Huawei P9をしっかりと使いこなすためにまず押さえておきたい7つの設定

書いた人: まきはら とよかず

カテゴリ: HUAWEI

Huawei Pシリーズのフラッグシップモデルとして、今年6月にとうとう日本のSIMフリー市場へとリリースされたHuawei P9。大手量販店で端末単体で販売されている他、すでにMVNOで取り扱いをはじめたところも登場。思い切ってこの機種でSIMフリーデビューしよう!なんて人もいるかもしれませんね。

この記事では、そんなP9をしっかりと使いこなすためにまず押さえておきたいポイントを7つ紹介していきます。基礎の基礎的なことから「え、これをオンにしておかないとあの機能が使えないの?」というちょっと高度なものまで登場しますので、ぜひチェックしてみてください。

Huawei P9の詳細レビューはこちら:

Huawei Pシリーズのフラッグシップ「Huawei P9」をレビュー!魅力はLeica協業のデュアルカメラだけじゃない!

目次:

1. はじめに:APN情報を設定しよう

SIMフリースマホを購入し、SIMカードを差し込んだら、まずはじめに行なうことはAPN(アクセスポイント名の略)情報の設定。基本中の基本ですが、これがきちんとできていないと、せっかくのSIMフリースマホも”携帯電話”として使うことができません。

特に、このP9でSIMフリースマホデビュー!なんて人は今後機種変更しても使える知識ですので、ぜひしっかりと覚えておきましょう。

設定画面より【その他】→【モバイルネットワーク】→【アクセスポイント名】の順に項目を選択していきます。

設定→その他モバイルネットワーク
アクセスポイント名
【その他】→【モバイルネットワーク】→【アクセスポイント名】の順に進むのはだいたいどのスマホでも同じ

すると、現在スマホ本体に登録されているAPN情報の一覧が表示されます。もし、ここの中に差して使おうとしているSIMカードのものが見つかれば、それを選択しておしまいです。

なお見つからない場合は自分で情報をて入力することになります。手入力する場合は画面下にある【メニュー】をタップし【新しいAPN】を選択します。

指定されたAPN情報がない場合はメニューから手入力
指定されたAPN情報がここに入っていれば選ぶだけでOK。ないなら【メニュー】から手入力
新しいAPNを選択
新しいAPNを選択

アクセスポイントの入力画面が開いたら、回線業者から指定されている情報”だけ”を入力していきます。手動でAPN情報を入力する場合は、こちらの記事を参考にしてください。

APN情報を手動で入力する場合はこちら:

Androidスマートフォンを使った格安SIMのAPN設定ガイド

「SIMフリースマホを使うにはネットワークの設定も手続きも自分でする必要がある」と聞いて難しいイメージを持つ人も少なくないと思います。ですが、いざやってみると手順を踏めばそこまで複雑ではありません

またAPN情報の設定方法に関しては、Androidを搭載したスマホであれば、メーカーが変わっても設定手順はほぼ変わりません。今後も使える知識ですので、ぜひ設定にチャレンジして、何となくでも手順を覚えてみてください。

2. キャリアアグリゲーションを有効にしよう

キャリアが取り扱う最近のスマートフォンでは対応機能として、よく耳にするキャリアアグリゲーション(CA)。複数の周波数帯を束ねることで、一度に送受信できるデータの量を増やす高速通信技術です。

P9でもこのキャリアアグリゲーションには対応していますが、実は初期状態ではキャリアアグリゲーションが無効になっています

せっかく搭載されている魅力的な機能なのに使わないのはもったいないですよね。こちらもぜひ機能をオンに切り替えておきましょう。

設定画面より【その他】→【モバイルネットワーク】の順に選択します。すると一番下に【キャリアアグリゲーション】の項目が出てきます。これをオンに切り替えればOKです。

キャリアアグリゲーション
【モバイルネットワーク】の一番下に見つかる【キャリアアグリゲーション】の項目
キャリアアグリゲーション
オン・オフを切り替える際には端末の再起動が必要

