スマホによる肩コリを改善! 「肩甲骨はがしストレッチ」とは?

カテゴリ: スマートフォン
こんにちは、モバレコ編集部の勝俣です。
最近、肩コリがひどくて困っています・・・。
一日中パソコン作業してるから当然なのですが、眼精疲労、腰痛といった症状まで出てきました!(泣)

パソコンだけなく、もちろんスマホだって毎日操作しています。
私だけでなく、きっとこの記事を読まれているあなたも一緒のはず!
そんな体の不調を抱えて困っている方に今回ご紹介するのは、「肩甲骨はがしストレッチ」。
「肩甲骨を・・・はがす? なんだか痛そう!」
ご安心を! とても簡単で痛くない、全身の血行が良くなるストレッチです!
今回は、MEDICALBAYフィットネス「ラクネス」チーフトレーナーの若林先生にストレッチ法を教えていただきます。
<プロフィール>
若林孝誌(わかばやし・たかし)
神奈川県横浜市出身。MEDICALBAYフィットネス「ラクネス」チーフトレーナー。
ボディコンディショニングリフレクサの大野誠斗寛氏の元でUGM方式(利重力身体操作法)を学ぶ。現在は「ラクネス」で、プロアスリートの競技力向上や中高年・女性の健康維持のためのさまざまな指導を行なっている。
目次:
まずは、「肩甲骨のセルフチェック」を!

日中はデスクワーク仕事で長時間パソコン、通勤中や自宅ではスマホを覗き込むという毎日を過ごしていると、肩や首の筋肉は硬くなり、柔軟性や弾力を失ってしまいます。
人間の頭部は平均して6~7kgあると言われ、肩甲骨まわりの筋肉が固まって姿勢が崩れると、首や方に頭部の重さが直接かかってきます。この状態を放っておくことはとても危険です。
<肩甲骨まわりが硬くなると・・・>
・ひどい肩コリ、頭痛、腰痛の症状が出る
・疲れやすい体になる
・全身の姿勢が悪くなる
・新陳代謝が落ちて太りやすくなる
ではまず最初に、あなたの肩甲骨まわりに柔軟性があるかどうかをセルフチェックしましょう。
動画で分かりやすくご説明します!

体の不調に効く! 「肩甲骨はがしストレッチ法」

肩甲骨は、両手を背中に回して、肩の下部に出っ張っている骨の部分。
肩甲骨の周りには、僧帽筋や肩甲骨筋といった体を動かす重要な筋肉が覆うようについていて、これらの筋肉が硬くなると、関節の動きが悪くなり、周囲の血管を狭めて血流も悪くしてしまいます。
「肩甲骨はがし」とは、肩甲骨を本来の位置に戻して、正常な肩の動きに戻すストレッチです。
それでは今日は自宅でもオフィスでも簡単にできる肩甲骨はがしストレッチを3つ、ご紹介します。
1)タオルを使ったストレッチ

①椅子などに座った状態で、上の写真のようピンと張った状態でタオルを両手で持ちます。

②背中は真っ直ぐ伸ばした姿勢で、タオルを頭の上に来るようにして持ち上げます。
③タオルは張ったまま、両腕を背面に傾けます。この動作を20~30回続けます。

2)ベッドを使ったストレッチ

①ひざを立ててベッドに仰向けになり、片方の腕を上に伸ばします。

②脱力した感じで下へ下ろすように、腕を後ろ回しで回します。この動作を20~30回繰り返します。終わったら反対側の腕も同じ動作をします。

<注意点>
・回すほうの肩甲骨をベッドから、はみ出す位置で回しましょう。
・ベッドが低い場合は、マットやクッションなどで高さを調節します。

3)椅子を使ったストレッチ

①椅子やベンチに手をつきます。
このとき姿勢は、足は肩幅よりやや広いくらい。椅子と胴体が平行になるようにします。

②そのままの姿勢で前に乗り出すように動きます。
次にゆっくりと元の位置に戻り、この動作を20~30回繰り返しましょう。

まとめ「自宅やオフィスで、肩甲骨はがしを!」
肩甲骨は、体の胴体部分である胸郭から分離して動くのが当たり前なのですが、現代人は知らず知らずのうちにその機能を失っています。
今回ご紹介した3つのストレッチはどれも簡単で、自宅やオフィスでも気軽にできて継続しやすいものです。ぜひ続けてみてください。
最後に、肩甲骨はがしの4つのメリットをご紹介します。これは継続しないと損です!
<肩甲骨はがしの4つメリット>
・血流がよくなり肩コリ改善
・猫背や、姿勢の悪さ・腰痛が改善
・新陳代謝よくなり疲れにくい
・体脂肪が燃えやすく太りにくい体に
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若林先生が監修した著書紹介
今回の記事にご協力いただいた、若林孝誌先生が監修された著書『肩甲骨はがしストレッチ 首、肩、腰の痛み、体の不調が消える!』が、マイナビより刊行されています。
今回の記事で紹介した方法以外の改善法がまだまだたくさん掲載されていますので、ぜひチェックを!