「Xperia X Compact」をレビュー!新機能を盛り込みながら、使いやすいコンパクトスタイル

ツイート このエントリーをはてなブックマークに追加
「Xperia X Compact」をレビュー!新機能を盛り込みながら、使いやすいコンパクトスタイル

2016年の新モデルとして「Xperia XZ」がNTT docomo、au、SoftBankから登場する一方で、NTT docomo(ドコモ)のみとなりますが、毎年コンパクトタイプとして継承されている「Xperia X Compact」も発売となりました。

その最新機種のNTTdocomoから発売された「Xperia X Compact SO-02J」をレビューしたいと思います。

目次:

スペックから性能を確認

まずは「Xperia X Compact」のスペックを確認。

スペック情報(Xperia X Compact SO-02J
本体サイズ
(長さ×幅×厚さ)
約129mm×約65mm×約9.5mm
重さ 約135g
OS Android 6.0
プロセッサ Qualcomm MSM8956/1.8GHz(デュアルコア)+1.4GHz(クアッドコア)ヘキサコア
RAM 3GB
ROM 32GB
外部メモリ microSD / micro SDHC / microSDXC(最大256GB)
バッテリー容量 2,700mAh
ディスプレイ 約4.6インチ 720×1,280 ピクセル
カメラ アウトカメラ 約2,300万画素 / インカメラ 約510万画素
カラー ユニバースブラック、ホワイト、ミストブルー、ソフトピンク
備考 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2、おサイフケータイ、GPS、防水・防塵(IPX5およびIPX8)、ワンセグ
女性にも人気なコンパクトボディサイズでグリップしやすいデザイン
女性にも人気なコンパクトボディサイズでグリップしやすいデザイン

主要スペックは、プ ロセッサーはQualcomm 「Snapdragon 650」、メモリーは3GB、ストレージは32GB

これでまず気になるところは、プロセッサーが「Xperia X Performance」や「Xperia XZ」に採用されているハイパフォーマンス向けの「Snapdragon 820(MSM8996)」ではなく、性能が抑えめのミッドレンジ向けのQualcomm 「Snapdragon 650」となっていることです。

今までは、大画面のモデルもコンパクトモデルも共通のプロセッサーだったので、明らかに今までとは異なる仕様変更に最初は戸惑いましたが、近年のプロセッサー性能が上がるとともに逆に課題となりつつあったのが発熱の処理です。

「Xperia Z5 Compact」では「Xperia Z5」と同じプロセッサーだったにも関わらず、たまにひっかかる事もありその要因を考えると、やはりコンパクトさゆえの放熱の限界もあったのでしょう。

そう考えると、少し性能が落ちるとしてもベストなパフォーマンスを発揮できるQualcomm 「Snapdragon 650」というチョイスは間違っていないでしょうし、メモリーに関しては、「Xperia Z5 Compact」では2GBだったものから、「Xperia X Compact」では3GBと増えたことで、普段使っていても引っかかることもなく快適につかえています。

コンパクトサイズでグリップしやすい美しいデザイン

コンパクトモデルを継承しつつも、さらにその前の「Xperia Z3 Compact」から「Xperia Z5 Compact」に変わった時にも少しサイズが増しているので、年々ちょっぴりづつ大きくなっています。質量に関しては、3g軽くなり約135gとなっています。

表面から背面にかけてゆっくりカーブするサイドのループ形状
表面から背面にかけてゆっくりカーブするサイドのループ形状

「Xperia Z5シリーズ」では一貫して背面にフロストガラスを採用していたものから、「Xperia X Compact」では樹脂製に変わりました
樹脂製と聞くとおもちゃっぽい感じをイメージしますが、実際見てみると、多層コーティングを施し、まさに陶器のようなつややかな光沢がとても良い質感を醸し出しています。

キャップレス防水のイヤホン端子
キャップレス防水のイヤホン端子

ボディラインは、「Xperia XZ」と同じくディスプレイのある正面から背面にかけてゆっくりとラウンドしていて、とても持ちやすいのが特徴的です。NFCの位置は、「Xperia XZ」や「Xperia X Performance」と違い本体背面の中央にあります

カラーバリエーションは4色展開で、ベースカラーとなるユニバースブラックとホワイト、そしてミストブルーとソフトピンクは、かなり明るめのポップな印象を受けます。

持った時に指の触れるボタンからサッと開ける指紋認証
持った時に指の触れるボタンからサッと開ける指紋認証

電源ボタンにある指紋センサーも引き続き採用され、本体を掴んだちょうど指のある位置にくるので、サクっと解除できるのがクセになりそうです。

USB Type-C端子へと変更
USB Type-C端子へと変更

底面にある接続端子は、長らく採用されていたmicroUSB端子から、USB Type-Cへと変更になりました。USB Type-Cは、オモテウラどちら向きでも差し込め、「Quick Charge 3.0」に対応したことで充電スピードが早くなりました。

