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【レビュー】ついにZTEが本気を出した!?「ZTE Blade V580」は最強のSIMフリー端末だ!
国内のSIMフリー市場に本格投入を仕掛けてきたZTEが3月28日に発売するミドルレンジモデル「Blade V580」は、ハイエンドモデルにも引けを取らない機能と性能を持ちつつもコストパフォーマンスの高さからリリース前ながら注目の端末となっています。
今回Blade V580を約1週間使わせて頂く機会を得ましたので「外観・機能・使い勝手」を総合的にレビューしていきます。最初に結果を申し上げると「これは買い!」ですよ!
ZTE Blade V580の設定・使い方はこちら:
ZTE Blade V580を快適に使うための購入したら設定しておきたい6つの機能
目次:
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ZTEについて少し
端末を見ていく前に少しZTEについて紹介しておきたいと思います。
まずは読み方ですがZTE(ゼット・ティー・イー)と読みます。そのままですね。
ZTEは中国の通信機器メーカーでHuawei(ファーウェイ)と並ぶ大手企業で、日本では2008年頃から日本通信のbモバイルやウィルコム向けにモデムやモバイルルーターを提供しており、日本での最初の音声端末はSoftbankの「840Z」になります。
同社は今年SIMフリー市場に本格的に端末を投入、SIMフリー市場でトップ3を目指しているそうです。世界的には有名な企業ですが、日本では認知度が低く企業イメージもまだまだ浸透していない感は否めません。しかし今回リリースするBlade V580はそんなZTEの本気を感じる端末に仕上がっています。
それでは早速レビューしていきます。

まずは外観のチェック
スマホを購入するにあたって外観デザインは重要だと思っています。Blade V580は、どんな外観なのかチェックしていきましょう。


カラーがグレーとシルバーの2色展開なのもポイント!どちらも大人な雰囲気でシックな印象です。






実機を触った印象としてアルミ合金の質感が良く高級感を感じます。
少し前にBlade V6を使用する機会があったのですが、V6よりも明らかに質感は向上しているのがハッキリと分かりました。それに加えカメラの外周に取り付けられたブルーリングがオリジナリティを出しています。
このブルーリングはZTEのイメージカラーであるブルーからきているそうです。ホームボタンもブルーリングですね。
唯一残念だと感じた点は充電端子がmicroUSBだった点です。
現状はmicroUSBがスタンダードですが、将来性を考えUSB-TypeCを搭載して欲しかったですね。
端末のスペック
それでは次にスペックを見ていきましょう。
OS | Android™ 5.1 |
---|---|
プロセッサー | 64bit 1.3GHzオクタコア (MT6753) |
内蔵メモリ | RAM:2GB/ROM:16GB |
外部メモリ | microSDカード(最大32GB) (スロット2をnanoSIMと排他利用) |
ディスプレイ | 5.5インチ 1080×1920ドット(フルHD) |
カメラ(画素数/タイプ) | アウトカメラ:1300万画素、インカメラ:500万画素 |
無線LAN通信規格 | IEEE 802.11 b/g/n |
Bluetooth | version 4.0 |
測位方式 | GPS/AGPS |
センサー | 指紋センサー、コンパス、ジャイロセンサー、照度センサー、近接センサー |
通信方式 | FDD-LTE: 2100MHz(B1)/1800MHz(B3)/900MHz(B8)/800MHz(B19) HSPA/WCDMA: 2100MHz(B1)/800MHz(B6)/900MHz(B8)/800MHz(B19) GSM: 1900MHz/1800MHz/900MHz/850MHz |
サイズ(W×D×H) | 約77.2×8.6×155.3mm |
重さ | 約165g |
バッテリー | 3,000mAh |
発売日 | 2016年3月28日(月) |
市場想定価格 | 27,800円(税別) |
CPUが1.3GHzのオクタコア。ディスプレイは5.5インチのフルHD。そしてカメラもアウトカメラ1300万画素、インカメラも500万画素と抜かりはなく、スペックで見るとミドルレンジでも上位に位置するかと思います。もはや通常使用でハイエンドとの違いを感じる事はそう無いでしょう。
そして1番注目すべき点は価格です!これだけのスペックで27,800円(税別)と言う価格は驚きです。最強のコストパフォーマンスだと僕は思います。同等性能でこのV580よりコストパフォーマンスの良い端末は現時点では無いのではないでしょうか。
しかしながらスペックが良いからと言って必ず性能が良いとは限りません。実際に使って動作の快適性や機能のチェックとしていきたいと思います。
動作のチェック!
スマホは生活の必需品!そんなスマホの動作が遅かったら使い物になりません。ということで実際に使用してみたところ、基本的なアプリの起動から設定等の表示、ブラウザをバンバン開いたりしましたが特に引っかかるような事はありませんでした。やはりオクタコアの搭載と2GBのメモリのおかげなのかと思います。通常使用で不満は全くないでしょう。
一応ベンチマークを知りたい人向けにベンチマークの測定も行いましたので参考にして下さい。ベンチマークは定番の「AnTuTu Benchmark」、「Geekbench 3」で行いました。


