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ASUS ZenFone 4 Max (ZC520KL)のレビュー

カラー
発売日
2017年12月

ZenFone 4シリーズのバッテリー特化モデルで、4100mAhの大容量バッテリーを搭載。長時間の電池持ちと、他の機器を充電できるリバースチャージ機能が特徴です。

  • 画面サイズ
    5.2インチ

    画面サイズ
    スマホの画面(ディスプレイ)のサイズです。 画面サイズが小さいと持ちやすく、 画面サイズが大きいと、大きな画面でお楽しみいただけます。
  • メインカメラ画素数
    1300+500万画素

    メインカメラ画素数
    端末背面にある、画面を見ながら撮影できるカメラです。
  • バッテリー容量
    4100mAh

    バッテリー容量
    数値が多ければ多いほどバッテリーの容量が大きくなり、長時間の利用が可能になります。
  • 端末サイズ
    150.5mm× 73.3mm× 8.7mm

    端末サイズ
    機種全体の大きさになります。
  • 防滴・防水・防塵

    防滴・防水・防塵
    防水対応は、水の中に一定の深さと時間沈めても安心して利用できます。 防滴対応は、水がかかる程度なら利用ですが、基準は機種ごとにより異なります。
  • 電子決済

    電子決済
    携帯電話に埋め込まれたICチップにより電子決済ができる機能です。
ASUS ZenFone 4 Maxレビュー!大容量バッテリー搭載で長時間使えるエントリーモデル

2017年12月8日に発売された「ZenFone 4 Max」をレビューします。

アルミボディに指紋センサーとデュアルレンズカメラを備え、大容量のバッテリーを搭載したASUSのエントリーモデルです。

目次:

スタイリッシュなデザイン

前面
前面

インカメラにもフラッシュライトが搭載されているので、暗い場所でも明るくセルフィーできます。指紋センサーはボタンではないので押下できませんが、タッチでホームキーとして機能します。

背面
背面

画角が異なるデュアルレンズカメラを搭載しています。全体的にiPhoneライクなデザインですね。

右側面にはボリュームキーと電源ボタン
右側面にはボリュームキーと電源ボタン
左側面にはSIMカードとmicroSDカードスロット
左側面にはSIMカードとmicroSDカードスロット
上部には3.5mmイヤホンジャック
上部には3.5mmイヤホンジャック
下部にはスピーカー・microUSB端子・マイク
下部にはスピーカー・microUSB端子・マイク

最近はUSB Type-Cを採用している機種が多いのですが、エントリーモデルはまだmicroUSBが主流なようで、ZenFone 4 MaxもmicroUSBです。

手にフィットして持ちやすい
手にフィットして持ちやすい

大容量のバッテリーを搭載している割には薄くて軽い印象を受けました。本体はラウンド形状でホールド感は結構良いです。メタルボディの質感もグッド

スペックとベンチマークスコアをチェック

ASUS ZenFone 4 Max スペック情報
サイズ 高さ 約150.5 × 幅 約73.3 × 厚さ 約8.7mm
重量 約156g
OS Android 7.1.1 Nougat
SoC Qualcomm Snapdragon 430 1.4GHz Octa-core
RAM 3GB
ROM 32GB
バッテリー容量 4,100mAh
ディスプレイ 5.2インチ 1,280×720(HD)
通信方式 FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26/28
TD-LTE:B38/41
W-CDMA:B1/2/5/6/8/19
GSM/EDGE:850/900/1,800/1,900MHz
Wi-Fi IEEE802.11b/g/n (周波数帯域:2.4GHz)
Bluetooth Bluetooth 4.2
カメラ アウトカメラ:1,300万画素 / 500万画素
インカメラ:800万画素
カラー ネイビーブラック / サンライトゴールド / ローズピンク
備考 ASUS WebStorageサービス 5GB (永久無料版) / Googleドライブ 100GB(1年間無料版)

エントリーモデルなので性能はかなり控えめです。キャリアアグリゲーションやWi-Fiの5GHz帯に対応していないなど、ところどころ物足りなさは感じますが、価格を考えればコストパフォーマンスは良いです。

特筆すべき点はバッテリー容量です。このサイズのスマートフォンではせいぜい3,000mAh前後が普通ですが、ZenFone 4 Maxは4,100mAhと大容量です。実際にがっつり使ってみたところ、筆者の場合余裕で1日持ちました

AnTuTu Benchmark v6.2.7
AnTuTu Benchmark v6.2.7
Geekbench4
Geekbench4

性能を数値化するベンチマークアプリを走らせてみました。スコアを見るに性能が高いとは言えないものの、軽めのアプリを使うだけなら十分です。AnTuTu Benchmarkでは前モデルのZenFone 3 Max(ZC520TL)より1万点以上高いスコアが出ました。

前モデル「ZenFone 3 Max」と比較

5.5インチのZenFone 3 Max(ZC553KL)も出ていましたが、後継機として同じく5.5インチのZenFone 4 Max Proが発売予定なので、今回は5.2インチのZenFone 3 Max(ZC520TL)を比較対象とします。(※2017年12月時点)

デザイン

画面サイズと解像度は同じ
画面サイズと解像度は同じ

画面のサイズはどちらも5.2インチですが、表示領域はZenFone 4 Maxの方が広いです。ZenFone 3 Maxは画面下端にナビゲーションバーが表示されているのに対し、ZenFone 4 Maxはハードウェアキーと指紋センサーに割り当てられています。

背面にあった指紋センサーは前面へ
背面にあった指紋センサーは前面へ

指紋センサーは背面から前面へと移動。持った時にタッチしやすい背面と置いたままでもタッチできる前面で好みが分かれるところ。しかし、前モデルではベゼルだった部分に搭載されたので、本体サイズがほぼ変わらないのは嬉しいポイントです。

