大人気のSIMフリースマホ「HUAWEI Mate 9」と「ASUS ZenFone 3」を徹底比較!具体的な違いと決め手に迫る

書いた人: あさひな

カテゴリ: 比較

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大人気のSIMフリースマホ「HUAWEI Mate 9」と「ASUS ZenFone 3」を徹底比較!具体的な違いと決め手に迫る

爆発的な勢いで成長し、SIMフリースマートフォン市場を牽引しているHuaweiとASUSの最新スマートフォンを様々な側面からガチンコ対決します。両機の質感や特徴、カメラ性能など、購入時のポイントになる部分を細かく比較します。

定価はHUAWEI Mate 9が60,800円(税抜)、ASUS ZenFone 3が39,800円(税抜)となっています。約20,000円の価格差がどこに表れているのか、実際に使い込んでみて感じたことを最後に考察します。

目次:

HUAWEI Mate 9とASUS ZenFone 3のスペックを比較

まずは、HUAWEI Mate 9とASUS ZenFone 3のスペックを比較してみます。

HUAWEI Mate 9 ASUS ZenFone 3(ZE520KL)
サイズ(H×W×D) 約156.9 × 約78.9 × 約7.9mm 約146.8 × 約73.9 × 約7.69mm
重量 約190g 約144g
OS Android 7.0 Nougat Android 6.0 Marshmallow
SoC HUAWEI Kirin 960 Octa-core
(2.4GHz Quad-core+1.8GHz Quad-core)
Qualcomm Snapdragon 625 2.0GHz Octa-core
RAM 4GB 3GB
ROM 64GB 32GB
外部メモリ microSDカード(最大256GB) microSDカード(最大2TB)
バッテリー容量 4,000mAh 2,650mAh
ディスプレイ 約5.9インチ FHD(1080 × 1920) 約5.2インチ FHD(1080 × 1920)
カメラ アウトカメラ 約1,200万画素カラーセンサー+2,000万画素モノクロセンサー
インカメラ 約800万画素
アウトカメラ 約1,600万画素
インカメラ 約800万画素
カラー シャンパンゴールド・ムーンライトシルバー サファイアブラック・パールホワイト
通信方式 <SIM 1>
FDD-LTE : B1/2/3/4/5/7/8/9/12/ 17/19/20/25/26/28/29
TDD-LTE : B38/39/40/41
LTE CA DL : B1+B19/B3+B19/B1+B8/B1+B3+B8
UMTS: B1/2/4/5/6/8/19
TD-SCDMA:B34/39
CDMA2000:BC0
GSM:850/900/1800/1900MHz
<SIM 2>
UMTS:B1/2/4/5/6/8/19
CDMA2000:BC0
GSM:850/900/1800/1900MHz
2G:850/900/1800/1900
WCDMA:B1/2/5/6/8/1
FDD-LTE:B1/2/3/5/7/8/18/19/26/28
TD-LTE:B38/39/40/41
Wi-Fi IEEE 802.11a/b/g/n/ac IEEE 802.11a/b/g/n/ac
備考 DSDS / Emotion UI 5.0 DSDS / ZenUI

HUAWEI Mate 9(以下、Mate 9)のスペック(参照:公式ページ
ASUSU ZenFone 3(以下、ZenFone 3)のスペック(参照:公式ページ

スペックは全体的にMate 9のほうが高いです。位置付けとしてはMate 9がハイエンド、ZenFone 3はミドルレンジですが、具体的にどれくらい差があるのでしょうか。ベンチマークアプリを使って性能を数値化して比較してみましょう。

Mate 9のベンチマークスコアZenFone 3のベンチマークスコア

Mate 9(左)とZenFone 3(右)のベンチマークスコア

トータルスコアは約2倍の差をつけてMate 9の圧勝です。どの項目でもMate 9が勝っています。測定中の3DCGを描画する場面では、滑らかさに明らかな差があったので、ゲームを快適にプレイできるのはMate 9と言えます。

デザイン・外観を比較

背面は光沢感があり、フレームはダイヤモンドカット加工が施されている

背面はどちらも光沢感がありますが、素材が異なります。ZenFone 3はガラス、Mate 9はメタルで表面がコーティングされており、手触りはかなり近い感じです。どちらも加工が甘い部分や安っぽさはありません

ガラスは電波を通しやすく、金属は通しにくいという性質があります。ZenFone 3はスッキリしていますが、Mate 9は電波感度を上げるための樹脂パーツが背面に組み込まれています。

