“オフィス”も“お気に入り”も、クラウドで持ち歩く。  【みんなのスマホ】No.9 サッシャ(ラジオDJ)

書いた人: モバレコ編集部

カテゴリ: インタビュー, レポート ,

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“オフィス”も“お気に入り”も、クラウドで持ち歩く。  【みんなのスマホ】No.9 サッシャ(ラジオDJ)

みんなが毎日使っている、スマートフォン。
スマホとは、どんな風に付き合っているのだろう。
どんな毎日を過ごしているのだろう。

モバレコの連載企画「みんなのスマホ」。第9回のゲストは、ラジオDJやナレーション、スポーツ実況、テレビ出演など、様々なフィールドで活躍中のサッシャさん。
様々なApple製品を愛用し、デジタルガジェット好きとしても知られている彼のスマホライフとは?
スマホとの出会いから、現在のスマホとの距離感、また彼のライフスタイルまで、たっぷりとお話しを伺いました。

<プロフィール>
サッシャ

9月22日、ドイツ共和国連邦・ヘッセン州生まれ。獨協大学外国語学部卒。
ドイツ人の父、日本人の母の間に生まれ、10歳で日本へ移住。ドイツ語、日本語、英語を自在に操る国際派ナビゲーター。環境先進国ドイツで育ち、獨協大学での専攻は環境学。地球環境に関する知識と感性が豊かなタレントである。ファンクやロックなど、ジャンルを問わず大の音楽好きが高じ、エンターテイメントの世界へ。ライブやコンサートなどの司会からスポーツの実況まで活動は幅広い。IT関連の知識が豊富なため媒体取材が多く注目をあつめている。ツール・ド・フランス(J Sports)やモータースポーツの実況を担当。また、日本テレビ系列「金曜ロードSHOW!」映画ナビゲーターとしてもおなじみ。

(WEB)オフィシャルブログ
(Twitter)@sascha348
(Instagram)@sascha348

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目次:

仕事でもプライベートでも手放せない、自称“スマホ中毒”!?

——まずは、サッシャさんとスマホとの出会いを教えてください。

2008年7月にiPhoneが日本で発売になったのですが、その年の12月にiPhone3Gを購入しました。そもそもは、当時契約していた携帯電話が海外対応していなくて。ドイツに帰ったり海外出張に出かけた時に不便だったので、海外でも使える携帯にしたいと思っていたところに、待望のiPhoneが発売になったという感じでした。元々持っていたガラケーは「おさいふケータイ」機能が付いていてとても便利だったので、そちらも残してiPhoneとの2台持ちに。ガラケーも今は「おさいふケータイ」機能が使えるAndroidに切替え、今はメイン機がiPhone6 Plus、サブ機がGalaxy S6 edgeというスマホ2台持ちです。

みんなのスマホ サッシャさん:スマホは2台持ち
スマホは2台持ち

——はじめてiPhoneを手にした時って、いかがでしたか?

やっぱり、あの指での操作は革新的でしたよね。当時、ブラックベリーが流行っていて、フィジカルじゃないボタン操作は使いづらいというのが定評だったので、iPhoneみたいなタッチパネルでの操作は打ち間違いも起こりそうだなと思っていたんです。
でも、使ってみたら手の大きい私でも意外とそんなことはなくて。触ってワンテンポ置いてどっこいしょ、みたいな間がほとんどなく、瞬時に動きに連動してくれるっていうのは衝撃でした。あと、動きの滑らかな感じ。あれは気持ちいいですね。iPhoneは、3Gを最初に持って以来、3Gs以外は新作が出る度に購入しています。

——1日どのくらいスマホを見てますか?

仕事でもプライベートでもかなり使っているので、タブレットを含めば常に何かしらは見ている感じかもしれません。じっと見ていなくても、傍らに置いてあるというか。もはや、“中毒”と言ってもいいくらい(笑)。

Apple Watchも使っているのですが、これがスマホを見すぎないための唯一のツールというか。メールの通知をしてくれたり、急ぎのメールなら音声での返信もできるので、移動中には便利。歩きスマホもしなくて済みますしね。そのうち、カメラが搭載されて、自撮りはApple Watchで出来るようになるんじゃないかな~って予想しています。

——特に、仕事でよく使うアプリはありますか?

