auのiPhoneユーザー必見!ドコモとソフトバンクのiPhone6sへ乗り換えるコツ

書いた人: Yusuke Sakakura

カテゴリ: ガイド, スマホの料金節約術 ,

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安倍首相の一言で携帯料金値下げについて3ヶ月議論され、先日総務省がとりまとめ案を発表しました。とりまとめ案には「実質0円」禁止とも読み取れる一文があるなど、使用料金は値下げが期待される一方で端末価格は値上げが危惧されます。

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特に影響を受けるのは、他の機種に比べて端末購入補助の高いiPhoneでしょう。
そこで、auユーザーを対象にiPhone 6s / 6s Plusへ乗り換えるコツとして、機種変更と他社へMNPする場合とどちらがおトクなのか、料金パターンを比較していきたいと思います。

比較条件は以下のとおり。

  • 現在利用している機種がauのiPhone 5/5c/5sである
  • データ通信量プランは5GBとする
  • 下取り、MNP割引を除いてキャンペーンを考慮しない
  • 以下の3パターンの料金を比較
    (A)auで機種変更
    (B)ドコモへMNP(乗り換え)
    (C)ソフトバンクへMNP(乗り換え)

2015年12月現在、発売から2年が経過したiPhone 5sをとりあげています。また、時期によってキャンペーンの割引額が大きく変動するほか、代理店が提供するキャンペーンなども存在するため、下取り・MNP割引を除き、今回は考慮しないことにします。

※記事内の料金はすべて税込表記、2015年12月の執筆時点のものとなります。

目次:

1. 3キャリアの月額料金プランをチェック

まずは3キャリアの月額料金プランをチェックしていきましょう。

auの月額料金プラン

auの料金プランは、昨年から提供が開始された「新料金プラン」とそれまでの「旧料金プラン」を選ぶことができます。

前提条件を考慮すると、

  • 旧料金プラン:基本料金となる「LTEプラン」、インターネット接続サービスの「LTE NET」、パケット定額サービスの「LTEフラット」
  • 新料金プラン:基本プランの「カケホ」または「スーパーカケホ」、インターネット接続サービスの「LTE NET」、パケット定額サービスの「データ定額5」

に加入する必要があります。

「カケホ」は音声通話が何時間でも無料に対して、「スーパーカケホ」は5分までの音声通話が無料、5分以降は20円/30秒となります。

auの月額料金プラン
旧料金プラン 新料金プラン
カケホ スーパー
カケホ
基本プラン 1,008円 2,916円 1,836円
インターネット接続サービス 324円 324円
パケット定額サービス 6,156円 5,400円
データ通信量 7GB 5GB
合計 7,488円 8,640円 7,560円

ドコモの月額料金プラン

ドコモは旧料金プランの新規受付を終了しているため、「新料金プラン」のみ契約することができます。

加入プランは以下のとおり。

  • 新料金プラン:基本プランの「カケホーダイ」または「カケホーダイライト」、インターネット接続サービスの「spモード」、パケット定額サービスの「データMパック」

「カケホーダイ」は音声通話が何時間でも無料に対して、「カケホーダイライト」は5分までの音声通話が無料、5分以降は20円/30秒となります。

ドコモの月額料金プラン
カケホーダイ カケホーダイライト
基本プラン 2,916円 1,836円
インターネット接続サービス 324円
パケット定額サービス 5,400円
合計 8,640円 7,560円

ソフトバンクの月額料金プラン

ソフトバンクの料金プランは、auと同じく昨年から提供が開始された「新料金プラン」とそれまでの「旧料金プラン」を選ぶことができます。

前提条件を考慮すると、

  • 旧料金プラン:基本料金となる「ホワイトプラン(i)」、インターネット接続サービスの「S!ベーシックパック(i)」、パケット定額サービスの「パケットし放題フラット for 4G LTE」
  • 新料金プラン:基本プランの「通話し放題プラン」または「通話し放題ライトプラン」、インターネット接続サービスの「S!ベーシックパック(i)」、パケット定額サービスの「データ定額 標準(5)」

に加入する必要があります。

「通話し放題プラン」は音声通話が何時間でも無料に対して、「通話し放題ライトプラン」は5分までの音声通話が無料、5分以降は20円/30秒となります。

ソフトバンクの月額料金プラン
旧料金プラン 新料金プラン
通話し放題プラン 通話し放題ライトプラン
基本プラン 1,008円 2,916円 1,836円
インターネット接続サービス 324円 324円
パケット定額サービス 6,156円 5,400円
データ通信量 7GB 5GB
合計 7,488円 8,640円 7,560円

