スマホと連携するメガネ!? JINS MEMEを使えばランニング生活が変わるのか使用レビュー!

書いた人: こんち

カテゴリ: アクセサリ

昨年11月、遂にJINSからメガネ型のウェアラブルデバイスJINS MEMEが発売されました。メガネ型のウェアラブルデバイス自体少なく、メガネ専門メーカーからのリリースにかなり話題になりましたがリリース後はあまり情報が出てきておらず使い勝手など不透明な部分が多いように思います。

実際どんなことが出来るかと言いますと、スマホと連携をして自分自身の集中力や活力、疲れや眠気などが測定出来るんですよ!
他にも運動量、姿勢、体幹の安定性などもメガネのセンサーから測定する事が可能です。

今回は製品の紹介と6軸センサーにフォーカスし体幹、体軸のブレ、ランニングフォームの測定を行い感想と共に本音レビューをいたします。

目次:

JINS MEMEって何?

まずこの製品名ですが読めるでしょうか? よく”ジンズメメ”なんて言っている人がいますが、正しくはジンズミームです。JINS MEMEの名前の由来は「あなたの心と体の状態をあらわしたデータ=もう一人の自分(ME)。また目(ME)と目(ME)と言う意味も込められているそうです。
JINSMEMEは2015年11月に発売されたメガネ型ウェアラブルデバイス。ウェアラブルデバイスと言うのは身体に装着して使用することが想定されたデバイスを指します。なのでJINS MEMEの場合はメガネ型なので顔に装着するデバイスと言えますね。

JINS MEME ES
JINS MEME ES

どんな事が出来るの?

JINS MEMEはいくつかのセンサーを搭載しています。具体的には3点眼電位センサー、3軸加速度センサー、3軸ジャイロセンサーです。これらのセンサーを活用し集中力、眠気、落ち着きなど内面状態から体の軸のブレなどを知ることが出来るようになります。

集中力や眠気って自分では分からないと思いません? それがこのメガネを通すことで見えて来るそうです。普通メガネって自分の外側を見るためのもの。そんなメガネで自分の内側を見ることが出来るって未来を感じます!

JINS MEMEのスペックと価格

公式サイト:JINS MEME
デバイス名 JINS MEME ES JINS MEME MT
価格 39,800円(税抜) 19,800円(税抜)
充電時間/使用時間 ・充電時間:約2時間
・連続使用時間:
リアルタイムモード最長12時間
スタンダードモード最長24時間
・充電時間:約2時間
・連続使用時間:
リアルタイムモード最長12時間
スタンダードモード最長24時間
フレームタイプ ウエリントン サングラス(ハーフリム)
フレームカラー シャイニーブラック マットブラック
レンズタイプ クリア ミラーグレー
質量 約36g(度なしUVカットレンズの場合) 約45g
センサー ・3点式眼電位センサー
・3軸加速度センサー
・3軸ジャイロ(角速度)センサー
・3軸加速度センサー
・3軸ジャイロ(角速度)センサー
通信方式 Bluetooth Low Energy Bluetooth Low Energy

(※価格は、2016年2月現時点の情報)

JINS MEMEにはESとMTの2種類があります。ちなみに私はJINS MEME ESを購入しました。
ESがウエリントン型でMTがハーフリムのスポーツ型メガネになります。両者の違いとしてはESにのみ3点眼電位センサーが搭載されている点。本体重量はESの方がMTよりも約10g軽くなっている点が挙げられます。
ただこれは個人的な意見となりますが装着した感想としまして、どちらのメガネもフィット感が非常に良く重さについては全く気になりませんでした。
あとESとMTでは約2万円の価格差がありますので気軽にJINS MEMEを試したいのであればMTがオススメです。

JINS MEMEの外観を写真でチェック

それでは外観をチェックしていきましょう。
JINS MEMEにはウェリントン型のESとスポーツ型のMTの2種類の製品がありますが今回ご紹介するのはESになります。

JINS MEME ES
JINS MEME ES

見た目は、いたって普通のメガネなんですよね。
デバイスな感じが正面からはほぼ見られません。

ウェリントン型でカラーはブラック1色
ウェリントン型でカラーはブラック1色

テンプル部分にバッテリーや電源ボタン、LEDが搭載されています。

テンプルには加速度・角速度センサーも搭載されています
テンプルには加速度・角速度センサーも搭載されています

フレームにはMade in Japanの印字が!

