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モバレコTOP Apple iPhone SE iPhone SEのレビュー

Apple iPhone SEのレビュー

カラー
発売日
2016年3月

3年ぶりに4インチディスプレイ搭載のコンパクトiPhoneが復活。ボディのサイズやデザインはiPhone 5sをほぼ踏襲しつつ、iPhone 6sに近い性能へとスペックアップしました。

  • 画面サイズ
    4.0インチ

    画面サイズ
    スマホの画面(ディスプレイ)のサイズです。 画面サイズが小さいと持ちやすく、 画面サイズが大きいと、大きな画面でお楽しみいただけます。
  • メインカメラ画素数
    1200万画素

    メインカメラ画素数
    端末背面にある、画面を見ながら撮影できるカメラです。
  • バッテリー容量
    -

    バッテリー容量
    数値が多ければ多いほどバッテリーの容量が大きくなり、長時間の利用が可能になります。
  • 端末サイズ
    123.8mm× 58.6mm× 7.6mm

    端末サイズ
    機種全体の大きさになります。
  • 防滴・防水・防塵
    非対応

    防滴・防水・防塵
    防水対応は、水の中に一定の深さと時間沈めても安心して利用できます。 防滴対応は、水がかかる程度なら利用ですが、基準は機種ごとにより異なります。
  • 電子決済
    非対応

    電子決済
    携帯電話に埋め込まれたICチップにより電子決済ができる機能です。
※「端末代 + プラン込み」に表示されている価格は料金プランの一例になります。
プランの詳細な料金については購入サイトでご確認下さい。
iPhone SEをレビュー!パワーアップして帰ってきた!4インチのコンパクトスマホ

2016年3月に発表されたiPhoneの新モデル「iPhone SE(アイフォーン・エスイー)」。

それまでの最新モデルである iPhone 6s シリーズの後継ではなく、2世代前の製品として AppleStore でもまだ取扱いのされていたコンパクトモデル iPhone 5s の後継という位置づけでリリースされました(iPhone SE のリリースに伴い、iPhone 5s の取扱いは終了)。

iPhone 5s のボディをベースにプロセッサやメインカメラといった中身をパワーアップすることで、「片手で操作しやすいサイズのスマホ」を最新スペックで満たす。そんな存在といえるでしょう。

今回は、この iPhone SE の魅力をレビューしていくことにします。

外観・デザイン・サイズ感をチェック

iPhone 5s のボディをベースにということで特に真新しさはありませんが、まずは外観デザインをチェックしてみましょう。

側面に関しては、iPhone 5s で施されていたダイヤモンドカットと呼ばれる加工方法は使われていません。そのため光をキラキラと反射することはなく、より落ち着きの感じられる外観に仕上がっています。電源ボタンや音量ボタン、サウンドスイッチ(マナースイッチ)、ヘッドフォンジャックやLigntningコネクタの配置などは変更なし。

リアパネルも全体的な印象としては iPhone 5s から大きな変更は見受けられません。 背面に搭載されたメインカメラは有効画素数が800万画素→1,200万画素へと向上していますが、こちらは相変わらず突起のないデザインとなっています。ハイスペックにしてもそのまま詰め込めるのか、という点は驚きと嬉しさを感じさせてくれますね。

またリアパネルに関してデザインの変更が確認できるポイントといえるのは、下部に配置された iPhone のロゴ部分。こちらに SE の文字が追加されています。

外観デザインに関して iPhone 5s からの変更点を整理してみると、明らかに分かる点は「ダイヤモッドカット加工の有無」「リアパネルに設けられた"SE"ロゴの有無」といったところ。逆にいえば、これら以外の部分においては基本的に iPhone 5s と同じ感覚で使うことができます。

iPhone SE:手に持った感じiPhone SE:手に持った感じ
今となっては手に持つと小さく感じる

iPhone 5s とほぼ同じサイズの iPhone 5 がリリースされた時には「大きい」と話題になったこのボディサイズも、今あらためて手にとって見ると非常にコンパクト。片手操作も十分可能といえるサイズ感はこのモデルならではの大きな魅力のひとつです。

