色々と比べてみたけど、やっぱりVAIO Phone Bizが欲しくなる

書いた人: 迎 悟

カテゴリ: 比較

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色々と比べてみたけど、やっぱりVAIO Phone Bizが欲しくなる

VAIOから4月に発売が予定されている「VAIO Phone Biz」。
発売を心待ちにしている読者も多いとは思いますが、この機種が「初めてのWindows 10 Mobileスマートフォン」であったり「他のスマホとも迷っているんだけど、買いなのかな」と考えているのではないでしょうか。

今回はそんな読者の皆様の期待・質問・疑問に答えるべく、筆者が所有するその他のスマートフォンと比較しながら、VAIO Phone Bizの魅力を紐解いていきます。

※今回使用させていただいたVAIO Phone Bizは「試作機」となっておりますので、仕様が変更になる場合がございます。

目次:

VAIO Phone BizとNuAns NEOを比べてみた

Windows 10 Mobile OSでオシャレなデザインが注目の NuAns NEO
Windows 10 Mobile OSでオシャレなデザインが注目の NuAns NEO

VAIO Phone Bizと同じだけ注目されている、購入を悩んでしまう機種といえばトリニティの「NuAns NEO」ではないでしょうか。
まずはこの2機種を比べないことには!!と考えたので、まずこの比較から。

なお、筆者はVAIO Phone Bizの発売を心待ちにする一人でありながら、いち早く国内でContinuumが使える、ミドルレンジクラスのWindows 10 Mobileスマートフォンが欲しいゾ!ということで、NuAns NEOも買ってしまった一人でもあります。

スペックを比較してみる

「どちらの方が性能がいいの?」という人も多いでしょう。
まずは定番、スペック表で両者を比較していきます。

機種名 VAIO Phone Biz NuAns NEO
発売時期 2016年4月以降 2016年1月末
OS Windows 10 Mobile Windows 10 Mobile
CPU Qualcomm
Snapdragon 617
Qualcomm
Snapdragon 617
RAM 3GB 2GB
ROM 16GB 16GB
microSDカード 対応(最大64GB) 対応(最大128GB)
ディスプレイ 5.5インチ
フルHD(1080×1920)
5.0インチ
HD(720×1280)
メインカメラ 約1,300万画素 約1,300万画素
インカメラ 約500万画素 約500万画素
最大通信速度 下り225Mbps / 上り50Mbps 下り150Mbps / 上り50Mbps
LTE対応Band 1,3,8,19,21 1/3/8/19/28

CPUはどちらも同じです。スペック面、見栄えの部分で大きく違うのは「RAMの容量」と「液晶サイズ・解像度」でしょう。
VAIO Phone Bizの方が大画面・高解像度の液晶ディスプレイを搭載している分、動作を快適にするためにRAMを多く積まなければならなかった、という考え方も出来ます。
実際、レビュー執筆期間中に両方を使っていて「どちらの方が動きが速かった」と感じた事はほとんどありません。

使い勝手という意味では「フルHD液晶」の恩恵は大きく、Excel等の書類を開き、全体を見たくて縮小表示にした際には解像度の高いVAIO Phone Bizの方が優位に感じました。
用途にもよりますがMicrosoft Officeを始めとする書類の閲覧が多い方はVAIO Phone Bizがオススメです。

サイズと持ちやすさを比べてみる

次はサイズ。
5.5インチの大型液晶搭載に伴って、本体そのものが大きいVAIO Phone Biz。
スペック上は5インチで、VAIO Phone Bizよりも一回り小さい液晶を搭載しているNuAns NEO。
スペック値だけではわからない、両者のサイズの比較をご覧下さい。

VAIO Phone BizとNuAns NEOを比較:正面から比較
正面から比較
VAIO Phone BizとNuAns NEOを比較:厚みを比較
厚みを比較

画面サイズの違いがそのまま本体の大きさの違いに繋がっている…かと思いきや、正面から比べる限り「幅」はあまり差がありません。
大きく違うのは高さ。筆者は右利きなので右手で本体を持った際、左上に指が届かない事が多かったのはVAIO Phone Bizです。

また、本体の厚みはVAIO Phone Bizの方が薄くなっています。
しかしながらNuAns NEOの厚みとエッジの取れたボディは非常に握りやすく、ストラップホールも付いていることから持ちやすさはNuAns NEOの方が上です。
もちろん、VAIO Phone Bizも発売後にはケースなどのアクセサリが充実し、ストラップの取り付けができるケースなどが出てくれば持ちづらさは改善できると思います。

結局、この2機種ならどちらがいいの!?

