Motorola 「Moto Z」を使い始める際にまず確認しておきたい6つの設定・使い方

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Motorola 「Moto Z」を使い始める際にまず確認しておきたい6つの設定・使い方

2016年9月に日本国内での発売が発表され、翌10月からすでに購入が可能となっているMotorola Mobility(以下、Motorola)のハイエンドスマートフォン「Moto Z」。

この機種ではシリーズ専用に開発された装着型アクセサリー「Moto Mods(モト・モッズ)」による機能拡張が特に話題ですが、Moto Z自体も高い仕様・性能を誇ります。

今回はそんなMoto Zを使い始めるにあたり、その特徴をより感じるためにも、まず確認しておきたい設定項目を6つ紹介します。いずれも基本的な内容ですが、逆にいえば、それだけ確実に押さえておきたいことでもあります。ぜひチェックしてみてください。

Moto Zの詳細レビューはこちら:

待望のMotorolaハイエンド「Moto Z」レビュー!スリムボディはMoto Modsとの相性も抜群!

目次:

1. SIMカードの挿入位置

まずはじめにおさらいとして、Moto ZのSIMカードスロットの場所と使用方法に触れておきます。

Moto ZのSIMカードトレイは側面(上)に配置されています。丸い穴へSIMカードイジェクトピンを差し込むと、トレイを取り出すことが可能です。

SIMカード/SDカードトレイは上面に
SIMカード/SDカードトレイは上面に
向きとしては端末背面側にカードトレイが設けられている
向きとしては端末背面側にカードトレイが設けられている

Moto Zでは同時に2枚のSIMカードを差すことができますが、このうちSIMカードスロット2はSDカードとの排他設計になっています。そのため、SIMカードを2枚差す場合はSDカードは差すことができません。

Moto ZのSIMカード/SDカードトレイ
Moto ZのSIMカード/SDカードトレイ
SIMカードを2枚乗せた様子
SIMカードを2枚乗せた様子
SIMカードとSDカードを乗せた様子
SIMカードとSDカードを乗せた様子

Moto Zでは、2枚差したSIMカードの片方で4G接続、もう片方で3G接続を行なう4G+3Gの同時待ち受け(デュアルシム・デュアルスタンバイ。DSDSと略すことも)をサポート。これは新たな使い方として興味深いものですが、これによってSDカードは使えなくなってしまうことは理解しておきたいところです。

2. APN情報を設定する

SIMフリースマートフォンを購入したら、まずはSIMカードを差して、データ通信に必要となるAPN情報を設定します。SIMカードを差すスロットの場所は先ほど触れましたので、ここでは引き続きAPN情報の設定手順を紹介します。

設定画面より【もっと見る】→【モバイルネットワーク】の順にタップ。これでモバイルネットワークの設定画面が開きます。

設定画面の上から5番目にある【もっと見る】の項目
設定画面の上から5番目にある【もっと見る】の項目
【モバイルネットワーク】は下から2つ目
【モバイルネットワーク】は下から2つ目
モバイルネットワークの設定画面
モバイルネットワークの設定画面

これまで国内で多く販売されていたスマートフォンの大部分はSIMカードスロットが1つのもの。SIMカードスロットが2つになると、画面構成もやや異なってきます。

今回Moto Zには、NTTドコモ系MVNOのSIMカードを2枚差していますが、画面上部に「NTT DOCOMO」という表示がふたつ見つかりますね。これは2枚のSIMカードそれぞれに対し、個別に設定ができることを意味しています。

キャリア名のタブをタップすると、設定するSIMカードが切り替わるキャリア名のタブをタップすると、設定するSIMカードが切り替わる
キャリア名のタブをタップすると、設定するSIMカードが切り替わる

APN情報を設定したいSIMカードを選択したら【アクセスポイント名】をタップします。

スロット1でもスロット2でも、設定の流れは同じ
スロット1でもスロット2でも、設定の流れは同じ

するとプリインストールされているAPN情報がリストで表示されます。

NTTドコモ系のSIMを差したところ11種類のAPN情報が表示されたNTTドコモ系のSIMを差したところ11種類のAPN情報が表示された
NTTドコモ系のSIMを差したところ11種類のAPN情報が表示された

