月額480円の超格安SIMをXperia Z3 Compactで試す!(概要&設定編)

書いた人: まきはら とよかず

カテゴリ: 格安SIM, 格安SIMのAPN設定

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WIRELESS GATEとXperia Z3

最近は少しずつですが、SIMフリースマートフォンや格安SIMが普及してきたことで、毎月の携帯料金を安く抑えるための選択肢も充実してきています。

特に格安SIMに関しては、各MVNO(格安SIMを運用する業者)が様々な料金プランを展開しています。でもたまに「実際のところ、きちんと使えるの?」と思ってしまうような、かなり安い料金設定がされている契約プランも見かけますよね。

そこでMVNOの中でも現状で最も安い部類に入る「月額480円プラン」を提供しているWIRELESS GATEの格安SIMを今人気のXperia Z3 Compactに差して、実際にどの程度使えるものなのか試してみることにします。

なお今回のテーマは2回に分けてお伝えすることにします。1回目のこの記事では、使用するスマホと格安SIMの概要、使用する際の設定手順について見ていくことにします。

※当記事で扱う料金および通信料などは執筆時点のものです。

目次:

Xperia Z3 Compactの紹介

まずはじめにXperia Z3 Compactについて説明しておきます。Xperia Z3 Compact(型番:SO-02G)はNTTドコモの2014-2015冬春モデルとして発売されたスマートフォンです。

Xperia Z3 Compact(正面)
Xperia Z3 Compact(正面)
Xperia Z3 Compact(背面)
Xperia Z3 Compact(背面)

スペックは以下のとおり。

Xperia Z3 Compactのスペック
サイズ 高さ 約127mm ✕ 幅 約65mm ✕ 厚さ 約8.6mm
重さ 約 129g
バッテリー容量 2,600mAh
ディスプレイ 約4.6インチHD(1,280✕720)トリルミナスディスプレイ for mobile
OS Android™4.4 KitKat
内蔵メモリ
  • RAM:2GB
  • ROM:16GB
プロセッサ Qualcomm® Snapdragon801 2.5GHz Quad-Core
メモリ
  • ROM:16GB
  • RAM:2GB
対応UIM ドコモnanoUIMカード
カメラ
  • アウトカメラ:約2,070万画素 裏面照射積層型CMOS
  • インカメラ:約220万画素 裏面照射型COMS
外部メモリ最大対応容量 microSD 2GB/micorSDHC 32GB/microSDXC 128GB
その他 ワンセグ、ハイレゾ音源再生、NFC、防水防塵機能(IP68)など

※その他上記以外の詳細は、製品ページから確認できます。

参照:

Xperia Z3 Compact SO-02G | ソニーモバイルコミュニケーションズ

Xperiaシリーズの特徴と言えるフラットなデザインを継承しつつ、最近のスマートフォンには珍しいコンパクトなボディが最大の特徴であり、魅力であると言えるでしょう。片手での操作もしやすく、女性にもおすすめ出来る大きさとなっています。

端末比較
左からXperia Z2、Xperia Z3 Compact、iPhone6 Plus。ボディのコンパクトさが分かる
透明感のあるサイドフレーム
透明感のあるサイドフレームは女性にも好まれそう

またプロセッサには2.5GHzのクアッドコア、メモリはRAM2GB、ROM16GB,、カメラの有効画素数は約2,070万画素、OSバージョンもほぼ最新となるAndroid4.4 KitKatを搭載しており、中身に関しても他メーカーのフラッグシップモデルと比べても見劣りしない内容です。

他にも防水防塵機能、ハイレゾ音源再生対応、デジタルノイズキャンセリング機能といったものも有しています。基本的には現在のSONYのフラッグシップモデルであるXperia Z3(型番:SO-01G)をそのままサイズダウンしたものと捉えても、ほとんど問題はないでしょう。

Xperia Z3 Compact、気になる価格は?

なお気になる端末の販売価格については、NTTドコモで回線の契約と併せて端末を購入した場合の定価が68,688円(税込)となっています。当記事執筆時点での毎月の割引額などを含めて計算すると、機種変更で購入する場合の端末代の実質負担金は9,072円、新規契約および他社からののりかえ(MNP)で購入する場合は端末代の実質負担金は0円に設定されています。

ただし上記金額はあくまで24ヶ月(2年)使い続けた場合となるため、実際にはこれにプラスして毎月の利用料金がかかります。仮にカケホーダイプランにパケットパックのデータSパック(高速通信が月間2GB利用可能)で契約したとすると、毎月約7,000円がかかる計算です。24ヶ月では約168,000円という、なかなかの金額になってきます。

最近はヤフオクやAmazon.co.jpにて、未使用の新品端末(白ロムと呼ばれています)が売られており、その価格の相場は当記事執筆時点で30,000円代前半〜半ばといったところです。一見高いようにも思えますが、回線の契約を格安SIMに変更すれば、端末代と月々の利用料金を合わせたトータルでは安くなるというケースも結構多かったりもします。

この記事を読んでいる方はすでにご存知の内容かもしれませんが、毎月の携帯利用料金を少しでも安くしたい場合は、ぜひ一度こういった方法も検討してみてください。

WIRELESS GATEの紹介

今回試してみる月額480円の超格安SIMは、WIRELESS GATEというMVNOが取り扱っているものです。WIRELESS GATEはNTTドコモの設備を借りて運用しているMVNOですので、Xperia Z3 Compactで利用する場合は端末のSIMカードロックを解除しなくても利用することが可能です。

