ワイモバイル Android One S2レビュー!とにかくスマホをシンプルに長く使いたいならコレ

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ワイモバイル Android One S2レビュー!とにかくスマホをシンプルに長く使いたいならコレ

最新のソフトウェアをより安く使える機種として、2016年からY!mobile(ワイモバイル)で取扱いが始まったAndroid Oneシリーズ。この第二弾となるスマホ「Android One S2」(以下S2)が、2017年3月10日(金)に発売されました。

今作は強靭なスマホをつくることに定評のある京セラ製で、防塵防水に加えて対衝撃性も備えるタフネス設計が大きな魅力です。そんなS2の魅力をレビューしていきます。

目次:

持ちやすい形状の外観デザインを写真でチェック

今回レビューしていくS2の本体カラーはネイビー。カラーバリエーションはこの他、レッド、ホワイトという全3色展開です。

S2(本体カラー:ネイビー)の前面
S2(本体カラー:ネイビー)の前面

外装は樹脂製で、背面が中央から端にかけて丸みを帯びた形状が特徴的。最厚部で10.6mmと、厚さは大きめになっています。

S2(本体カラー:ネイビー)の背面
S2(本体カラー:ネイビー)の背面

ネイビーの場合、側面は紺色と青色、ツートーンで仕上げられています。電源キーや音量キーといった物理キーも含め、目立つ飾りはないシンプル設計です。

Android One S2 上側面
側面(上):3.5mmイヤホンジャックを搭載
Android One S2 右側面
側面(右):電源キーと音量キーはともにシンプルなデザイン
Android One S2 下側面
側面(下):外部入出力端子はMicroUSB規格。左端にはストラップホールも
Android One S2 左側面
側面(左):こちらはとくに何もない

搭載する画面は5インチ(解像度はHD)で、現行では標準~小型に分類できるサイズ。片手でもしっかり持ちやすい大きさですよ

Android One S2 ちょうどいいサイズのデザイン設計
手が小さくても持ちやすいであろうデザイン設計
Android One S2 背面は光具合で明るく見える
背面は光の当て方により、明るい色味に見えることも

光沢仕上げの樹脂外装は高級さこそありませんが、サイズと形状の工夫により、持ちやすさはかなりもの。

指紋や皮脂汚れは付着しやすいですが、ツルツルの質感は汚れの掃除もカンタン。扱いやすさとしてはとてもよい印象です。

スペック情報をおさらい

ここで一旦、S2の基礎仕様を整理しておきます。

サイズ 約 W 72 x H 143 x D 10.6 mm
重さ 約 142 g
バッテリー容量 2,300 mAh
プラットフォーム Android 7.0
CPU MSM8917 1.4GHzクアッドコア
メモリ(RAM) 2GB
ストレージ(ROM) 16GB
外部ストレージ 最大256GBまでサポート
ディスプレイ 5.0インチ HD(1280×720)TFT液晶ディスプレイ
カメラ メイン:約1,300万画素/サブ:約200万画素
Wi-Fi IEEE802.11 b/g/n(2.4GHz)
Bluetooth Ver.4.2
その他 防塵防水(IP55/IP57)、赤外線通信対応

※より詳しい情報はワイモバイルの製品ページ(スペック|Android One S2|スマートフォン|製品|Y!mobile(ワイモバイル))で確認いただけます。

最近のハイエンドスマートフォンではCPUは6コア以上、メモリ(RAM)も3GB以上が主流であり、そう考えるとS2のスペックは抑え気味であることがわかります。ただこの点は、S2の本体価格が32,400円(税込)と安いことを考えれば納得です。

当機はAndroid Oneの特徴である「最新のソフトウェアが使える」「定期的にセキュリティアップデートが適用される」という“ソフトウェア面で長く安心して使える”こと、そして(後述する)タフネスな仕様により“ハードウェア面でも長く安心して使いやすい”ことが最大の魅力となっています。

シンプルさが魅力のソフトウェア

S2はAndroid Oneのスマホとして最新のソフトウェアアップデートをいち早く適用できるよう、ソフトウェアも非常にシンプルな設計になっています

プリインストールされているホームアプリはNexusシリーズ同様、左端にGoogle Nowが配置されたもの。通知エリアやクイック設定エリアのデザインも、純粋なAndroidのものとほぼ変わらず、プリインストールアプリも最低限に絞られています。

