【最新レビュー】au史上最薄ボディに見やすい画面が魅力!Galaxy A8 SCV32 レビュー

書いた人: まきはら とよかず

カテゴリ: au

【発売直前最新レビュー】au史上最薄ボディに見やすい画面が魅力!Galaxy A8 SCV32 レビュー

12月8日に都内で開催されたSamsungの発表会。ここで12月18日よりauの2015-2016冬春モデルとして「Galaxy A8 SCV32」が発売されることが発表されました。

Samsungのファブレットといえばこれまで日本国内で取り扱われていたのは主にGalaxy Noteシリーズでしたが、このGalaxy A8の魅力や使い勝手は果たしてどうなのか。今回発売日に先駆けて実機に触れる機会を得たので、早速レビューしていきます。

目次:

基礎スペックをスペックシートでおさらい

最初に基礎スペックをスペックシートを用いておさらいしておきます。

サイズ 縦 約 158 x 幅 77 x 厚さ 6.0 mm
重量 約 153 g
OS Android 5.1 Lollipop
プロセッサ Samsung Exynos5433 1.9GHz Quad-Core + 1.3GHz Quad-Core
内部メモリ容量 RAM 2GB/ROM 32GB(microSDカードで最大128GBまで拡張可能)
ディスプレイ 約5.7インチ FHD(1920×1080)Super AMOLEDディスプレイ
SIMサイズ Nano SIM
バッテリー 3,050 mAh(取り外し不可)

※その他詳細はau公式サイトの製品ページにて確認可能

Galaxy A8 SCV32は金属製の筐体が特徴的なSamsungのミッドレンジモデル。海外でも「Galaxy A8」として今年7月に発表されています。

端末の最大の特徴といえるのはauのスマートフォン史上最薄(かつ発表時点でGalaxyシリーズでも最薄)となる薄さわずか6.0mmのボディ。筐体はフルメタル製となっており、本体の厚みがなくなっても頑丈さが損なわれない工夫が。またディスプレイ左右が狭額縁仕様となっており、大画面ながら片手での持ちやすさ・操作性のよさも考えた設計となっています。

一方ミッドレンジモデルということもあり、プロセッサに関してはひと世代前のハイエンドモデルに搭載されていたものに。RAM容量も2GBと現在販売されているハイエンドモデルと比較すればどうしても見劣りは隠せないといえるでしょう。

ただしその分、端末本体価格は76,680円(税込み)とここ最近のキャリアが発売するスマートフォンの中では安め。このあたりは「(価格よりも)とにかく性能がよいもの」でなく「価格も気にしつつ、自分の用途に合っているもの」といった選び方になってきます。

auスマホ史上最薄となるデザインをフォトレビュー

さて、続いてはauスマホ史上最薄となるGalaxy A8 SCV32の外観デザインを写真で確認していきます。

auにて取り扱われる本体カラーはホワイト、ブラック、ゴールドの3色。今回レビューに用いるのはホワイトです。

ディスプレイ左右のベゼルがかなり狭くなっていることが確認できるフロントパネル
ディスプレイ左右のベゼルがかなり狭くなっていることが確認できるフロントパネル

フルメタルボディということで、側面の印象は比較的、Samsungの現フラッグシップとしてauでも一部取り扱いのあるGalaxy S6/S6 edgeと近いものに。

上面
上面
右面。こちらは上部に電源キーを配置
右面。こちらは上部に電源キーを配置
下面にはmicroUSBコネクタとイヤフォンジャック
下面にはmicroUSBコネクタとイヤフォンジャック

ホームボタンはGalaxy S6/S6 edge同様にダブルプッシュでカメラのクイック起動などのショートカット機能を搭載するため、押しやすさ重視でやや飛びでた仕上がりに。

やや飛び出したホームボタンはGalaxy S6/S6 edgeなどと同様
やや飛び出したホームボタンはGalaxy S6/S6 edgeなどと同様
左面には音量キーとSIMカード/SDカードスロット
左面には音量キーとSIMカード/SDカードスロット

Galaxy A8 SCV32はmicroSDカードにも対応。左面下部にSIMカードスロットとSDカードスロットが並んで配置されています。

カードスロットはSIMカード用とSDカード用で独立
カードスロットはSIMカード用とSDカード用で独立

Galaxy S6やS6 edgeではリアパネルにはスクラッチ加工を施した光学フィルム+ガラスの組み合わせで特徴的な輝きを放っていましたが、Galaxy A8 SCV32はリアパネルも金属製。サラサラとした指ざわりにややマットな質感があり、汚れはかなり目立ちにくくなっています。

