ASUS ZenFone Max をレビュー!スタミナと多機能の組み合わせが魅力

書いた人: まきはら とよかず

カテゴリ: ZenFone

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ASUS ZenFone Max をレビュー!スタミナと多機能の組み合わせが魅力

すっかりスマートフォンというものが普及した現在、共通して多くのユーザーを悩ませる問題のひとつが「バッテリー持ち」ではないでしょうか。

ガラケーと呼ばれる携帯電話が主流であった時代においては、数日間充電せずとも使用できるのが当たり前。しかしスマートフォンでは幅広い機能の搭載により使用時間も増加。

1日1回の充電では物足りず、モバイルバッテリーも持ち歩く人も非常に多くなっています。

そんな中、先月3月18日にASUS Japan(エイスース・ジャパン)からなんと5,000mAhの超大容量バッテリーを搭載したスマホ「ZenFone Max」がリリースされました。

というわけで、早速この ZenFone Max をレビューしていくことにします。

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ZenFone Maxの設定・使い方はこちら:

ASUS ZenFone Maxを購入したらはじめにチェックしたい8つのこと

目次:

スペック表から性能をおさらい

なおその他、ZenFone Maxの主なスペックは以下のとおりとなっています。

ZenFone Max スペック情報(参照:ZenFone Max
サイズ 高さ 156 x 幅 77.5 x 厚さ 5.2~10.55 mm
重量 202 g
OS Android 5.0 Lollipop
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 410 1.2GHz Quad-Core
内部メモリ RAM 2GB/ROM 16GB(SDカードで最大128GBまで拡張可)
バッテリー 5,000 mAh
ディスプレイ 5.5インチ HD(1280×720)IPS液晶ディスプレイ
カメラ リアカメラ:1,300万画素/フロントカメラ:500万画素
通信方式 4G(FDD-LTE):Band 1/3/5/6/8/9/18/19/28
3G(W-CDMA):800/850/900/1900/2100 MHz
2G(GSM):850/900/1800/1900 MHz
Wi-Fi:IEEE 802.11 b/g/n
Bluetooth:Bluetooth 4.1
その他 micro SIM x 2

ZenFone Maxのメモリ容量(RAM)は2GB、ストレージ容量(ROM)は16GB。現行においてはミドルレンジ並みとなりますが、こちらはいずれも全体の容量を考えれば空きは多め。ストレージ容量はSDカードで拡張が可能なので、より安心して使うことができそうです。

性能をみる参考として、ベンチマークスコアも測定。定番アプリ「AnTuTu Benchmark 6.0.1」を使用して測定した結果は以下のとおり。

スコアは25,000点台
スコアは25,000点台

スコアとしては決して高いとはいえず、特に3Dグラフィックテストにおける点数が低めとなっています。この後にも触れますが、性能よりも違うところを特長として見るべき、といえそうです。

外観・デザインをチェック

日本国内において現在発売されている ZenFone Max の本体カラーはブラックとホワイトの2色。今回チェックしていくのはホワイトです。

ZenFone Max(ホワイト)
ZenFone Max(ホワイト)

ZenFoneシリーズといえば国内においては既に ZenFone 5、ZenFone 2ZenFone 2 LaserZenFone Zoom といったように、非常に多くのモデルがリリースされています。この ZenFone Max もそれらとベースデザインは大きく変わりません。

ディスプレイ上にはセンサー類、受話口、フロントカメラ
ディスプレイ上にはセンサー類、受話口、フロントカメラ
ディスプレイ下には物理式のナビゲーションキーを配置
ディスプレイ下には物理式のナビゲーションキーを配置
ZenFoneシリーズの特徴的デザインといえるスピン加工も
ZenFoneシリーズの特徴的デザインといえるスピン加工も

筐体の主な材質はプラスチック樹脂。ただし側面フレーム部分は落ち着きのあるゴールドにするなど、外観からは高級感も感じることができます。

ゴールドの部分も素材はプラスチック
ゴールドの部分も素材はプラスチック
右側には電源キーと音量キー
右側には電源キーと音量キー
物理ボタンにもスピン加工
物理ボタンにもスピン加工
光をあててみるときれいに反射する
光をあててみるときれいに反射する
外部入出力端子はMicroUSB
外部入出力端子はMicroUSB
左側には何もなし
左側には何もなし

