カテゴリ: HUAWEI

Huawei honor 8を購入したら押さえておきたい6つの設定・使い方
MVNOの楽天モバイルが独占販売中のHuawei Technologies(以下、Huawei)製ハイエンドモデル「honor 8(オーナー・エイト)」。
16の層を重ねることで再現された独特なマイクロパターンの美しさ、ダブルレンズ構成で色彩表現の豊か&ボケ味も楽しめるカメラ。そしてハイエンドならではの高仕様に割安な価格設定。現在国内のSIMフリースマートフォン市場において大きく注目を浴びる1台となっています。
今回はこのhonor 8を購入して使用するにあたり、より快適・便利に使用するために押さえておきたい設定項目と機能を6つ取り上げて紹介していきます。
これから購入予定の人からすでに使用中の人まで、ぜひ一度チェックしてみて下さい。
目次:
目次:
1. キャリアアグリゲーションを有効化
Huawei Japan公式サイトに用意されているhonor 8の製品ページを確認すると、スペック情報(通信方式の項目内)に「B1+B19/B3+B19/B1+B8」と書かれたものが見つかります。
これは複数の電波を束ねて高速通信を実現する技術「キャリアアグリゲーション(以下、CA)」の対応状況を示した情報です。honor 8ではNTTドコモ系およびソフトバンク系のSIMカードを差した場合に、CAを使用できる可能性がある仕様となっています。
ただしこのCAを利用するためには、あらかじめCAの利用自体を許可しておく必要があります。初期状態ではオフとなっているこの設定、まずはオンへと変更しておきましょう。
なお設定を変更する際には端末の再起動が必要となります。もし作業中のアプリやセーブ前のゲームなどがあれば、そちらを先に終わらせておいてください。
設定画面より【その他】→【モバイルネットワーク】の順にタップします。


【モバイルネットワーク】の画面が開いたら、最下段に【キャリアアグリゲーション】という項目が見つかります。初期状態ではオフになっていますね。

この項目をタップし、スイッチをオンに切り替えます。有効化するにあたっての確認事項が表示されますので【有効】をタップしましょう。

再起動することを確認するメッセージが表示されます。すぐに再起動して問題なければ【再起動】をタップ。

この後、端末が自動で再起動します。以降、キャリアアグリゲーションが利用できる状況になればアンテナピクト横に「4G+」と表示され、より高速での通信が可能になります。
2. 視力保護モードを設定
ついつい寝る前にも、ベッドの中で触り続けてしまうスマートフォン。ただしスマートフォンの画面から発せられるブルーライトは目に刺激を与え、導眠を妨げるといわれています。
そんなときに活用したいのがhonor 8に搭載されている「視力保護モード」。画面から発せられるブルーライトをカットし、刺激を低減してくれます。
設定画面より【画面】の項目をタップします。

表示が切り替わったら、画面をスクロールさせ一番下へ。【視力保護モード】と書かれた項目が見つかります。ここをタップすることで、機能のオン/オフが切り替えられます。

タップしてみると、機能の説明などが表示された画面へと遷移します。ここで一番上にあるスイッチを改めてタップすると、オン/オフが変更できます。

実際に機能をオン/オフした状態の画面表示をカメラで撮影してみたのが下の写真。比べてみると差は歴然。オンにすることで画面が黄色みがかった刺激の少ない色味に変更されます。


もちろん就寝前以外にも活用することで、日常のスマホ使用で感じる目の疲れは低減できます。ぜひ有効に活用したい機能のひとつです。
3. バッテリー残量表示をカスタマイズ
画面右上に表示されているバッテリー残量を示したイラスト。honor 8は初期状態では電池のイラストだけとなっていますが、わかりにくければ数字(パーセンテージ)付きの表示に変更することも可能です。
設定画面より【通知パネルとステータスバー】をタップします。

【通知パネルとステータスバー】の画面が開いたら、ステータスバーのグループ内にある【電池残量表示(%)】の項目をタップします。これで表示が変更できます。


なおこの状態だとパーセンテージを表す数字とバッテリーのイラストが横並びになり、同じ情報が2つ表示されていることになります。もしシンプルにまとめたければ、1つ下にある【電池残量表示位置】の項目を触ることで、パーセンテージの数字をバッテリーのイラスト内に収めることもできますよ。

あくまで見た目の問題なので好みがわかれるところではありますが、数字表示を加えたいと思ったらぜひチェックしておきましょう。
4. 指紋認証機能をセットアップ
honor 8のリアパネルには、スリープ状態から最速0.4秒でスリープ&ロック解除が行なえる指紋認証センサーが搭載されています。こちらも、あらかじめ使用者の指紋情報を登録しておくことで使える機能ですので、忘れずに設定しておきましょう。
設定画面より【指紋ID】→【指紋管理】の順にタップします。