カメラはシングルからデュアルに
カメラはシングルからデュアルに

メインカメラの性能は同等ですが、新たに広角カメラを搭載しました。細かいところですが、ZenFone 3 Maxのカメラは少しくぼんでおり、ZenFone 4 Maxのカメラはわずかに飛び出ています。カメラ性能については後ほど詳しく触れます。

スペック

ZenFone 3 Max ZenFone 4 Max
重量 約160g 約156g
OS Android 6.0 Marshmallow Android 7.1.1 Nougat
SoC MediaTek MT6737M 1.25GHz Quad-core Qualcomm Snapdragon 430 1.4GHz Octa-core
RAM 2GB 3GB
ROM 16GB 32GB
バッテリー容量 4,100mAh
ディスプレイ 5.2インチ 1,280×720(HD)
カメラ アウトカメラ:1,300万画素
インカメラ:500万画素
アウトカメラ:1,300万画素 / 500万画素
インカメラ:800万画素

ZenFone 3 Maxとスペックを比較してみると、RAMが1GB増え、ROMは2倍の32GBに。スマートフォンの性能を決めるSoCは、マイナーなMediaTek製からAndroidで圧倒的なシェアを誇るQualcomm製に変わりました。全体的にスペックアップしています

特徴的なポイントをピックアップ

大容量バッテリーを急速充電

素早く充電して長く使える
素早く充電して長く使える

ZenFone 4 Maxは4,100mAhものバッテリーを搭載しているため充電に時間がかかります。そこで、活用したいのが付属のUSB ACアダプターです。これを使えば約3.5時間で満充電、15分の充電で約2時間通話できる優れもの。

リバースチャージ機能

付属のUSB OTGケーブルで接続すればモバイルバッテリーのように使える
付属のUSB OTGケーブルで接続すればモバイルバッテリーのように使える

ZenFone 4 Maxの大容量バッテリーはロングライフを実現するだけでなく、モバイルバッテリーのように他のデバイスへ給電することも可能。この機能は従来モデルから搭載されていますが、ZenFone 3 Maxより約2倍早く給電できるようになりました。

DSDSとmicroSDカードを併用できる

nanoSIMカード2枚とmicroSDカードが同時に利用できる
nanoSIMカード2枚とmicroSDカードが同時に利用できる

従来は片方がSIMカードとmicroSDカードの排他スロットでしたが、ZenFone 4 MaxはnanoSIMカード2枚とmicroSDカードをセットできます。DSDSを利用しながらストレージを拡張できるのはZenFoneシリーズ初です。

画角が異なるデュアルレンズカメラが楽しい

1,300万画素のメインカメラと500万画素のセカンドカメラ(広角カメラ)
1,300万画素のメインカメラと500万画素のセカンドカメラ(広角カメラ)

ZenFone 4 Maxはデュアルレンズカメラで2つのカメラを搭載しています。メインカメラの画角は83度、広角カメラの画角は120度です。メインカメラの約2倍の画角なのでワイドに撮影できる、すなわち写る範囲が広いというわけです。

それでは、オートモードで撮影した作例でメインカメラの性能を見ていきます。写真をクリックまたはタップすると大きなサイズで表示されます。

ZenFone 4 Max カメラ作例:スイセン
スイセン
ZenFone 4 Max カメラ作例:キリンのイルミネーション
キリンのイルミネーション
ZenFone 4 Max カメラ作例:トムヤムフォー
トムヤムフォー
ZenFone 4 Max カメラ作例:じとっこ焼き
じとっこ焼き

カメラ性能は価格相応だと思います。明るいところでは綺麗に撮ることができますが、暗所性能や食べ物の写りはやはりエントリーモデルだなと感じることころ。

アイコンをタップしてカメラ切り替える
アイコンをタップしてカメラ切り替える

囲ったアイコンでメインカメラと広角カメラを切り替えることができます。同じ位置で撮影した作例で画角の違いを見てみましょう。左がメインカメラ、右は広角カメラで撮影した作例です。

ZenFone 4 Max カメラ作例:井の頭公園(昼・自然光)ZenFone 4 Max カメラ作例:井の頭公園(昼・自然光)・広角カメラ
井の頭公園(昼・自然光)
ZenFone 4 Max カメラ作例:ネズミ(夜・街灯)ZenFone 4 Max カメラ作例:ネズミ(夜・街灯)・広角カメラ
ネズミ(夜・街灯)

メインカメラと広角カメラでかなり色味が違います。目視に近いのは広角カメラで撮影した方です。広角カメラは500万画素しかないので解像感がなく、暗所ではノイジーな仕上がりになってしまいました。

広角カメラの性能は画角が広いこと以外イマイチというのが正直な感想ですが、ダイナミックにワイドな写真を撮りたい場面では活躍してくれると思います。

評価まとめ

スペックはかなり控えめでパワー不足を感じる場面もありました。ゲームなど高い処理能力を要求する用途に向いていないのはいうまでもありませんが、ブラウジングやメッセージアプリを使う程度なら不満を感じることはないでしょう。性能よりもコストパフォーマンスを追求する方、スマートフォン初心者やライトユーザーにおすすめです

ZenFone 4 Maxの肝となるのはバッテリー容量です。長時間の使用はもちろん、他の機器へ給電することもできるので、サブ機としてはかなり優秀だと思います。

カメラや性能の低さなどの欠点はメイン機で補完し、ロングライフを活かしてテザリングや緊急時のバッテリーとして1台持っておくのはいいかもしれません。

ASUS ZenFone 4 Maxの設定・使い方はこちら

この記事を書いた人

あさひな

あさひな
マイナーなガジェットを追いかける変態端末愛好家。変わったものと新しいものはとりあえず買ってみるをモットーに活動中。

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