iPhoneSE、iPhone 5s、iPhone 6sのスペックと性能を比較

続いてスペック表から歴代のiPhoneと比較し、仕様を確認しておきましょう。

iPhone SE/6s/5s スペック比較表
iPhone SE iPhone 6s iPhone 5s
価格
※2016年4月時点
16GBモデル/52,800円 (税別)
64GBモデル/64,800 円(税別)
16GBモデル/86,800円 (税別)
64GBモデル/98,800円 (税別)
128GBモデル/110,800 円(税別)
32GBモデル/59,800円~(送料・税込)
※SIMフリーモデル、新品同様品
CPU Apple A9 Apple A9 Apple A7
メモリ(RAM) 2GB 2GB 1GB
ストレージ(ROM) 16/64GB 16/64/128GB 16/32GB
ディスプレイ 4インチ、Retina
(1136 x 640px、326ppi)
4.7インチ、Retina HD
(1334 x 750px、326ppi)
4インチ、Retina
(1136 x 640px、326ppi)
3D Touch搭載 × ×
背面カメラ 1,200万画素、4K動画対応 1,200万画素、4K動画対応 800万画素
前面カメラ 120万画素、FaceTimeカメラ 500万画素、FaceTimeカメラ 120万画素、FaceTimeカメラ
サイズ 123.8 x 58.6 x 7.6 mm 138.3 x 67.1 x 7.1mm 123.8 x 58.6 x 7.6 mm
質量 113g 143g 112g
連続通話時間
(バッテリー)
3Gで最大14時間 3Gで最大14時間 3Gで最大10時間
カラーバリエーション スペースグレイ / ゴールド / シルバー / ローズゴールド スペースグレイ / ゴールド / シルバー / ローズゴールド スペースグレイ / ゴールド / シルバー
VoLTE ×
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac 802.11a/b/g/n/ac 802.11a/b/g/n/ac

スペックで比べてみると、本体サイズは「iPhone SE」と「iPhone 5s」がほぼ同等であり、性能面で見ると「iPhone 6s」がほぼ同等であることがわかります。

iPhone 6sシリーズに引けを取らないプロセッサ、バッテリー性能

iPhone 5s のボディを利用しつつ、プロセッサを最新モデルへ変更(Apple A7チップ→A9チップ)。またRAM容量も非公開ながら増量(RAM1GB→2GB)といわれています。

iPhoneといえばソフトウェアの調整が非常によくできており、(OSの違いに起因する部分もありますが)例えば同程度のスペックを有する他OS搭載のスマホなどと比べると圧倒的にストレスを感じにくい動作は非常に魅力といえるポイントです。

そんな動作面(処理能力)に関しては、ベンチマークスコアをチェックしてみることに。チェックに用いたアプリは「AnTuTu Benchmark v6.1」「Geekbench 3」「3DMark Ice Storm Unlimited」の3つです。

iPhone SE:AnTuTu Benchmarkのスコア
AnTuTu Benchmarkでの測定結果はiPhone 6sシリーズに肉薄
iPhone SE:Geekbench 3のスコア
Geekbench 3ではiPhone 6sを僅かながらも上回る結果に
iPhone SE:3DMark Ice Storm Unlimitedのスコア
3DMark Ice Storm UnlimitedでもiPhone 6sシリーズ超え

王道、プロセッサ中心、3Dグラフィックス処理といった3タイプのアプリで測定してみましたが、変更点の効果が大きく影響しており、スコアはいずれも iPhone 6sシリーズと同等~それ以上といったものに。実際に測定時に表示されるグラフィックを見ていても、最新のAndroidハイエンド機などとも変わらない、なめらかでスピーディーな動作を確認することができました。

筆者自身は iPhone 6s を毎日使用していましたが、そちらと比べても操作していて(動作面において)のストレスを感じることはほとんどありません。

また本体サイズが小さくなる(筆者の場合はiPhone 6s→iPhone SE)とバッテリーサイズも小さくなる、すなわち一度の充電時間で使用できる時間が短くなるのでは?と心配にもなります。しかし、この点は公開されている技術仕様からも読み取れる通り、むしろより長く使うことができるようになっているとのこと。