リアパネルも金属製
リアパネルも金属製

リアカメラは若干ながら飛びでたデザインに。またスピーカーはカメラ横に配置されています。

リアカメラ周辺
リアカメラ周辺

手に持ってみた様子。ディスプレイサイズ(約5.7インチ)の割にはかなりスリムな印象。側面はやや角ばったデザインになっていることで指への引っ掛かりもよく、片手で ”持つ” 事自体はかなりしやすいデザインです。

しっかり持ちやすいサイズ感
しっかり持ちやすいサイズ感

「Galaxy A8」の特徴であり魅力といえる機能をピックアップ

続いて中身をさっくり、そしてGalaxy A8 SCV32の特徴であり魅力といえるであろう機能を3つピックアップして見ていきましょう。

これまで日本国内で正規に流通していたGalaxyシリーズはその時その時のフラッグシップモデル(およびハイエンドモデル)ということで、少し気になるのがそもそものソフトウェア設計に大きな違いがあるのかといったところ。これに関しては、基本的にほぼ変わりはありません。

初期状態でのホーム画面初期状態でのホーム画面
初期状態でのホーム画面
初期状態でのホーム画面
通知エリアおよびクイックアクセスパネル通知エリアおよびクイックアクセスパネル
通知エリアおよびクイックアクセスパネル
アプリドロワー。特に目新しいアプリなどもなしアプリドロワー。特に目新しいアプリなどもなし
アプリドロワー。特に目新しいアプリなどもなし
Galaxy S6/S6 edgeなどと基本的に同じGalaxy S6/S6 edgeなどと基本的に同じ
Galaxy S6/S6 edgeなどと基本的に同じ
設定画面のデザインもGalaxy S6/S6 edgeなどと基本的に同じ
OSバージョンはAndroid 5.1.1
OSバージョンはAndroid 5.1.1

またRAM2GB、ROM32GBと現行のハイエンドモデルよりもやや心細く感じる内部メモリの容量についても、初期状態での空き容量をチェック。

RAMの空き容量は約700MBほど。全体で2GBということを考えればまずまずか
RAMの空き容量は約700MBほど。全体で2GBということを考えればまずまずか
ROMの空き容量は約24.5GBほど。Galaxy A8 SCV32ではSDカードで容量の拡張も可能なのでこちらはさほど気にならない
ROMの空き容量は約24.5GBほど。Galaxy A8 SCV32ではSDカードで容量の拡張も可能なのでこちらはさほど気にならない

なおフルメタルボディとオクタコアプロセッサの組み合わせ、ということで高負荷な処理を行った時に本体の発熱具合も気になるところですが、こちらは初期設定のアプリインストール時でプロセッサ温度こそ60度前後に上昇しているものの、手に持っていてもほんのり暖かさを感じる程度。動作が遅くなる、といった印象もなく、少なくとも日常において心配する必要はないでしょう。

アプリインストール時にアプリで確認したプロセッサの温度は最高で60度前後だった
アプリインストール時にアプリで確認したプロセッサの温度は最高で60度前後だった

Galaxy S5よりホームボタンに搭載された指紋認証センサーはこのGalaxy A8 SCV32にも搭載。認証方法はGalaxy S6/S6 edgeと同様のタッチ式となっており、こちらは認証精度・速度ともに非常に快適に使うことができる。

指紋認証はGalaxy S6/S6 edgeで好評だったタッチ式
指紋認証はGalaxy S6/S6 edgeで好評だったタッチ式

最後に基礎性能の参考値として、専用アプリで測定したベンチマークスコアを紹介。AnTuTu Benchmark、Geekbench 3、3DMarkの3つのアプリを用いて測定していますが、スコアはかなりよい結果となっています。

AnTuTu BenchmarkでのベンチマークスコアAnTuTu Benchmarkでのベンチマークスコア
AnTuTu Benchmarkでのベンチマークスコア。現行の他社ハイエンドに迫る結果に
Geekbench 3でのベンチマークスコアGeekbench 3でのベンチマークスコア
Geekbench 3でのベンチマークスコア
Geekbench 3でのベンチマークスコア。シングルコア、マルチコアともに高得点に
3DMarkでのベンチマークスコア
3DMarkでのベンチマークスコア。現行のハイエンドモデルが20,000前半〜中盤であることを考えれば、こちらも十分な結果に

