LUMIX DMC-CM10 を便利に使うために購入したらまず確認・設定したい5つのこと

書いた人: まきはら とよかず

カテゴリ: スマホ

ツイート このエントリーをはてなブックマークに追加
LUMIX DMC-CM10 を便利に使うために購入したらまず確認・設定したい5つのこと

2016年2月末にPanasonicより発売されたコミュニケーションカメラ「LUMIX DMC-CM10」。高級コンパクトデジタルカメラなどに搭載される1インチの大型イメージセンサー、スリムなボディ、そしてSIMカードを差すことで撮影した写真を簡単にネット上にシェア・アップロードできる点がこのカメラの大きな魅力です。

なおOSにはAndroidが搭載されており、音声通話を除く機能は一般的なAndroidスマホと同様に利用することが可能です。今回はこのLUMIX DMC-CM10をより便利に使うために、購入したらまず確認・設定しておきたい項目を5つ取り上げて紹介していきます。

外観やスペックなどの基本レビューはこちら:

大型センサー&スマホライクな操作性で写真がより楽しめる!コミュニケーションカメラ「Panasonic LUMIX DMC-CM10」レビュー

目次:

1. APN情報を設定する

DMC-CM10 はSIMフリー仕様となっており、主要キャリアやそのMVNOのSIMカードを差すことで、単独でデータ通信が行なえるという点が他のデジタルカメラにはない大きな特徴であり、魅力です。当然ながらSIMカードを差すということではじめに必要になるのはAPN情報の設定となります。

設定画面より【もっと見る】→【モバイルネットワーク】→【アクセスポイント名】の順に進んでいきます。

【もっと見る】から順に開いていく【もっと見る】から順に開いていく【もっと見る】から順に開いていく
設定画面の上から4番めにある【もっと見る】から順に開いていく

するとプリインストールされているAPN情報の一覧が表示されます。この中に使用しようとしているAPN情報が既にある場合は、そのAPN情報を選択すればOKです。

なおPanasonicでは今回、DMC-CM10の発売に合わせて「Wonderlink LTE Lシリーズ」と呼ばれる専用のSIMプランも発売しています。このSIMカードを利用する場合はプリインストールされている「pmvno.jp」というアクセスポイントを選択するだけで、すぐに使用を開始することができます。

専用SIMの場合は「pmvno.jp」というアクセスポイントを選択
専用SIMの場合は「pmvno.jp」というアクセスポイントを選択

一方、ここに自分が契約している回線業者のAPN情報が見当たらない場合は、自分で詳細を登録していく必要があります。

自分でAPNの詳細設定を登録する場合はこちら:

Android端末での格安SIMのAPN設定方法

2. データ使用量の警告・制限機能を設定する

SIMカードを差してモバイルデータ通信を利用する際、毎月誰しも気になるのがデータ使用量。月半ばにして高速データ通信の設定量を使いきってしまった、なんてことになれば(追加課金しないかぎり)月末まで速度制限された状態で過ごさねばならなくなってしまいます。

そんなことにならないように、Androidに標準搭載されているデータ使用量の警告・制限機能を設定しておきましょう。これを設定することで、指定したデータ使用量に到達した時点で警告メッセージの表示、あるいは強制的にデータ通信を制限することが可能となります(もちろん手動で解除も可能です)。

設定画面より【データ使用量】を開きます。

先ほどの【もっと見る】のひとつ上にある【データ使用量】の項目
先ほどの【もっと見る】のひとつ上にある【データ使用量】の項目

データ使用量の設定画面を開いたら、まずは【モバイルデータの上限を設定する】をオンにして、データ使用量の制限機能自体を有効にします。

【モバイルデータの上限を設定する】をオンにする
【モバイルデータの上限を設定する】をオンにする
この際に表示される注意はきちんと確認しておくこと
この際に表示される注意はきちんと確認しておくこと

次にそのひとつ下にある日付(◯月◯日~◯月◯日となっている部分)をタップし【サイクルを変更】を選択。ここではデータ使用量をカウントするための周期(どのタイミングでゼロにリセットするのか)を設定します。基本的にはソフトバンクのSIM以外であれば、毎月のリセット日は【1日】としておけばよいでしょう。