実際に購入から1週間ほど使用していますが、たしかに iPhone 6s と比較すれば、バッテリーの減りも変にストレスを感じることはありません。さすがに Plus シリーズと比較すると苦しいですが......。

中身に関して唯一惜しいといえるのは高速通信技術のCA(キャリアアグリゲーション)に非対応、ということくらいでしょうか。iPhone SE の最大通信速度は下りで150Mbpsとなっています。ただしVoLTEやTD-LTE(国内ではWiMAX2+やAXGPと互換性あり)は使用可能です。

使ってみて感じた文字入力と指紋認証の操作性

過去にリリース済みのサイズとはいえ、ディスプレイサイズが4インチ後半ですらコンパクトモデル扱いとなる現行において、4インチというサイズは非常にインパクトがあります。というわけで、続いては4インチサイズにおける扱いやすさ(操作性)を見ていきます

まず筆者がもっとも快適に感じたポイントといえるのが文字入力。普段 iPhone ではフリック入力を多用する筆者ですが、この操作が片手で"無理なく"行なえることが(既に知っていたことであるはずなのに)とても魅力的に感じました。

iPhone SE:文字入力
片手での文字入力が快適

手のサイズは比較的大きい方なので、4.7インチサイズや5.5インチサイズのiPhoneでも片手入力できないことはありません。ですが本体をしっかりと手のひらで持ちつつ操作ができる安定性はすばらしいです。

一方で大きな画面サイズに慣れてしまったことによるデメリットとして、細かいボタン操作がしづらいといったことも。画面サイズが小さくなれば、その分画面に表示される各表示も小さくなりますので、小さなボタンが押しづらく感じるのは当然のことかもしれません。

iPhone SE:ディスプレイ
大きな画面に慣れていると細かいボタン類は押しづらさも

その他、扱っていてひとつ気になったポイントが Touch ID による指紋認証。iPhone 6s シリーズからは新たにより高速での認証が可能な(第二世代の)指紋認証センサーとなっていますが、この iPhone SE に関しては旧来(第一世代)のものが採用されています。
そのため、こちらも iPhone 6s シリーズなどに慣れていると、ややストレスを感じる部分といえるでしょう。

iPhone SE:指紋認証
指をおいてから認証までにワンクッションあるTouch ID

筆者が iPhone 6s を購入して使い始めた際は「指紋認証が早すぎてロック画面で時刻が確認できない」「もっと遅くていい」と思っていた記憶があります。しかし今あらためて一世代前のものを使用してみると、やはり早いほうがストレスは少ないと感じるようになっていました。

もちろん iPhone 5s や iPhone 6 シリーズからの機種変更を考えている人であれば、これまで通りの感覚で使用することが可能です。何度か繰り返し書いているように、結局は"慣れ"に左右される部分ではありますが、購入を考える際などにはこのあたりがどう違うのか、出来る限りチェックしておくことをオススメします。

順当進化といえるカメラの性能

最後は iPhone 5s から大きく進化したポイントのひとつ、メインカメラの性能を撮影した例を見ながら確認してみましょう。

iPhone SE は有効画素数1,200万画素のiSightカメラを搭載し、また4K動画や Live Photos の撮影もサポート。今回は基本的な部分となるカメラ(静止画)機能にスポットをあててチェックしてみます。

まずは景色(昼間・夜)を撮影してみました。

昼間の仙台の街の景色(HDRオフ)
昼間の仙台の街の景色(HDRオフ)
昼間の仙台の街の風景(HDRオン)
昼間の仙台の街の風景(HDRオン)

この日は天気もよく、ビルの影などもかなりコントラストが強めにできていました。HDR(ハイダイナミックレンジ合成)オフとオンで比較してみると、HDRオンのほうは写真の合成により明暗の偏りが減っているものの、明るい部分はやや暗く処理されてしまっている印象です。ただし暗い部分(写真2枚目に右下歩道部分など)はよりはっきりと見えるようなっており、日常において変なクセなどを気にすることもなく気軽に使えるカメラといえるでしょう。