個人的には「どちらも好きなスマホ」なので、どちらかと選ぶのが難しいです。
ただ、上にも書いた通り「書類の確認」が多い、それこそContinuumなどにも期待しながらノートPCやタブレットからの乗換を期待している人にはVAIO Phone Bizをオススメいたします。

持ちやすさを重視したいという人にはNuAns NEO。5インチボディは女性でも「大きい」と感じるサイズですが、VAIO Phone Bizの5.5インチよりは持ちやすいサイズですし、本体形状など、持ちやすさのための工夫が多い機種のため、誰でも最初に握ってみて「持ちやすい」と感じられるのではないでしょうか。

お手頃価格のFREETEL「KATANA 01」と比べてみた

低価格な値段が魅力でWindows 10 Mobilleを楽しめるFREETELのKATANA 01
低価格な値段が魅力でWindows 10 Mobilleを楽しめるFREETELのKATANA 01

次に安価なSIMフリースマートフォンを続々投入するFREETELから、昨年末に発売になったWindows 10 Mobilleスマートフォン、KATANA 01との比較です。

KATANA 01は実売価格が13,000円前後とかなりお買い得感が高く、Windows 10 Mobile搭載のスマートフォンが気になっている…という人が、勢いだけで購入できてしまう価格設定が魅力的な人気スマートフォンの一台です。
VAIO Phone Bizの予定価格は5万円台と発表されていますが、約1/4~1/5の価格で購入できるKATANA 01とはどれくらい違うのでしょうか。

なお、最初に比較したNuAns NEOは税別39,800円、背面カバーなどを含めると約45,000円程度の価格設定となっています。

スペックを比較してみる

同じWindows 10 Mobileスマートフォンとして、こちらもスペックを比較していきます。

機種名 VAIO Phone Biz KATANA 01
発売時期 2016年4月以降 2015年11月末
OS Windows 10 Mobile Windows 10 Mobile
CPU Qualcomm
Snapdragon 617
Qualcomm
Snapdragon 210
RAM 3GB 1GB
ROM 16GB 8GB
microSDカード 対応(最大64GB) 対応(最大32GB)
ディスプレイ 5.5インチ
フルHD(1080×1920)
4.5インチ
FWVGA(480×854)
メインカメラ 約1,300万画素 約500万画素
インカメラ 約500万画素 約200万画素
最大通信速度 下り225Mbps / 上り50Mbps 下り150Mbps / 上り50Mbps
LTE対応Band 1,3,8,19,21 1/3/8/19

スペックの差は歴然です。
実動作についても、VAIO Phone Bizは「待たされる」といった感覚は全くなく、とにかくスムーズに動作しますが、KATANA 01では少し重たい事を行うと「かなり待たされる」場面が多々ありました。アプリやOSの更新、画像の多いWebサイトの閲覧などではとくにその傾向があります。

原因はCPUにあるのか、RAM容量にあるのか、なんとも評価を下すには難しい部分ではありますが「Windows 10 Mobileらしさ」を求め購入するのであれば、VAIO Phone Bizのようなミドルレンジの機種以上を購入する事をオススメいたします。

また、店頭で触れた程度ではありますが、実売で3万円弱の「MADOSMA(Q501A)」はそこそこ快適に動きましたので、VAIO Phone Bizまで予算がまわらない…なんて場合、最低でもこのクラスの機種を選択した方がいいでしょう。

持ちやすさはKATANA 01

スペックや動作について酷評してしまったKATANA 01ですが、持ちやすさではVAIO Phone BizよりもKATANA 01に軍配が上がります。

KATANA 01
KATANA 01を持ってみた
VAIO Phone Biz
VAIO Phone Bizは筆者の手には余るサイズ

液晶サイズが「4.5インチ」と最近のAndroidスマートフォンなども含めた中ではコンパクトサイズになっているため、手への収まりはとても優秀です。
NuAns NEOとの比較で「オフィス文書の閲覧などには画面サイズ・解像度が重要」であると書いた通りで、KATANA 01のコンパクトさ・液晶サイズ・解像度はそうした用途には不向きです。