Mate 9はラウンド、ZenFone 3はフラット

Mate 9はラウンド、ZenFone 3はフラット

ZenFone 3は普通サイズなので手に持ったときに持ちやすいです。Mate 9はかなり大きいのですが、背面をラウンドさせることでしっかりとホールドできます。コネクタはどちらもリバーシブルなUSB Type-Cを採用しています。

サイズ感と実際の操作性を比較

本体サイズの違い

本体サイズの違い

ZenFone 3は片手でもしっかりと握れる標準的なサイズです。Mate 9はかなり大型で、ファブレットと呼ばれるサイズになります。手が大きめの筆者でも少し持て余す大きさです。

iPhone 7 Plusと同じくらいのサイズ

iPhone 7 Plusと同じくらいのサイズ

約5.5インチのiPhone 7 Plusとほとんど同じサイズですが、約5.9インチのディスプレイを搭載しています。画面サイズの割に本体サイズは小さいと思います。

片手操作も可能

片手操作も可能

ナビゲーションバーをスライドで片側に表示領域を縮小して寄せるミニ画面ビューを使えば、片手操作することも可能。それでも物理的な大きさは変わりませんから、操作性はZenFone 3の方が格段に上です

【設定】 > 【ZenMotion】 > 【片手モード】 > 【クイック起動】

ZenFone 3にも片手モードが搭載されています。設定からONにしておけば、ホームキーをダブルタップするだけで切り替えることができます。しかし、この画面サイズで縮小表示すると、視認性が低下して特に文字が細かくて読みにくいと感じました。

指紋認証機能をチェック

カメラ下の指紋センサー

カメラ下の指紋センサー

指紋センサーはカメラの下にあります。手に持ったときに、ちょうど人差し指が当たる位置です。認証速度はどちらも高速で、体感できるほどの差はありませんでした。

Mate 9の指紋センサーファンクションenFone 3の指紋センサーファンクション

Mate 9(左)とZenFone 3(右)の指紋センサーファンクション

指紋センサーは指紋を識別する以外にも快適に使うための補助機能があります。前述したように、持ったときに意識しなくても指が当たるので、センサーに触れるだけで着信に応答できるのは便利。写真を撮影する機能は、手を伸ばしてセルフィーするときに重宝します。

これらの機能をうまく使うことで、Mate 9は片手操作の補助としても活躍します。例えば、画面上部を下にスワイプして通知パネルを出すという操作は、指紋センサーを下にスライドするだけです。

Mate 9とZenFone 3のUIをチェック

●Mate 9に搭載されているEmotion UI

Emotion UIのホーム画面Emotion UIのクイック設定画面

Emotion UIのホーム画面とクイック設定画面

●ZenFone 3に搭載されているZen UI

Zen UIのホーム画面Zen UIのクイック設定画面

Zen UIのホーム画面とクイック設定画面

Mate 9もZenFone 3も、メーカー独自のUIを採用しています。ホーム画面とクイック設定画面から、Android標準のUIとは異なることがわかります。これは完全に相性の問題になりますが、筆者はビジュアルも使い勝手もEmotion UIのほうが好きです。

バッテリー性能を比較

Mate 9のバッテリーベンチマークスコアZenFone 3のバッテリーベンチマークスコア

Mate 9(左)とZenFone 3(右)のバッテリーベンチマークスコア

GeekBench 3のバッテリーベンチマーク機能を使って測定しました。バックグラウンドアプリは全て終了し、100%から0%まで一定の負荷を掛け続けた時のバッテリー持ち時間を数値化しています。

バッテリー性能比較結果
バッテリー容量 バッテリースコア バッテリー持ち時間
Mate 9 4,000mAh 6,426 10時間47分
ZenFone 3 2,650mAh 5,926 9時間57分

バッテリー容量は、Mate 9(4,000mAh)、ZenFone 3(2,650mAh)と数値上ではMate 9が大きく上回りますが、動作時間では大きな差は無いようです。SoCの性能差やディスプレイサイズの違いが一因だと考えられますが、どちらも1日は余裕を持って使えるバッテリー性能を備えています

充電を忘れてしまったり、使いすぎてバッテリー残量がピンチになることもあると思います。そんなときは、省電力モードをONにすると延命できます。Mate 9、ZenFone 3ともに省電力モードが搭載されているので、簡単に紹介します。

●Mate 9の省電力設定

【設定】 > 【電池】

【設定】→【電池】の順に進みます。省電力モードは一部の機能が制限されますが、少し消費を抑えます。本当にまずいときは、最低限のアプリや機能以外を停止させるウルトラ省電力を使うのがおすすめです。