デカイ!5.5インチの大画面をチェック!!
Blade V580は5.5インチと言う大画面ディスプレイを搭載しています。

大画面のメリットはやはり画面が見やすく、特にYouTubeなどに動画の視聴に最適だと思います。

また解像度が高いのでドットの荒さなども特段感じる事はありません。
ディスプレイの輝度も非常に高く、最大輝度だと若干眩しいくらいの明るさです。
ただしデメリットもいくつかあります。例えば片手での操作は結構厳しいかと思います。
手が大きい人は大丈夫かと思いますが、小さいスマートフォンからの買い替えだと最初は使いにくさを感じるかも知れません。特に文字入力などは手が端まで届かないので工夫が必要です。
そこで紹介しておきたいのが、Google日本語入力の左右寄せです。こちらを使用すると大きい画面でも指が届きやすく文字入力するのにオススメです。

便利すぎる、指紋認証をチェック!!
今までミドルレンジクラスの端末には搭載されていなかった指紋認証機能が、このBlade V580には搭載されています。

指紋認証は、まずはじめに指紋データの追加を行います。

登録したい指を何度も指紋センサーの上に乗せて離してを繰り返すだけ。


ロックを解除する時は指紋センサーに指を乗せると直ぐに解除されます。
センサーの認識率は非常に高く認識率は99%、認識速度は0.5秒とかなり高性能ですが、指を怪我したりすると指紋を認識しない可能性が出て来るので、複数の指を登録しておく事をオススメします。また、指紋データは3本まで登録可能です。
指紋認証機能はAndroid6.0からOS標準の機能となりました。
Android6.0ではアプリのログイン時やGoogle Playで有料アプリの購入決済などでも指紋認証が可能です。Blade V580もAndroid6.0にアップデートする事でこれらの機能が使用出来るようになるかもしれません。(執筆時点ではAndroid6.0へのアップデートはアナウンスされていません)
ミドルレンジでも高画質!カメラ機能をチェック!!
V580は東芝製のカメラモジュールを採用しています。
カメラの設定にについては別途記事にてご紹介させて頂こうと思っています。
試しに写真を撮影してみましたので参考にして下さい。






今回外出時に撮影を行いましたが、明るい場所ではコンデジと遜色ないレベルの写真撮影が出来ると感じました。ただ暗くなりだすとノイズが酷くなってくるので、暗い場所ではフラッシュが必須となりそうです。
デュアルSIMのメリット!
Blade V580はデュアルSIMスロットを搭載しています。

SIMを2つ搭載する事でメインSIMと副回線SIMを切り替えて使用することが可能です。
例えばメイン回線のデータ通信量が規定値より超えてしまった場合、副回線のSIMで通信をする事が可能になる!といった具合に使用することができます。

そして音声、データ通信、SMSの3つをそれぞれどちらのSIMで使用するか設定をする事が可能です。デュアルSIMは非常に優れた機能ですが欠点もあります。それは2枚のSIMを挿す代わりにmicroSDカードが使用出来なくなる点です。

V580のストレージは16GBしか無いのでSIMを2枚挿すとmicroSDが使えないのはちょっと残念です。SIMスロットとは別でmicroSDカードスロットがあれば完璧なんですけどね。
まとめ
以上Blade V580をレビューしてきましたが、全体的に非常によく出来たバランスの良い端末だと思います。
OS自体もGoogleのNEXUS端末のような感じで余計なアプリが入っていないのも好印象です。
動作も快適で指紋認証などハイエンド端末のみだった機能が搭載されているのも良いと感じました。
そしてなによりこれだけの性能で3万円を切る価格は本当に素晴らしいと思います。
同等スペックのSIMフリー端末の中では頭1つ抜きん出ているのは間違いないと感じました。
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