Windows 10 Mobileの世界へようこそ!FREETEL「KATANA02」のスペックレビュー

書いた人: ハマコー

カテゴリ: スマホ

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Windows 10 Mobileの世界へようこそ!FREETEL「KATANA02」を外観・スペックレビュー

先日、FREETELより度肝を抜く値段で発表された「KATANA02」。基本的なスペックをおさえながらもWindows 10 Mobileを搭載し、なんと値段が19,800円(税別)。当初公表されていた29,800円から1万円値引かれて、1月8日(金)に正式発売されました。

KATANA02の値下げ発表前にKATANA01を買っていた筆者は、値下げの発表を聞いた時「なんでやねん!!」と全力で突っ込んで、Twitterで愚痴を言っていたわけです。
そんな怒りのツイートをモバレコ編集部の方に拾っていただいて、「よしよし、ほな、ちょっとつかってみる?」とお声がけいただき、KATANA02をお借りすることができました。

ということで、そんな「KATANA02」をレビューをしていきたいと思います。

いやぁ、Twitterて凄いなぁ。(違)

目次:

KATANA02の製品仕様(スペック)

最初にKATANA02の製品仕様を紹介していきます。

公式ページのスペック表から。参考のためKATANA01も比較対象として併記しておきました。こうやって横に並べると、差別化ポイントが浮き彫りになってきます。赤文字の部分は、筆者が入れた主な差別化ポイント。

Window 10 mobile「KATANA02」と「KATANA01」のスペック表
製品名 KATANA02 (参考)KATANA01
端末名称(型式) FTJ152F-katana02 FTJ152E-katana01
カラー メタリックグレー
サイズ 高さ:141.0mm
幅:72.0mm
厚さ:8.9mm
高さ:132.8mm
幅:66.3mm
厚さ:8.9mm
重量 約159g 約132g
OS Windows 10 mobile
ディスプレイ(サイズ/解像度) 5.0inch/1280×720(HD IPS) 4.5inch/854×480(FWVGA IPS)
CPU MSM8909 Quad core 1.1GHz
メモリ 内部RAM:2GB
内部ROM:16GB

外部メディア規格:microSD
外部メディア最大容量:32GB(SD/SDHC)
内部RAM:1GB
内部ROM:8GB
外部メディア規格:microSD
外部メディア最大容量:32GB(SD/SDHC)
カメラ メイン:800万画素
サブ:200万画素
メイン:500万画素
サブ:200万画素
バッテリー 容量:2,600mAh
取り外し:可
容量:1,700mAh
取り外し:可
連続通話時間 約480分 約480分
連続待受時間 約300時間 約150時間
SIM スロット数:2(国内で使用できるのは片側スロットのみ)
タイプ:micro / micro
SIMロックフリー
ネットワーク 2G:850/900/1800/1900MHz
3G(WCDMA):2100MHz(Band1)/800MHz(Band6/19)/900MHz(Band8)
4G(FDD LTE):2100MHz(Band1)/1800MHz(Band3)/900MHz(Band8)/800MHz(Band19)
通信速度 3G:DL:42Mbps/UP:11Mbps
4G:DL:150Mbps/UP:50Mbps
Wi-Fi 802.11 b/g/n (2.4GHz)
Bluetooth Version:4.0 LE対応
Power class:class 1
Profile:SPP/A2DP/HFP/HSP/FTP/DUN/HID/MAP/GAP/SAP/OPP/SDP/AVCRP/PAN/PBAP
NFC
テザリング Wi-Fi、Bluetooth
センサー GPS搭載 (A-GPS対応) / 加速度センサー / 近接センサー / 光センサー / e-compass
同梱物 製品本体 / バッテリー / ACアダプター / USBケーブル / スタートアップガイド / 保証書
価格(税別) 19,800円 12,800円

参考:FREETEL KATANA02 スペック|機種一覧|FREETEL(フリーテル)

KATANA01との主な差別化ポイントとしては、ディスプレイが4.5インチから5インチのHD解像度になったこと。それに加えて、RAMやROMの増強が行われ、バッテリーも1,700mAh→2,600mAhとパワーアップ。ただ、その分重くなっています。

CPUのみ、KATANA01と同じSnapdragon 210シリーズのクアッドコア1.1GHz。ディスプレイが大きくなり、解像度が高くなったところに、耐えられるのかは興味が湧くところですね。

全体的なスペックとしては、最近のAndroidスマートフォンと比較してみても、ローからミドルの間といったところでしょう。同じFREETELより発表されているMIYABIがKATANA02と同一価格なんだけれど、MIYABIの方が全体的なスペックは一回り上なのは、ちょっと残念ではあります。
ぶっちゃけ、MIYABIのコストパフォーマンスは去年発売された数あるSIMフリースマホの中でも、郡を抜く素晴らしさだったので、そのコスパをWindows 10 Mobileに求めるのは酷なのかもしれません。