●ZenFone 3の省電力設定

【設定】 > 【電池】 > 【省電力設定】

【設定】→【電池】へと進み、右上のメニューから省電力設定を選択します。基本的にはバランスよく自動で調節してくれるスマートで、残量が少なくなったときは省電力に切り替えます。スリープ時は通信を遮断することで消費電力を大幅に抑えます。

カメラ性能を特徴を絡めて徹底比較

カメラの特徴

Mate 9のカメラ部分ZenFone 3のカメラ部分

Mate 9(左)とZenFone 3(右)のカメラ部分

Mate 9は、ライカと協業で開発した第2世代Leicaダブルレンズカメラを搭載しています。カラーセンサーで色情報、モノクロセンサーで詳細なディテールを捉えます。

ZenFone 3は、1画素ごと光をもらさずに受光するディープトレンチアイソレーション技術により、よりクリアなディテールを再現します。

カメラ作例

実機で撮影した写真でカメラ性能を比較します。いずれもオートモードの最高画質で撮影しました。順番は全てHUAWEI Mate 9を左側、ZenFone 3を右側に掲載しています。なお、写真をクリックまたはタップすると大きなサイズで表示できます。

明所

カメラ作例比較:Mate 9 明所カメラ作例比較:ZenFone 3 明所

ハイビスカスと樹木の色味に注目

ハイビスカスにピントを合わせて撮影しました。目視に近い色味はMate 9で、ZenFone 3はやや黄色が強くなってしまいました。後ろの樹木で比べるとよくわかります。ハイビスカスのビビッドな赤色もMate 9のほうが忠実に再現できています。

暗所

カメラ作例比較:Mate 9 暗所カメラ作例比較:ZenFone 3 暗所

かなり暗めの店内でお刺身を撮影

照明が暗い店内で撮影しました。ZenFone 3よりもMate 9のほうが明るく撮影できていますが、ちょっと頑張って明るくしようとしている感じです。よく見てみると、ノイズが少なく質感を忠実に表現できているのはZenFone 3だと思います。

接写

カメラ作例比較:Mate 9 接写カメラ作例比較:ZenFone 3 接写

ハイビスカスを接写

どちらもバッチリとピントが合っていて色味も良いです。甲乙をつけがたいですね。かなり近寄って撮影しましたが、ピントが合いにくいということはありませんでした。

撮影モード

HUAWEI Mate 9の撮影モード一覧

HUAWEI Mate 9の撮影モード一覧
ZenFone 3の撮影モード一覧

ZenFone 3の撮影モード一覧

もはや定番となっているカメラモードはしっかりと盛り込んでいます。せっかく高性能なカメラを搭載しているので、様々なカメラモードを活用してほしいところ。本稿ではパノラマとマニュアルモードの作例を取り上げつつ、細かな使い勝手を確認していきます。

砂浜をパノラマ撮影(Mate 9)

砂浜をパノラマ撮影(Mate 9)
砂浜をパノラマ撮影(ZenFone 3)

砂浜をパノラマ撮影(ZenFone 3)

パノラマモードは、スマートフォンを横に動かしながら連写した写真をつなぎ合わせることで、広い範囲を撮影します。最近ではほとんどのスマートフォンに搭載されている機能で、評価のポイントはスティッチング(画像をつなぎ合わせ)部分の正確さです。

2枚のパノラマ写真をよく見てください。ZenFone 3で撮影したものだけ、縦縞が入っています。これはスティッチングがうまくいかなかったために生じるズレが原因です。一方でMate 9は、ワンショットで撮影したような写真に仕上がっています。

シチュエーションによって結果が異なる可能性がありますが、少なくとも筆者が試した限りでは、Mate 9のほうがスティッチ部分が目立たず、明るくきれいに撮れるという結果になりました。

カメラ作例比較:Mate 9 シャッタースピードを遅くして撮影カメラ作例比較:ZenFone 3 シャッタースピードを遅くして撮影

シャッタースピードを遅くして撮影した微発光生物(クリック/タップで拡大)

わずかに発光する生物を、Mate 9はPROモード、ZenFone 3はマニュアル撮影モードでシャッタースピードを遅くして撮影しました。オートだと暗すぎて何が写っているのか判別できないレベルなので、露光時間を長くしてより多くの光を取り込んで撮影しました。

Mate 9では夜間撮影モード、ZenFone 3では夜景モードを使えばシャッタースピードが遅くなるので、マニュアルモードが難しいと思ったら撮影環境に合わせてモードを選ぶのが手軽でおすすめです。

