FREETEL Priori3S LTEを買ったら設定したい6つの項目

4,000mAhの大容量バッテリーにクアッドコアCPUといった魅力的なスペック、それでありながら実売2万円というお買い得価格で発売になったFREETEL 「Priori3S LTE」。
これが初めてのSIMフリースマートフォン、または初めてのスマートフォンという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ケータイ販売員時代の筆者の経験から、Priori3S LTEの初期設定の中でつまづきやすい部分と設定しておいた方がいい機能を6つピックアップしご紹介していきます。
端末の詳しい紹介はこちら:
これぞ2016年の新スタンダード!FREETEL Priori3S LTEをレビュー
目次:
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1. 設定画面の開き方
従来型の携帯電話(フィーチャーフォン)であれば、[決定キー→各種設定] という操作が定番でした。
日本で人気のiPhoneも[ホーム画面→設定]の順で設定を開くのは定番の操作方法となっていますが、Priori3S LTEをはじめとするAndroidの設定は以下の順で開くことができます。



まずは画面下部中央をタップ。画面全体にインストールされているアプリの一覧が開きます。
このボタンやアプリ一覧のことを「ドロワー」「アプリドロワー」と呼びます。今後使っていく中でドロワーという言葉が出てくることも多いので覚えてしまいましょう。
Priori3S LTEの設定は歯車アイコンが目印。
機種によってはスパナなど工具のアイコンが表示される機種もありますが、雰囲気として「機械をいじる・構成するもの」がアイコンとなっている場合が多いです。
2. APN設定はこんなにたくさん
スマートフォンをインターネットに接続するには接続先となる「APN」の設定が必要です。家のインターネットなら「プロバイダ情報」ですね。
契約している通信会社やプランによって設定内容は様々ですが、Priori3S LTEでは以下の通り、かなり多くのAPNが最初から登録されています。





初めてSIMカードを挿入した際や初期セットアップの中でこちらの画面が表示されたら、あとは自分が契約した通信会社・プランに応じたAPNを選ぶだけでネットに接続されます。
「自分のAPNはどれ?」という場合、申し込み時の控えなどにAPN設定の案内が載っているはずですので、この一覧の中から該当するものを探してみましょう。
APNを手動で設定する場合はこちら:
3. ネットに繋がらない!もしものときはここをチェック
APN設定を済ませたにも関わらず、なぜかネットに繋がらない…。そんなトラブルに遭遇してしまった場合は「アンテナマーク」に注目です。



アンテナが立っていなければもちろん圏外ですが、アンテナも立っているのに繋がらないときはマークの左隣に注目してください。「4G」や「H」というマークが表示されているときが、無事インターネットに接続できる状態です。
もしネットが繋がらない場合、選択したAPNが間違っていたり設定の内容が間違っていることが原因です。今回の画面でも表示されていないため、APN設定を見直す必要があります。
また、Priori3Sの場合SIMカードを挿入するスロットが2ヶ所あるため、挿入位置にも注意が必要です。

4. 着信時のバイブレーションを設定しよう
「着信音は鳴るのに、バイブレーションが作動しない!」
実は、ケータイショップってこういった問い合わせがかなり多いんです。
最近のスマートフォンは、初期状態では着信時のバイブレーションがオフになっているためこちらも設定しましょう。




「設定」の「音と通知」を開いて「全般」の右側の「歯車」から、着信音の詳細設定を開きましょう。
この中にバイブレーションの項目がありますので右側のスイッチをタップ。すると表示がスイッチの表示が緑色になりますので、これで着信時にバイブレーションが作動するようになります。
5. 「省エネ設定」をオンにしよう
4,000mAhの大容量バッテリーを搭載したPriori3S LTE。
レビュ―編でもとにかくバッテリーが減らないことを確認していますが、これでもか!というくらいに「省エネ設定」が設定の中にあります。





省エネ設定はバッテリー残量が50%以下、以降10%刻みでバッテリーの消費を抑えてくれる設定のこと。
バッテリー残量が設定値以下に減った時点で、「Wi-Fi」や「Bluetooth」といったバッテリー消費の激しい機能をオフにしたり、「画面の明るさを落とす」設定を行ってくれます。
注意点として、「自分が普段使わない機能」を自動でオフにするよう設定してあげましょう。普段モバイルWi-Fiルーターを使って通信したりBluetoothのヘッドセットやカーナビ連携をしているなど、自動オフにしてしまうと使い勝手に影響してしまいます。
使いこなせば便利なスマホだからこそ、Priori3S LTEは省エネ設定や大容量のバッテリーを有効活用し、常に使える最高のパートナーに仕立ててあげましょう。
6. 使いこなせたらスマホマスター?ジェスチャー機能を設定
ハイエンド機種でも搭載機種が限られている「ジェスチャー」。Priori3Sも「ジェスチャー起動」という項目で多数の機能が設定できるようになっています。


ジェスチャー起動ではどんなことができるのか。
他社スマホでもお馴染みの「画面をダブルタップでオン」にも加え、例えば画面オフの状態でアルファベットの「C」を画面に書くとカメラが瞬時に起動して撮影を行うことができます。


また、スクリーンショットにも記載した通り、一部のアルファベットの描画ジェスチャーについては自分のお気に入りのアプリ・よく使うアプリを呼び出す設定に変更が可能です。
さくっとテザリングの画面を表示したり、人気の「Instagram」でさっと撮影してシェアする…なんて使い方もできます。
ジェスチャー機能を使いこなせるだけでスマートフォンの複雑な操作からも解放されるかも?
是非、色々とアプリをインストールしたら設定して使ってほしい便利な機能です。
ハマりやすい設定もこれで大丈夫。便利にPriori3S LTEを使おう
お買い得感のある価格に設定されたPriori3S LTE。誰でもすぐに使いやすいように多数のAPN設定が用意されている親切さはもちろん、スマホ初心者からの問い合わせで多いバイブレーションの設定、そしてPriori3S LTEに秘められた便利機能のご紹介でした。
筆者としても「ジェスチャー起動」がかなり充実していたことには驚きが隠せません。実際、レビュー中にはカメラ撮影などよく使う機能をすぐに呼び出せるのは便利でした。
大容量バッテリーをもっともっと生かせる省エネ設定で、がっつり一日使っても電池切れの心配いらず。
使い込めば使い込むほど、魅力的になっていく1台だと感じた次第です。
端末の詳しい紹介はこちら:
これぞ2016年の新スタンダード!FREETEL Priori3S LTEをレビュー
●「Androidの使い方」もチェック
Androidの使い方
こちらのリンクから「Androidの使い方」をチェックできます。Androidのスマートフォンをお持ちの方はぜひチェックしてみてください。