JINS MEME ESのフレームは全て日本製なのです
JINS MEME ESのフレームは全て日本製なのです

眉間の部分と鼻パッドの部分が眼電位センサーになっています。3点が皮膚に接触する事でまばたきや眼の視線の移動を検知しています。

眉間に当たる部分と鼻パッドの3点が眼電位センサー
眉間に当たる部分と鼻パッドの3点が眼電位センサー

鼻パッド部分は普通のメガネと違い調整が出来ません。そして眼電位がしっかり当たらないと測定が出来ない訳です。購入する際はまずこの眼電位のセンサー部分がしっかり顔に当たるのか確認しなければなりません。店員さんに聞いたところ今まで眼電位がきちんと当たらなかった人はいないそうですが。

メガネとして見たJINS MEME

メガネのデザインはウェリントン型でクラシカルな印象です。
ウエラブル型のメガネと言うとSF映画に出てくるような近未来型のメガネを想像するかもしれませんが、こちら良くも悪くも普通のメガネといった感じ。
正直、このメガネをかけている状態でこれがウェアラブルデバイスとは誰も気づかないでしょう。実際僕も、仕事やプライベートでかけていますが誰も気づきません(笑)。
しかし逆に言えばそれだけ普通のメガネにテクノロジーを詰め込んだジェイアイエヌの技術力は素晴らしいと思います。

普通のメガネと言われても納得してしまいます
普通のメガネと言われても納得してしまいます

デバイスを感じさせないデバイスは受け入れられやすいと個人的には感じています。
またデザインについてはプロダクトデザイナーの和田智さんが手がけただけあって、普通のウェリントンのようであり、しかし何か他とは違う雰囲気を感じました。これは実際に製品を手にとってもらえば分かると思います。

そしてビックリしたのはこのメガネの装着感!
まず非常に軽く普通のメガネと何ら変わりません。
もうフィット感がすごく良いです。テンプルの左右で頭を挟んでいるようなイメージで走っても簡単にはズレそうにありません。
このあたりはさすがJINSと言った所でしょうか。メガネづくりのノウハウが活かれているなと感じました。
ただ注意しないといけない点があります。
まず鼻パッドや本体サイドのテンプルをほとんど調節することが出来ません。
鼻パッドはセンサーになっており自分で調整すると故障の原因になります。しかも自分で保証期間内でも保証外になるとのこと。必ず店舗のスタッフに調整してもらいましょう。

鼻パッドは必ず店舗のスタッフに調整してもらいましょう
鼻パッドは必ず店舗のスタッフに調整してもらいましょう

僕の場合はテンプルの締め付けで頭が痛くなる為、調節用のクッションを付けてもらいました。(※有料で210円でした。)

調整用クッションはゲル素材で痛みはかなり軽減されました
調整用クッションはゲル素材で痛みはかなり軽減されました

デバイスとして見たJINS MEME

バッテリーは毎日充電する必要がある

では逆にデバイスとして見たJINS MEMEはどうでしょうか? こちらはまだまだ改善されるべき部分が沢山あります。
特にバッテリーはほぼ1日しか持ちません。これは毎日充電しなければならず、しかもキャップを開けて充電しないといけないのが非常に面倒です。

毎日行うことを考えるとキャップの開け閉めがとても面倒です
毎日行うことを考えるとキャップの開け閉めがとても面倒です

ここはやはりQi等のワイヤレス充電やXperiaで採用されていたマグネット型の充電に対応して欲しいと思いました。これだけで使うのが億劫になることがしばしばあります・・・。
後はバッテリーの残量がメガネ単体で分かるような仕組みが欲しいですね。

このLEDでバッテリーの残量が分かれば良いのですが・・・
このLEDでバッテリーの残量が分かれば良いのですが・・・

まぁ初めての製品なので今後に期待です。

4種類のアプリがある

JINSMEMEには、体年齢や精神の年齢(=疲れているかなど)を計測するJINSMEMEアプリ、ランニング時のフォームを測定するJINS MEME RUN、 運転中眠たくなっていないかJINS MEME DRIVEJINS MEME TAIKANの4種類の専用アプリがあります。リリース直後はiOS用のアプリしか無く、Androidユーザーは使用出来なかったのですが2016年2月2日よりAndroidアプリもリリースされました。
最近はWindows10 Mobileを搭載したスマホも出てきていますので対応してくれると嬉しいですね。

実際にランニングで使ってみた

今回は上記アプリの中でランニングフォームを測定するJINS MEME RUNをご紹介させて頂きます。

アプリを起動させた最初の画面です。

JINSMEMERUN起動画面
JINSMEMERUN起動画面

使い方は簡単でTARGETをFree・Sub3・Sub4・Sub5の間で選択します。
Sub5はフルマラソンを5時間以内で走るためのフォームを身に付ける為のアドバイスをしてくれます。Sub4は4時間以内、Sub3は3時間以内です。Sub3の3時間切りは市民ランナーの憧れでもあり、かなりのハイペースになるので初心者の人は最初はSub5から始めると良いと思います。Freeはランニング中のフォームからキープすべきフォームをアドバイスしてくれるそうな。まずはSub5からはじめるのが良しかと思います。

ちなみに今回はSub3でテストしました。
Locationは屋内・屋外の2種類から選びます。

TARGETとLOCATIONの設定をします
TARGETとLOCATIONの設定をします

ちなみに私の家にはランニングマシンがあるので今回は屋内を選びました。あとはスタートボタンを押したらスタートです。

でもちょっと待って下さい。
スタートボタンの下を見るとJINS MEMEが接続されていませんと出ていますよね?