あと、目を引くところとしたら、FREETELお得意のデュアルSIM。MVNO群雄割拠のこの時代、ありがたいひとも多いのではないでしょうか。対応バンドも、ドコモの主要バンドはもれなくおさえてあるので、ドコモ系のMVNOは安心して、使うことが出来ます。

関連記事:

2枚のSIMカードを切り替えて使おう!【デュアルSIM】のメリットを解説

KATANA02の外観をチェック

KATANA02の外観を紹介していきます。

正面から見た大きさ比較ということで、アップルのiPhone6とならべてみました。4.7インチのiPhone6(画像左)に比べて、5インチのKATANA02(画像右)はやはり一回り大きくなります。低価格ながら、しっかりとした存在感のある大きさですね。

左:iPhone6、右:KATANA02。
左:iPhone6、右:KATANA02。

手に持ってみたところ。重量も適度で、成人男性の平均的な手の大きさの自分にとっては、非常に手になじむサイズです。

非常に手になじむサイズ感
非常に手になじむサイズ感

背面は全体的にヘアライン加工されてます。これがステキ。

そこはかとない高級感があふれる背面
そこはかとない高級感があふれる背面

KATANA01は背面がマット仕様で非常に地味だったんだけれど、KATANA02のこの背面は、コストを抑えながらも持ってて嬉しくなる、ナイスな要素だと思います。

カメラ部分のアップ。僅かに縁が出っ張っているため、背面を下にして机の上に置いた時、グラつきが有ります。

背面、カメラ部分アップ
背面、カメラ部分アップ

サイドフレームを見ていきます。まずは上面から。

上面側に、マイクロUSB端子と、イヤホンジャックがついています。充電端子が上についている端末はあまりないんですが、KATANAシリーズは共通して上についてますね。ここらへん、なれるまでちょっと戸惑うかも。

上側面部分:マイクロUSB充電端子と、イヤホンジャック
上側面部分:マイクロUSB充電端子と、イヤホンジャック

下面部分には何も無し。

スッキリした下側面
スッキリした下側面

左側面も何も無し。言い遅れたけれど、サイドフレーム全体はメタルフレームで仕上げられているので、持った時の金属感、高級感を楽しめる外装となってます。ここらへんの全体的な質感は、KATANA01とはまったく違いますね。この値段で、ほんと良く出来ていると思います。

流麗な左側面
流麗な左側面

右側面には、上から、音量ボタンの上下と電源ボタン。特にボタンの刻印とかはないんだけれど、見れば機能は分かるだろう的な、割りきったデザイン。シンプルでよろしおす。

音量ボタン、電源ボタンが配置された右側面
音量ボタン、電源ボタンが配置された右側面

バッテリーカバーを開けて、バッテリーを外したところ。デュアルSIMスロットが迎えてくれます。

バッテリーカバーを開けて、バッテリーを外した状態
バッテリーカバーを開けて、バッテリーを外した状態

見てもらうと分かる通り、両方のスロットで4G通信が可能なので、電源を落とさずに適宜SIMを切り替えて通信することができます。

こんな感じで、スロット1にdocomoシム、スロット2にEMOBILE(現ワイモバイル)のシムをさして利用することも出来ます(ただしデュアルスタンバイには非対応)。

EMOBILEのシムも使える汎用性
EMOBILEのシムも使える汎用性

しばらく触ってみたうえでの全体的な感触は素晴らしいの一言。変なギミックにたよらずシンプル、かつ上品質な外観に仕上げてきているなぁというのが率直な印象。
背面のメタリックブルーのカラーリングとヘアライン加工の相性の良さ、サイドフレームのシンプルで上質な仕上がりなどなど。この値段でここまでできんのかいな?と驚きました。

値段的にはローエンドに位置するモデルかもしれないけれど、どこに出しても恥ずかしくない質感を兼ね備えていると思います。

ぜひ一度、皆さんにも、店頭で実際に触ってみてもらいたいですね。

動作性能面は?ディスプレイやカメラをチェック

前項までは、外観を紹介してきました。ここからは、実際に触ってみたソフトウェア等動作面について、レビューしていきます。

表現力豊かで素晴らしいHD解像度ディスプレイ

KATANA02はHD解像度。近年の高解像度化が進んだスマホに比べると若干見劣りがするけれど、ディスプレイ発色自体は十分なレベルと言えます。

下の画像は手に持ってホーム画面を表示してみたところ。タイルが映えるホーム画面がWindows 10 Mobileを主張していて良いと思います。

素直に表現されているディスプレイ
素直に表現されているディスプレイ

なかなかディスプレイの発色を画面でお伝えするのは難しいのですが、YouTube等でHD解像度の動画をみていても非常になめらか。質感上の安っぽさであったり、解像度の粗さを感じることはほとんどありません。

スマホで使う上での視野角も悪くなく、屋外での視認性も良好。この価格帯でこのディスプレイの表現力は非常によくがんばっていると思います。

是非ここらへんの発色は、店頭で実機を触っていただくことをオススメします。

ベーシックなカメラ機能

カメラの性能は値段なりというのが結論です。

通常使いとして、メモをとったり、必要事項を伝達するという目的で利用するのであれば困ることは有りませんが、「このステキな夜景を伝えたい」「このラーメンの美味しさを伝えたい」という、一歩踏み込んだ写真を撮るには力不足と言わざるを得ません。

