快適に使える格安SIMがわかる!「通信快適さ 計測プロジェクト」を開始

書いた人: モバレコ編集部

カテゴリ: 格安SIM

本当に快適な格安SIMはどこのMVNOか!? モバレコは「通信の快適さ」を計測・研究するプロジェクトを開始します!

2016年、現在多くのMVNO各社が独自のサービス内容で格安SIMの取り扱いを行っています。(モバレコも2016年5月に「モバレコモバイル」を発表しました。)

各社、サービス内容に違いはありますが、これから格安SIMを契約しようと思ってる方にとって大きく気になるポイントとしては、「通信速度」「利用料金」になるでしょう。

通信速度については、各社ベストエフォート(最大)の通信速度を掲載していますが、実際はそこまでの速度を体験できないことがほとんどです。
公表されている通信速度を信用して格安SIMを契約したけど、動画がカクカク止まったり、サイトの表示が遅かったりなど、思っていたよりも速度が出なかったという意見を耳にすることも少なくありません。

DMM mobile
通信速度の表記例:「DMM mobile 公式サイトでの通信速度について
最大の通信速度と「規格上の最大値」という注意書きが掲載されている

料金については、「格安SIM」という名称が一般化するほど各社ともに魅力的な料金プランでサービスを展開していますが、たとえ利用料金が安くても通信速度が遅いのでは格安SIM利用者の満足度が高いとは言えません。利用者が求める料金と速度のバランスが取れてはじめて満足が生まれます。

しかし、利用する前に通信速度の品質を調べる方法は、一般的には利用者の口コミなどを参考にするしかありません。
はたしてそれで「満足度が高い格安SIM」を契約することができるのでしょうか。

そこでモバレコは「通信の快適さ」を測るプロジェクトを開始します

前記のような背景がある現状、失敗しない格安SIMを見つけることはまだまだハードルが高いのではないかと私たちは感じています。

それを解決するために、モバレコは「通信の快適さ研究プロジェクト」を始めました。

通信の快適さとは?

よくあるスピードテストアプリで計測される「通信速度」からさらに一歩進んで、ユーザーが利用して「快適」と評価できるものを研究して測ることを目指しています。つまり、通信速度の実測値のみならず、さまざまな角度で通信の品質を測りたいと考えています。たとえば「繋がりやすいか」「安定して速度がでるか」「(メンテナンスなどが少なく)いつでも繋がるか」といったことも評価に取り入れています。

「今1番快適な格安SIMはどれなのか?」についてモバレコは様々な角度から研究し、そのデータをランキング形式にして定期的に公開していきます。この計測プロジェクトが、格安SIMの契約・乗り換えを検討している方にとって参考になれば幸いです。

※この調査はモバレコ独自のものであり、必ずしも実効速度を保証するものではありません。通信環境により結果が異なる場合がありますので、あくまで参考程度にどうぞ。

記念すべき第1回の計測結果ランキング!2016年6月の快適な格安SIMは?

2016年6月の半ばから計測を開始しましたので、まずは6月のランキングを公開します。今回、計測の対象とした格安SIMは下記のとおり10社のMVNO。

(五十音順)

これらをモバレコ独自の方法で計測した結果、ランキングはこのようになりました。

2016年6月 格安SIM通信快適さランキング

6月はBIGLOBE SIMが1位!
上図右端のスコアの列を見ると、その次の順位にUQ mobileと楽天モバイルが僅差で並んでいます。

スコア(点数付け)について

スコアについては複数の計測項目と独自の評価基準に基づき、点数付けを行っています。

2016年6月 格安SIM通信快適さランキング グラフ

計測項目については都度調整を行っており、今後もバージョンアップを図っていきます。

計測方法について

世にある多くのスピードテストアプリ・サイトはHTTPをもちいたデータ転送にかかる「平均の帯域幅」と「平均の応答時間」を評価の軸とし、テスト用の専用サイトを対象としてテストを行っています。

HTTPとは

Hypertext Transfer Protocol(ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル、略称 HTTP)とは、WebブラウザとWebサーバの間でHTMLなどのコンテンツの送受信に用いられる通信プロトコルである。 ハイパーテキスト転送プロトコルとも呼ばれる

出典 : Wikipedia

帯域幅とは

通信などに用いる周波数の範囲のこと。データ通信は搬送に用いる電波や電気・光信号の周波数の範囲が広ければ広いほど転送速度が向上することから、周波数とは無関係に単に「通信速度」という意味で用いられることも多い(本来は誤用である)。

データ通信の速度が速い(遅い)ことを指して「帯域が広い(狭い)」と言う。特に、インターネットへの接続に関しては、電話回線やISDN回線など通信速度が概ね100kbps程度以下の接続環境を「狭帯域」「ナローバンド」と呼び、ADSLやCATVインターネット、光ファイバー、FWAなど高速な接続環境のことを「広帯域」「ブロードバンド」と呼ぶ。

出典 : IT用語辞典

モバレコでは上記に加え、HTTP以外の通信項目についても計測・評価しています。

また、計測を高頻度かつ長期で行っており、多くの計測結果サンプル数を収集しています。計測にはMNOごとに同じ種類の端末を複数用意し、決められた場所で各格安SIMの計測を順番に行っており、なるべく条件が揃うように工夫をした上で計測の品質を保つようにしています。

このように、同条件下での計測サンプル数を多く集めることで、通信が発生する度に、通信品質がブレたりせず、ある程度一定の品質が出せているかを定量的に測り、評価を行っています。

「快適」な転送速度とは

転送速度と件数の分布図
転送速度と件数の分布図

上図はあるMVNOの転送速度の計測結果です。横軸が転送速度で、縦軸がその速度を計測した回数です。
20Mbpsまでが多く計測されていますが、それ以上の速度になると計測される回数が少なくなっているのがわかるかと思います。

上図グラフだけではわかりにくいかと思いますので、評価基準について一つ極端な例を挙げてみます。

例:
普段の通信速度は100Kbspだが、1日に数回だけ40MbpsになるというAというSIMと、毎回の通信で平均して3~5Mbpsの通信速度が出るBというSIMがあります。
これらはどちらが「快適」と言えるでしょうか?

どちらのSIMが快適?

上記例について、利用のほとんどが低速状態で、動画やサイトの表示が遅いAよりも、40Mbpsのように高速通信はできませんが、安定して毎回の利用で3~5Mbps使えるBのほうが、快適に使えるSIMと言えるでしょう。

このように当計測では、そういった定常的に安定した速度が出ているかなどの観点でも通信の快適さを評価しているので、より利用者の実体験に即した回線品質の評価になっています。

今後はさらに計測品質の向上を続けていきます

現在はベータ版として通信の快適さを評価して点数付けを行っています。
今後は、計測対象のSIMと計測項目を増やし、今以上に多角的な観点からの計測を行いスコア品質の向上を図っていきます。

モバレコの「通信快適さ研究プロジェクト」をどうぞよろしくお願い致します。

* 計測システム共同開発・監修 ・・・ 株式会社クルウィット株式会社ignote

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

モバレコ編集部

モバレコ編集部

スマホ、ケータイ、docomo、au、ソフトバンク、格安SIMに関する総合情報メディア「Mobareco-モバレコ」の記事コンテンツの制作を監修。スマホのレビュー、サービス解説、ライフハックからトラブルシューティングガイドなどの幅広いジャンルのコンテンツディレクションを手掛ける。『スマホをもっとわかりやすく。もっと便利に。』ユーザー目線に沿ったコンテンツを発信中。Twitter:@mobareco_jp




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