3G/4Gの同時待受に対応した「Moto G4 Plus」を使いこなすための9個の設定・使い方

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3G/4Gの同時待受に対応した「Moto G4 Plus」を使いこなすための9個の設定・使い方

国内初の3G/4G同時待受に対応したエポックメイキング(革新的)な「Moto G4 Plus」。日本のSIMフリー市場においても革命的な端末ですが、それだけに、設定項目も従来のAndroidとはひと味もふた味も違う点があります。

この記事は、以下の構成としています。

前半:この端末の核心部分、デュアルSIM・デュアルスタンバイの設定方法の紹介
後半:端末使いこなしのための一般的なAndroidの設定の紹介

Moto G4 Plusは、OS自体は素のAndroidに非常に近いため、Androidの設定に慣れている方は、後半部分は特に参考にして頂く必要はないかと思います。

それでは、いってみよ!

Moto G4 Plusの詳細レビューはこちら:

国内初!4G(LTE)と3Gの同時待ち受けに対応した「Moto G4 Plus」レビュー

目次:

基本編。設定画面の表示方法とデバイスマニュアル

設定画面の表示方法

まず最初に、端末の設定画面の表示方法を説明します。大きく分けて2つの方法があります。

端末の上部、ステータス部分を下にスワイプすると、通知が表示されます。さらにもう一度下にスワイプすることにより、右上に歯車ボタンが表示されます。これを、クリックすると、設定画面が表示されます。

ステータスバーからの設定画面表示ステータスバーからの設定画面表示
ステータスバーからの設定画面表示

他にも、ホーム画面のドロワーアイコンをタップし、アプリ一覧から設定アイコンをタップすることで、設定画面を表示することができます。

アプリ一覧からの設定画面表示アプリ一覧からの設定画面表示
アプリ一覧からの設定画面表示

どちらの方法でも良いですが、わざわざアプリ一覧を表示する手間が省略できる、前者のやり方が個人的にはオススメです。

デバイスマニュアルの表示方法

次に、デバイスマニュアルの表示方法を説明します。といっても、表示方法は簡単。アプリ一覧から、この「?」マークのデバイスマニュアルをタップするだけです。最近はこういった説明書アプリみたいなのがスマホに同梱されている場合も増えてきましたね。

デバイスマニュアルの場所デバイスマニュアルの場所
デバイスマニュアルの場所

中身を見てみましたが、トピックが綺麗に分類されていて、気になる項目を簡単に表示できたり、検索機能もあったりと、非常によく出来ています。この記事では網羅できていない設定方法も、こちらのデバイスマニュアルには記載がありますので、利用方法で迷った時は、こちらも参照いただくのがオススメです。

前半:徹底解説!3G/4G同時待受の設定方法

この章では「Moto G4 Plus」の真骨頂、3G/4Gの同時待受の設定方法を解説します。

以降のスクリーンショットは、例として以下のSIM利用を前提としています。

  • SIMトレイ1:楽天モバイル通話SIM → 通話用SIMとして設定
  • SIMトレイ2:Y!Mobileデータ通信SIM → データ通信用SIMとして設定

1. SIMカードの挿入位置と各SIMカードのAPN設定

まず、SIMカードをそれぞれのトレイにさします。Moto G4 PlusのSIMカードの挿入位置は本体背面カバーを取り外すと確認できます。

SIMカードの挿入位置は背面カバーを外すと確認できる
SIMカードの挿入位置は背面カバーを外すと確認できます

SIMカードをそれぞれのSIMトレイにさした後、一番最初に各SIMカードを利用するためのAPNの設定が必要です。

【設定】→【無線とネットワーク(もっと見る)】→【モバイルネットワーク】でモバイルネットワーク設定が表示されます。

モバイルネットワーク設定モバイルネットワーク設定
モバイルネットワーク設定
モバイルネットワーク設定

上部に、先ほど挿入した2つのSIMの通信事業者名が表示されます。左がSIMトレイ1、右がSIMトレイ2に対応します。上記の画像では、SIMトレイ1が選択されています。

後は設定対象のSIMをタップした後【アクセスポイント名】をタップすると、APN設定画面に入ります。

対象のSIMをタップし、アクセスポイント名をタップすることでAPN設定画面へ対象のSIMをタップし、アクセスポイント名をタップすることでAPN設定画面へ
対象のSIMをタップし、アクセスポイント名をタップすることでAPN設定画面へ

国内発売のSIMフリー端末なだけあり、あらかじめ複数業者のAPN設定がインストールされていますね。非常に便利です。

自分が利用したいAPNがすでにある場合は、APNを選択するだけでOK。もしAPN設定が一覧にない場合は、各MVNO事業者の設定方法を参考に、APNの設定を実施してください。

手動でAPNの詳細設定をする場合はこちら:

Androidスマートフォンを使った格安SIMのAPN設定ガイド

2. 用途に応じたSIMの設定をウィザード形式で設定

APN設定が完了したら、つぎに、各SIMの利用用途を設定していきます。

この設定はなかなかに煩雑なのですが、Moto G4 Plusには、ウィザード形式で利用用途を設定するメニューが用意されているので、それを利用するのが早いです。これで、3G/4G待受のための基本的な設定は終了します。

