HUAWEI Mate 9を便利に活用するために押さえておきたい8つの設定・機能

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HUAWEI Mate 9を便利に活用するために押さえておきたい8つの設定・機能

2016年末に家電量販店や各オンラインストア、MVNOなどを通じて発売されたファーウェイのフラグシップスマートフォン「Huawei Mate 9」。高級感のあるデザイン、ライカ協業のデュアルレンズカメラ、割安感の強い価格設定など魅力も多く、現在は品薄が続く人気商品になっています。

今回はこのMate 9を便利に活用する上で、ぜひとも押さえておきたい設定項目や機能・使い方を8つ取り上げて紹介します

高性能に便利な機能もモリモリ。そんなMate 9の魅力をより引き出すためにも、ぜひ参考にしてみてください。

目次:

はじめに:SIMカードスロットの場所を確認しよう

Mate 9ではじめてのSIMフリースマホデビュー!という人も多いと思います。まずはじめに、SIMフリースマホを使い始める上で必要となる、SIMカードの差し込み方法から見ていきます。

Mate 9のSIMカードスロットが配置されているのは端末の左側面。小さい穴にピンを差し込むとカードトレイを取り出せます。

側面(左)の上部にカードトレイが収納されている

側面(左)の上部にカードトレイが収納されている

SIMカードスロットは2つ用意されていますが、片側はSDカードと兼用する設計になっています。

SIMカードとSDカードを差し込む場合

SIMカードとSDカードを差し込む場合
SIMカードを2枚差し込む場合

SIMカードを2枚差し込む場合

SDカードを使いたい、2枚のSIMカードを差して同時待受をしたい。希望する使い方に合わせて、差し込むカードを選びましょう。

1. APN情報を設定しよう

続いて、差し込んだSIMカードを使ってモバイルデータ通信を利用するために、必要なAPN情報を設定していきましょう。

【設定】をタップ後、設定画面から【その他】→【モバイルネットワーク】の順に進みます。

Huawei Mate 9 APN設定Huawei Mate 9 APN設定
Huawei Mate 9 APN設定

【設定】をタップし、設定画面から【その他】→【モバイルネットワーク】の順に進む

【モバイルネットワーク】の画面を開いたら、【カード1のネットワーク】と書かれたグループ内の【アクセスポイント名】をタップします。

まずはSIMカードスロット1のAPN情報から設定していく

まずはSIMカードスロット1のAPN情報から設定していく

すると、端末本体に登録済みのAPN情報がリスト形式で表示されます。もしこの中に回線事業者から指定されているAPN情報が見つかれば、それを選ぶだけでOKです。今回は見つからないものとして、手動で新規追加をしていきます。

右上のメニューボタンをタップして【新しいAPN】を選ぶ右上のメニューボタンをタップして【新しいAPN】を選ぶ

右上のメニューボタンをタップして【新しいAPN】を選ぶ

APN(アクセスポイント名)の新規登録・編集画面が開きます。ここに回線事業者から指定された情報だけを入力していきます。指定が無い項目は、とくに何かする必要はありません。

APNの新規登録・編集画面

APNの新規登録・編集画面

大部分の回線事業者で入力必須としている項目は【名前(任意)】【APN】【ユーザー名】【パスワード】【認証タイプ】の5つ。もちろん回線事業者によってはこれより少ない、あるいは多いといったケースもあるので、SIMカード契約時にもらっている書類や各回線事業者のホームページを確認してみましょう。

必要な項目をすべて入力し終えたら、忘れずに入力内容を保存します。

入力した情報を保存は画面右上のチェックマークをタップすればOK

入力した情報を保存は画面右上のチェックマークをタップすればOK

画面が先程のAPN情報のリストに戻ります。あとは今入力したAPN情報を探して、チェックをつければ設定完了です。

少し待つと、アンテナピクト横に「4G」などの文字が表示される

少し待つと、アンテナピクト横に「4G」などの文字が表示される

なおSIMカードを2枚差す場合は、もう片方のSIMカードスロットに対してもAPN情報を設定します。【モバイルネットワーク】の画面にて【カード2のネットワーク】から【アクセスポイント名】を選択。以降は先程同様にAPN情報を登録・設定していきます。