日付の部分をタップ→【サイクルを変更】を選択する日付の部分をタップ→【サイクルを変更】を選択する
日付の部分をタップ→【サイクルを変更】を選択する
基本的には【1日】で設定しておけばOK
基本的には【1日】で設定しておけばOK

ここまでできたら、あとはその下にあるグラフの横棒にて警告(黒の横棒)と制限(オレンジの横棒)の値をドラッグして上下に動かし設定します。

それぞれの棒はドラッグ(タッチしたまま上下に動かす)操作で動かせる
それぞれの棒はドラッグ(タッチしたまま上下に動かす)操作で動かせる

3. 高速起動のオン・オフとその際の動作を設定する

スマートフォンのようにも使用できる DMC-CM10 ですが、Panasonicとしてもあくまでカメラとして設計しており、使用する人によってはスマホのようにずっと電源を入れておく必要がない、といったケースもあるかもしれません。

そうなると一般的なデジカメと比べた場合に、電源オフの状態からソフトウェアが立ち上がるまでに時間がかかってしまうことはカメラとしてのデメリットともいえます。

そんなポイントを少しでも解消したい、ということであれば、高速起動の機能を設定しておきましょう。これにより(条件付きではありますが)電源を入れたらすぐに立ち上がるスタンバイ状態としておくことが可能になります。

設定画面より【電源】の項目を開きます。

似たようなアイコン・名前で【電池】というものもあるので、間違わないよう注意
似たようなアイコン・名前で【電池】というものもあるので、間違わないよう注意

ここでは主に高速起動機能のオン・オフ、および高速起動時の動作(通常のようにホーム画面を立ち上げる/カメラを起動する)といったことが設定できます。前述のカメラを使う時だけ電源を入れる、という使い方であれば【高速起動オン+カメラで起動】と設定しておくのがよいでしょう。

【高速起動】の設定画面
【高速起動】の設定画面

なお高速起動をオンにすると DMC-CM10 本体がスタンバイ状態となることから、その間のバッテリー消費は通常の電源オフ時と比べて激しくなります。このあたりは実際に使ってみて、よりストレスの少ない方を選択してみてください。

4. バッテリー残量を数値で表示する

DMC-CM10はAndroid OSを搭載しているため、画面右上に表示されるアイコンでバッテリー残量の確認ができます。
しかし、搭載されている機能だけではバッテリー表示がイラストのみとなってしまい、人によっては、ぱっと見ではっきりと残量がわからないことにストレスを感じてしまうかもしれません。

そんな人に、設定方法とは少し異なりますが、筆者個人的にオススメしたいのが公式アプリストアのGoogle Playよりダウンロードできる「パーセント・イネイブラー」と呼ばれるアプリの導入。このアプリでは Android 4.4 KitKat 以降に隠し機能として搭載されているバッテリー残量の数値表示機能を簡単にオンにできるものとなります。必要であれば、ぜひ試してみてください。

まずはGoogle Playを開き、「パーセント・イネイブラー」と入力して検索。アプリをダウンロード・インストールします。

Google Playからダウンロードできる「パーセント・イネイブラー」
Google Playからダウンロードできる「パーセント・イネイブラー」

インストールしたらアプリドロワー(アプリ一覧)からアプリを起動。使い方は簡単で、アプリの上部に表示されているチェックボックスにチェックをして、電源を再起動するだけ。もし数値の表示をオフにしたい場合は逆に、チェックを外して電源を再起動すればOKです。

アプリ上部にあるチェックボックスのオン・オフ+再起動だけという簡単な使い方
アプリ上部にあるチェックボックスのオン・オフ+再起動だけという簡単な使い方
オフ時。電池アイコン内に数値でバッテリー残量が表示されているオン時。電池アイコン内に数値でバッテリー残量が表示されている
左がオフ時、右がオン時。電池アイコン内に数値でバッテリー残量が表示されている

5. カメラ機能を設定する

最後に取り上げるのはカメラの設定。明るさやホワイトバランスなどは必要に応じて撮影中に設定すればよいので、ここでは DMC-CM10 のカメラを使う上で必要に応じてあらかじめ設定しておくとよい項目を8つピックアップしました。これらはいずれもカメラ起動中に画面に表示される【MENU】ボタンより設定することができます。