【設定】→【SIMカード】→【使用状況プロファイル】の順に移動します。

【設定】の【SIMカード】から【使用状況プロファイル】と進む【設定】の【SIMカード】から【使用状況プロファイル】と進む
【設定】の【SIMカード】から【使用状況プロファイル】と進む
使用状況プロファイル設定画面
使用状況プロファイル設定画面

使用状況プロファイル設定画面では、4つの使用状況に分けて、SIMの使い方をセットアップできます。

4つの利用シーンに応じた、SIM設定のセットアップ
4つの利用シーンに応じた、SIM設定のセットアップ

[基本]をタップすると、「データ」「SMS」「通話」で利用するSIMをそれぞれ選択できます。今回の例だと、通話とSMSはSIMトレイ1の楽天モバイル通話SIMを利用するので、下記のような設定となります。

「データ」「SMS」「通話」で利用するSIMをそれぞれ選択「データ」「SMS」「通話」で利用するSIMをそれぞれ選択
「データ」「SMS」「通話」で利用するSIMをそれぞれ選択

その後、「次へ」ボタンを押すと、一通りの設定が完了します。

その他のプロファイル選択について、解説します。

「自動」:通話した連絡先に基づいて、通話に最適なSIMを選択します。これは、両方のSIMに通話できるSIMを刺している場合に、発信先の電話会社に応じて、自動的に最適なSIMがどちらか判定して、端末がSIMを自動的に選択します。

この場合、通話は自動選択となり、設定では、「データ」と「SMS」をどちらのSIMで利用するかを選択します。

「自動」設定の場合、「通話」は端末任せ、「データ」と「SMS」で利用するSIMのみ、自分で設定「自動」設定の場合、「通話」は端末任せ、「データ」と「SMS」で利用するSIMのみ、自分で設定
「自動」設定の場合、「通話」は端末任せ、「データ」と「SMS」で利用するSIMのみ、自分で設定

「個人用と仕事用」:プライベートと、仕事で2つのSIMを使い分けている時に選択します。

この場合、最初に個人用SIMがどちらかを選択し、SIMに割り当てる連絡先の方法を、「Googleアカウント」か「連絡先」によって、設定することが可能です。

個人用と仕事用でGoogleアカウントを分けている場合は「Googleアカウント」を選択。発信先の電話番号(家は「個人用」、会社は「仕事用」)に応じてSIMを分ける場合は「連絡先」を選択します。

個人用SIMと仕事用SIMの使い分け設定画面個人用SIMと仕事用SIMの使い分け設定画面
個人用SIMと仕事用SIMの使い分け設定画面
個人用SIMと仕事用SIMの使い分け設定画面

「メインと個別」:メインで使うSIMは決めておいて、限定的な場面でもう一つのSIMを利用する場合に選択します。

この場合、最初にメイン用SIMを選択し、もう一つのSIMでデータ通信に利用するSIMを設定します。

メインSIMと補助SIMの設定画面メインSIMと補助SIMの設定画面
メインSIMと補助SIMの設定画面
メインSIMと補助SIMの設定画面

以上で、基本的なデュアルSIM・デュアルスタンバイの設定は完了です。その他、個別に各SIMの挙動を設定したい場合は、以下の個別の設定方法を参照してください。

3. 音声またはデータの使用に優先度を設定する

このMoto G4 Plusの利用において非常に重要な点ですが、デュアルSIM運用においては、通話中はデータ通信を利用することができません。これは、通話用SIMとデータ用SIMを別々に割り当てていてもそうなります。

(補足:上記制限はあくまでデュアルSIM運用の場合の話であり、シングルSIMで運用する場合は、通常のスマホと同じく、通話とデータ通信は同時に可能です)

つまり、できる事はデータ通信と通話の待受のみで、実際に通話がはじまると、データ通信は無効になり利用できなくなります。

通話中は、以下の画面のようにアンテナピクトに「!」マークが表示され、データ通信が無効になります。

通話中はデータ通信ができない
通話中はデータ通信ができない

そのため、データ通信中に着信があった時、「データ通信を優先する」、もしくは「着信を優先する」のいずれかを、あらかじめ設定しておく必要があります。

【設定】→【SIMカード】→【優先する接続】で、優先する接続を選択します。

優先接続の設定画面優先接続の設定画面
優先接続の設定画面
優先接続の設定画面

「優先する接続」の設定画面で選択できるのは、「データ」と「音声」。

「データ」:データ通信中に着信があると、ボイスメール(留守番電話)に転送
「音声」:データ通信中に着信があると、データ通信を停止

例えば、データ通信で大きなファイルをダウンロードしている時などに、着信があった場合、この設定をあらかじめ意識しておかないと、着信が勝手に留守電になったりして困惑します。意図した動きにならず非常に混乱するので、一番最初に使い方に応じて、設定することをオススメします。

4. 通話用のSIMを選択する

通話を発信するたびに、使用するSIMを選択できます。毎回選択するのが億劫な場合は、全ての発信を1枚のSIMに集約したり、連絡先ごとにSIMを切り替えたり、発信パターンを端末に学習させて、自動で選択させることができます。