Windows 10 Mobileスマートフォンに何を求めるのかにもよりますが、メインでも使えるハイパフォーマンスな1台として選ぶのならVAIO Phone Biz、Windows 10 Mobileに興味があって使ってみたいのであればKATANA 01でしょう。

他のスマホとサイズを比べてみた

さて、ここまでにVAIO Phone Bizと比較したのは同じWindows 10 MobileのスマートフォンのNuAns NEO、KATANA01でした。
もうちょっと馴染みの機種と比較した方がわかりやすいかな?ということで、今注目されている機種と比較したのがこちら。

VAIO Phone BizをiPhone 6s Plusと比較
iPhone 6s Plus(右)と比較
VAIO Phone BizをZenFone Zoomと比較
ZenFone Zoom(右)と比較

どちらもVAIO Phone Bizと同じ「5.5インチ」の液晶を採用したスマートフォンです。
この2機種であれば家電量販店等の店頭で今すぐにサイズ感を確認できるため、VAIO Phone Bizのサイズ感がイメージしやすいのではないでしょうか。

参考までに3機種の寸法は以下の通り。

  • VAIO Phone Biz … 約 幅77.0 mm x 高さ156.1 mm x 厚さ8.3 mm / 重量 167g
  • iPhone 6s Plus … 約 幅 77.9 mm x 高さ 158.2 mm x 厚さ 7.3 mm / 重量 192g
  • ZenFone Zoom … 約 幅 78.84 mm x 高さ 158.9 mm x 厚さ 5 mm ~ 11.95mm / 重量 185g

サイズ感としては、iPhone 6s Plusが近いです。
この撮影のために久々にケースを外して持ってみましたが、サイズ感という意味では本当にそっくり。もし店頭でVAIO Phone Bizのサイズ感を掴みたい、それも購入を検討する要素に加えたいのであればiPhone 6s Plusとサイズを比べてみるのが一番参考になるかもしれません。

重量だけはこの3機種の中でVAIO Phone Bizが軽くなっています。
ちなみに5g重たくはなりますが、スペック値としてはiPhone 6 Plusが172gとなっており、iPhone 6s Plusと寸法に若干の違いはありますが、よりVAIO Phone Bizに近いサイズ感・重量です。

まとめ:ハイエンド機種と並べても満足できるのがVAIO Phone Biz

レビュー編などでも触れた通り、とにかくアルミ削り出しボディの質感の高さは他社ハイエンドモデル並みかそれ以上です。
あくまでもWindows 10 Mobileのスマートフォンとしては「ミドルレンジ」のスペックのVAIO Phone Bizですが、サイズ感もトレンドの5.5インチ・フルHD液晶を採用したことで、多数のスマートフォンが並ぶ販売店で十分に「ハイエンド」や「高品質」なモデルとして目立つこと間違いないでしょう

また、同じWindows 10 Mobileのスマートフォンとして、NuAns NEOや普及価格帯のFREETEL KATANA 01/02と比較した場合にはスペック面で「高解像度液晶」と「3GB RAM」というアドバンテージがあります。
まだまだ使い道が広がっていくであろう同OS搭載スマートフォンですから、スペックが高ければ高い方がいい、という欲張った考えは大いにありだとも思いますので、Windows 10 Mobile搭載のスマートフォンで一番いいやつを!という人は、VAIO Phone Biz一択という選択の仕方もアリです。

通信面でもドコモのキャリアアグリゲーションに対応したことで下り最大225Mbpsの高速な通信が利用できるのは、想定される価格帯である5万円台の他のスマートフォンにはないVAIO Phone Bizの魅力です。
特に格安SIMカード(MVNO)のおおもとの回線事業者はドコモが多いことから、SIMカード・回線のパフォーマンスをより発揮できるというアドバンテージがあります。

購入を悩んでいる、楽しみにしている、そういう読者の方に「絶対に満足できる一台」と筆者は断言したい、VAIO Phone Bizは、そう言い切れるスマートフォンです。

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

三度の飯より携帯が好きすぎて、資格も仕事も投げだし20代のほとんどを携帯販売に費やした元携帯ショップ店員。家電量販店からキャリアショップ、併売店まで色々経験してきました。今は[kuropon.mobi]でブログを書きつつ、ライターとしてあちこちにて記事を執筆中。そうでないときは大体"夢の国"にいます。Twitter:@kuropon