そうなんです。
使う時はほぼ毎回JINS MEMEとスマホの接続作業をしなければなりません。これがかなり面倒だと思いました。
ちなみに接続するにはJINS MEME本体の電源ボタンを2秒押し、あとはアプリに従ってタップすれば接続されます。

接続方法画面に表示されるので簡単だが若干面倒・・・
接続方法画面に表示されるので簡単だが若干面倒・・・

ランニングを始めると最初の1kmはフォームの解析を行います。また画面を見ながらの走行は危険なので周りに十分注意して画面確認をして下さいと警告画面が出ます。
決まったトラック等を走るのであれば良いかもしれませんが町中を走る場合はかなり気をつけないといけません。

ながらスマホになってしまうのは考え所ですね
ながらスマホになってしまうのは考え所ですね

左上にはGPS信号の強度が表示されます。緑→黄→赤の順で緑が1番強い。
1kmを過ぎたところからアドバイスが始まります。

真ん中の円と外側の円が重なるのが理想のフォーム
真ん中の円と外側の円が重なるのが理想のフォーム

iPhoneがマナーモードでなければ本体スピーカーからアドバイスを音声アナウンスしてくれます。
屋内であれば十分聞こえますが屋外だと若干聞こえないのでイヤホンを使用すると良いかもしれません。
ランニングを続けて疲れてくると顎が上がってきます。
6軸のセンサーがきちんと判定して顎を引くようにアドバイスがありました。

アドバイス時は画面にも文字で表示されます
アドバイス時は画面にも文字で表示されます

走っている時に自分自身のフォームは見えませんから、正直顎が上がっている事に全然気づきませんでした。このメガネすごい!
疲れてくると自然にフォームは乱れてしまいます。その時どう補正すれば良いのかをJINS MEMEは的確にアドバイスをしてくれます。アドバイスを貰うのって何だか嬉しいなと思いました。

1人で走っている感じがせず、専属のトレーナーがついてくれているような感覚でした。
走った結果はスマホに記録されます。今回はレビュー用にスクリーンショットを撮りながらのRUNだったので良い成績ではありません。

上部に表示されているブレイクポイントと言うのは安定して走れるポイントになります。
このポイントを超えると安定して走れなくなるので体幹をしっかり鍛えてブレイクポイントの距離を伸ばさなければなりません。
消費カロリーも表示されるのでモチベーションがあがります!

走った結果はスマホに記録されていく
走った結果はスマホに記録されていく

まとめ「JINS MEMEの良い点・悪い点」

JINS MEMEの紹介とJINS MEME RUNについてご紹介させていただきました。まずJINS MEME単体に関して言えば初のデバイスとしては上出来なのかなと思いました。
ただしメガネとしての調整が難しかったり充電のしにくさ、バッテリー残量の表示やBluetoothでの接続を毎回しないといけない点は改善して欲しいです。

ランニングアプリに関してはもう少し頻繁に細かいアドバイスがあればスマホの画面を見ずともフォームの改善が可能なのかと思います。画面を見ながらのランニングは非常に危険です。
仮に画面を見ながらランニングをするのであればランニングマシンが良いと思いました。

この製品は、総合評価として80点/100点をつけさせて頂きます。
メーカーの謳っていた “自分を知る”という部分に偽りはなく実際使ってみて実感する事が出来ました。またこのデバイスは電池が切れてもメガネとして機能する点は隠れたアドバンテージだと思います。
今回紹介したランニングフォームを測定するだけであればスポーツタイプのJINS MEME MTがオススメです。こちらは眼電位センサーが搭載されていない以外はJINE MEME ESと同じです。

リリース時は度付きレンズへの交換が出来ませんでしたが現在は対応可能。
しかも2016年2月29日まではオプションのクリアレンズへの変更が無料で行えるようです。
またAndroidアプリは2月にリリースされましたが全てのAndroid端末が対応している訳ではなくJINSのページに対応機種の表がありますので確認が必要です。
私の持っている端末は対象外でPlay Storeからもインストールが出来ませんでした。

各アプリの対象OSおよび対象デバイス  → 詳細リンクはこちら

JINS MEME ESについてはセンサーとして初の眼電位の測定も可能なので、追加レビューが出来るならその辺もご紹介させて頂ければと思っています。
とりあえず今回はこの辺で。

メガネ単体としてもオススメです!
メガネ単体としてもオススメです!

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

こんち

こんち

未来型ガジェッター・デザインラボ・スマフォトグラファー

プロフィール

2014年からシンプルなガジェットやテクノロジーに関するブログ「コチラボ」を運営中。新しいテクノロジーやデザインの製品に興味があり発信しています。

最近は自作や修理も意欲的に行っており技術記事も発信していこうと思っています。

モバレコでは、2016年から活動しており主にiPhoneの設定記事が最近では多いです。
iPhoneはじめスマホを深く使いこなして欲しいと思っています。
またトラブルシューティング等も得意なので皆さんの「困った」や「これが知りたかった」、「こんな使い方が出来るんだ」と言った部分を紹介していきたいと思います。

モバレコ以外のメディアでも、ちょこちょこ活動しています。

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