カメラ評価総括

精細で色鮮やかに撮影できるのはMate 9です。決してZenFone 3の写りが悪いというわけではありませんが、一歩及びませんでした。機能面では両機種ともに多種多様なモードを搭載していて、特に差は感じなかったのでココは引き分けです。

価格と購入できる場所

端末の比較を一通り終えたので、入手性も比較します。一括購入と分割購入(24回)の価格、MVNOのセット販売の有無をまとめました。価格は全て税抜で統一しています。

MVNOでは、Mate 9よりもZenFone 3を取り扱っているところが多くなっています。MVNOのセット販売は安価な格安スマホの需要が高いので、これは納得できるところ。オンラインショップや家電量販店でもZenFone 3のほうが入手性が良く購入できるところが多いという結果になりました。

販売店 HUAWEI Mate 9 ASUS ZenFone 3
MVNO イオンモバイル 60,800円
(2,736円/月)
39,800円
(1,791円/月)
IIJmio 38,800円
(1,650円/月)
NifMo 37,778円
(1,575円/月)
BIGLOBE 1,650円/月
楽天モバイル 50,600円
(2,277円/月)
29,600円
(1,332円/月)
オンライン
ストア
モバレコ バリューストア 48,640円
(2,025円/月)
36,291円
(1,512円/月)
Amazon.co.jp 59,676円 39,400円
Qoo10 EVENT 59,089円 39,970円
カメラのキタムラ 42,543円
イートレンド 59,090円 42,533円
ムラウチドットコム 42,793円
NTT-X Store 59,090円 39,970円
家電量販店 ヨドバシカメラ 65,650円 42,970円
ビックカメラ 65,653円 42,962円
ジョーシン 59,690円 42,970円
ノジマ 59,090円 42,040円

※MVNOの価格はセット販売時の価格(端末代金+初期手数料)
※価格は2017年2月8日時点のもので、全ての販売店舗を調査したものではありません

実際に使ってみてわかった両機種のおすすめポイント

全てにおいてハイエンドなHUAWEI Mate 9

Mate 9

Huaweiのフラッグシップモデルというだけあって、数多のスマートフォンの中でも上位にランクインするのは間違いない仕上がりです。特に、第2世代Leicaダブルレンズカメラは、スマートフォンカメラのイメージを変えてしまうほどのインパクトがありました。

使い勝手でも多くの工夫が見られました。ミニ画面ビューと指紋センサーを活かした便利機能は、片手での操作性を向上させています。大画面でも安心して利用できます。
Mate 9は、スペックも大画面も高性能なカメラも全部欲しいという欲張りな人でも満足できると思います。

本サイトが運営している、モバレコ バリューストアではHuaweiのフラッグシップモデルMate 9を月々2,025円(税抜)で販売中です。お得に購入することができるのでぜひチェックしてみてください。

スタンダードを極めたモデルのASUS ZenFone 3

ZenFone 3

SIMフリースマートフォンが出始めた頃から多くのスマートフォンを投入してきたASUSの最新かつ自信作で、スタンダードを極めたモデルです。スペックはミドルレンジになりますが、これくらいの性能があれば十分という人も多いはず。

記事執筆時点では約30,000円で購入できるので、いわゆる格安スマホに分類できます。しかしながら、デザイン、スペック、使い勝手、カメラと妥協している部分はありません。

ZenFone 3はトータルバランスの良さが最大の強みと言えます。ミドルレンジクラスの中では頭ひとつ分抜き出ていると感じました。全てにおいてコスパよく、またサイズも大きくないものを使いたい人にオススメです。

モバレコ バリューストアでは、ガラスデザインが美しいZenFone 3の新品を月々1,512円(税抜)でお得に購入することができます。ぜひチェックしてみてください。

評価まとめ:選ぶときのポイント

完成度という観点では、どちらも価格相応に良くできていると思います。Mate 9のほうが全体的にスペックは高いため、処理性能とカメラ性能では大きな差が出ましたが、ここは価格差がそのまま反映されている印象です。

この2機種の大きな違いは「サイズ」と「スペック」、ズバリこの2つです。大画面でゲームをプレイしたり動画を見たいならMate 9、ほどほどのスペックでサイズもちょうどいい操作性を重視するならZenFone 3がおすすめです。

●HUAWEI Mate 9、ASUS ZenFone 3の詳細・商品ページはこちら

HUAWEI Mate 948,640円 (メーカー販売額:60,800円)
ASUS ZenFone 336,291円 (メーカー販売額:39,800円)

モバレコでは、スマホと格安SIMがお得になる・役に立つ記事を平日12:00に配信中です。

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

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