docomo、au、SoftBank、格安SIMの災害用伝言板の使い方!もしものために知っておこう!大地震の時の安否確認。

書いた人: 迎 悟

カテゴリ: スマホ

どれだけ気をつけても自分の力ではどうにも避けられないのが地震や台風など、天災による被害。2016年も大きな地震が何度も日本列島を襲い、改めてその恐ろしさに「もしも」を考えた人も多いでしょう。

こうした災害発生時、被災地にいる家族や大切な人の安否が気になるのは当然のこと。逆に自分が被災し無事なことを伝えたい場合もあるでしょう。
どちらのケースもライフラインが寸断され固定電話も携帯電話も、インターネットも、利用するには不安定な状態となり、確認したい、伝えたいのに…という場面に遭遇するかもしれません。

そこで覚えておきたいのが「災害用伝言板
災害が発生した際、利用を促すメッセージを見たことがある人は多いと思いますが、もしもに備えてできること、使い方を覚えておきましょう。

目次:

災害用伝言板って何?どんなことができるの?

災害用伝言板はその名の通り、大きな災害が起きた際に「自分は無事であること」や「救助が必要なこと」を登録したり、その逆に家族や友人など被災した人の安否を確認することができるサービスです。

災害発生時は大きく災害用伝言板の利用ができることが表示される
災害発生時は大きく災害用伝言板の利用ができることが表示される

上記は先日、福島県を襲った大きな地震の際のNTTドコモのWebサイトのトップページ。大きく目立つ位置に災害用伝言板のサービスが提供中であることが表示されています。

災害用伝言板は冒頭にも書いた通り、地震や津波、台風といった大きな被害が予想される災害の発生時に利用できるサービスになっており、利用できる際は各携帯電話会社のWebサイトのトップページや、ニュース番組のL字テロップに目立つ案内が表示されるようになっています。

災害用伝言板(体験版)の画面は非常にシンプル
災害用伝言板(体験版)の画面は非常にシンプル

大きな災害が発生した際、携帯電話や固定電話が繋がりづらくなるのは体験済の人も多いでしょう。
また、長時間の停電で携帯の充電が切れてしまうなど、いざ通信網が復旧した際に携帯電話が電源オフになっていることで連絡が取れず、行き違いから余計な心配をかけてしまう可能性もあります。

災害用伝言板は「伝言板」の名の通り、最低限「無事であること」などを書き残しておけるサービスになっており、サイトそのものも通信に負担のかからないシンプルな見た目にもなっています。

災害用伝言板の使い方

災害用伝言板がどのようなサービスなのかを知ったら、次に覚えておきたいのは使い方。

災害発生時以外でも

・毎月1日、15日 … 0:00~23:59
・正月三が日 … 1月1日~1月3日
・災害用伝言板(携帯電話事業者) … 1月1日正午~1月3日23時
・災害用伝言板(web171) … 1月1日0時~1月3日24時
・防災週間 … 8月30日~9月5日
・防災とボランティア週間 … 1月15日~1月21日

と、災害用伝言板を体験できる期間が設けられているため、是非この期間に実際に試してみることをオススメします。

なお、以下に実際の操作方法とできることについて説明をしていきますが、今回は筆者が利用中の

契約会社…NTTドコモ
利用中機種…Xperia X Performance (SO-04H)

の画面を用い説明していきます。

携帯電話事業者、機種が違っても基本的な操作方法は変わりません。心配だという人は上にご紹介した体験期間にご利用中の機種で試しておきましょう。

災害用伝言板に安否情報を登録する

災害発生時、電話やメールが繋がりづらい、電池残量が心許ないなどこの後の連絡手段を確保できない際は災害用伝言板へ安否情報を登録しましょう。

事業者のメニューページを開くと目立つ位置に案内が表示されます
事業者のメニューページを開くと目立つ位置に案内が表示されます

災害用伝言板が利用できるほどの災害が発生した場合、携帯電話会社のWebサイトのトップページや、携帯電話向けのメニューページのトップに災害用伝言板が利用できる旨の表示が出てきますので、ここからアクセスしていきます。

災害用伝言板を選びましょう
災害用伝言板を選びましょう
現在の状況について、大まかにチェックを入れ、必要があれば追記で文章も入れられます
現在の状況について、大まかにチェックを入れ、必要があれば追記で文章も入れられます

トップページからアクセスを行うとシンプルなページが開きますので、ここで「災害用伝言板」を選択し、無事なのかどうか、避難しているのかを選択します。
100文字までのコメントも入力できますので、例えば一緒にいる家族も無事かどうか、避難した先がどこかなどを入力しておくといいでしょう。