この中に自分が使用するSIMカード用のAPN情報が含まれていれば、それを選択するだけでデータ通信が即利用可能です。

一方、プリインストールされている中に自分が使うSIMカード用のAPN情報が見つからない場合は、APN情報を手動で追加する必要があります。この場合は画面右上のプラスマークをタップします。

APN情報の新規登録はプラスマークから
APN情報の新規登録はプラスマークから

アクセスポイントの編集画面が開いたら、使用するSIMカードを管理する事業者から提供されているAPN情報を手入力していきます。入力する情報は指定されているもののみでOKで、多くの場合は【名前(任意)】【APN】【ユーザー名】【パスワード】【認証タイプ】の5項目になっています。

APN情報の登録画面
APN情報の登録画面
回線事業者から提供されているAPN情報を手入力する
回線事業者から提供されているAPN情報を手入力する

必要な項目をすべて入力し終えたら、右上のメニューボタンをタップ後、表示される【保存】を忘れずに選択しておきましょう。これをしないまま閉じてしまうと、入力したAPN情報が破棄されてしまいます。

入力後は忘れずに保存を
入力後は忘れずに保存を

【保存】を選ぶと、先ほどのAPN情報の一覧画面に戻ります。項目を確認すると、一覧のどこかに今登録したAPN情報が追加されているはずです。

新規登録したAPN情報が追加されている
新規登録したAPN情報が追加されている

あとは有効にするAPN情報の横にあるチェック欄を選ぶだけ。少し待ち時間はあるかもしれませんが、右上のアンテナピクト横に白文字で「4G」など、接続完了を意味する表示が現れます。

アンテナピクト横に「4G」の文字を確認
アンテナピクト横に「4G」の文字を確認

同時に2枚差しているSIMカードそれぞれについてAPN情報を設定する場合は、先程見たモバイルネットワークの設定画面に戻り、もう片方(未設定)のSIMカードを選び、以降同じ流れで設定します。

関連記事:

Androidスマートフォンを使った格安SIMのAPN設定ガイド

3. SIMカードの名前や使い分けを設定する

2枚のSIMカード(回線)で同時待ち受けすることのメリットといえば、音声通話とデータ通信など、条件によって使用するSIMカードを選択できること。契約プランの異なる2枚のSIMカードを上手に組み合わせることで、従来とはまた異なったスマートフォンの使い方を実現することも可能です。

この“状況に応じたSIMカードの使い分け”についても、あらかじめ設定を行なっておく必要があります。次はこの手順を紹介していきます。

設定画面より【SIMカード】を選択します。するとSIMカードの設定画面が開きます。

【SIMカード】の項目は設定画面の上から3番目
【SIMカード】の項目は設定画面の上から3番目
SIMカードの設定画面
SIMカードの設定画面

SIMカード設定画面の上部では、それぞれのSIMカード(SIMカードスロット)に割り当てる名前やマーク、機能のオン・オフを設定できます

上部にSIMカードのイラスト付きで2つ並ぶ項目
上部にSIMカードのイラスト付きで2つ並ぶ項目

それぞれの項目をタップすると、そのスロットに名前やカラーを指定することが可能。どちらに何のSIMカードが入っていたか、自分で思い出せるように設定しておきましょう。

名前やカラーの設定画面
名前やカラーの設定画面

また項目の右横にあるスイッチを切り替えれば、スロットの有効・無効を切り替えられます。

スロットの有効・無効を切り替えるスイッチ
スロットの有効・無効を切り替えるスイッチ
試しにスロット2をオフにしたところ右上のアンテナピクトが消えた
試しにスロット2をオフにしたところ右上のアンテナピクトが消えた

SIMカードが1枚しか差さっていない場合は空のスロットが強制的に無効化されますが、2枚差しつつ、片側だけ無効化したいケースもあるかもしれません。そんなときのためにも、ぜひ操作方法を覚えておきましょう。