SIMカードを2枚差す場合は、それぞれにAPN情報の設定が必要

SIMカードを2枚差す場合は、それぞれにAPN情報の設定が必要
ワイモバイルのSIMを差したところ、はじめから必要なAPN情報が表示された

ワイモバイルのSIMを差したところ、はじめから必要なAPN情報が表示された

SIMフリースマホを実際に使い始める際、必ず行なう設定であり、かつ慣れない初心者がとくに不安を抱くであろうAPN設定。ですが実際にやってみると、イメージしていたよりも簡単と思うケースが多いと思います。

またこの手順は使用する機種やメーカーが変わっても、AndroidをOSに採用した端末である以上は大きく変わるものではありません

一度覚えてしまえば以降もずっと使える知識となりますので、ぜひチャレンジしてみてください。

2. キャリアアグリゲーションを有効にしよう

複数のバンド(帯域)を合わせることで、従来よりもさらに早い通信速度を実現する高速化技術キャリアアグリゲーション(Career Aggregation。CA)。Mate 9でも、国内で利用できる組み合わせとして以下の4つをサポートしています。

  • Band 1+Band 19
  • Band 3+Band 19
  • Bnad 1+Band 8
  • Band 1+Band 3+Band 8

ただしこの機能を利用するためには、設定画面から機能自体を有効にしておく必要があります。初期設定の際にあわせて確認しておきましょう。

なお、この手順では端末の再起動が必要になります。設定を変更する前には開いているアプリを終了させるなど、電源を落としても大丈夫なように準備しておきましょう。

Huawei Mate 9 キャリアアグリゲーション

設定画面から【その他】→【モバイルネットワーク】と進み、【キャリアアグリゲーション】の項目をオンに
Huawei Mate 9 キャリアアグリゲーションHuawei Mate 9 キャリアアグリゲーション

注意事項が表示されるので確認してからボタンをタップするように
Huawei Mate 9 キャリアアグリゲーション

自動で端末の再起動がかかる。再起動後はCAが有効に
Huawei Mate 9 キャリアアグリゲーション

CAをオンにした後、利用可能な環境ではアンテナピクト横の文字が「4G+」に

なおキャリアアグリゲーションは、あくまで通信回線が空いている場合に自動で接続される機能 。機能をオンにしたから、常にキャリアアグリゲーションでの高速通信で接続されるわけではないので注意してくださいね。

3. 2枚のSIMカードで使う機能を割り当てよう

2枚のSIMカードを差して、2つの回線で同時待ち受けができる4G+3Gの同時待ち受け(デュアルシム・デュアルスタンバイ。DSDS)もサポートするMate 9。

実際にプラン内容の異なる2枚のSIMを1台で使い分けたい。仕事用とプライベート用のSIMカードを1台にまとめたい。そう考える方もいることでしょう。

SIMカードを2枚差した場合、どちらのカードで優先して音声通話を利用する、データ通信を利用するといったことの割当も設定画面から行なうことが可能です。

設定画面から【デュアルカード設定】を選択

設定画面から【デュアルカード設定】を選択
デュアルカード設定の設定画面

デュアルカード設定の設定画面

設定画面上部では、各SIMカードの有効・無効の切り替えと、それぞれに付ける識別用の名前を編集することが可能です。

SIMカードの有効・無効化と名前変更はここで行なう

SIMカードの有効・無効化と名前変更はここで行なう
表示される識別用のカード名は自由に変更できる

表示される識別用のカード名は自由に変更できる

モバイルデータ通信に使用するSIMカードを設定は【デフォルトのデータ通信】の項目で切り替えます。

データ通信用に使うSIMカードに対してチェックをつける

データ通信用に使うSIMカードに対してチェックをつける

また、音声通話発信時に主に使用するSIMカードが決まっている場合は【デフォルトの通話用SIM】でカードを指定しておくと便利です。

Huawei Mate 9 DSDS設定Huawei Mate 9 DSDS設定

【未指定】とした場合は、毎回発信時に使うSIMカードを選ぶことになる

SIMカードを1枚だけ差して使う場合はとくに触ることのない設定項目ですが、どういった設定がここでできるのかは覚えておくとよいかと思います。

4. ホーム画面を使いやすいスタイルに変更しよう

Mate 9をはじめとするファーウェイ製のAndroid端末には、EMUI(Emotion UI)と呼ばれる独自のUIデザインが採用されています。この影響で、一般的なAndroidスマホと大きく異なるポイントのひとつといえるのがホーム画面。アプリドロワーと呼ばれるアプリ一覧画面がない設計になっています。