これで安否情報の登録は完了です。

災害用伝言板の安否情報を検索する

次に安否情報が登録されているのかの確認です。

災害用伝言板のメニューから「伝言板確認を選びましょう」
災害用伝言板のメニューから「伝言板確認を選びましょう」

安否情報の確認のために災害用伝言板を利用する場合も、登録同様に携帯電話事業者やメニューページから災害用伝言板へアクセスします。

トップページに「確認」や「検索」といった項目があるはずですので、そちらを開き安否情報の確認を行いたい相手の電話番号や名前を入力します。

検索結果が出てきました
検索結果が出てきました
無事かつ被害もないようです
無事かつ被害もないようです

災害用伝言板には同じ人から何度か安否情報を登録する事も可能になっているため、複数の結果が出てきた場合にはすべて目を通してみるといいかもしれません

例えば、最初は無事とだけ入力されていますが、二つ目から●●避難所へ行っていること、怪我をしていたので病院へ搬送されたなど、追加の情報が書き込まれている可能性が大いに考えられます。

格安SIMやSIMフリースマホでも災害用伝言板は利用可能

そして気になるのが「格安SIM」や「SIMフリースマホ」での災害用伝言板の利用可否。
ここまでにご紹介した方法はすべて「携帯電話事業者」の災害用伝言板のため、格安SIMやSIMフリースマートフォンを利用していると縁の無いページばかりです。

ですが、格安SIMやSIMフリースマートフォンでも災害用伝言板を利用する方法があります。

NTT東西が提供するweb171
NTT東西が提供するweb171
NTTやNHKが支援するJ-anpi
NTTやNHKが支援するJ-anpi

NTT東西やNHKなど、馴染み深い企業が提供する災害用伝言板サービスとして「web171」と「J-anpi」というサービスがあります。
スマートフォンや携帯電話からのアクセスも可能となっているため、格安SIM利用者などはこちらのサイトの存在を覚えておくといいでしょう。

Googleが提供する「パーソンファインダー」
Googleが提供する「パーソンファインダー」

さらに、Googleが提供する「パーソンファインダー」というサービスもあり、こちらもスマホなどから簡単にアクセスし利用する事ができます。

実は、これらのサービスと、さらに携帯電話事業者が提供する災害用伝言板はデータを相互に利用できるようになっており、例えばドコモの災害用伝言板で登録した情報をGoogleパーソンファインダーで検索するといったことも可能です。

安心をもっと便利に身近にしてくれるアプリを利用しよう

ここまでにご紹介した災害用伝言板サービスですが、最近はもっと便利に利用できるよう「アプリ」も提供されています。
ブラウザのブックマークに災害用伝言板を登録しておいてもいいのですが、防災アプリを利用することで近隣の避難施設を確認したり、防災情報をまとめて閲覧すると行った事も可能になります。

goo(NTTレゾナント)が提供するgoo防災アプリ
goo(NTTレゾナント)が提供するgoo防災アプリ

一例として、NTTレゾナントが提供するポータルサイト「goo」の「goo防災アプリ」があります。
J-anpiを利用した災害用伝言板サービスの利用はもちろん、先に挙げた防災情報もひとまとめに確認することができるため、入れておくといざというときに便利でしょう。
Android、iOS、どちらでも利用できますのでSIMフリースマートフォンの方はこちらがオススメです。

NTTドコモのスマートフォンにプリインストールされている「災害用キット」
NTTドコモのスマートフォンにプリインストールされている「災害用キット」

また、携帯電話事業者から発売されているスマートフォン向けに専用のアプリが配信されています。
上のスクリーンショットはNTTドコモのAndroidスマートフォン向けの災害用キットですが、auであれば「au災害対策」、SoftBankであれば「防災速報」も提供されていますので、こちらもチェックしておくといいでしょう。

まとめ:もしもはいつくるかわからない。だからこそ、使い方を知っておこう。

災害の多くは予告無しにやってくるものです。
災害用伝言板は名前や機能について、なんとなく知っている人も多いとは思いますが、実際に使った事があるという人は極僅かかもしれません。

「自分は大丈夫」「このあたりは平気」が最悪の結末に繋がるなんてこともありますので、備えあれば憂い無し、この機会に使い方を覚えておくことをオススメいたします。

なお、筆者の経験談になりますが、東日本大震災のときに初めて災害用伝言板を利用しました。
都内で被災し、埼玉の自宅まで徒歩で戻りながら無事であること、歩いて帰宅中であること、そして現在地がどのあたりであること、これを随時書き込むようにしていたため、直接の電話やメールが難しい中でも家族と連携をとることができ、安心できた、もしもに備えての準備もできたと後日言われました。

皆様も是非、こうした使い方、そして備えを実践してください。

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

迎 悟

迎 悟

三度の飯より携帯が好きすぎて、資格も仕事も投げだし20代のほとんどを携帯販売に費やした元携帯ショップ店員。家電量販店からキャリアショップ、併売店まで色々経験してきました。今は[kuropon.mobi]でブログを書きつつ、ライターとしてあちこちにて記事を執筆中。そうでないときは大体"夢の国"にいます。Twitter:@kuropon




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