SIMカードケースが便利! 端末乗り換え時や海外旅行でも役立つ、SIMの保存・保管方法

昨今の格安SIMの普及により、「複数のSIM」を使い分けるような人も増えてきたのではないでしょうか?
また、海外旅行の際に現地でSIMを購入することもありますが、元々入っていたSIMの保管場所に困ることはありませんか?
スマホの買い替え時など、一時的にSIMを取り出しておかなくてはならない場合にも、どうしたものか迷ってしまいます。

SIMカードは、非常に小さくて扱いにくいうえに、「大切な情報」がたくさんつまっているので、絶対に紛失は避けたいところです。今回はそのSIMの保存方法についていくつかご紹介したいと思います。
専用のSIMカードケースが一番安心
当然のことですが、SIMカードを保存するために作られた専用のケースが一番保管に適しています。今は色々なメーカーから出ていますが、簡易的なものなので値段も安くお買い得です。一度でも使う機会があれば買ってしまってもよいですね。
全部が揃ったカードケース型
最初に紹介するのは、Amazonでも人気のカード型のSIMカードケース。microSDとSIMの保存はもちろんのこと、SIMピンやSIMアダプターが入っているのもポイント。アダプターが入っているのは海外旅行でも役立ちますね。

SIM変換アダプターだけでも、数百円することが多いので、1,200円ならこのセットで買ってしまっても良いかもしれません。
SIM microSDカード収納用アルミケース
1,200円(税込)
一番シンプルにビニールのSIMカードケース
シンプルにNanoSIM(ナノSIM)を6つ入れるだけのビニールのケースもあります。SIMピンが付いているので、便利ですね。一般的なクレジットカードやポイントカードなどと同じ大きさになるので扱いやすいです。

6ナノSIMカード用のSIMカードホルダー収納ケース
750円(税込)
人気の粘着型? のSIMカードケース
トレイを引き出し、その粘着部分に貼り付けるタイプもあります。レイアウトを気にせず保管ができるので、非常に便利。粘着部分と言ってもベタベタすることもなく、これが結構人気です。

粘着式グリップパッド技術 SIM カード や micro SD カード 紛失防止 持ち運び ケース
1,136円(税込)
ひと工夫で便利にSIMを保存できるカードとセロハンテープ
SIMカードの保管・保存方法で一番手っ取り早いのが、SIMカードを切り離す前のカードにセロハンテープで貼り付けて保存する方法です。実は大量のSIMがあるモバレコ編集部でも、この方法で保管しております。
まずは、カードのSIMを切り取った部分にセロハンテープを貼ります。


そこに、SIMをペタっと貼り付けます!

そのままカードサイズでどこかに保存しておいてもいいですが、複数枚ある場合は、市販のカードフォルダに入れて整理するとわかりやすくて便利です。利点は、カードの部分に情報を書き込めることです。

他にもSIMの保管の仕方は無限大!
SIMカードの特徴は、小さくて薄いので紛失には注意が必要だが、それほど壊れやすいものではない。たっぷりと個人情報が詰まったアイテムなのに、物理的に情報を書き込む場所が極めて少なく、複数あった場合に見分けが付かなくなるというのが特徴です。
では、このような点を踏まえて、いくつか考えてみましょう。
■デスクトップ
PC上の概念ではなく、物理的にデスクトップに貼ってみるのはいかがでしょうか?

絶対忘れなさそうですね。
これは極端な例ですが、Nano SIMは本当に小さいですから、あまり動かすことがなく、且つ普段目に付く場所に貼り付けておくのはいい方法です。
■カードに貼り付け
海外旅行でSIMを借りた際などに、急に保管しなくてはいけなくなった場合、サイフの中にある使わないポイントカードやパスポートなどに貼り付けておくのもありかもしれません。

薄くて適度な大きさの保管のしやすいものに、セロハンテープで貼り付けておくのは得策です。セロハンテープなら、海外でもどこかで手に入るのではないでしょうか? 英語でセロハンテープって何ていうのかわかりませんが(笑
さすがにこれはマズイかな? 間違ったSIMの保管方法
■ポケット
どこかに入れて……と思ったらまずはポケットでしょ? SIMカードを直接ポケットにイーン!

まず、やる人はいないと思いますが、これはまず無くすでしょうね(笑 入れたまま洗濯したらどうなるのか、誰か検証して欲しいです。
■小銭要れ
何か細かいものを急に保管しなくてはいけなくなったとき、絶対忘れないようにと、サイフの小銭入れに入れてしまう人はいないでしょうか?

小銭が入っていないのなら良いのですが、周りに小銭が入っていると、傷ついてしまう可能性があるので、やめておいた方がいいです。
■冷蔵庫
保管するといったら、ほら、あれでしょ! タッパーに入れて冷蔵庫に! 新鮮なまま保てるよって

そもそも、SIMカード腐りませんから。
大丈夫だとは思いますが、電子部品などの天敵と言われているのが、ホコリと水分です。
冷蔵庫なんて湿気でだめになっちゃうかもしれませんよ? やったことないですけど。
■子供に預ける
終わりですね。

おもちゃ箱に入れられたら、もぅオシマイでしょう。ただでさえ小さいSIMカード。色んな隙間に入っていってしまいます。子供になんて渡してしまったら、数年後に意外なところから出てくるかもしれませんね。タイムカプセル気分を味わいたい人はどうぞ。
まとめ
SIMカードは、あまり外で保管することを前提として作られていないようです。保管用のケースが付いてくることはありません。
複数枚使用することがあるなら、専用のケースを購入することをおすすめしますし、そうではなく一時的なものなら、セロハンテープを使って簡易的に保存して紛失しないように注意しましょう。
SIMの紛失はそれまでのデータが全て無くてなってしまうようなこともありますし、誰かに拾われて悪用される可能性もあります。小さなチップでも個人情報のたくさんつまったチップなので、取り扱いにはくれぐれも注意しましょう。