【設定】→【SIMカード】→【通話】の順にタップし、使用するSIMをタップします。

通話用SIMの選択通話用SIMの選択
通話用SIMの選択
通話用SIMの選択

通話で利用するSIMを自動選択する場合、上記画面で「その都度確認」をタップします。その後、SIMカード設定画面で「自動SIM選択」をONにすると、自動SIM選択画面が起動します。

自動SIMの選択方法設定自動SIMの選択方法設定
自動SIMの選択方法設定
自動SIMの選択方法設定

5. データ通信、およびSMSで利用するSIMを設定する

端末に2枚のSIMが挿入されている場合、データ通信は1度に1枚のSIMでのみアクティブになります。そのため、データ通信でどちらのSIMを利用するかを設定できます。

【設定】→【SIMカード】→【モバイルデータ】の順にタップして、モバイルデータ通信を選択します。

モバイルデータ通信用SIMの選択モバイルデータ通信用SIMの選択
モバイルデータ通信用SIMの選択
モバイルデータ通信用SIMの選択

また、同様に【SIMカード】→【SMSメッセージ】の順にタップすると、SMSで利用するSIMを選択できます。

SMS用のSIMの選択SMS用のSIMの選択
SMS用のSIMの選択

後半:Android使いこなしのための設定方法

後半では、Android使いこなしのための一般的な設定方法を解説します。端末独自の設定も一部ありますが、Moto G4 Plusは、非常に素のAndroidに近い作りとなっているため、Androidに慣れた方には、おなじみの設定方法となります。

6. データ使用量の制限設定

各SIMのデータ使用量の制限設定を実施します。

【設定】→【データ使用量】でデータ使用量画面を表示し、モバイルデータで利用しているSIMを選択します。

データ使用量設定画面データ使用量設定画面
データ使用量設定画面

その後、「モバイルデータの上限を設定する」をONにした後、赤い制限バーを移動させることで、モバイルデータの上限を設定できます。

赤い制限バーを動かし、上限を設定赤い制限バーを動かし、上限を設定
赤い制限バーを動かし、上限を設定

7. 電源キーのダブルタップでカメラを高速起動

この端末は、カメラもなかなかの性能なのですが、そのカメラをスリープ状態からでも素早く起動する設定があります。Galaxy S6 edgeあたりから採用される端末が急に増えてきましたね。便利なので、ぜひ設定しておきましょう。

【設定】→【ディスプレイ】で「電源ボタンを2回押してカメラを起動」をタップします。

電源ボタン2回押しによるカメラ起動設定電源ボタン2回押しによるカメラ起動設定
電源ボタン2回押しによるカメラ起動設定

8. タッチ操作時のバイブを無効化

画面下部のナビゲーションバーに表示される、ホームボタンや戻るボタン、初期状態では、タッチするたびにバイブ振動します。最初はフィードバックがあり分かりやすいのですが、使っている間に煩わしくなってくるのもまた事実。

そういう場合は、下記の設定で、バイブをオフにしましょう。

【設定】→【音と通知】→【その他の音】で、不要なタッチ操作音やバイブをオフにします。

タッチ操作音の無効化設定画面タッチ操作音の無効化設定画面
タッチ操作音の無効化設定画面
タッチ操作音の無効化設定画面

個人的には、ある程度端末利用になれてきたら、この音は全てオフで良いと思います。

9. セキュリティ強化のための指紋認証設定

セキュリティを強化するための設定を実施します。Moto G4 Plusは、画面前方に指紋認証用センサーを設置しており、感度も上々のため、セキュリティ強化には、パターンロックなどではなく、指紋認証を利用することをオススメします。

【設定】→【セキュリティ】→【指紋】をタップすると、指紋によるロック解除画面が表示されます。

指紋認証設定画面指紋認証設定画面
指紋認証設定画面
指紋認証設定画面

後は、画面の説明にそって設定すれば、指紋認証の設定は完了します。

まとめ:その他設定は、デバイスマニュアルを参照

以上、Moto G4 Plusを使いこなす上での、必要な設定方法を紹介してきました。ここで紹介しきれなかった設定内容も、冒頭で紹介したデバイスマニュアルで全て網羅されています。

非常に見やすいマニュアルなので、端末の使いこなしのためにも、一読されることをオススメします。

国内初の3G/4G同時待受端末。SIM周辺は、設定方法がかなり特殊なので戸惑う場合も多いかと思いますが、この記事を参考に、あれこれ触ってみると、概要がつかめてくると思います。

この記事が、貴方のMoto G4 Plusの使いこなしに役立てば、これ幸いでございます。それでは!

Moto G4 Plusの詳細レビューはこちら:

国内初!4G(LTE)と3Gの同時待ち受けに対応した「Moto G4 Plus」レビュー

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

auのIS03に衝撃を受けたあと、Androidの魅力にとりつかれました。ガジェットを使う先にある未来や、実現できること、便利なこと、素晴らしいことなどをわかりやすく伝えられるよう、記事を書く日々です。hamako9999.netの中の人でもあります。