キャリアアグリゲーションの機能をオンにし、端末の再起動が完了すれば、以降キャリアアグリゲーションを利用してネットワーク接続ができている場面においては、画面右上にあるアンテナピクト横に「4G+」と表示される様になります。

キャリアアグリゲーションで接続できていれば「4G+」表示になる
キャリアアグリゲーションで接続できている状況では4G+のマークに変わる

キャリアアグリゲーションはサービス提供エリア内におり、かつネットワークが空いている状態で初めて利用できる機能。設定画面から【キャリアアグリゲーション】をオンにしても、常時利用できる(=常時4G+の表示になる)わけではありません。その点だけは注意してくださいね。

3. データ通信量の警告値と制限値を設定しよう

キャリアアグリゲーションにも対応しているし、何せハイスペック、かつ綺麗な写真も撮影できるP9。出先でもガンガン使いたくなるところです。

が、契約しているプランに定められたデータ通信量もきちんと意識しておかないと、月半ばで高速通信ができなくなった……なんてつらい状況にもなりかねません。

Androidには標準機能として、こういったケースを予防できる機能が搭載されています。それが、あらかじめ設定したデータ通信量に到達した際に警告の表示、およびデータ通信の自動制限をかけるもの。必要であれば、ぜひ設定しておきましょう。

設定画面より【データ通信量の管理】を選択します。

データ通信量の管理
設定画面の上から3番目にある【データ通信量の管理】

【データ通信量の管理】の画面が開いたら、右上にある設定マークをタップ。これで警告の表示と、データ通信の自動制限をかける値の設定画面へ移動します。

データ通信量の管理
右上の歯車マークをタップ

画面が切り替わったら、まずは一番上に並ぶ【1ヶ月の利用可能なデータ通信量】の項目をタップ。ここでデータ通信の自動制限(遮断)をかける値を設定します。

はじめはMB単位での入力となっていますが、MBの部分をタップすれば表示が変わり、GB単位で入力することも可能です。

1ヶ月の利用可能なデータ通信量
まずは最上段にある【1ヶ月の利用可能なデータ通信量】を選ぶ
データ通信の自動制限をかける値を入力
データ通信の自動制限をかける値の入力画面
入力欄横の単位をタップすると「MB」と「GB」を切り替えられる
データ量入力欄横の単位をタップするとMB⇔GBで切り替わる

入力を終えると、先ほどの画面に新たに【通信料の通知】という項目が追加されます。次はこれを選択。

通信量の通知
新たな項目が上から2番目に追加されるので、それを選択

ここでは1ヶ月および1日の2つの期間にて、到達したら警告(通知)を表示する値を設定できます。多くのプランでは1ヶ月でのデータ通信量の他、3日間で◯GBに到達すると速度制限、なんて設定もありますので、1日のデータ通信量の通知も必要に応じて設定してみましょう。

月または日単位の通信量通知の設定
表示されている丸を左右に動かすと設定値を変更できる

値の設定が終わったら、最後にその上にある【1ヶ月の上限超過時の動作】を選択。ここで【モバイルデータ通信を無効化】にチェックが入っていることを確認します。

仮に【通知する】の方にチェックが入っていると、先ほどデータ通信の自動制限をかけるとして設定した値に到達した場合も、自動で遮断されなくなります。

データ通信の上限を超えた場合の動作設定
最後に【1ヶ月の上限超過時の動作】を開く
データ通信の上限を超えた場合の動作設定
特に理由がなければ【モバイルデータ通信を無効化】にチェックを入れておく

契約するプランによってはあえて【通知する】にチェックを入れておいてもよいかもしれませんが、よくわからないという人は【モバイルデータ通信を無効化】を選択しておくほうが、少なくとも使いすぎてしまう心配はなく安心といえます。

4. ステータスバーに表示される情報を整理しよう

画面の上には利用している回線の情報、バッテリー残量、電波の状況といったスマートフォンの現在の状態情報を表示するエリア「ステータスバー」が配置されています。ですが、中には「私には特に必要ない」という情報もあるかもしれません。