また、メインカメラは絞り値(f値)がf/2.2となっており、暗い部分での撮影に強い、ボケ味を楽しめる、といった特徴も。というわけで続いては先ほどと同じ場所から夜の景色を撮影。こちらもHDRオフ・オンを試してみました。

夜の仙台の街の風景(HDRオフ)
夜の仙台の街の風景(HDRオフ)
夜の仙台の街の風景(HDRオン)
夜の仙台の街の風景(HDRオン)

iPhoneシリーズのメインカメラは夜などの暗い環境においても非常にきれいに撮れる印象がありましたが、それはこの iPhone SE にも共通していると感じました。リサイズすることにより細部のディテールがつぶれてしまっている箇所もありますが、全体的な印象としては、目で実際に見ていた景色をうまく再現しているといえます。

夜間の景色などを撮影する場合は、HDRをオンにするにすると、より明かりの強調された写真を撮影することができます。またHDRオンでの撮影時にカメラ位置の固定時間がほぼない、リアルタイムでの写真合成に近い形で使用できる点も大きな魅力といえるでしょう。

次はズーム機能。

ズーム未使用。ここから手前のユニクロの看板に寄ってみる
ズーム未使用。ここから手前のユニクロの看板に寄ってみる
最大まで寄ってみてもディテールは比較的はっきりとしておりきれい
最大まで寄ってみてもディテールは比較的はっきりとしておりきれい

スマホのカメラが全般的に苦手とするズーム機能ですが、iPhone SEのカメラでは最大までズームしてみると結構寄ることができる上、撮影後の写真を確認しても極端に粗くなるなどディテールが崩れてしまうといった印象はありませんでした。

続いてはボケ味を確かめるために桜の花を撮影。

桜の花を撮影桜の花を撮影桜の花を撮影

手前側にくる被写体と奥(背景)の距離を少し意識して撮影してみましたが、背景がとてもきれいにボケていることが確認できると思います。加えて手前側の花の細部まできちんとディテールを確認することができ、非常によく記録できています。

接写(マクロ撮影)は、もう少し接近できてもよいか?とも思いましたが、アクセサリー類など何も装着していない状態で桜の花(サイズの小さな花)にこの程度接近することができれば十分ではないでしょうか。花粉の粒感も含め、細かくチェックしても確認することができますね。

またスマホのカメラを使う場面として、多くの人に当てはまるであろう食べ物もいくつか撮ってみました。

炊き込みご飯
炊き込みご飯
トマトクリームパスタ
トマトクリームパスタ

細かい設定をほとんどせずにサッと撮影してみましたが、食品のツヤなどきちんと見て取ることができますね。

全体的にチェックしてみても際立ったクセなどは見られず、メインカメラ(リアカメラ)は気軽にしっかりと撮影ができるバランス型(万能型)といえそうです。

最後にサブカメラ(フロントカメラ)で撮影した写真も一枚紹介しておきます。

iPhone SE カメラ作例:桜をバックにセルフィー
桜をバックにセルフィー

サブカメラは有効画素数120万画素ということで、現行の他社製スマホと比較しても性能は抑えめ。上の写真は明るい環境で撮影したものですが、パッとみ全体的にな雰囲気は悪くないものの、細部までチェックしてみるとどうしても粗さは目立つ印象でした。

評価まとめ:バランスの良さは従来通りの正統進化モデル

iPhone SEを購入から1週間ほど使用してのレビューとなりますが、少なくとも全体的なバランスのよさは従来のiPhoneシリーズと変わることがありませんでした。中身を変更してもしっかりとした調整が感じられ、よりストレス無く使用することが可能な正統進化モデルといえるでしょう。

筆者の周囲でもそうですが、サイズを理由に iPhone 5s からなかなか機種変更することができなかったユーザーも多いはず。少なくともそのような人にとっては特に強く魅力を感じることができる製品であることは間違いないと思います。

この記事を書いた人

まきはら とよかず

まきはら とよかず
スマホをはじめとする「ガジェット」に関心があるフリーランスのブロガー/ライター。中でも特に関心が強いのは海外向けのSIMフリー製品。個人輸入なども楽しんでいます。ややマニアックなガジェット系ブログ「そうすけブログ.com」もほぼ毎日更新中。

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