モバレコTOP ASUS ZenFone 4 Pro (ZS551KL) ZenFone 4 Pro (ZS551KL)のレビュー

ASUS ZenFone 4 Pro (ZS551KL)のレビュー

カラー
発売日
2017年10月

ZenFone 4 シリーズの最上位モデルとなる本機種は、ハイエンドSoC「Snapdragon 835」によって高い処理能力を実現。背面には望遠レンズ付きのデュアルカメラを搭載します。

  • 画面サイズ
    5.5インチ

    画面サイズ
    スマホの画面(ディスプレイ)のサイズです。 画面サイズが小さいと持ちやすく、 画面サイズが大きいと、大きな画面でお楽しみいただけます。
  • メインカメラ画素数
    1200+1600万画素

    メインカメラ画素数
    端末背面にある、画面を見ながら撮影できるカメラです。
  • バッテリー容量
    3600mAh

    バッテリー容量
    数値が多ければ多いほどバッテリーの容量が大きくなり、長時間の利用が可能になります。
  • 端末サイズ
    156.9mm× 75.6mm× 7.6mm

    端末サイズ
    機種全体の大きさになります。
  • 防滴・防水・防塵
    非対応

    防滴・防水・防塵
    防水対応は、水の中に一定の深さと時間沈めても安心して利用できます。 防滴対応は、水がかかる程度なら利用ですが、基準は機種ごとにより異なります。
  • 電子決済
    非対応

    電子決済
    携帯電話に埋め込まれたICチップにより電子決済ができる機能です。
  • 端末のみの最安料金

    ZenFone 4 Pro (ZS551KL) 128GB SIMフリー / 分割1回

    端末価格 81,000 (税込)

ASUS「ZenFone 4 Pro」レビュー!トップクラスの性能と望遠デュアルカメラに注目

2017年10月27日に発売された、ASUS製のSIMフリースマートフォン「ZenFone 4 Pro」。ZenFone 4シリーズの最上位機種として発表され、2017年モデルのAndroidスマホの中で最高クラスのスペックを誇っている機種です。

トップクラスの高いスペックの他に、望遠撮影が可能なデュアルカメラを備えているのも大きな特徴です。

本記事ではZenFone 4 Proのスペックや外観、使用感など、ZenFone 4との違いも交えてレビューします。

ZenFone 4 Proのデザイン・外観をチェック

前面のベゼル部分はグレー系の色で、角度によっては鏡のように反射します。背面にはガラスパネルを採用。ともに光沢の強いデザインで、見る角度によって様々な表情を楽しむことができます。

ZenFone 4は背面全体が1枚のガラスでカバーされているのに対し、ZenFone 4 Proはカメラ部分のみ別パーツに。2つのカメラ部分は繋がっており、わずかに本体から飛び出しています。

SIMスロットは2枚のnano SIM、またはnano SIMとmicroSDの組み合わせで利用できます(1つのトレイは排他構造)。

フレーム部はアルミニウム製で光沢感のある仕上げに。前面・背面の境目にはダイヤモンドカット加工が施されています。フロント・リアパネルともに反射で輝くデザインなので、全体的にゴージャスな印象

5.5インチ機ということで本体サイズは大きめですが、側面がラウンドした形状になっているためこのサイズの機種としては持ちやすいと感じました

ZenFone 4 Proのスペック・性能をチェック

ZenFone 4 Proのスペック情報(参照:製品ページ

OS Android 7.1.1(Android 8.0 Oreoにアップデート可能)
SoC Qualcomm Snapdragon 835 2.45GHz オクタコア
RAM 6GB
ROM 128GB(UFS 2.1)
外部ストレージ microSDXC(最大2TB)
サイズ 約156.9 × 75.6 × 7.6mm
重さ 約175g
ディスプレイ 5.5インチ 1,920×1,080(FHD) 有機EL
バッテリー 3,600mAh
対応バンド LTE:Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28/29/30/38/39/40/41
W-CDMA:Band 1/2/3/4/5/6/8/19
GSM:850/900/1,800/1,900MHz
Wi-Fi IEEE 802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth 5.0
SIMカード nano SIM ×2
カメラ アウトカメラ:約1,200万画素(標準) + 約1,600万画素(望遠)
インカメラ:約800万画素
カラー ピュアブラック / ムーンライトホワイト
価格 96,984円(税込)
その他 DSDS / 指紋認証

QualcommのハイエンドSoC「Snapdragon 835」に6GBの大容量RAMを組み合わせ、同時期に発売されたAndroidスマホの中で最高クラスのスペックを有するハイエンドモデルです。