なかなか良いことばかりのように思えますが、今までがmicroUSBで慣れ親しんでいるだけに、たまに差し込むケーブルを間違えそうになったりすることがありますが、じきに慣れていくはずです。

防水機能を維持しつつ出し入れしやすい一体型トレイ
防水機能を維持しつつ出し入れしやすい一体型トレイ

本体の左側面にある唯一のカバーを開けると、nanoSIMカードとmicroSDカードを載せる共用トレイが引き出てきます。本体カバーとトレイが一体となっているので、出し入れも簡単で、閉じたときにも不意にめくれることもなくとて安心です。

もちろんIPX5/IPX8相当の防水性能とIP6X相当の防塵性能を持っているので、雨の日でも水周りでも安心して使えます。

Xperia Z5 CompactとXperia X Compactを比較

Xperia X Compact Xperia Z5 Compact
本体サイズ
(長さ×幅×厚さ)
約129mm×約65mm×約9.5mm 約127mm×約65mm×約8.9mm
重さ 約135g 約138g
OS Android 6.0 Android 5.1
※Android 6.0に対応
プロセッサ Qualcomm MSM8956/1.8GHz(デュアルコア)+1.4GHz(クアッドコア)ヘキサコア Qualcomm MSM8994 オクタコア2Ghz(クアッドコア) + 1.5Ghz(クアッドコア)
RAM 3GB 2GB
ROM 32GB 32GB
外部メモリ microSD / micro SDHC / microSDXC(最大256GB microSD / micro SDHC / microSDXC(最大200GB)
バッテリー容量 2,700mAh 2,700mAh
ディスプレイ 約4.6インチ 720×1,280 ピクセル 約4.6インチ 720×1280 ピクセル
カメラ アウトカメラ 約2,300万画素 / インカメラ 約510万画素 アウトカメラ 約2,300万画素 / インカメラ 約510万画素
カラー ユニバースブラック、ホワイト、ミストブルー、ソフトピンク ホワイト、グラファイトブラック、イエロー、コーラル
備考 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2、おサイフケータイ、GPS、防水・防塵(IPX5およびIPX8)、ワンセグ Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1、おサイフケータイ、GPS、防水・防塵(IPX5およびIPX8)、ワンセグ

Xperia X Compactのスペックは、プ ロセッサーがQualcomm 「Snapdragon 650」、メモリーは3GB、ストレージは32GBとなっています。Xperia Z5 Compactと比べてメモリーが2GBから3GBに増量し、快適に使用できるようになっています。

「Xperia X Compact」と「Xperia Z5 Compact」
「Xperia X Compact」と「Xperia Z5 Compact」。正面からみるとベゼルカラーの違いでまったく異なる印象

「Xperia X Compact」の本体サイズは、長さ約129 mm×幅約65 mm×厚さ約9.5 mm、質量は、約135g。「Xperia Z5 Compact」と比べてみると、横幅はピッタリ同じで、縦方向に2mm大きく、厚みは0.6mm大きくなっています。

「Xperia Z5 Compact」と比較すると明らかに明るく見やすい
「Xperia Z5 Compact」と比較すると明らかに明るく見やすい

サイズも解像度も「Xperia Z5 Compact」と同じで代わり映えしないなと思いがちですが、実際に比較してみると、画質は大幅にキレイになっています
特に最大輝度が上がり、外出しているときの外光が眩しい時には少しでも見えやすくなります。

しかも、しっかりと黒の沈み込みまでコントラストの表現ができていること、ナナメから画面を見た場合でも、その見やすさが随分と違います。

明るく高コントラストで見やすいディスプレイ

表現力が豊かなディスプレイ
広色域、高コントラスト、高精細の3つの要素をもつ色表現力が豊かなディスプレイ

「Xperia X Compact」のディスプレイは、ディスプレイサイズは4.6インチ(解像度1280 x 720)。

広色域の「トリルミナス®ディスプレイ for mobile」や、よりリアリティー豊かに再現するソニー独自の超解像技術「X-Reality for mobile」、高コントラストを表現する「ダイナミックコントラストエンハンサー」を搭載しています。

「Xperia XZ」と共通の最新のカメラ機能

新たに「レーザーAFセンサー」と「RGBC-IR センサー」を搭載したカメラ
新たに「レーザーAFセンサー」と「RGBC-IR センサー」を搭載したカメラ

Xperiaシリーズといえば高性能なカメラですが、「Xperia X Compact」も「Xperia XZ」と同様にまた大きく進化しました。

背面にあるメインカメラは、1/2.3型の約2,300万画素のイメージセンサーExmor RS for mobileを搭載

約0.6秒で起動してすぐに撮影できる高速起動や、ハイブリッドAFを搭載して0.03秒の高速オートフォーカス、被写体の動きを予測して正確に被写体をとらえてブレを抑えた撮影が可能な、先読みオートフォーカス機能などを備えています。