生放送中のツイッターチェックは、パソコンも併用しているので、スマホだけではありませんが、ラジオやナレーションの仕事で常に側に置いて使っているのは、辞書関係のアプリ。特に、アクセント辞典や大辞林での音節表示は頻繁に使います。アクセント辞典は音声で教えてくれて便利なんですよ。

みんなのスマホ サッシャさん:辞書アプリを使用する機会が多い
辞書アプリの音声読み上げでアクセントを確認

あと、車や自転車レースの実況の仕事でもスマホやタブレットが欠かせません。特に自転車レースの場合は、フランスなど海外のレースでも、現地に行かずに視聴者と同じものを見て日本で実況をしているので、テーブルにだーっとスマホとかタブレットとかパソコンを並べて、様々なアプリで選手がどこを走ってるのか、どのくらいのスピードで走っているのか、など情報を見ながらやっています。

その他にも、Googleカレンダー、Gmail、SNS、音楽アプリなども使っていますが、このあたりは仕事とプライベートの境い目が難しいところですね。

お金もモノもできるだけ持たない。“クラウド化”というライフスタイル

みんなのスマホ サッシャさん:データはほぼクラウド化

——スマホの画面をパッと見せていただくと、ものすごい数のアプリが入っていそうですね。ざっとどのくらい入ってますか?

具体的に数えていないのですが、ざっと200~300は入っていると思います。
日頃からAppleストアはチェックするようにしているので、無料のものは特に、気になったアプリはまず入れてみるんです。使えるか使えないかは、実際に使ってみてから判断します。最近驚いたのは、Amazonの公式アプリ。欲しい商品を写真に撮ると、その商品を検索してくれるスキャン機能が追加になったので、いちいち商品名を入れて検索せずに、瞬間的に検索できるんですよ。便利ですよね。

みんなのスマホ サッシャさん:Amazonのアプリは写真から商品検索可能
撮った写真から商品検索ができるAmazon

——実際にこのアプリの内容を「モノ」として部屋に並べたら、大変な物量になりますよね。先程お話しに出た辞書然り、CD然り……。

本当にそうだと思います。最近では映画もストリーミングでも購入がほとんど。DVDはあまり買わないですね。お買い物で使えるポイントカードも最近はアプリになっているところが多いので持ちませんし、そもそも電車やタクシー、コンビニでのお買い物は、「おさいふケータイ」で支払うので、最近ではお財布も持ちません。ちなみに、「おさいふケータイ」は、現金で支払うよりも、どこにどのくらい使ったのかが履歴としてクリアに残るので、経理精算などがしやすくて便利なんです。最近は、どんどん“モノを持たない生活”になっていますね。

——モノを持たずにデータで持つ、という感じですね。

まさに、そうですね。できるものは全てクラウド化しようとしています。音楽もストリーミングの定額サービスを使っていますし、書籍や漫画、雑誌もアプリでチェックしています。

スマホで撮る写真や動画は、容量無制限に写真や動画をクラウド保存しておける「Googleフォト」を愛用しています。随分前ですが、子供の写真などをハードディスクに保存して置いたら、そのバードディスクの故障で写真データが全て消えてしまったことがあって。それ以来、iPhone本体からも写真データを消せずにいたので、iPhoneの中でかなりの容量を食っていたんです。でも、「Googleフォト」なら、1600万画素以下の写真はそのままの大きさで保存されるし、Googleのサーバがダウンしない限りは消える心配もありませんしね。クラウドにあれば本体に残しておく必要がなくなって、スマホの中もスッキリ片付きました。

基本的にモノを持っておきたい、という欲があまりないので、デジタルデバイスで片付くのはとても好都合。CDを出したり元に戻したりという手間もないし、本を積み上げる必要もない。クラウドのサービスを上手に使えば、自分でハードディスクを買って用心深くバックアップ取る必要もありません。余分なものを持つ必要がなくなったおかげで、部屋も片付くし何より楽。それに、いつでもどこからでも必要なものを取り出せるのもクラウド化のいいところ。どこにいても仕事ができる。つまり、スマホがあれば、そこはわたしの「移動オフィス」なんです。

「制限」と「共有」をうまく管理。スマホは親子のコミュニケーションツール

みんなのスマホ サッシャさん

——ところで、プライベートでのスマホの使い方はいかがですか?よく使うアプリはありますか?