ベンチマークスコアを測定中にグラフィックの動きを見ていると、想像していた以上に動作はかなりスムーズ。メモリの容量が2GBという心配がものによってはあるものの、ゲームなどでも動作のカクつきなどは気にならないレベルといえそうです。

大画面+AMOLEDでエンタメ機として抜群の存在感を発揮

続いてここからは3つの機能をピックアップしてご紹介。1つ目はディスプレイについて。

Galaxy A8 SCV32は約5.7インチという大型のディスプレイを搭載しています。そんな中、筆者個人としては、その大きなサイズの割にディスプレイ解像度(目の細かさ)がFHDどまりなっていた点が非常に気がかりに。ただこちらは実際に使ってみるとそこまで気になるレベルではありませんでした。

Galaxyシリーズの独自機能「マルチウィンドウ」も便利に使えるディスプレイの大きさ
Galaxyシリーズの独自機能「マルチウィンドウ」も便利に使えるディスプレイの大きさ
グラフィック表示も発色よく、非常にきれい
グラフィック表示も発色よく、非常にきれい

またGalaxy A8 SCV32のディスプレイにはSuper AMOLED(有機ELの一種)が採用されています。有機ELは輝度(コントラスト)の高さと省電力性、視野角の広さ(ディスプレイを斜めから見ても比較的見やすい)がウリ。一方で、日中の屋外など、周囲が明るい環境では画面が見えづらくなるいったデメリットがあります。しかしGalaxy A8 SCV32に採用されているSuper AMOLEDはこういったデメリットを抑えるために改良が加えられたものです。

そこで晴れた日の日中に屋外で視認度を確認。季節が冬ということはありますが、太陽の下でも画面はしっかりと見ることができました。

晴れた日の日中に屋外で使っても画面は非常に見やすい
晴れた日の日中に屋外で使っても画面は非常に見やすい

またGalaxy A8 SCV32の凄いところは、輝度の幅が広く、暗い場所でも眩しすぎず、でも発色よく表示ができるところ。下の写真は真っ暗にした室内でディスプレイ輝度を最低にして同じ画面を表示したGalaxy A8 SCV32(左)とiPhone 6s(右)です。

輝度を最低に設定したGalaxy A8 SCV32(左)とiPhone 6s(右)を暗い部屋の中で比較
輝度を最低に設定したGalaxy A8 SCV32(左)とiPhone 6s(右)を暗い部屋の中で比較

上の写真は白黒のコミックを表示していますが、まずはっきりとわかるのはGalaxy A8 SCV32(左)のほうが圧倒的に見やすいということ。ただし写真に撮るとの「少し眩しいのでは?」と気になるこの明るさも、実際にはそういったことがなく、就寝前などに使用しても目への負担は軽くできそうな印象。

大画面、かつ表示が鮮やかで、使用環境の明るさも選ばず使える、という点はGalaxy A8 SCV32の大きな魅力といえるでしょう。

景色も料理もきれいに撮れる1,600万画素のメインカメラ

続いてはカメラ。リアカメラの有効画素数は1,600万画素となっており、評判の高いHDR(ハイダイナミックレンジ合成。明るさの異なる複数枚の写真を撮影・合成することで、明るい箇所と暗い箇所両方がきれいに記録できる撮影機能)も搭載。ということで実際の撮影例を見ながらカメラの性能を見てみましょう。

HDRオフで撮影した昼間の街の景色
HDRオフで撮影した昼間の街の景色
HDRオンで撮影した昼間の街の景色
HDRオンで撮影した昼間の街の景色
HDRオフで撮影した夜の街の景色
HDRオフで撮影した夜の街の景色
HDRオンで撮影した夜の街の景色
HDRオンで撮影した夜の街の景色

Galaxy S5以降、特に評判の高いHDR機能はこのGalaxy A8 SCV32でも健在。もちろんHDRオフでも、オートモードできれいな写真が簡単に撮影できます。ただしGalaxyシリーズのHDR撮影のウリともいえるリアルタイム合成には非対応の模様。撮影後数秒の待ち時間が発生します。この点は(一般的には当たり前ではありますが)Galaxyシリーズということを考えるとやや惜しいように感じてしまいます。

