください。もしも片方のアカウントしか端末に登録しない場合、アカウントAで買ったアプリをアカウントBでダウンロードすることはできません

まとめ:Googleアカウントのややこしさ

GoogleアカウントはGoogle+やGooglePlay、GoogleMapなどGoogleの個別サービス全てで使用され、それらの情報が個別に紐付いています。

どのサービスがどの程度の情報を持っているか、どのサービスにどの程度の情報を渡しているかを調べるのも一苦労するほど、結構複雑な図式だと思います。

加えて、人によってはアカウントを複数個運用している場合もあります。

「このアプリはどのアカウントで買ったものだっけ?」「このメールはどのアカウントから転送したんだっけ?」など、混乱してしまうとせっかくの便利なサービスも生産性を上げるに至らず、ストレスになっちゃいます。

少しでも快適に使用するために予備知識を備えることはとても重要です。

「知らなかった」じゃ済まされない。プライバシーと友だちとお金を守るために必要な「アプリ連携」に関する知識- モバレコ

モバレコでは、スマホと格安SIMがお得になる・役に立つ記事を平日12:00に配信中です。

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

ごきげんよう!モバレコ編集部です。みなさん鍋の準備はいいですか? ついにiPhone Xが発売されましたね。Androidの方も冬春モデルとしての発表数がまだ少ないので、この後追加で色々と発表されるのではと予想しております! モバレコ編集部にも新人が追加されるんですよ。スマホも編集部員も新しいメンバー追加ってワクワクしますね! そんなこんなで11月もよろしくモバァ!