Antutu Benchmarkのスコア
Antutu Benchmarkのスコア
Geekbench 4のスコア
Geekbench 4のスコア

ベンチマークスコアはAntutu Benchmarkで174,928点、Geekbench 4で1,894点(シングルコア)・6,605点(マルチコア)と良好な結果。どちらのスコアも各アプリのランキングと見比べて、かなり上位に食い込むスコアです

実際の使用感としても、Snapdragon 835のCPU・GPU性能の高さはもちろん、RAMの多さや高速なUFS 2.1ストレージを採用していることもあって動作は非常に快適
SNSやWebブラウジング、写真撮影といった基本的な操作はもちろん、負荷の重いゲームアプリなどもスムーズに動作します。ヘビーユーザーも含め、性能面ではストレスを感じないでしょう

バッテリー容量も3,600mAhと豊富で、ディスプレイは液晶よりも省電力性能に優れた有機ELを採用しています。

ZenFone 4とZenFone 4 Proのスペックを比較

ZenFone 4との違いは?
ZenFone 4との違いは?

スタンダードモデルのZenFone 4と比較してみました。下記は両機種の違いが分かりやすいスペックをピックアップしたものです。

ZenFone 4 ZenFone 4 Pro
SoC Snapdragon 660 Snapdragon 835
RAM 6GB 6GB
ROM 64GB 128GB
ディスプレイ 5.5インチ FHD IPS液晶 5.5インチ FHD 有機EL
バッテリー 3,300mAh 3,600mAh
アウトカメラ 約1,200万画素(標準)
約800万画素(広角)
約1,200万画素(標準)
約1,600万画素(望遠)

ZenFone 4以上に高性能なSoCを搭載しており、ストレージも倍の128GB。基本性能はZenFone 4 Proの方が高くなっています。また、4 Proのディスプレイのみ、色鮮やかな表示が可能で省電力性能の高い有機ELが採用されています。

4 Proの方がわずかにバッテリー容量が多いのですが、高性能なだけに消費電力に違いがあります。公称の連続通話時間・連続待受時間を参照すると、ZenFone 4のほうが電池持ち時間は長いようです。

カメラは両機種ともにデュアルカメラ仕様。ZenFone 4はメインカメラよりも広角なサブカメラを搭載、ZenFone 4 Proはメインカメラよりも望遠のサブカメラが搭載されていてズームのような感覚で利用できます。

両機種の大まかな違いをまとめると、カメラは方向性が違うため甲乙付けがたく、処理速度ならZenFone 4 Pro、電池持ちならZenFone 4が有利でしょう。

ZenFone 4 Proの特徴・使用感

片手モードを起動した状態
片手モードを起動した状態

5.5インチのディスプレイを搭載している機種としては持ちやすい形状。片手で使用している時に上端まで指が届きにくいことはありますが、どうしても両手操作に切り替えられない状況であれば片手モードが便利です。事前に設定しておけば、ホームボタンを2回タップするだけでいつでも画面表示を縮小できます

有機ELディスプレイなので、晴天の屋外ではやや見づらい場面はありますが、鮮やかな発色は魅力的。大画面なので、動画やゲームを楽しむには最適でしょう。

マルチウィンドウで複数のアプリを起動した状態
マルチウィンドウで複数のアプリを起動した状態
ZenFone 4 Proは4G+3GのDSDSに対応
ZenFone 4 Proは4G+3GのDSDSに対応

マルチウィンドウで複数のアプリを同時に利用したり、3Dを多用したゲームをプレイしても動作に目立った不満を感じることはありませんでした。また、アプリのインストールが一瞬で完了したり、HDR機能などを使ったカメラ撮影直後の写真確認もすぐに表示されたりと、細かな部分でも処理の速さを実感できるシーンが多いです

ZenFone 4 Proはau VoLTEも使えるマルチキャリア対応。対応バンドも充実しており、大手3キャリア(docomo・au・SoftBank)すべてのネットワークで使えます。より高速な通信を可能にするCA(キャリアアグリゲーション)にも対応し、通信速度にも期待できます

さらに4G+3GのDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)にも対応。。通話用のSIMとデータ通信用のSIM、あるいはプライベート用のSIMと仕事用のSIMなど、1台に2枚のSIMを入れて使い分けることも容易です。

「ツインアプリ」機能で同じアプリを2つインストールすることができる「ツインアプリ」機能で同じアプリを2つインストールすることができる
「ツインアプリ」機能で同じアプリを2つインストールすることができる

「ツインアプリ」機能で、対応するSNSアプリを2つに複製することが可能。通常はスマホ1台につき1つのアカウントしか利用できないLINEなどで、2つのアカウントを使うことができます。仕事用のアカウントなど相手によって使い分けている方でも1台にまとめられます