カメラ起動中に画面に表示される【MENU】ボタンからいつでも設定できる
カメラ起動中に画面に表示される【MENU】ボタンからいつでも設定できる

MFピーキングを表示する

まずはMF(マニュアルフォーカス)時のピーキングの表示。ピーキングとは被写体に手動でピントをあわせる際、ピントがどこにあっているのかを視覚的にサポートしてくれる機能です。下の写真において、被写体手前側にある LUMIX の文字がやや緑がかっているかと思いますが、こういった感じで今の状態でピントがあっている部分を教えてくれるものとなります。

LUMIX の文字部分が緑がかっているのがピーキング機能
LUMIX の文字部分が緑がかっているのがピーキング機能

先ほどの【MENU】を開いたら、まず上に並ぶ項目から【カスタム】を選択。

【カスタム】の項目を選択
【カスタム】の項目を選択

続いて上から5番めにある【ピーキング】をオンにすることでピーキング機能を有効にできます。

【ピーキング】のオン・オフだけで簡単に設定できる【ピーキング】のオン・オフだけで簡単に設定できる
【ピーキング】のオン・オフだけで簡単に設定できる

ガイドラインを表示する

先ほど紹介した撮影画面を見てみると、縦横に線が入り、画面が9分割されていることもわかります。こういった撮影時に構図を決める際のガイドラインもオン(2種類)・オフすることが可能です。

【ピーキング】の3つ下にある【ガイドライン表示】を選択するとオン・オフが選択でき、かつオンにする場合は9分割と8分割の2パターンから好きなほうを選ぶことができます。

ガイドラインを表示する場合は9分割と8分割の2種類から選択可能ガイドラインを表示する場合は9分割と8分割の2種類から選択可能
ガイドラインを表示する場合は9分割と8分割の2種類から選択可能

音量キーに任意の設定項目を割り当てる

レンズ周囲に設けられたコントロールリングを回すことでズーム倍率や絞り値(F値)、明るさなどを調節する、といった操作が可能なDMC-CM10。カメラ使用時にはこの他に、あらかじめ選ばれたものから任意の機能をひとつ、音量キーに割り当てることも可能です。

設定は先程の【カスタム】の一番下にある【ボリュームボタン設定】から。割り当てられる機能は4種類あるので、自分が特によく使うものを設定しておくとよいでしょう。

設定できるのは【ズーム】【露出補正】【ISO感度】【ホワイトバランス】の4種類設定できるのは【ズーム】【露出補正】【ISO感度】【ホワイトバランス】の4種類
設定できるのは【ズーム】【露出補正】【ISO感度】【ホワイトバランス】の4種類

写真に記録する位置情報をオン・オフする

暗所での撮影にも強く、ボケ味も楽しむことができる DMC-CM10。ついつい自宅から外出先までたくさん写真を撮りたくなってしまいますが、特に自宅内で撮影した写真をSNSなどにアップロードする際には【位置情報】の取り扱いに注意が必要です。位置情報をオンにしたまま写真を撮影し、それをSNSなどにアップロードしてしまうと、場合によっては自宅の位置が分かってしまうケースも。

この機能のオン・オフの仕方もせひ確認しておきましょう。

こちらはまず画面上の項目内から【設定】を選択。

4項目のうち一番右端にある【設定】
4項目のうち一番右端にある【設定】

位置情報のオン・オフは一番上にある【位置情報記録】をいじることで変更できます。

【位置情報記録】をオフにすると写真に位置情報(緯度経度)は記録されなくなる【位置情報記録】をオフにすると写真に位置情報(緯度経度)は記録されなくなる
【位置情報記録】をオフにすると写真に位置情報(緯度経度)は記録されなくなる

旅行先で撮影した写真を後から見返すときに位置情報があったほうがよい、なんてこともあると思います。ですのでケースに応じて位置情報のオン・オフを使い分けていきたいところです。

写真データの保存先を設定する

DMC-CM10 ではスマートフォンのカメラとは異なり、jpg形式の他にもRAW形式と呼ばれる、後から自分で現像ができるファイル形式での記録にも対応しています。ただしこれらのファイル形式はファイルサイズがかなり大きく、一方でDMC-CM10自体のROM容量は16GBと決して多くありません。