もし、一般的なレイアウト(アプリ一覧ありのもの)のほうが扱いやすいということであれば、設定画面から変更しておきましょう。

設定画面から【ホーム画面のスタイル】を選択すると【標準】と【ドロワー】、2つのスタイルから選ぶことができます。

Huawei Mate 9 ホーム画面のカスタマイズHuawei Mate 9 ホーム画面のカスタマイズ

設定画面から【ホーム画面のスタイル】を選ぶとスタイルが変更できる
Huawei Mate 9 ホーム画面のカスタマイズHuawei Mate 9 ホーム画面のカスタマイズ

標準スタイルではホーム画面上にアプリアイコンがずらりと並ぶ
Huawei Mate 9 ホーム画面のカスタマイズHuawei Mate 9 ホーム画面のカスタマイズ

ドロワースタイルではホーム画面下にドロワーボタンが表示され、タップするとアプリ一覧が出てくる

これがはじめてのAndroidスマホであり、今後の機種変更以降もAndroidを使い続けたいということであれば、ドロワースタイルに慣れておくとよいように思います。

5. 視力保護モードを活用しよう

5.9インチという大きな画面を搭載するMate 9。マンガなども楽しめるサイズなので、電子書籍での読書を満喫するにもピッタリの機種といえます。

もし長時間の読書を楽しみたい、あるいは就寝前もギリギリまでスマホをいじりたい、という希望のある場合は、ブルーライトをカットして目への刺激を軽減できる【視力保護】機能も設定しておくことがオススメです。

Huawei Mate 9 視力保護モードHuawei Mate 9 視力保護モード

設定画面から【画面】→【視力保護】の順に選択
Huawei Mate 9 視力保護モード

最上段のスイッチをオンにすると視力保護機能を有効化できる
Huawei Mate 9 視力保護モード

視力保護をオフにした状態
Huawei Mate 9 視力保護モード

視力保護をオンにした状態

また詳細設定画面の下にあるスライドバーを指で動かすことで、色味を調整することも可能。右に動かすほど画面はどんどん黄色がかるので、違和感を感じない範囲を見定めて設定してみましょう。

Huawei Mate 9 視力保護モード

色味の調整は画面下のスライドバーにて行なう

なお機能は、あらかじめ設定した時間帯をもとに、自動でオン・オフを切り替えることも。

Huawei Mate 9 視力保護モード

【時間帯指定】をオンにして、開始時刻・終了時刻を選択すればOK

何かと使用時間の増えてしまうスマホだけに、少しでも疲れを溜めない工夫として活用してみましょう。

6. 片手で操作しやすい工夫を施してみよう

5.9インチの大きな画面は便利である反面、片手での操作がしづらくなってしまうという不便な面も兼ね備えます。ですがこの不便さはMate 9にもともと搭載されている機能を有効に活用することで、解消できる場合も。

具体的に3つほど、効果的な機能を紹介していきます

ナビゲーションバーをカスタマイズ

ひとつめはディスプレイ下部に表示されるナビゲーションバーのカスタマイズ。ここにはAndroid端末を操作する上で基本となる3種類の操作キーが並びますが、この配置(並び順)を変更できます。

設定画面より【ナビゲーション】の項目を選択

設定画面より【ナビゲーション】の項目を選択
選べる配置は全部で4種類

選べる配置は全部で4種類

「戻る」「ホーム」「アプリ履歴」の他に、もうひとつ追加できるは「通知領域の展開」。通常は画面上端から下方向にスワイプしないといけない、とくに画面サイズが大きいMate 9ではツライ操作ですが、これをワンタッチで行なえますよ。

フローティングボタンを有効に

ふたつ目はフローティングボタン。画面の左右いずれかに常駐させられるランチャー機能で、丸いマークをタップすると扇状にボタンを展開できます。

Huawei Mate 9 フローティングボタンHuawei Mate 9 フローティングボタン

設定画面より【スマートアシスト】→【フローティングボタン】の順に選択
Huawei Mate 9 フローティングボタンHuawei Mate 9 フローティングボタン

機能をオンにすると、画面端に丸いマークが出現
Huawei Mate 9 フローティングボタン

ボタンをタップすると扇形にボタンが展開される

フローティングボタンは左右いずれかの端であれば、常駐させる高さは自由に変更できます。片手操作時に使ってみると思いの外、便利に感じられる機能ですので、ぜひ試してみてください。