続いては料理。

パスタ
パスタ
やきとり
やきとり
サラダ
サラダ

料理の写真は色味も非常によく、サラダなどの色鮮やかなものでもとても美味しそうに撮影することが可能。薄暗い店内などでもHDR機能を活用することで簡単によい写真を撮ることができます。

筆者個人としてはリアルタイムHDR非対応である点はやや残念ではあるものの、通常撮影(オートモード)、HDR撮影とも写真の仕上がりはかなり満足いくものと思います。スマホにカメラの性能の高さを求める、といった人にも十分満足していただける出来ではないでしょうか。

片手操作を意識した機能は大事なポイントに物足りなさが

最後は大画面でも使いやすさを考慮して組み込まれた片手操作をサポートする機能について。

Galaxy A8 SCV32はディスプレイ左右を狭額縁仕様にするといったように片手でも持ちやすいデザインが採用されていますが、それと併せて操作もしやすいよう、片手操作用の機能が搭載されています。具体的には「画面サイズを縮小表示する機能」と「一部の操作ボタンを左右に寄せる機能」になります。

片手操作の設定画面片手操作の設定画面
片手操作の設定画面。イラスト付きで使い方を確認できる

中でも注目したいのが、発表会の際にもSamsungの担当者がアピールしていた画面サイズを縮小する機能。このGalaxy A8 SCV32には、ホームボタンを3回すばやく押すと画面サイズが縮小表示されるといったショートカット機能を搭載。例えば通勤時の混雑した電車内でも片手で機能の切り替え→操作ができると謳われていました。

画面表示を縮小した様子。男性であれば、片手で持ちつつ(横方向の)画面端まで指が届く場合も
画面表示を縮小した様子。男性であれば、片手で持ちつつ(横方向の)画面端まで指が届く場合も
縮小した画面は寄せる方向も左右で選択可能縮小した画面は寄せる方向も左右で選択可能
縮小した画面は寄せる方向も左右で選択可能

こういった機能を搭載するだけでなく、この機能自体を片手でも呼び出せるといった設計になっている点は非常に評価できる点でしょう。

ただし非常に残念なのが、Samsung製スマホの特徴である物理ナビゲーションキー自体は位置が変えられないということ。下の写真は左手で端末を持ち操作する様子ですが、縮小表示された画面は片手でも操作がしやすくなったものの、端末右側下に配置された戻るボタンには指が伸ばしづらい(届きにくい)といった状況に。

Galaxyシリーズの特徴である物理ナビゲーションキーとの相性は難しいところ
Galaxyシリーズの特徴である物理ナビゲーションキーとの相性は難しいところ

Androidスマホの場合、ナビゲーションキーは画面タッチとともに基本操作のひとつであり、使用頻度も多め。持つ手によってはこのボタンが押せない、といったことになるとせっかく片手で簡単に起動できる画面縮小モードも使いやすさが十分に発揮できないといえます。

例えば画面を縮小表示した際だけ、その画面下にソフトウェアでナビゲーションキーを表示するなどといった工夫があると、よりこのGalaxy A8 SCV32の魅力を生かせたように思います。

まとめ:外出先でもエンタメ用途メインでスマホを持ち歩きたい人にオススメ

Galaxy A8 SCV32を使ってみて筆者が総合的に感じたのは「大画面なのに比較的携帯性がよく(薄い、軽い、頑丈)、肝心の画面表示やグラフィックの処理もよい」ということ。これまで日本国内で発売されてきたGalaxy Noteシリーズが「スペックも高くなんでもこなせる万能型」とすれば、このGalaxy A8 SCV32は「外出先でもスマートに写真や動画、ゲームを満喫する人に向いたエンタメ型」といえるのではないでしょうか。

端末の質感は変に落とさず、性能・機能を(特化よりに)絞ることで価格を抑えたGalaxy A8 SCV32。インターネットやSNS、カメラ、動画視聴といった用途メインであれば、購入候補としてもオススメできる1台です。

Galaxy A8 SCV32の設定・使い方はこちら:

au Galaxy A8 SCV32 を購入したら確認・設定したい8+1のこと

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

まきはら とよかず

まきはら とよかず

スマホをはじめとする「ガジェット」に関心があるフリーランスのブロガー/ライター。中でも特に関心が強いのは海外向けのSIMフリー製品。個人輸入なども楽しんでいます。ややマニアックなガジェット系ブログ「そうすけブログ.com」もほぼ毎日更新中。




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