そのため多くの人はSDカードを差して利用するかと思います。この際、撮影した写真データの保存先もSDカードとなるよう、忘れずに設定しておきたいところです。

先程と同じく【設定】の項目内にて、上から2番めにある【保存先】をタップすることで、撮影したデータの保存先を【本体】【microSD】から選択することが可能です。

こちらも保存先を選ぶだけと非常に簡単こちらも保存先を選ぶだけと非常に簡単
こちらも保存先を選ぶだけと非常に簡単

高輝度モードを設定する

バッテリーの消費を抑えるためにディスプレイの明るさを調整して使う人も多いと思いますが、そのまま屋外でカメラを起動させたら画面が暗くてよく見えない、あるいは撮影後の写真を確認する際に同様の状態となるケースもあるかもしれません。
そんなケースを解消するために有効なのが【高輝度モード】です。これを有効にしておくと、カメラ起動中のみ、画面の輝度(明るさ)を自動で上げてくれます。

【設定】内にある【高輝度モード】をオン・オフ切り替えることで設定が可能です。

上から5番めに並ぶ【高輝度モード】の設定項目上から5番めに並ぶ【高輝度モード】の設定項目
上から5番めに並ぶ【高輝度モード】の設定項目

日中でも夜中でも気にせず画面が見えることから、屋外で使う機会が多い場合はこの高輝度モードをオンにしておくことがオススメです。

AF音をオン・オフする

AF(オートフォーカス)を用いて被写体にピントを合わせる際に鳴る、ピントが合っていることを知らせる通知音(AF音)のオン・オフも切り替えが可能です。この通知音がなくとも画面上の表示でもピントの合っている・合っていないは確認できますが、必要に応じて通知音のオン・オフも設定しておきましょう。

こちらは【設定】内にある【AF音】をオン・オフ切り替えることで設定が可能です。

上から7番めに並ぶ【AF音】の設定項目上から7番めに並ぶ【AF音】の設定項目
上から7番めに並ぶ【AF音】の設定項目

シャッター音をオン・オフする

日本国内で販売されているほぼすべてのスマホにおいて設定されているカメラのシャッター音(撮影音)。撮影する場所によっては音を消したい、といったニーズもある一方、犯罪に使われるリスクなども考え、任意でのオン・オフ切り替えに対応していないのが多い、というのが現状です。

しかしDMC-CM10はあくまでカメラ。そのため設定画面から【シャッター音】のオン・オフも任意で切り替えが可能となっています。こちらも必要に応じて設定してみましょう。

先ほどの【AF音】のひとつ下に【シャッター音】という項目があります。これをオン・オフ切り替えるだけで、簡単にシャッターオンを鳴らす・消すといった設定が可能です。

DMC-CM10ではシャッター音のオン・オフも設定可能DMC-CM10ではシャッター音のオン・オフも設定可能
DMC-CM10ではシャッター音のオン・オフも設定可能

まとめ

Android搭載機としての設定を3つ、カメラとしての設定を2つほど紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

今回紹介した中でも特に筆者個人のオススメ設定といえるのは、4つめに紹介したバッテリー残量の表示。あくまで外部アプリを利用して隠し機能をオンにする、という一般的な設定とは異なるものですが、バッテリー残量が明確にわかるという点は実際に使ってみてもストレスを大きく解消してくれるといえます。

なお今回紹介した設定は DMC-CM10 だけでなく、約1年前に発売された旧モデルの DMC-CM1 においても同様に取り扱うことが可能です。現在既にこの2機種を使っている人、あるいはこれからいずれかを購入する予定のある人はぜひ参考にしてみてください。

外観やスペックなどの基本レビューはこちら:

大型センサー&スマホライクな操作性で写真がより楽しめる!コミュニケーションカメラ「Panasonic LUMIX DMC-CM10」レビュー

こちらの記事はいかがでしたか?

お役に立ちましたか?

送信する

もしよろしければお友達に
ご紹介お願いします!

  • ツイート
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

特集コンテンツ

d-card

docomoのギガホ・ギガライト

Y!mobile 公式オンラインストアなら「限定商品!」「送料無料!」「24H受付OK!」

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

スマホをはじめとする「ガジェット」に関心があるフリーランスのブロガー/ライター。中でも特に関心が強いのは海外向けのSIMフリー製品。個人輸入なども楽しんでいます。ややマニアックなガジェット系ブログ「そうすけブログ.com」もほぼ毎日更新中。