3キャリアの料金プランは横ならび、差額が発生するのは端末代金や割引サービス

各社の料金プランをチェックしましたが、旧料金プラン・新料金プランともに横並びとなっています。つまり、料金に差がでるのは「端末代金」と「端末購入補助」、「下取り額」になります。

なお、料金プランにおいて注意すべきポイントとして、auからドコモへMNPする場合は旧料金プランが選べないため、データ通信量が7GBから5GBに減ること、そして料金が最大で1,000円上がってしまうことです。

また、機種変更の手数料が2,000円〜3,000円に対して、MNPの手数料は計5,000円(auに2,000円、ドコモまたはソフトバンクに3,000円)となります。

2. 機種変更した場合はいくら?

次は端末代金と端末購入補助、下取り額をチェックします。利用中のiPhoneを下取りに出してauで機種変更、ドコモ・ソフトバンクへMNPした場合ではそれぞれいくらになるのでしょうか。

なお、上記の月額料金に下記の端末代金がプラスされることになります。

パターンA. auへ機種変更した場合の端末代金

au「iPhone 6s」の端末代金
16GB:84,240円、64GB:97,080円、128GB:109,920円
au「iPhone 6s Plus」の端末代金
16GB:97,080円、64GB:109,920円、128GB:122,760円

auでは「毎月割」として2年間にわたって割引が適用されます。端末代金から「毎月割」と下取り額を差し引いた実質支払額は以下のとおりです。

iPhone 6s
16GB 64GB 128GB
端末代金 84,240円 97,080円 109,920円
毎月割 -58,440円
▼下取りなしの場合
実質支払額 25,800円
(1,075円/月)
38,640円
(1,610円/月)
51,480円
(2,145円/月)
▼iPhone 5sを下取りした場合
下取り額 -21,600円
実質支払額 4,200円
(175円/月)
17,040円
(710円/月)
29,880円
(1,245円/月)
▼iPhone 5 / 5cを下取りした場合
下取り額 -16,200円
実質支払額 9,600円
(400円/月)
22,440円
(935円/月)
35,280円
(1,470円/月)

※下取り成立後、さらにau WALLETに10,000円がチャージされます。

iPhone 6s Plus
16GB 64GB 128GB
端末代金 97,080円 109,920円 122,760円
毎月割 -58,440円
▼下取りなしの場合
実質支払額 38,640円
(1,610円/月)
51,480円
(2,145円/月)
64,320円
(2,680円/月)
▼iPhone 5sを下取りした場合
下取り額 -21,600円
実質支払額 17,040円
(710円/月)
29,880円
(1,245円/月)
42,720円
(1,780円/月)
▼iPhone 5 / 5cを下取りした場合
下取り額 -16,200円
実質支払額 22,440円
(935円/月)
35,280円
(1,470円/月)
48,120円
(2,005円/月)

※下取り成立後、さらにau WALLETに10,000円がチャージされます。

3. MNPでのりかえた場合はいくら?

パターンB. ドコモへMNPした場合

ドコモ「iPhone 6s」の端末代金
16GB:93,312円、64GB:99,792円、128GB:99,792円
ドコモ「iPhone 6s Plus」の端末代金
16GB:99,792円、64GB:99,792円、128GB:99,792円

端末代金からMNPの割引サービス「MNPのりかえボーナス」として10,800円が割り引かれるほか、「月々サポート」として2年間にわたって割引が適用されます。

端末代金から「MNPのりかえボーナス」と「月々サポート」、下取り額を差し引いた実質支払額は以下のとおりです。

iPhone 6s
16GB 64GB 128GB
端末代金 93,312円 99,792円 99,792円
月々サポート -82,944円 -76,464円 -63,504円
のりかえボーナス -10,800円
▼下取りなしの場合
実質支払額 -432円
(-18円/月)
12,528円
(522円/月)
25,488円
(1,062円/月)
▼iPhone 5 / 5sを下取りした場合
下取り額 -22,680円
実質支払額 -23,112円
(-963円)
-10,152円
(-423円/月)
2,808円
(117円/月)
▼iPhone 5cを下取りした場合
下取り額 -17,280円
実質支払額 -17,712円
(-738円/月)
-4,752円
(-198円)
8,208円
(342円)
iPhone 6s Plus
16GB 64GB 128GB
端末代金 99,792円
月々サポート -76,464円 -63,504円 -50,544円
のりかえボーナス -10,800円
▼下取りなしの場合
実質支払額 12,528円
(522円/月)
25,488円
(1,062円/月)
38,448円
(1,602円/月)
▼iPhone 5 / 5sを下取りした場合
下取り額 -22,680円
実質支払額 -10,152円
(-423円/月)
2,808円
(117円/月)
15,768円
(657円/月)
▼iPhone 5cを下取りした場合
下取り額 -17,280円
実質支払額 -4,752円
(-198円/月)
8,208円
(342円/月)
21,168円
(882円/月)