リアカバーも素材はプラスチック樹脂製。ただこちらもただのっぺりとした質感のものを使うのではなく、革シボをイメージした立体感あるデザインに。見た目および指ざわりから感じる質感は安っぽさも感じにくくなっています。

ZenFone Maxのリアパネル
ZenFone Maxのリアパネル
中央上部にはリアカメラ
中央上部にはリアカメラ
下部にはZenFoneのロゴとスピーカー
下部にはZenFoneのロゴとスピーカー

大容量のバッテリーは脱着・付け替えこそできませんが、リアカバーは開けることが可能です。

リアカバーを開けた様子
リアカバーを開けた様子
大面積を占める超大型バッテリーは固定式
大面積を占める超大型バッテリーは固定式

SDカードスロットはカメラ下に。またSIMスロットはmicroSIMサイズのものを2つ搭載。LTEや3Gといった通信方式での同時待ち受けはできないため、日本国内で使用する分にあまりメリットはありませんが、海外へ行く機会などがある方には便利に使える可能性があります。

リアカバー下に配置されたSDカードとSIMカードのスロット
リアカバー下に配置されたSDカードとSIMカードのスロット

超大型バッテリー搭載に併せて、ディスプレイサイズも5.5インチと大きくなっています。特に狭額縁仕様といったわけでもなく、手にとってみるとサイズはやはり大きめ。筆者は比較的手が大きい方ですが、それでも通常の画面表示であれば、片手でのディスプレイ端のタッチは厳しいです。

手にとってみると大きさとしっかりとした重さが感じられる
手にとってみると大きさとしっかりとした重さが感じられる
背面は左右両端にかけてゆるやかにカーブしており持ちやすさはある
背面は左右両端にかけてゆるやかにカーブしており持ちやすさはある

ZenUIにより実現されたソフトウェアのカスタマイズ性

ASUS製スマートフォンに共通する特徴のひとつとして、UI(ユーザーインターフェース)の作りこみが細かく、標準機能だけでもカスタマイズがいろいろとできる、といったことがあります。

続いてはソフトウェアをさらっとチェックしてみましょう。

初期状態でのホーム画面は3ページ構成。電話やブラウザといった基本となるアプリのほか、ASUS独自のものや電子書籍系などややプリインストールアプリは多めといった印象。

初期状態でのホーム画面
初期状態でのホーム画面

通知領域とクイックアクセスパネルもZenFoneシリーズ特有のUIデザイン「ZenUI」によってかなりカスタマイズされています。

通知領域とクイックアクセスパネル
通知領域とクイックアクセスパネル

クイックアクセスパネルに表示する内容は多くのツールと項目に分類される、非常に多くのものから自由に配置・設定が可能。

配置できるツールは12種類
配置できるツールは12種類
配置できる項目も18種類と豊富
配置できる項目も18種類と豊富

またプリインストールされているAPN情報も約2画面半分と非常に多く、MVNOのSIMを別で用意して使う方にとっても手間をかけずに使い始められる可能性は高いといえます。

APN情報も豊富
APN情報も豊富
初期状態でのメモリ空き容量は約1.1GB
初期状態でのメモリ空き容量は約1.1GB
ストレージ容量は約10.4GBが空きに。SDカードも使えるのであまり問題はない
ストレージ容量は約10.4GBが空きに。SDカードも使えるのであまり問題はない

ZenFone Maxの特徴的な機能をチェック

大容量バッテリーという部分が何よりの特徴であるZenFone Max。ここではその他筆者が実際に使ってみた中で気になったポイントを中心に、詳しく見ていくことにします。

大画面はブラウザや読書向け

まず大型バッテリー搭載に併せて大きくなったとも考えられるディスプレイサイズ。解像度はHDとサイズを考えれば高精細とはいえませんが、大画面特有の使いやすさといった部分もあります。このあたりを少しチェックしてみました。