ワンハンドUIの使い方を覚える

最後はワンハンドUI。【スマートアシスト】の中に用意された機能で、片手で操作がしやすいよう、画面表示を左右に寄せることができるものです。

【スマートアシスト】→【ワンハンドUI】の順に選ぶ

【スマートアシスト】→【ワンハンドUI】の順に選ぶ
Huawei Mate 9 ワンハンドUIHuawei Mate 9 ワンハンドUI

【ミニ画面表示】の機能では、画面表示自体を縮小することができる
Huawei Mate 9 ワンハンドUI

ミニ画面表示をオンにした様子
Huawei Mate 9 ワンハンドUIHuawei Mate 9 ワンハンドUI

【キーボードの移動】では、通話アプリのテンキーなどを左右に寄せられる
テンキーが右に寄っていることがわかる

テンキーが右に寄っていることがわかる

これらはいずれもHuawei端末ならではの設定項目。用意されている機能が多いのもMate 9の魅了のひとつですので、より快適に使いこなすためにも、いろいろと試してみることをオススメします。

7. 指紋認証機能を設定しよう

360度すべての方向からのタッチ・認証できる指紋センサーを背面に搭載するMate 9。ロック解除以外にも使いみちがあるセンサーなので、こちらも忘れずに設定しておきたいところ。

Huawei Mate 9 指紋認証の設定Huawei Mate 9 指紋認証の設定

設定画面から【指紋ID】→【指紋管理】と進む
Huawei Mate 9 指紋認証の設定

はじめに指紋認証以外でひとつ、認証方法を設定する
Huawei Mate 9 指紋認証の設定

今回はPINで設定。確認のため、同じ内容を2回、繰り返し入力
Huawei Mate 9 指紋認証の設定

次の画面で【新しい指紋】を選択
Huawei Mate 9 指紋認証の設定

この画面が表示されたら、背面に搭載されたセンサーに登録する指を押し当てる
Huawei Mate 9 指紋認証の設定

少しずつ位置をズラしながら指紋を読み取らせていく
Huawei Mate 9 指紋認証の設定

最短10回ほど押し当てれば登録は完了

なおこのセンサーは指紋認証だけでなく、スワイプすることで別の操作をすることも可能。具体的には、上下のスワイプ操作で通知パネル表示、左右のスワイプ操作で写真の閲覧(次の写真へ進む/前の写真へ戻る)といったことに対応しています。

Huawei Mate 9 指紋認証の設定

設定画面から【指紋ID】を開くと、画面下部で機能を有効化できる

こちらも使い慣れると非常に便利な操作です。ぜひまずは一度、確認してみてください。

8. 省電力モードへの切り替え方を確認しておこう

スマホを使う上で気を遣うバッテリー消費。Mate 9では4,000mAhという大容量のバッテリーを搭載することから心配は少ないものの、いざという時に節電できる手順を把握しておけば、より安心して使うことができますね。

ここでは最後に、省電力モードの起動方法に触れておきます。

Huawei Mate 9 省電力モード

設定画面から【電池】をタップ
Huawei Mate 9 省電力モード

画面中段の【省電力モード】【ウルトラ省電力】のスイッチでモード切り替えが可能

高い処理能力をもつオクタコアプロセッサを搭載するMate 9ですが、ゲームなどを遊ぶ機会があまりなければ、常時省電力モードで使うという選択もアリかもしれません。

まずは省電力モードをオフにした状態で数日使用し、1日の途中でバッテリーが切れてしまうことが多ければ、この省電力モードをテストしてみるとよいでしょう。

まとめ

今回は、便利に活用するための設定を8つ取り上げて紹介しました。ただMate 9の設定画面をよく確認してみると、この記事ではすべて触れることができないくらい、非常に多くの設定項目・機能が備わっていることもわかります。

今回紹介した内容をとりあえずの参考としつつ、時間を見つけて、ぜひ他の設定項目をいろいろと触って試してみてくださいね。

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

スマホをはじめとする「ガジェット」に関心があるフリーランスのブロガー/ライター。中でも特に関心が強いのは海外向けのSIMフリー製品。個人輸入なども楽しんでいます。ややマニアックなガジェット系ブログ「そうすけブログ.com」もほぼ毎日更新中。