ホーム画面ホーム画面
ホーム画面は2ページのみ
素のAndroidに近い画面デザイン素のAndroidに近い画面デザイン
画面デザインもほぼ素のAndroidそのもの
プリインアプリはわずか28個プリインアプリはわずか28個
アプリドロワーで確認できるプリインアプリはわずか28個

メモリ(RAM)とストレージ(ROM)はそれぞれ2GB/16GB と大きくないですが、こちらも無駄なアプリが入っていない分、ユーザーが使える容量の割合は多め。

メモリは初期状態で全体の約半分が空いている
メモリは初期状態で全体の約半分が空いている
ストレージもユーザーが使えるのは約半分ほど
ストレージもユーザーが使えるのは約半分ほど

ストレージ容量については、SDメモリカードも使用可能。最大256GBの容量拡張ができるので安心です。

性能を知る参考として、ベンチマークスコア測定アプリ「AnTuTu Benchmark」をテスト。トータルスコアは37,000前後となりました。

Android One S2 ベンチマークテスト
複数回テストし、トータルは37,000前後に落ち着いた

ただ筆者個人的には、ゲームを遊んでみると、この数値以上にグラフィックの表示はスムーズなように感じました。ゲームをガンガン遊び倒す人には物足りない仕様ですが、見た目(数値)よりはもう少し期待してもよいかも。そういった仕上りです。

なおS2のソフトウェアについて、忘れず触れておきたいポイントといえば、Android Oneの特徴である「常に最新のGoogle(ソフトウェア)が体験できる」こと。

ただしY!mobileではS2について、OSバージョンのアップデートは「発売から18カ月間に最低1回以上のアップデートを保証するもの」、またセキュリティアップデートは「発売から最低2年間のアップデートを保証するもの」としています。

特にOSアップデートについては、Nexusシリーズのように“常にいち早く”とはうたっていないことだけは、注意しておくべきでしょう。

ハードウェアにも安心して長く使える魅力がたくさん

Android Oneであることとともに、S2最大の特徴であるのが防塵・防水・耐衝撃を備えるタフネス設計になっていること

防塵等級はIP5Xで、機器の正常な作動に支障をきたすレベルの粉塵が内部に侵入しない設計。また防水等級は水の直接噴流により有害な影響を受けず、水深1m程度なら30分沈めても大丈夫なつくりとなっています。

水中での使用は保証されないものの、このレベルの防塵防水性があれば、一般には環境を選ばす、ストレスなく使えることでしょう。

雪が降る屋外でも、安心して使える
雪が降る屋外でも、安心して使える

また加えて、米国防総省が定める軍用品調達規格「ミル規格(Military Standard)」に準拠した耐衝撃性も。簡単にいえば米軍が使用するモノに求められる頑丈さを満たしているということで、実際に高さ1.22mからの落下試験にも耐える設計になっています。

S2はバッテリーこそ着脱不可な設計ですが、背面カバーは取り外すことが可能。SIMカードやSDメモリカードはこちらから差し込むのですが、カバーを外した下に感じる“一体感”あるいは“頑丈さ”は強く印象に残りました。

背面のカバーは取り外せる
背面のカバーは取り外せる
カバーの下は内部がきっちり密閉され、一体感がすごい
カバーの下は内部がきっちり密閉され、一体感がすごい
SIMカードとSDメモリカードのスロットもキャップで覆われている
SIMカードとSDメモリカードのスロットもキャップで覆われている

正直なところ、カバーなしでも十分衝撃に耐えられるであろう構造では?と思います。そこへさらに“外部装甲”とでもいわんばかりに背面カバーが重なっている。そんなイメージですね。

ほかにも前面はカバーガラスに強化ガラスを用いて耐衝撃性を高めるとともに、落下時にもガラスが直接衝撃を受けにくいよう、周囲のフチをやや高めにつくるといった工夫も見られます。

フロントパネル周囲の縁は1mm程度高く設計されている
フロントパネル周囲の縁は1mm程度高く設計されている

またストラップホールも設けられており、落下を予防する配慮も。

左下のストラップホールもつくりは頑丈
左下のストラップホールもつくりは頑丈

S2の本体重量はおおよそ140gと軽量なため、長いストラップを装着し、首から下げて持ち歩く際も首が疲れにくいはず。最低限の連絡手段を確保するため、常時持ち歩くスマホとしても扱いやすくなっています