P9では、このステータスバー上に表示される情報をある程度コントロールすることが可能です。もし表示する必要のない項目などあれば、ぜひ一度ここから紹介する内容を確認してみましょう。

設定画面より【通知パネルとステータスバー】を選択。移動した画面の下のほうに並ぶ項目をオン・オフ切り替えることで、ステータスバー上に表示する情報を整理できます。

通知パネルとステータスバー
【通知パネルとステータスバー】の項目を選択
通知パネルとステータスバー
開いた画面の下部に【ステータスバー】のくくりで表示・非表示のスイッチが並んでいる
通知パネルとステータスバー
いくつかスイッチをオンにしてみると、ステータスバー上に表示される情報が増えていることがわかる

通信速度や電池残量表示は好みで選ぶのがよいと思いますが、通信事業者名は普段、表示しておく意味もあまりないので、筆者個人的にはオフにしておいてよい項目だと思います。

5. 指紋認証機能の利用登録をしよう

P9ではリアパネル上に全方向からアクセス&高速での認証に対応する、指紋認証センサーを搭載しています。この機能は端末のロック解除はもちろん、P9においては他にも便利な用途で使用できる設計となっており、積極的に活用したい機能のひとつ。ぜひ設定しておきましょう。

設定画面より【指紋ID】の項目を選択。【指紋ID】の設定画面が開いたら、一番上に並ぶ【指紋管理】をタップします。

指紋ID指紋管理
【指紋ID】→【指紋管理】の順にタップ

指紋認証機能を設定する場合、まずはじめに仮に指紋認証がうまく機能しなくなったことを想定し、指紋認証以外のロック方法を設定することになります。用意されているのはPIN(パスコード)入力とパスワード入力の2つ。好きな方を選択して、まずはこの設定を行ないましょう。

ロック解除方法の設定
まずは【PIN】か【パスワード】によるロック解除を設定する

これで【指紋管理】の画面が開きますので【新しい指紋】を選択し、指紋情報を登録していきます。1つの指紋を登録するには、指紋認証センサーに最短でも6回ほど、登録する指の指紋を押し当てます。

新しい指紋を登録する
【指紋管理】の画面にて【新しい指紋】を選ぶと登録画面に移行する
新しい指紋を登録する新しい指紋を登録する
指(指紋)を少しずつ位置をずらしながらセンサーに押し当てていく
新しい指紋を登録する
この画面が出れば指紋の登録は完了
登録した諮問には名前がつけられる
登録した指紋情報には名前もつけられる

なおP9に登録できる指紋情報は最大5つ。同じ指は登録できません。センサーの配置を考えると、両手の人差し指、中指あたり、計4本を登録しておけばよいのではないでしょうか。

登録できる指紋の数は最大で5つ
登録できる指紋の数は最大で5つ
同じ指を登録しようとするとエラーメッセージが表示され、先に進まない
同じ指を登録しようとするとエラーメッセージが表示され、先に進まない

P9では指紋認証センサーは、認証機能以外にも使いみちが用意されています。詳しくは【設定画面】→【指紋ID】と開いた後、下の方に並ぶ項目をチェックしてみてほしいところですが、中でも【写真/ビデオを撮影】【通知パネルを表示】の2つはオンにしておくと特に便利かと思います。

P9に搭載された、指紋認証センサーへのジェスチャーで利用できる機能
P9に搭載された、指紋認証センサーへのジェスチャーで利用できる機能

6. ナビゲーションキーの配置を見なおそう

Androidスマートフォンを操作する上で、最も高い頻度で触るボタンといえば「ホーム」「戻る」「アプリ使用履歴」といったナビゲーションキーです。このキーの配置は機種によって異なっていることがあり、前に使っていたスマホと配置が逆だと慣れるまでとても使いにくく感じてしまう可能性があります。