またSIMカード設定画面の下部では、モバイルデータ通信、音声通話、SMSメッセージを利用する際にどちらのSIMカードを優先して使用するかを設定できます

機能別の優先SIMは画面下部から設定する
機能別の優先SIMは画面下部から設定する
優先して使うSIMを設定優先して使うSIMを設定
データ通信、通話、SMSのいずれもどちらかを優先して使うか選ぶだけ
データ通信、通話、SMSのいずれもどちらかを優先して使うか選ぶだけ

2枚のSIMカードによる同時待受を行う場合、APN情報設定後の操作(設定)はほぼこの画面で行なうことになります。余裕があれば、ぜひ色々と試しながら、設定方法をよりしっかりと身に着けておくのがよいと思いますよ。

4. カメラのクイック起動を設定する

Moto Zには2回押すことで、スリープ状態からでもカメラをクイック起動できる設定が用意されています。よくカメラを使う場合は、こちらもチェックしておきましょう。

設定画面より【ディスプレイ】を選択します。開いた画面の下部に【電源ボタンを2回押してカメラを起動】という項目があるので、これをオンにすれば設定完了です。とても簡単ですね。

設定は【ディスプレイ】の項目から
設定は【ディスプレイ】の項目から
スイッチをオンにするだけで簡単に設定(有効化)できる
スイッチをオンにするだけで簡単に設定(有効化)できる

なおMoto Zでは、これ以外にMotorola独自のジェスチャー操作機能「Moto Actions」を搭載されており、こちらにもまた異なった方法でカメラを起動できる設定が用意されています。後ほど触れますので、どちらがより自分で使いやすいか、試して、選択してみましょう。

5. 指紋認証を設定する

Moto Zはディスプレイの下に四角い指紋センサーを搭載。これを用いて端末のスリープ・ロック解除や画面消灯といった操作が可能です。慣れると操作の手間を省くことができる便利な機能だけに、ぜひとも設定しておくことがオススメです。

設定画面から【セキュリティ】→【指紋】の順に選択します。

指紋認証の設定は【セキュリティ】の項目で行なう指紋認証の設定は【セキュリティ】の項目で行なう
指紋認証の設定は【セキュリティ】の項目で行なう

指紋認証機能の説明が表示されますので、内容を読みながら【次へ】をタップし進んでいきます。

説明の内容は難しくないのでぜひ一度目を通しておきましょう説明の内容は難しくないのでぜひ一度目を通しておきましょう
説明の内容は難しくないのでぜひ一度目を通しておきましょう

指紋認証を設定するにあたり、最初に指紋認証以外でのロック解除方法を設定します。こちらは予備のロック解除方法、という位置づけです。

今回はPINコードで設定
今回はPINコードで設定

予備のロック解除方法をPINコード入力で指定する場合、再起動時に端末保護機能としてPINコードの入力を求めることも可能です。必要に応じて選びましょう。

PINコード入力を指定すると端末保護機能も利用できる
PINコード入力を指定すると端末保護機能も利用できる

ここではPINコードを指定。

内容確認のため、同じPINコードを2回入力する
内容確認のため、同じPINコードを2回入力する

続いて端末ロック時の通知に関する設定画面が表示されます。【すべての通知内容を表示する】にすると、端末がロックされている状態でもロック画面上に通知の内容が表示されます。こちらも好みに合わせて選択して下さい。

ロック画面に通知を表示したい場合は1番上を選ぶのが無難
ロック画面に通知を表示したい場合は1番上を選ぶのが無難

これでようやく指紋の登録に移ります。画面の指示に従い、画面の下に配置された指紋認証センサーに登録する指を当ててみましょう。

画面にこのメッセージが表示されたら......
画面にこのメッセージが表示されたら……
画面の下に配置された指紋認証センサーに指を乗せてみる
画面の下に配置された指紋認証センサーに指を乗せてみる
画面が切り替わるので【次へ】をタップして進む画面が切り替わるので【次へ】をタップして進む
画面が切り替わるので【次へ】をタップして進む