シンプルなカメラは今後の機能追加にも期待

S2が搭載するカメラの有効画素数は、メインカメラが1,300万画素。サブカメラは200万画素。カメラアプリもGoogle純正アプリが使われており、画面UI設計、設定項目は非常にシンプルです。

カメラアプリの画面UI
カメラアプリの画面UI
解像度、保存先、位置情報、露出補正の追加の4つ解像度、保存先、位置情報、露出補正の追加の4つ
設定項目は解像度、保存先、位置情報、露出補正の追加、の4つのみ

ここからはメインカメラについて、実際に撮影した写真を紹介しながら見ていくことにします。なお以下の写真はすべて、リサイズ(縮小)加工のみ施したものとなります。

Android One S2 カメラ作例:日中の風景
晴れた日中に撮影。左の建物についた看板の色、背景の空も自然な写り
Android One S2 カメラ作例:窓の格子も確認できる鮮明具合
近づいて撮れば、複雑な窓の格子もきれいに記録できる
Android One S2 カメラ作例:夜間の撮影はややノイズ気味
夜間の屋外撮影ではノイズも目立つ
Android One S2 カメラ作例:やや暗いが美味しそうに写る
写りはやや暗いが、マンゴーソースのツヤはおいしそう
Android One S2 カメラ作例:食べ物
細かく捉えるのが難しい揚げ物の衣も、きれいに記録できている

用意されている機能(設定項目や撮影モード)が非常にシンプルで“ほぼカメラまかせ”となる点は心配もありましたが、いろいろ試してみても、偏ったクセは感じませんでした。

もともとディスプレイの解像度が抑えめ(HD)であるため、撮影後にスマホの画面で写りを確認するとぼやけた印象も受けましたが、パソコンなどで改めて確認すれば、細部までそれなりに記録できていることもわかりました。

暗所や夜間での撮影にノイズが目立つのは、機種の価格を考えれば仕方がないと割り切れるレベル。より環境を問わず、キレイな写真が撮れる機種がよければ、予算を足して別な機種を検討することをおすすめします。

なお撮影モードについては、2017年3月以降に提供のソフトウェアアップデートにて、新たにHDR(ハイダイナミックレンジ合成)撮影も追加される予定です。

HDR撮影は、画面内で明暗の差がはっきりしている場合でも、白飛び・黒つぶれの発生を防げる機能。今後はより使いやすいカメラ機能が期待できそうですね。

Y!mobile(ワイモバイル)Android One S2の価格・料金をチェック

Android One S2

S2の端末価格は32,400円(税込)となっています。Y!mobileのプランはシンプルで分かりやすく、毎月の料金はどのスマホプランでも”ワンキュッパ割”が適用になり、スマホプランS(1GB)だと2,138円/月、スマホプランM(3GB)が3,218円/月、スマホプランL(7GB)は5,378円/月にて利用することができます。

さらに新規・MNPだと、「データ容量2倍キャンペーン」にて、毎月のデータ容量は契約から2年間は”2倍”になるので、スマホプランMだと「3GB→6GB」とお得に利用することができます。

Y!mobileのキャンペーン情報は以下の記事で紹介しているので参考にしてみてください。

Android One S2の購入情報はこちら:ワイモバイル公式オンラインストア

とにかくスマホをシンプルに長く使いたいならコレ

スペックこそ決して高くはないものの、シンプルかつ長期的にセキュリティアップデートが提供されるソフトウェア面での安心感、防塵防水・耐衝撃性を備えたハードウェア面での安心感を備えるS2。

公表で連続3日間の使用に耐えるバッテリー持ちのよさも含め、使い方はシンプル、でもとにかく安心して長く使い続けたいといったユーザーにはかなりオススメしやすい機種と感じました。

また実店舗を多く構えるY!mobileが提供する機種ということも含め、サポート面での安心感も。とくにスマホ初心者に手に取ってみてほしい。そんな1台です。

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この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

スマホをはじめとする「ガジェット」に関心があるフリーランスのブロガー/ライター。中でも特に関心が強いのは海外向けのSIMフリー製品。個人輸入なども楽しんでいます。ややマニアックなガジェット系ブログ「そうすけブログ.com」もほぼ毎日更新中。