外で撮影している時に一番顕著に感じるのは逆光への弱さ。太陽が少しでもフレームに入ると、被写体全体が真っ黒になってしまいます。

典型的な例がこちら。朝の撮影だけれど、梅が真っ黒。フレーミングしているときに、頻繁にこうなります。

被写体真っ黒
被写体真っ黒

カメラ自体もピントが甘く、また取れた写真も非常に白っぽく表現されます。設定などは全て初期状態です。

梅の花にピントがなかなか合わない
梅の花にピントがなかなか合わない

試しに夜景を撮ってみたところ。なんの処理もしないデフォルトのままでとっているけれど、光線の映り込みが激しくノイズも大きいため、このままではちょっと使えない感じです。

幻想的な雰囲気になってしまった夜景
幻想的な雰囲気になってしまった夜景

Macの前においた「考えるスマホスタンド」を激写。こういった屋内で撮影条件が厳しくない場所での使い方なら、十分に使えるかと思います。

これはスマホスタンドです
これはスマホスタンドです

最後にインカメラも撮ってみました。画角は狭く逆光で白いけれど、ビデオチャットとかに使うにはまぁ良いのではないでしょうか。画素数200万なので、逆にお肌の荒れが伝わらないという親切設計かもしれません。

なんか、20年ぐらい前の写真ぽくなった
なんか、20年ぐらい前の写真ぽくなった

全体的に低調な動作パフォーマンス

触っていて感じる体感的なパフォーマンスは、あまり良くないなぁというのが率直な感想です。

KATANA01と同じSnapdragon210シリーズを使っており、さらにKATANA02はHD解像度。RAMは2GBあるものの、全体的なパフォーマンスはKATANA01とあまり変わりません。

また、恐らくセットアップした直後に誰もが感じるであろうなのがストアアプリの重さ。

最初にプリインストールされた各種純正アプリなどのダウンロード(30個程度)が始まるんだけれど、これが重い。ボタンを押しても反応しないことがしばしば。
またダウンロードが頻繁に中断するので、その都度手動で再開してあげる必要がある。この間はホーム画面もかなり重い状態が続きます。

ただ、この状態が一通り落ち着いた後だとだいぶ良くなります。一通り初期設定が終わったところで、基本的なタッチスクリーンの挙動を動画で撮ってみました。合わせてご参照ください。

(動画)KATANA02の基本的なタッチスクリーンの挙動

タッチキーをおした時やスライドした時のレスポンスには一瞬待たされることがあるのは事実です。特に複数アプリを起動している時とかに顕著ですね。

Candy Clush Jelly Sagaなどのパズルゲームなどをやっていても、ロード画面など「こんなかかる?」と思うこともしばしば。また、レーシングゲームなどでは明らかにパワー不足で、カクついて話にならないアプリも多いです。Angry Birdsなどは問題にならないです。

複数アプリを起動してOfficeドキュメントをバリバリ編集したり、最新ゲームをあそんでみたりという用途には正直無理があります。

ただ、FacebookやTwitterなどのSNS利用、インターネット閲覧などが主体であれば、それほど悩まされることも無いかもしれません。それでも、ある程度の慣れと割り切りは必要ですが。

まとめ:ハードの限界を頭に入れた上での購入がオススメ

恐らく、このKATANA02を購入する人の大半はWindows 10 Mobile初体験だと思います。

その前提で、誤解を恐れず言えば「Windows 10 Mobileを思う存分味わいたい」という用途には、KATANA02は向いていません。何故ならハードウェアの限界が大きいからです。

先述したとおり、動作性能面で利用がつらいアプリもあるし、Windows 10 Mobileの目玉機能「Continuum for Phone」に、KATANA02は未対応です。

参考:

携帯電話用の Continuum へようこそ – Windows Help

ただ逆に言うと、KATANA02は他のOS(iOSやAndroid)からWindows 10 Mobileの世界を気軽にのぞきにくるという用途には最適です。ハードウェアの質感もよく、ディスプレイ発色もすばらしい。さらに2万円を切るこの価格。Windows 10 Mobileのエントリー機としては、まさにうってつけと言えるでしょう。FREETELブランドの底力を感じさせる、素晴らしい一品であることは間違いありません。

今年は、前年以上にWindows 10 Mobileが盛り上がってくることは間違いないと思います。iOS愛用者もAndroid愛用者も、まずは一度実際に手にとって見て、Windows 10 Mobileの世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。

それでは、今日はこのへんで。ハマコー(@hamako9999)でした。

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

auのIS03に衝撃を受けたあと、Androidの魅力にとりつかれました。ガジェットを使う先にある未来や、実現できること、便利なこと、素晴らしいことなどをわかりやすく伝えられるよう、記事を書く日々です。hamako9999.netの中の人でもあります。