さらに、低照度でも高速で高精度なオートフォーカスが可能な「レーザーAFセンサー」と、さまざまな光源環境でも忠実な色再現ができる「RGBC-IR センサー」を搭載して、薄暗いシーンで迷いがちだったAFも高精度にあわせられ、光源によってホワイトバランスも意図せず狂ってしまうことも抑えられます。

5軸手ブレ補正に対応して近接の動画撮影もブレなく撮影
5軸手ブレ補正に対応して近接の動画撮影もブレなく撮影

また、「マニュアル設定」を使った場合、ISO感度、HDRオン・オフ、シーン設定、ホワイトバランス、露出補正に加えて、新たに13段階のシャッタースピード調整とフォーカス調整もできるようになりました
これでよりいっそう自分の意志を反映した撮影ができるようになります。

フロントカメラは、「Xperia XZ」ほどの高解像度ではありませんが、約510万画素に22mmという広角なレンズで自撮りカメラとしてはかなり使えます。
「Xperia Z5 Compact」では4K動画撮影ができていましたが、さすがにこれは省かれていました。

ハイビジョン動画撮影はもちろん可能で、5軸の手ぶれ補正が効くようになったこともあり、例えば、近くの被写体を撮影する場合でもブレを大きく抑えることもできるようになるなど実用性が上がっています。

コンパクトなハイレゾオーディオプレーヤー

ハイレゾ対応のヘッドホンを用意すれば高音質オーディオプレーヤーに
ハイレゾ対応のヘッドホンを用意すれば高音質オーディオプレーヤーに

「Xperia X Compact」は、CDの音質を上回るハイレゾ音源に対応しながら、ノイズキャンセリングを同時に使えるというのも大きな特徴のひとつです。
ハイレゾ音源のイイ音を聴く場合に、電車やバスの中で周りの雑音に邪魔されてしまっては元も子もありません。

ノイズキャンセリングで雑音を抑えて、音楽に集中できる状態で聴けるということがもっとも効率的な使い方といえます。

もちろん、今まで通りのCD音源やMP3といった圧縮音源も楽しめ、「DSEE HX」機能を利用すればハイレゾ相当にアップスケーリングしてくれたり、手持ちのヘッドホンを接続端子に挿すだけで、自動的に音響特性を最適化してくれる「自動最適化」も搭載しています。

ワイヤレスでも、Bluetoothで接続して、従来(SBC)の最大約3倍のデータを転送できる「LDAC」にも対応して、対応機器(ワイヤレスヘッドホンやワイヤレススピーカー)でワイヤレスでも高音質で音楽を楽しむ事ができます。

普段使いのバッテリーも調整できる「STAMINA」モード

好みでバッテリーの消費を抑えられる「STAMINAモード」
好みでバッテリーの消費を抑えられる「STAMINAモード」

「Xperia X Compact」のバッテリー管理性能も向上して、電池の消費を抑える「STAMINAモード」に、使い方によって3段階節電レベルを選べるようになったことで、日々のバッテリー持ちも設定次第で長持ちさせる事ができます。

また、米Qnovo社が開発したバッテリー制御技術と、「いたわり充電」という機能がそなわったことで、使っている人の習慣を学習して充電速度を調整することでバッテリーの寿命を延命してくれます。

バッテリー寿命については年単位で使わないと実際にその恩恵はわかりませんが、購入当時から時間が経過するとあまりバッテリーがもたなくなってしまうという、悲しい状況を回避してくれると考えると、とてもありがたい機能とも言えます。

評価まとめ

「Xperia X Compact」
コンパクトでも最新機能が盛り込まれた「Xperia X Compact」

ついついプロセッサーに目がいってしまうと、性能が下がってしまうのかも?と一瞬不安になる場合もありますが、メモリー容量も増え、実際に使ってみればとても快適です

しかも、大きく進化したカメラも高音質なオーティオ機能もしっかり備えています。

もちろん「Xperia XZ」にはさらなるハイパフォーマンスや金属の質感といった魅力もありますが、より小さく持ち運びたい、コンパクトで柔らかいカラーが好きという感覚をとらえているのが「Xperia X Compact」ですから、ここはまさに自分の感性がビビっと来たらそれがお気に入りの端末です。

モバレコでは、スマホと格安SIMがお得になる・役に立つ記事を平日12:00に配信中です。

こちらの記事はいかがでしたか?

お役に立ちましたか?

送信する

もしよろしければお友達に
ご紹介お願いします!

  • ツイート
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

「ソニーが基本的に好き」と「ガンダムが基本的に好き」ってBlog書いてます。頭の中身がソニーとガンダムで埋まってます。「VAIOが基本的に好き」も立ち上げたほうがいいのか? ツイッターは刹那(・F・セイエイではない)に呟きまくりblogには情報のアーカイブとして。ほぼ毎週土曜日22時から、Ustream生配信してます。