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au「AQUOS U SHV37」レビュー!低価格で多彩な便利機能が嬉しいスマートフォン
auの2016年秋冬モデルとしてSHARP(シャープ)製「AQUOS U SHV37」が2016年11月18日に発売されました。
コンパクトなボディサイズながら、2,700mAhのバッテリーと低消費電力に優れたIGZO液晶によって実現するスタミナスマホの実力などを紹介します。

SHARP
AQUOS シリーズ
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AQUOS U SHV37 vs AQUOS U SHV35 スペックを比較
AQUOS U SHV37 | AQUOS U SHV35 | |
---|---|---|
OS | Android 6.0 ※Android 7.0アップデート予定 |
Android 6.0 ※Android 7.0アップデート予定 |
サイズ | 高さ:約143mm 幅:約71mm 厚さ:約8.3mm |
高さ:約141mm 幅:約71mm 厚さ:約8.3mm |
重さ | 約137g | 約128g |
ディスプレイ | 5.0インチ / 1,280×720(HD)/ IGZO液晶 | 5.0インチ / 1,280×720(HD)/ IGZO液晶 |
プロセッサ | Snapdragon 430 MSM8937 1.4GHz×4、1.1GHz×4 |
Snapdragon 617 MSM8952 1.5GHz×4、1.2GHz×4 |
メモリ | 2GB | 2GB |
ストレージ | 16GB | 16GB |
microSD | 最大256GB | 最大200GB |
メインカメラ | 1,310万画素 | 1,310万画素 |
フロントカメラ | 500万画素 | 500万画素 |
バッテリー | 2,700mAh / microUSB | 3,010mAh / microUSB |
連続通話時間 | 約24時間(約1,440分) | 約20.3時間 (約1,220分) |
連続待受時間 | 4G LTEエリア:約950時間 WiMAX 2+:約950時間 |
4G LTEエリア:約870時間 WiMAX 2+:約870時間 |
電池持ち時間 | 約120時間 | 約105時間 |
SIM | スロット数:1 スロット:nanoSIM |
スロット数:1 スロット:nanoSIM |
Wi-Fi | 802.11b/g/n(2.4GHz) | 802.11b/g/n(2.4GHz) |
Bluetooth | バージョン:4.2 | バージョン:4.2 |
通信速度 | 受信最大:150Mbps 送信最大:25Mbps |
受信最大:225Mbps 送信最大:25Mbps |
au VoLTE | ○ | ○ |
防水、防じん | IPX5/IPX8、IP6X | IPX5/IPX8、IP5X |
ワンセグ、フルセグ | ×、× | ×、× |
急速充電 | ○ | ○ |
非常用節電機能 | ○ | ○ |
おサイフケータイ | ○ | ○ |
指紋認証 | × | × |
カラー | ライム×ゴールド / プラチナ×ホワイト / ピンク×パウダー / メタル×ブラック | ミントブルー / シルキーホワイト / エレガントブラック |
「AQUOS U SHV37」ではデザイン変更が影響しているのか若干サイズと重さが増えました。バッテリー容量は300mAh減ったものの省電力化を実現、電池持ち時間の公称値は15時間も伸びています。
このほかにも「ヒカリエモーション」や「持つと画面点灯」など、前モデルにはない機能が搭載されています。
デザイン・サイズ
前モデルのSHV35はラウンドフォルムとフラットパネルのコラボデザインが印象的でした。今季モデルの「AQUOS U SHV37」はラウンド化を一歩進めて手になじむフルラウンドフォルムデザインに進化しています。
細かく見ていくと、フロントディスプレイはエッジ部が湾曲した2.5Dガラスを採用。さらにサイド部から背面にかかるつなぎ目をラウンドしたことで一体感のあるボディを実現。
ラウンドフォルムを進めると横幅や厚さが増す傾向がありますが、横幅と厚さをそのままにラウンド化されたことでデザイン性を損なわず使い勝手が向上。タップ操作はもちろん、文字入力なども片手で快適に操作できます。

手になじむラウンドボディは防水・防塵に対応。手前に向かって音が出ることで反響せずに聴きやすいフロントスピーカーを搭載。
水滴が付いても正常にタッチ操作できるディスプレイの搭載でお風呂で動画を視聴したり、ゲームアプリを楽しんだり、電子書籍を快適に読むことができます。





便利機能が豊富なディスプレイ

「AQUOS U SHV37」のディスプレイは5.0インチ、HD(1,280×720ピクセル)のIGZO液晶を搭載。カバーガラスにはキズに強い強化ガラスの「Gorilla Glass 4」を採用しています。
機能面では、TwitterやInstagramのタイムライン、ニュース記事など縦長の画面を自動でスクロールしてくれる「スクロールオート」や、眼球疲労を促進し、就寝前に利用すると不眠や肥満に影響を与えるとされるブルーライトをカットする「リラックスビュー」に対応。
「リラックスビュー」は、手動で開始時間と終了時間を設定したり、人工知能を搭載する音声アシスタント「エモパー」がユーザの就寝時刻を覚えて自動でリラックスビューをオン/オフすることができます。
そのほかにもシャープならではの機能「のぞき見ブロック」や本体を持ち上げると自動で画面が点灯する「持つと画面点灯」、手で持っている間は画面をオフにしない「Bright Keep」、ホームまたはロック画面表示中にポケットに入れると自動で画面をオフにする「ポケットに入れて消灯」など便利な機能を多数利用できます。
カメラ性能を確認