パターンC. ソフトバンクへMNPした場合

ソフトバンクの「iPhone 6s」の端末代金
16GB:93,600円、64GB:106,560円、128GB:119,520円
ソフトバンクの「iPhone 6s Plus」の端末代金
16GB:106,560円、64GB:119,520円、128GB:132,480円

また、2年間にわたって毎月の料金から「月月割」と1年間にわたって「のりかえ割」が割り引かれます。

端末代金から「月月割」と下取り額を差し引いた実質支払額は以下のとおりです。

iPhone 6s
16GB 64GB 128GB
端末代金 93,600円 106,560円 119,520円
月月割 -83,232円
のりかえ割 -10,368円
▼下取りなしの場合
実質支払額 0円
(0円/月)
12,960円
(540円)
25,920円
(1,080円/月)
▼iPhone 5 / 5sを下取りした場合
下取り額 -21,600円
実質支払額 -21,600円
(-900円/月)
-8,640円
(-360円/月)
4,320円
(180円/月)
▼iPhone 5cを下取りした場合
下取り額 -17,040円
実質支払額 -17,040円
(-710円/月)
-4,080円
(-170円/月)
8,880円
(370円/月)

※下取り対象のiPhoneは32GBモデル

iPhone 6s Plus
16GB 64GB 128GB
端末代金 106,560円 119,520円 132,480円
月月割 -83,232円
のりかえ割 -10,368円
▼下取りなしの場合
実質支払額 12,960円
(540円)
25,920円
(1,080円/月)
38,880円
(1,620円/月)
▼iPhone 5 / 5sを下取りした場合
下取り額 -21,600円
実質支払額 -8,640円
(-360円/月)
4,320円
(180円/月)
17,280円
(720円)
▼iPhone 5cを下取りした場合
下取り額 -17,040円
実質支払額 -4,080円
(-170円/月)
8,880円
(370円/月)
21,840円
(910円)

※下取り対象のiPhoneは32GBモデル

まとめ:MNP時の「端末購入補助」と「のりかえ割引」が効果大、auからドコモへの乗り換えが最安

料金プランは各社横並びとなっているものの、端末代金、端末購入補助、下取り額でキャリア間に差が付くことがわかりました。

特に「月々サポート」「毎月割」「月月割」といった各社が提供する端末購入補助の割引額はMNP・新規契約>機種変更となっており、1ヶ月で1,000円以上、2年で数万円の差がつきます。

さらに、のりかえ割引によって1万円以上の割引が適用されるなど、MNP時の割引額は大きく、機種変更するよりもMNPを使って他社に転入した方がおトクに買い換えることができます

長期契約してる場合はキャリアやメールアドレスに愛着があるかもしれませんが、長期契約による割引・特典はMNPほどではないため、愛着を捨て他社に転入した方がおトクというのが現状です。

今回のポイントは3つ
今回のポイントは3つ

なお、ドコモとソフトバンクの料金にほとんど差はありませんが、ドコモはMNP時の割引サービス「のりかえボーナス」を2016年1月11日まで倍額中。さらに同期間まで1年間に渡り1,458円(総額17,496円)の割引が適用される「ドコモにチェンジ割」を提供中。1月11日までにiPhoneを買い換えるのであればドコモへのMNPが最安となります。

ただ、前述したとおり、ドコモは旧料金プランの新規受付を停止しています。新料金プランでは通話し放題になるものの、データ通信が割高になるため注意が必要です。

さらに、前提条件でも書いたとおり、各社・代理店が提供しているキャンペーンやクーポンは反映していないため、正確な料金を知りたい場合はキャリアショップに出向いて試算してもらうことをオススメします。

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

スマートフォンやウェアラブルなどを専門的に取り扱う「携帯総合研究所」を運営しているブロガーです。前職はシステムエンジニアでプログラムの経験を活かしてアプリの開発もはじめました!