子供がいるので、動画編集なんかはスマホで簡単にやることも多いです。あとは、最近、子供の知育アプリも充実しているんです。ドイツ語を学ぶのも、ドイツの子供用に開発されているアプリを使っています。スマホやタブレットって、子供の勉強にもとっても便利です。

うちは長女が8歳。生まれた時に既にiPod touchは持っていましたから、タッチスクリーン世代なんですよね。バスに乗って小学校に通っているので、安全管理という意味でも、そのうちスマホを持たせたいなぁ、と思っているんです。自分が使ってたスマホをお下がりであげて、格安SIMを使えば使用料も安価に済みますし。あと、iPhoneて子供が持っても大丈夫なように、かなり細かく制限かけられるんですよ。アプリの追加や削除も子供が勝手にできないようできますし、サファリを削除して「Yahoo!きっず」という子供専用のブラウザを使えば、ネット閲覧も安心です。LINEも細かく制限をかけられるので、3世代の家族のグループを作ってやりとりすれば、連絡事項をみんなで共有できていいですよ。

——制限を細かく設定すれば、子供にスマホを持たせるっていう選択種も、確かにアリですね。

子供にスマホを持たせるなら、スマホ自体にもLINEにもきちんと制限をかけるつもりですが、音楽アプリだけは例外。自分が使っているものをできるだけ共有して、制限なくいろいろな音楽を聴けるようしたいと思っているんです。ほら、自分が子供だった時って、親のレコードをこっそり聴いて、それで最初に音楽を聴く楽しみを覚えたじゃないですか。そういう体験を子供たちにはしてほしいと思うんですね。

音楽や映画や本て、ストリーミングで購入するとその履歴がちゃんと残るじゃないですか。だから、いずれ子供が自分のアカウントを引き継いだ時に、その履歴も一緒に引き継ぐことができるんですよね。だから、これからの時代、財産はクラウドで共有されていくのだと思います。

「radiko」は、リスナーとの距離をさらに縮めてくれた

みんなのスマホ サッシャさん

——ところで、「radiko」というアプリの登場で、ラジオの変化はありましたか?

かなり変わったと思いますね。今までは、「ラジカセで周波数を合わせて聴く」というスタイルが主流で、聴くのは家だったのが、「radiko」が出来たおかげで、地下鉄の車内でも聴くことができるようになった。通勤中、移動中に気軽に持ち歩いて聴いてくれる人や若いリスナーが多くなったんですね。あとは、全国で聴けるようになったので、関東以外の方からのメールが増えた印象があります。

生放送の時は、私もパソコンやタブレットをブースに持ち込んで、その場でツイッターやメールでコミュニケーションを取るのがおもしろいんです。「これなんだっけ?」とラジオで問えば、すぐに答えが返ってきますし、何か情報に間違いがあると、リスナーがみんなでツッコミを入れてくれますよ。例えば、餃子消費量No.1の都道府県とか(笑)

ラジオって、生活習慣に寄り添ったメディアだと思います。時計代わりというか。このコーナーがはじまったら何をするか、というのがなんとなく染み付いている人が多いんですね。だから、コーナーの時間が変わると、それだけでみなさん戸惑っているコメントが届いたりして昔驚いたことがあります(笑)。あと、ラジオって1対1のメディアでもあります。テレビとちがって、みんなで見るというよりは1人で聴いている人が多い。だから、「みなさん」と問いかけるのではなく、「あなた」と話しかけるようにしているんです。

——その呼びかけられる感覚は、ラジカセで聴いている時より、スマホを使ってイヤホンで聴いている時の方が、しっくりきますね。
サッシャさんのお話しをお聴きすると、デジタル化、クラウド化していくことは、「モノ」こそ目の前にはないものの、人と人との距離には全く影響していない。むしろ、近づいているような気がしてきました。どこにいても、スマホがあればその場がオフィスになる。たとえ離れていても、スマホがあればいつも家族が側にいる。これからのスマホは、単なる通信ツールではなく、“どこでもドア”のようでもあり、持っているだけで心がホッとする、ある種“お守り”のような存在にもなり得るのかもしれません。

みんなのスマホ サッシャさん

(取材・文/内海織加)
(撮影/天田輔)
(取材協力/J-WAVE)

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

こんにちは、モバレコ編集部です。 2019年もあっという間に6月ですね。7月、8月の夏本番に向けて予定を立て始める方もいらっしゃるのではないでしょうか。 スマホ業界も次々と新作が登場する熱い時期。夏の思い出を美しく残すために、高性能カメラのスマートフォンに新調するのも良いですね!