11月も中旬に入って紅葉づいて来たので「AQUOS U SHV37」のカメラで撮影してきました。
全体的に黄色が強く出る印象で、真っ赤な紅葉も黄色くなって撮影してしまう印象です。ローエンドからミドルエンドのスマートフォンなので高いものは望めませんが、良くも悪くもありません。
機能面では、“手軽に表現力の高い写真が撮れる”「おすすめプラス」が利用できますが、被写体を選ぶのかうまく撮影できませんでした。






プロセッサ・発熱
プロセッサはローエンド〜ミドルエンド向けの「Snapdragon 430(MSM8937)」を搭載。クロック数とコア構成は1.4GHz×4、1.1GHz×4です。
Snapdragon 430は前モデルに搭載されたSnapdragon 617よりも性能が劣る分、低消費電力に優れたプロセッサのため、高い性能を要求しないゲームアプリでもプレイ中のカクつきが多く見られます。
一方、発熱に関してはかなり優秀で、セットアップ時の大量のアプリインストールやグラフィック処理の多いゲームアプリを長時間プレイしたり、動画を視聴しても発熱を感じることはありません。
バッテリー性能をチェック

バッテリーは2,700mAhを搭載。前モデルに比べて300mAhも容量が減っているものの、低消費電力に優れたIGZO液晶とプロセッサによって長時間の電池持ちを実現し、公称値では約120時間と、前モデルから15時間も増加しています。
実際の電池持ちを検証してみました。朝9時にフル充電の状態で利用を開始。朝はニュース記事を読んだり、Twitterのチェックをメインに使ったところ12時には80%に。
昼からはカメラを使ったり、ディスプレイを常時点灯した状態でPokémon GOをプレイするなど、ヘビーに使っても15時30分の時点で50%も残していました。夕方からは常時使用を控えて2時間ほど動画を視聴したところ19時には30%、24時を過ぎてようやく電池が切れました。
他のスマートフォンでもディスプレイがオフの状態ではバッテリーはなかなか減りませんが、ディスプレイを常時点灯しながら楽しむ動画視聴やPokémon GOなどを利用した途端にガクッとバッテリーが減ってしまうことがほとんどです。
一方、「AQUOS U SHV37」ではディスプレイがオンの状態でもなかなか電池が減っていきません。低消費電力に優れたIGZO液晶の効果はかなり高いようです。
瞳で画面ロックを解除できる「見るだけ解除」が復活

前モデルでは見送られた「見るだけ解除」が「AQUOS U SHV37」で復活しました。
「見るだけ解除」はフロントカメラを使って登録した目の特徴(目の形など)と照合することで画面ロックを解除するというもの。
生体認証として指紋認証や虹彩認証を搭載するスマートフォンが増えていますが、指紋認証センサーなど新しいハードウェアが必要になるため、価格を抑えたモデルでは搭載が難しいです。
「見るだけ解除」であればフロントカメラを利用して比較的安価で実装できるわけですが、肝心の精度がどうなのか試してみました。
個人的には虹彩認証を搭載した「ARROWS NX F-04G」をレビューしたり、ドコモの2016-2017年冬春モデルとして発売予定の「arrows NX F-01J」もいち早く体験するなど、虹彩認証については使い慣れている方ですが、やはり「見るだけ解除」の認証精度・認証速度は虹彩認証に比べるとかなり劣るという印象です。
特に外出先など太陽光下やメガネの装着時は認証しづらいと感じました。裸眼かつ屋内では素早く認証されることもありますが、自宅で利用するのであれば、Android標準機能として提供されている「Smart Lock」を使うのが良いでしょう。
今後、ソフトウェアの改善で認証精度・認証速度が上がっていくことを期待したいです。
評価・価格まとめ
「AQUOS U SHV37」の端末価格は37,800円。毎月の料金に割引を適用する毎月割として10,224円が割り引かれ、実質支払額は27,576円と低価格なスマートフォンになっています。
auには格安スマホに流れるユーザーを引き止めたい狙いがあって「AQUOS U SHV37」が投入されたものと思われます。
確かにこの価格帯で防水・防塵・おサイフケータイに対応、長時間の電池持ちを実現、さらにこれだけ多くの便利機能が搭載された格安スマホは多くありません。
同一画面に複数のアプリを起動できる新機能「マルチウィンドウ」に対応し、通知デザイン・機能が刷新された、最新バージョンのAndroid 7.0 Nougatへのアップデートが予定されていることも魅力的です。
auから格安スマホに移行したいけど、長時間の電池持ち、快適な片手操作は捨てられない、防水・防じん・おサイフケータイは必須など、端末に妥協できない人にオススメできるスマートフォンです。
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