するとまずは、指紋でうまくロック解除できないときに使用する”予備のロック解除方法”を設定する画面が開きます。選べる手段はPIN(PINコード入力)とパスワードの2つなので、好みのほうを選んで設定しましょう。


予備のロック解除方法を設定し終えると、指紋管理の画面が開きます。画面下の【新しい指紋】をタップしましょう。

画面に登録する指を指紋センサーにあてるメッセージが表示されます。あとは指紋センサーに指を数回押し当てて、指紋情報を登録していきます。


1回指を押し当てる毎に、画面に表示された指紋のイラストが赤色に染まっていきます。すんなりいけば最低6回のタッチで登録が完了しますよ。


これで先ほどの【指紋管理】の画面に戻ります。下に登録した指紋情報が追加されていること、そして端末のスリープ・ロック解除に使用するのであれば【ロック解除画面】の項目がオンになっていることを確認しましょう。これで指紋認証が使えます。

なお先ほどはスキップしましたが、【指紋管理】の画面から1つ前に戻ると指紋センサーを用いて使用できる、他の機能のオン/オフも設定することができます。それぞれ説明を読みながら、使いたいものをオンにしていきましょう。

5. スマートキーによく使うアプリを登録
先ほど紹介した指紋認証用のセンサーは物理ボタンにもなっており、ここに特定の機能やアプリをショートカット起動するための割り当てを行なうことも可能です。
設定画面から【スマートアシスト】の項目をタップします。

ここはhonor 8に初期搭載されている様々な便利機能の設定画面になっています。今回は上から3つ目に見つかる【スマートキー】をタップしましょう。

すると【スマートキー】機能の使い方が表示されます。


スマートキー機能を設定するにあたっては、この機能に「電話」「カメラ」「連絡先」情報へのアクセス権限を与える必要があります。設定を継続するのであれば【有効】をタップします。

【スマートキー】の設定画面が表示されました。機能やアプリ起動を割り当てることができるアクションは「押す(1度押し)」「2回押す」「長押し」の3つ。割り当てたいアクションの項目をタップすると設定画面が表示されます。




今回筆者は懐中電灯、カメラ、Google検索の3つを割り当ててみました。割り当てる機能はもちろん好みで選んでOKですが、個人的には咄嗟のタイミングで素早く起動できると便利なものを割り当てておくことがオススメですよ。
6. 2つのバッテリー節約機能を活用
スマートフォンを使う上で誰しも気になることといえばバッテリー残量ですね。honor 8は比較的コンパクトなサイズながら、3,000mAhという大容量のバッテリーを搭載しています。ただそれでも、できることならより長くバッテリーは持ってほしいものです。
ここでは最後に、honor 8に搭載されている2つの省電力機能の設定手順に触れておきます。
設定画面より【詳細設定】→【バッテリーマネージャー】の順にタップします。


するとバッテリー情報が表示された画面が開きます。
省電力に関係する設定の1つ目は【電源プラン】。スマホのパフォーマンスと省電力性のバランスを調整する項目です。


各プランには動作時間(参考値)と説明が書かれていますので、使い方に合わせて選択します。通常時は【パフォーマンス】か【スマート】のいずれかが適当でしょう。【ウルトラ省電力】は多くの機能が制限されるので、非常事向けといったところ。
もう1つの設定は【解像度を下げて省電力】。そのままですが、ディスプレイに表示される映像の解像度を通常時(1920×1080のフルHD)からひとつ下(1280×720のHD)へと強制的に下げることで、バッテリー持ちをよくする設定です。

スイッチをオンにするためタップすると、解像度切替にあたり起動中のすべてのアプリを一旦終了する旨、注意メッセージが表示されます。このまま進めて問題なければ【有効】をタップしましょう。


解像度の変更が完了すると、再び【バッテリーマネージャー】の画面に戻るとともに【画面解像度を下げて省電力】の項目がオンになっています。解像度を下げたことで表示が粗くなっているはずですが、耐えられる表示かチェックしてみましょう。

見え方の違い(感じ方)は人によって異なると思います。もし「ちょっと見づらいな」と感じたら、先に説明した【電源プラン】のみ設定しておくのでもよいと思います。
まとめ
honor 8をより快適かつ便利に使用できるようにチェックしておきたいポイントを6つ紹介してきました。いかがでしたでしょうか。
今回取り上げた中でも筆者が個人的に、ぜひとも設定して使ってみてほしいのは指紋認証、スマートキーの2つ。特にスマートキーはスリープを解除して、アプリを探して、タップして……といった手間を大幅に省略できる便利な機能です。
ぜひ今回紹介した内容を参考に、honor 8の魅力をたっぷりと感じてみてください。