WIRELESS GATEのSIMパッケージ
WIRELESS GATEのSIMパッケージ

当記事執筆時点では5つの料金プランが用意されており、その中で最も安いものが月額480円(税込)となっています。最大通信速度は上り下りともに250kbpsで、NTTドコモの回線あるいは他のMVNOで契約するプランと比較するとかなり低速にはなっています。

しかしそれゆえ料金が抜群に安く、また月間のデータ通信量に制限がないといった特徴があるため、総合的に見た時に、利用する人によっては十分満足できるプランと言えます。何せ毎月の携帯利用料金がわずかワンコインで済んでしまうわけですからね。
ちなみに、WIRELESS GATEの格安SIMを契約するためのパッケージは、現在ヨドバシカメラやAmazon.co.jpが取り扱っています。

WIRELESS GATE、オプションはどうなっている?

基本となる5つのプランにはオプションでSMS機能を付けることが可能です。その場合は月額の利用料金プラス150円(税込)が別途必要となります。とは言え、480円プランならそれでも630円(税込)。
ただしWIRELESS GATEでは現在音声通話付きのプランは提供していないため、通話に関してはIP電話を利用する、メッセンジャーアプリ(LINEやSkypeなど)の通話機能を利用する、通話用にもう1台携帯電話を持つ、といった対応が必要です。

嬉しいのは無料のオプションサービスとして全国40,000か所のワイヤレスゲートWi-Fiスポット(公衆無線LAN)を無料で利用できるということ。接続もスマートフォンのWi-FiをONにして、専用アプリを起動するだけ、と非常に簡単な仕組みになっています。

利用に際して必要な初期設定(APN設定)

今回紹介しているWIRELESS GATEの格安SIMに限らず、他社のSIMカードやMVNOのSIMカードに差替えて使用する場合は、はじめにデータ通信を行なうために必要となるAPN(アクセス・ポイント・ネーム)を設定しなければなりません。

ここではXperia Z3 CompactにWIRELESS GATEの格安SIMを差して利用する際の手順をご紹介します。なおWIRELESS GATEの申し込みパッケージには、SIMカードの取り外し方といった基礎的な部分からイラストで丁寧に説明がされているので、初めての方でも比較的安心して設定を進めることが出来るかと思います。

パッケージには基礎的な部分から丁寧に説明が書かれている
パッケージには基礎的な部分から丁寧に説明が書かれている

まずはじめにXperia Z3 CompactにSIMカードを差します。SIMカードの差し口は端末左側面の下の方(防水キャップの中)に配置されています。

防水キャップを開ける
左側面の下の方にある防水キャップを開ける

防水キャップを開けたら、上(下の写真だと左)に黒いトレイが入っているので、これを取り出します。

トレイを取り出す
SIMカードを乗せるトレイを取り出す。

取り出したトレイにSIMカードを乗せたら、これを再び差し込みます。この時、上下の向きを間違わないように気をつけて下さい。

SIMカードをトレイに乗せたら再び差し込む
SIMカードをトレイに乗せたら再び差し込む

SIMカードを差し込むと、自動的に電源が切れて、再起動がかかります。

続いてAPNの設定を行ないます。設定メニューを開いたら「その他の設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」の順にタッチします。

「その他の設定」をタッチ
「その他の設定」をタッチ
「モバイルネットワーク」をタッチ
「モバイルネットワーク」をタッチ
「アクセスポイント名」をタッチ
「アクセスポイント名」をタッチ

現在登録されているAPNの一覧が表示されますので、画面右上にある+マークをタッチします。

+マークをタッチ
+マークをタッチ

するとAPNの情報を登録する画面に切り替わります。ここでは下の表にある項目だけ、項目通りの内容を入力していきます。表に書いていない項目は無視して構いません。

LTE対応端末の場合のAPN設定情報(参照:WIRELESS GATE:ご利用開始までの流れ/APN情報のページより
名前 任意で設定可(ここでは”WIRELESS GATE”とします)
APN xi01.wi-gate.net
ユーザー名 wg@sim
パスワード wg
認証タイプ CHAP または PAP
MCC(携帯国番号) 440
MNC(通信事業者コード) 10

全ての情報を入力し終えたら、画面右側にあるメニューボタンをタッチします。そして表示される項目の中から「保存」をタッチします。

メニューボタンをタッチ
メニューボタンをタッチ
「保存」をタッチ
「保存」をタッチ

すると先ほどのAPNが一覧で表示された画面に戻ります。あとは今登録したAPNをタッチして、チェックマークをつければOKです。

登録したAPNをタッチ
登録したAPNをタッチ

これで画面の上に表示されているアンテナピクト(アンテナのイラスト)の上にLTEなどの文字が表示されれば、設定はきちんと出来ています。

LTEなどの文字が表示されればOK
LTEなどの文字が表示されればOK!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はXperia Z3 Compact、WIRELESS GATEの格安SIM、そしてこれらを使う際の設定手順について書いてみました。次回は実際にXperia Z3 CompactにWIRELESS GATEの格安SIMを差して使ってみた感想や使い勝手に関して、細かく見ていくことにします。

次の記事:

月額480円の超格安SIMをXperia Z3 Compactで試す!(実用編)

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

スマホをはじめとする「ガジェット」に関心があるフリーランスのブロガー/ライター。中でも特に関心が強いのは海外向けのSIMフリー製品。個人輸入なども楽しんでいます。ややマニアックなガジェット系ブログ「そうすけブログ.com」もほぼ毎日更新中。