カテゴリ: iPhone

セキュリティレベルがグンと上がる!iPhoneで自動ロックを設定/解除する方法
iPhoneを他人に見られないよう保護するには、誰かがあなたのiPhoneを見つけたときに画面がロックされている必要があります。
そこで今回は、一定の時間がたつとiPhoneにロックをかけてくれる機能「自動ロック」の設定方法についてご紹介いたします。
なお設定した自動ロックの解除には、スライド/パスコード/Touch ID の3種類の方法を用いることが可能です。今回は自動ロックの設定方法に加え、パスコードとTouch IDの設定/解除方法を合わせてご紹介していきます。
今回使用する端末は、iPhone 6s(iOS 9.2.1)です。使用するモデル・OSのバージョンにより表記が異なるケースがございますが、いずれの場合でもほぼ同様の手順で操作を行うことができますのでご安心ください。
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iPhoneに自動ロックを設定する
まずはiPhoneに自動ロックを設定する方法から説明していきます。
ホーム画面上にある「設定」を開き、「一般」をタップしてください。


一般をタップしたら、「自動ロック」を選択します。

「自動ロック」を選択すると、自動ロックがかかる(スリープ状態になる)までの時間を設定できるようになります。

設定時間が短ければ短いほど、iPhoneのセキュリティレベルは上がります。しかし設定時間が短すぎると、少しスマホから目を離しただけでロックがかかってしまい普段利用に困ってしまいます。ですので、「1分」「2分」のどちらかに設定しておくことをオススメします。
iPhoneに自動ロックを設定する方法は以上となります。
iPhoneにカギをかけよう
iPhoneへの自動ロックの設定方法をご紹介しましたが、自動ロックは初め「スライド」でのロック解除が設定されています。
スライド式のロックは、誰でも画面ロックを解除できるため、セキュリティ性はゼロ。いつ誰に個人情報を見られてしまってもおかしくない状況というわけです。
そこで次は、iPhoneに「スライド」以外のロックをかけるために、数字または英数字で画面をロックする「パスコード」と、指紋認証で画面をロックする「Touch ID」の設定方法をご紹介します。
なお「パスコード」と「Touch ID」の設定は途中まで同様の手順となります。
ホーム画面上の設定をタップし、「Touch IDとパスコード」を選択してください。


この「Touch IDとパスコード」の画面より、「パスコード」、「Touch ID」それぞれの設定を行っていきます。

パスコードロックを設定/解除する
まずは、パスコードの設定から始めていきましょう。
ホーム画面より、「設定」 → 「Touch IDとパスコード」と進んだら、「パスコードをオンにする」をタップしてください。

するとパスコードの設定画面に移ります。
ここでは6桁の数字でパスコードを設定できるのですが、画面中央にある「パスコードオプション」をタップすると、「カスタムの英数字コード」、「カスタムの数字コード」、「4桁の数字コード」のいずれかを選択することが可能となります。


パスコードはいずれの手段を用いても設定可能ですが、数字だけの組み合わせではセキュリティレベルが低いため、なるべく英字と数字を組み合わせて作成する「カスタムの英数字コード」を選択することをオススメします。
そのため今回は、「カスタムの英数字コード」をロック画面に設定したいと思います。

「カスタムの英数字コード」をタップすると、英数字のキーボードが表示されるので、英字と数字を組み合わせたパスコードを入力しましょう。

文字数は自由に選択できますが、短すぎるとセキュリティレベルが下がってしまうため、できるだけ長いパスコードを設定しましょう。
また「カスタムの英数字コード」は数字の桁数を自由に決めることができるので、パスコードを覚えにくいという特徴があります。
そのため設定したパスコードは必ずメモを取るなどの対策を行ってください。
パスコードを入力し「次へ」をタップしたら、確認のためもう一度パスコードを入力する必要があります。
今設定したパスコードを再度入力し、画面右上の「完了」をタップしてください。

以上でロック画面へのパスコードの設定が完了となります。
ちなみに初期設定では、パスコードを設定すると、画面がオフになるたびにパスコードを入力するように設定されています。
これが手間だと思う方は、画面をオフにしてから画面ロックがかかるまでの時間を設定してください。
ホーム画面より「設定」 → 「Touch IDとパスコード」と進んだら、「パスコードを要求」をタップします。