まずは誰しも使うであろうネットブラウジング。解像度の関係で表示できる情報量はそこまで多いともいえませんが、それぞれの表示は大きく見やすいといえます。

ブラウザは大画面表示で視認しやすい
ブラウザは大画面表示で視認しやすい

また大きな画面の効果的な使い方のひとつといえるのがYouTubeなどをはじめとする動画視聴。オンラインサイトに掲載されたものをストリーミングで再生するサービスでは現状そこまで高画質なものばかりでなく、また再生する画質を自分で選ぶことも可能。そのためこちらもかなり相性はよいように感じました。

YouTubeなどの動画視聴にも向いている
YouTubeなどの動画視聴にも向いている

一方でやや厳しさを感じたのがゲームなどにもよく使われる3Dグラフィックの処理と表示。さきほどベンチマークスコアを紹介した際にも触れたとおり、グラフィック処理・表示は正直得意とはいえないレベルです。

例えばベンチマークスコア測定中に表示されるグラフィックもきれいに見えはするものの、動作にはかなりの遅れやカクツキが見られました。

複数種類のグラフィックで確認したが遅れやカクツキが目立つ
複数種類のグラフィックで確認したが遅れやカクツキが目立つ
複数種類のグラフィックで確認したが遅れやカクツキが目立つ

大容量バッテリーということでゲームが好きなユーザーにとってはうれしい仕様のようにも思えますが、少し力不足は否めないといったところ。あまり動きの激しくないものであれば、そこまで影響はないかもしれません。

そして個人的に用途としてオススメに思ったのは電子書籍での読書です。

マンガも拡大せずにしっかり読める
マンガも拡大せずにしっかり読める
マンガも拡大せずにしっかり読める
さすがに見開きで読むのは厳しい
さすがに見開きで読むのは厳しい
文字も見やすいサイズ
文字も見やすいサイズ

文字とイラスト、ともに大画面の恩恵もあり、非常に読みやすく感じました。電子書籍を読む分にはマシンパワーなどはあまり関係がないので、個人的にはネットでの調べ物、SNS、電子書籍での読書といった使い方がメインとなる人にはおススメできると感じました。

なお例えば満員電車に乗っていてあまり身動きがとれないなど、状況によっては片手で操作したいケースもあると思います。そういった場合にはナビゲーションキー真ん中のホームキーをダブルタップすることで、片手モードへの切り替えも可能です。

画面の表示を左右片側へ寄せる片手モード
画面の表示を左右片側へ寄せる片手モード

ポイントとして嬉しいのはホームボタンのダブルタップで簡単に切り替えができること、そして片手モードの時だけはナビゲーションキーが画面上に表示されるということ。

特にナビゲーションキーを物理キーで搭載しているモデルの多くは、こういった片手操作向けのモードを搭載していても、操作において一番良く使うナビゲーションキーの位置が変わらない、といったケースが多いです。

そういった意味では、使う際のことをしっかりと考えて設計されているASUS製品ならではの魅力ともいえるかもしれませんね。

大容量バッテリーを活かした「リバースチャージ」

5,000mAhという大容量バッテリーを搭載することで、公表値における連続待受時間は1ヶ月以上を謳うZenFone Max。

試しにと1日ほぼ通知のみで、操作せずにして様子をみたところ、バッテリー残量は5%ほどしか減らないという脅威のスタミナ力を感じました。

ただしバッテリーが長持ち、というだけではないのがこのZenFone Max。同梱されているコネクタを使用することで、他機器への給電も行なうことが可能です。つまり、モバイルバッテリーとしても使えるスマホ、ということです。

同梱されているコネクタ
同梱されているコネクタ

この機能は「リバースチャージ」と名されており、少なくとも筆者が確認した限りではスマホやカメラといった直接有線で接続できるもの。ワイヤレスで充電する機器やヘッドセットなどの充電にも使用することができました。

Androidスマホを充電する様子
Androidスマホを充電する様子
専用コネクタにLightningケーブルを繋げばiPhoneだってOK
専用コネクタにLightningケーブルを繋げばiPhoneだってOK
ワイヤレス充電のスマートウォッチも充電器と接続して使えた
ワイヤレス充電のスマートウォッチも充電器と接続して使えた
もちろんスマホ以外でも大丈夫
もちろんスマホ以外でも大丈夫