ZenFone 4 Proのカメラ性能を試す

オートモードの撮影画面
オートモードの撮影画面
Proモードの撮影画面
Proモードの撮影画面

カメラアプリでは、右下のボタン1つでオートモードとProモードを切り替えられるようになっています。オートモードの撮影画面はシンプルで使いやすく、Proモードでは細かな設定が可能になります。さらに、Proモードでは画面下に現在の設定や水準器が表示されるなど本格的なUIに変わります。

ZenFone 4 Pro カメラ作例:標準カメラZenFone 4 Pro カメラ作例:望遠カメラ
標準カメラと望遠カメラの比較
ZenFone 4 Pro カメラ作例:昼間の街並みZenFone 4 Pro カメラ作例:昼間の街並み(望遠カメラ)
昼間の街並みを撮影。右は望遠カメラでの作例

ZenFone 4 Proは標準と望遠カメラのデュアルカメラ仕様。画角の差は一目瞭然で、望遠カメラを使えば見せたい部分をより印象的に切り取ることができます。

日中の直線的な物の多い街中で試し撮りをしてみたところ、標準カメラ・望遠カメラともにレンズの歪みが少ないと感じました。まっすぐな物を撮る場合でも違和感なく撮りやすいですね。

ZenFone 4 Pro カメラ作例:接写ZenFone 4 Pro カメラ作例:接写
望遠カメラは接写にも便利。さらに「奥行き効果」機能も楽しめる

一方で、望遠カメラはアップで写真を撮りたい時にも効果的。。試しにドロイド君を被写体に、望遠カメラを使った通常のオート撮影、「奥行き効果」機能を適用した撮影を比較してみました。

奥行き効果機能を有効にすると、画角は望遠カメラの通常撮影と同じですが、標準カメラから得た情報も同時に処理することで擬似的なボケを作り出すことができます。ドロイド君の角の部分など細かい部分まで被写体と背景の認識がしっかりしているのが印象的。

また、イベントなど被写体に近付けない場面にも望遠カメラは有効で、通常のスマートフォンでは画質を犠牲にデジタルズームを使うかトリミングするしかなかったシーンでも綺麗な写真が撮影できるでしょう。

ZenFone 4 Pro カメラ作例:夜景 ZenFone 4 Pro カメラ作例:夜景 ZenFone 4 Pro カメラ作例:料理 ZenFone 4 Pro カメラ作例:料理

メインカメラにF1.7の明るいレンズと光学式手ブレ補正が搭載されており、暗所に強いのも特徴の1つ。上記の作例はすべて標準カメラを使用してオートモードで撮影しています。

夜景を撮ってみるとHDRが適用され、鮮やかな照明やイルミネーションも難なく撮影できました。ノイズも空の部分で多少分かる程度で、綺麗にまとまっています。ただし、オートでの夜景撮りでは若干ホワイトバランスや明るさの判断に迷いが出る場面も多く、思い通りに撮るにはProモードに挑戦してみるのもアリだと思います。

食事の撮影シーンでは、とても扱いやすく感じました。自然な色合いと適度なボケで、良い雰囲気の写真が簡単に撮影できます。

標準カメラ・望遠カメラのどちらも実用的な性能を持っているので、積極的に切り替えて使えるて遊び甲斐があるというのがカメラ機能全体の感想です。また、「奥行き効果」機能の疑似ぼかし機能はかなり精度が高く、ZenFone 4 Proを購入された方には一度は使ってみて欲しい機能です。

評価まとめ

ZenFone 4 Pro 評価まとめ

★ZenFone 4 Proのポイント

・2017年モデルの中で最高クラスのスペック
・望遠撮影や疑似ぼかしが楽しめるデュアルカメラ
・au VoLTEを含め対応バンドも豊富なマルチキャリア仕様
・DSDSやツインアプリ機能で2台持ちから1台に集約できる
・大画面ながら持ちやすく、片手モードで操作性も◎

「SoC・RAM容量・ストレージの速度」など様々な面で、2017年モデルの中でトップクラスの性能を誇ったZenFone 4 Pro。最新機種も登場しましたが、スペックはかなりの高性能なので見劣りしない動作を見せてくれるでしょう

また、望遠レンズの使えるデュアルカメラ、様々なSIMで使えるマルチキャリア対応、便利な独自機能の揃ったZenUIなど機能面でも充実しています。

ZenFone 4 Proは、高性能なSIMフリースマホが欲しい方、長く使える良質なSIMフリースマホが欲しい方に特におすすめの機種です。

この記事を書いた人

agar

agar
スマートフォンやPC、カメラなどのデジタルガジェットを主に扱ったブログ「GeekDays」を運営。 元携帯ショップ店員で、現在はブロガー兼ライターとして活動中です。モバイル機器全般が好きですが、特にAndroidスマートフォンに興味あり。Twitter:@__agar

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