すると、画面をオフにしてから何分後にパスコードを要求するかを設定できる画面に移ります。

初期設定では、「即時」が選択されているため、画面をオフにするたびにパスコードロックが必要となります。
設定時間が長すぎると、せっかくパスコードを設定した意味がなくなってしまうので、「1分後」を選択することをオススメします。
パスコードの設定が完了したので、続いて解除する方法を見ていきましょう。
iPhoneの電源ボタンを押して、ロック画面に戻り、「スライドでロック解除」を右方向へスワイプするとパスコードの入力画面が表示されます。

ここで先ほど設定したパスコードを入力すると、画面のロック解除が可能となります。

パスコードロックを解除する方法は以上となります。
Touch ID(指紋認証)を設定/解除する
次に「Touch ID(指紋認証)」を設定する方法をご紹介します。
ホーム画面より「設定」 → 「Touch IDとパスコード」 → 「パスコードをオンにする」と進んだら、「指紋を追加…」をタップしてください。

すると、指紋の登録画面に移動します。
画面上に、“いずれかのホームボタンを上に置いてください”と表示されますので、指紋を登録する指を決めて、ホームボタンの上に乗せてください。

登録する指は、iPhoneを操作する上でよく使う指がよいでしょう。
片手でiPhoneを操作しているという方は親指、両手で操作しているという方は、支える手とは反対の手の人差し指を登録しておくことをオススメします。
ホームボタンの上に指を乗せると、指紋の登録画面へ移動します。
ホームボタンを指で「タッチ」 → 「離す」 → 「タッチ」 → 「離す」を繰り返して、指紋の登録を行っていきます。

「タッチ」をするときは、タッチしたまま指を少しだけ動かす必要があります。動かしすぎてもダメなのでご注意ください。気持ちほんの少し動かすくらいの感覚で大丈夫です。


「タッチ」 → 「離す」を一定の間続けていると、画面に“グリップを調整”と表示されるので、「続ける」をタップします。

「続ける」をタップすると、次は指の腹の外側の指紋を登録します。
すでに登録済みの部分は赤、未登録の部分はグレーで表示されていますので、グレーの部分を塗りつぶすように指の腹の側面をホームボタンに当てていきます。


指の腹の縁を、ホームボタンに対し「当てる」「離す」を繰り返します。
全体を赤く塗り終わると、指紋の登録が完了します。

なおTouch IDを利用するには、指紋だけではなく、ピンコードも登録する必要があります。
ここで登録をするピンコードは、指を切ってしまったなどの原因により、Touch IDで指紋が上手く認証されなかった場合に使用するものです。
画面中央下の「続ける」をタップすると、パスコードの設定画面へと移動します。

6桁の数字を入力し、再度確認のために同じ6桁の数字を入力してください。


Touch IDの登録は以上となります。指紋登録完了後は、設定内の「Touch IDとパスコード」の画面に自動的に戻ります。この画面で、今登録した指紋が「指紋1」として登録されているのを確認できます。

また、同画面上部では「iPhoneのロックを解除」がオンに設定されているのを確認できます。

もしオンになっていない場合は、iPhoneのロック解除に指紋認証を利用できなくなってしまうため、必ずオンに設定しなおしておきましょう。
ちなみに指紋登録を行い、「iPhoneのロックを解除」をオンに設定した場合の、ロック画面では、「〉スライドでロック解除」の文字が消えているのを確認できます。

この画面の状態で、指紋認証を行った指をホームボタンに置くと、画面のロックが解除されます。
Touch IDの設定/解除方法は以上となります。
まとめ
おさらいをすると、iPhoneのセキュリティレベルを上げるには、一定の時間が経つと画面をオフにする「自動ロック」の設定を短くする必要があります。
しかし初期設定では、スライドが設定されているため、iPhoneを守るにはパスコード/Touch IDのいずれかの設定が必要になるわけです。
そのため今回の記事では「自動ロック」、「パスコード」、「Touch ID」の設定方法についてご紹介しました。
各画面ロックの設定は、iPhoneのセキュリティレベルをグンと上げる機能であるため、購入後はなるべくスグに設定を行うことを心がけてみてください。
なお下記に、iPhoneの自動ロック同様、iPhoneの各種設定についてまとめてみました。iPhone初心者の方から長く利用されている方にまで参考になる記事をラインナップしてみましたので、ぜひご覧になってみてください。
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