「大容量バッテリー搭載」という特徴に魅力を感じるユーザーの多くは「荷物の数を減らしつつ、一度の充電で長時間使えるスマホ」を求めていると思います。

そう考えると他のスマホを充電するために使用といった機会は少ないようにも思え、あくまでオマケに近い機能のようにも感じました。

ただ普段から公私で携帯電話を使い分けしている人、モバイルルーターやワイヤレスイヤホンなど、複数の機器を持ち歩く人にとっては、荷物を減らすことにしっかり貢献してくれる機能といえそうです。

高速フォーカスだけでなく万能感ありのカメラ

ZenFone Maxはリアに有効画素数1,300万画素のカメラを搭載。かつレーザーオートフォーカス機能で高速でのピント合わせが可能となっています。

スマホユーザーが最も頻繁に使う機能のひとつともいえますので、こちらもいくつか撮影例を元に見ていきましょう。

まずはオートモードで昼間の街の風景を撮影してみました。1枚めがHDR(ハイダイナミックレンジ合成)オフ、2枚めがオンで撮影したものです。

HDRオフで撮影した昼間の街の風景
HDRオフで撮影した昼間の街の風景
HDRオンで撮影した昼間の街の風景
HDRオンで撮影した昼間の街の風景

写りの印象としては性能相応といった感じ。全体的にしっかりと撮影出来ており、HDRを使えば明暗所の合成も変なクセなど無く、良い具合にまとめられているといえます。

またZenFone Maxのカメラは有効画素数が1,300万画素ですが、超解像度と呼ばれる撮影モードを選択すると、最大4倍近い5,100万画素相当で写真を撮影することも可能です。

超解像度モードなら5,100万画素相当の写真も撮影可能
超解像度モードなら5,100万画素相当の写真も撮影可能
超解像度モードで撮影した昼間の街の風景
超解像度モードで撮影した昼間の街の風景

こちらは先程のオートモード(HDRオフ)で撮影した写真と、写真の一部を切り出して見比べてみましょう。

オートモードで撮影した写真
オートモードで撮影した写真
超解像度モードで撮影した写真
超解像度モードで撮影した写真

比べてみると、超解像度モードのほうが細部まで鮮明に記録できている印象を受けます。暗所など光が少ない場面では通常モードのほうがよりきれいに撮影できる可能性が高いとは思いますが、日中などに明るい環境においては、有効に活用できる機能といえるでしょう。

また食べ物の写真もいくつか。

フライドポテトを接写
フライドポテトを接写
チーズハンバーガーもおいしそう
チーズハンバーガーもおいしそう

食べ物を撮影した写真ではどちらかといえば暖色系に写る傾向。青みがかって飯まずカメラ、なんてことにはならないように思います。

また良い意味で気になったのは意外と接写に強いということ。料理を撮影する場合などは近づけるほうがより(簡単に)美味しそうな写真が撮れるため、万能に扱いやすいカメラともいえるのではないでしょうか。

その他にも、用意されている撮影モードは豊富。

撮影モードは全18種類
撮影モードは全18種類
エフェクト撮影モード(鉛筆)
エフェクト撮影モード(鉛筆)
エフェクト撮影モード(漫画)
エフェクト撮影モード(漫画)
ミニチュア撮影モード
ミニチュア撮影モード

ベースとしてしっかり使えるカメラであり、こういったエフェクトも楽しめるということで、非常に活用の幅が広いカメラであると感じました。

評価まとめ

ひととおり見る中で最終的にこのZenFone Maxに抱いたイメージはずばり「ガラケーとスマホのいいとこどり」。具体的にはガラケーのスタミナと、スマホの多機能性を組み合わせた製品だと感じました。

特にスマホ向け機能の多くは画面が大きい方がより扱いやすいともいえ、ガラケーからスマホへの買い替えを考えている人にとっては心配なく使い始められる機種といえるのではないでしょうか。

スマホの機能の幅広さに魅力を感じつつ、ライトに使いたい。そんな方にはぜひ、このZenFone Maxは検討してみることをオススメします。

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

スマホをはじめとする「ガジェット」に関心があるフリーランスのブロガー/ライター。中でも特に関心が強いのは海外向けのSIMフリー製品。個人輸入なども楽しんでいます。ややマニアックなガジェット系ブログ「そうすけブログ.com」もほぼ毎日更新中。