あとは登録する指の指紋をセンサーに押し当てていきます。読み取りエラーがまったくなければ、最短12回のタッチでひとつの指紋情報登録が完了します。

指紋情報登録中の画面
指紋情報登録中の画面
登録完了。続けて別の指も登録する場合は【別の指紋を登録】を選択
登録完了。続けて別の指も登録する場合は【別の指紋を登録】を選択

指紋の登録が完了したら、最後にこのセンサー部でできる操作方法の説明が表示されます。

読み飛ばさず、一度は確認しておきましょう
読み飛ばさず、一度は確認しておきましょう

以降、登録した指紋情報の管理(追加や削除含む)は設定画面→【セキュリティ】→【指紋】の画面で行なうことができます。

指紋の削除や再登録ももちろん可能指紋の削除や再登録ももちろん可能
指紋の削除や再登録ももちろん可能

6. Moto Actionsを設定する

Moto Z、あるいはMoto Zシリーズの他機種だけに限らず、比較的最近のMotorola製スマートフォンには共通して「Moto Actions」と呼ばれるジェスチャー操作機能が搭載されています。

今回は最後にこのMoto Actionsの設定画面を紹介しておきます。

Moto Actionsの設定は、アプリ一覧にある【Moto】のアプリから行ないます。

アプリドロワーから【Moto】と書かれたアプリを探す
アプリドロワーから【Moto】と書かれたアプリを探す
初回起動時は簡単な説明が表示される初回起動時は簡単な説明が表示される
初回起動時は簡単な説明が表示される

Motoアプリでは大きく3つの項目(Actions/Voice/Display)について設定ができます。

今回はMoto Actionsを紹介するので【Actions】を選択
今回はMoto Actionsを紹介するので【Actions】を選択

Moto Actionsでは全部で7つのジェスチャー操作を設定できます。

Moto Actionsとして用意されているジェスチャー操作一覧Moto Actionsとして用意されているジェスチャー操作一覧
Moto Actionsとして用意されているジェスチャー操作一覧

それぞれの機能をオン・オフするには、各項目をタップ。右上にスイッチが表示されるので、これを切り替えて設定していきます。

機能のオン・オフは各ジェスチャー毎に選択できる機能のオン・オフは各ジェスチャー毎に選択できる
機能のオン・オフは各ジェスチャー毎に選択できる

また一部のジェスチャーについては、項目選択後の画面にて、下のほうに【方法を表示】を表示されることがあります。これを選ぶとジェスチャー方法がアニメーションで確認できるだけでなく、実際にその場でジェスチャーをテストしてみることも可能です。

一部のジェスチャーはその場で動作テストも可能一部のジェスチャーはその場で動作テストも可能
一部のジェスチャーはその場で動作テストも可能

用意されているジェスチャーはぜひ一通り確認してみてほしいですが、この中には「Moto Zを手に持ち、手首をひねることでカメラをクイック起動」といったものも用意されています。

こちらは先に紹介した「電源ボタン2度押しでカメラクイック起動」と比べて、より使いやすいほうを選んでみてください。

まとめ:設定項目も独自機能は少なくシンプル

OSもピュアAndroid採用ということで、ソフトウェアはかなりシンプルな設計のMoto Z。設定項目にも独自機能はそれほど多く見られませんが、用意されているものはいずれも、かなり便利に使える可能性を秘めたものだといえるでしょう。

Moto Modsでの機能拡張はもちろん、単体でもMoto Zの魅力をしっかり感じるために、今回紹介した内容もぜひ参考にしてみてください。

Moto Zの詳細レビューはこちら:

待望のMotorolaハイエンド「Moto Z」レビュー!スリムボディはMoto Modsとの相性も抜群!

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

スマホをはじめとする「ガジェット」に関心があるフリーランスのブロガー/ライター。中でも特に関心が強いのは海外向けのSIMフリー製品。個人輸入なども楽しんでいます。ややマニアックなガジェット系ブログ「そうすけブログ.com」もほぼ毎日更新中。