しかしP9では、ディスプレイ上に表示されているこのナビゲーションキーのキー配置を入れ替えることが可能です。こちらは必要に応じて、見直ししてみましょう。

設定画面より【スマートアシスト】→【ナビゲーションバー】の順で選択していきます。

スマートアシストナビゲーションバー
【スマートアシスト】は設定画面の下から8番目に並ぶ

ナビゲーションキーの配置として選択できるのは全部で4パターン。「ホーム」を中央に「戻る」と「アプリ使用履歴」を入れ替えた2パターン。そしてそこに「通知パネルを開く」を加えた2パターンです。

ナビゲーションバー
選べるパターンは全部で4つ

先ほどの指紋認証センサーによる通知パネルの表示機能を設定しておけば、あえてナビゲーションバー上に「通知パネルを開く」のキーは表示する必要がないと思います。

このあたりは兼ね合いも考えながら、自分の使いやすいように組み合わせてみましょう。

7. 省電力モードの使い方を確認しよう

スマートフォンの弱点のひとつといえばバッテリー持ちがあまりよくはないこと。そのため少し機能・性能を制限しても、バッテリーの持ちをよくしたいという人もいるでしょう。

また非常事態などにおいても、貴重な情報収集ツール・連絡手段として少しでも長く使えるようにしておきたいところですね。

そんなときにも使える機能として、P9には3つの電源プラン(動作モード)が用意されています。毎日使用するかは別として、どのようにモードを切り替えられるのかは一度確認しておきましょう。

設定画面より【詳細設定】→【バッテリーマネージャー】の順にタップしていきます。

詳細設定バッテリーマネージャー
【詳細設定】の項目は設定画面の下から3番目

するとバッテリーマネージャーと呼ばれる画面が開きます。ここで一番上にある【電源プラン】をタップしてみましょう。

電源プラン
バッテリーマネージャーが開いたら【電源プラン】をタップ

すると【パフォーマンス】【スマート】【ウルトラ省電力】の3つが選択肢として表示されます。それぞれパフォーマンス重視、バランス型、省バッテリー重視のプランとなっており、切り替えは選択したい項目に◯をつけ、右上のチェックマークをタップすればOKです。

電源プラン 異なる3つのプランから選択
特性の異なる3プランから選択できる

【ウルトラ省電力】はバッテリー持ちが大きく向上する分、制限される機能・性能も多め。非常事態向けのプラン、といったところです。

日常においては、状況や好みに応じて【パフォーマンス】【スマート】の2つからプランを選択することがオススメです

まとめ

APN情報の設定といった基本となることから、キャリアアグリゲーションのオン・オフ切り替えといった見落としがちな項目まで、合わせて7つのポイントを紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

今回は紹介しきれませんでしたが、P9には他にも片手操作をサポートする便利な機能もいくつか初期搭載されています。

設定画面をひとつひとつ確認していっても、ユニークな項目がたくさん見つかりますので、初めてのスマートフォンという人はもちろん、これまでAndroidスマホを使ってきたという人も、時間を見つけてひととおり設定項目を眺めてみてください。すると、さらに自分向きの使いこなし方が見つかるかもしれません。

今回紹介した内容を参考に、ぜひHawei P9を使い倒してみてください。

Huawei P9の詳細レビューはこちら:

Huawei Pシリーズのフラッグシップ「Huawei P9」をレビュー!魅力はLeica協業のデュアルカメラだけじゃない!

Androidの便利な使い方もチェック

Androidの使い方

Androidの便利な使い方
こちらのリンクから「Androidの便利な使い方」をチェックできます。Androidのスマートフォンをお持ちの方はぜひチェックしてみてください。

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

まきはら とよかず

まきはら とよかず

スマホをはじめとする「ガジェット」に関心があるフリーランスのブロガー/ライター。中でも特に関心が強いのは海外向けのSIMフリー製品。個人輸入なども楽しんでいます。ややマニアックなガジェット系ブログ「そうすけブログ.com」もほぼ毎日更新中。

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