モバレコTOP FREETEL MUSASHI MUSASHIのレビュー

FREETEL MUSASHIのレビュー

カラー
発売日
2016年3月
  • 2つのスタイルで使える折りたたみ端末
  • 中身はスマホ、Androidの機能をフルに利用できる
  • メインカメラ 800万画素
  • フロントカメラ 200万画素
  • 画面サイズ

    4.0インチ

    画面サイズ
    スマホの画面(ディスプレイ)のサイズです。 画面サイズが小さいと持ちやすく、 画面サイズが大きいと、大きな画面でお楽しみいただけます。
  • カメラ

    800万画素

    メインカメラ画素数
    端末背面にある、画面を見ながら撮影できるカメラです。
  • バッテリー

    2000mAh

    バッテリー容量
    数値が多ければ多いほどバッテリーの容量が大きくなり、長時間の利用が可能になります。
  • 端末サイズ

    123.1mm× 63.1mm× 17.6mm

    端末サイズ
    機種全体の大きさになります。
  • 防滴・防水

    防滴・防水
    防水対応は、水の中に一定の深さと時間沈めても安心して利用できます。 防滴対応は、水がかかる程度なら利用ですが、基準は機種ごとにより異なります。
  • 電子決済

    電子決済
    携帯電話に埋め込まれたICチップにより電子決済ができる機能です。
  • DSDS/DSDV
    デュアルSIM(2枚のSIM(eSIM含む))を同時に通信スタンバイできるスマホ端末のことです。 会社とプライベートの使い分けや、海外出張のある人に便利!!
  • SIMフリー

    MUSASHI

    9,461円 (税込)

    販売終了

カートに入れる
FREETELのMUSASHIで二刀流の夢を見る - MUSASHI徹底レビュー

2016年3月26日に発売された、FREETEL製のSIMフリースマートフォン「MUSASHI」。“スマートフォン”でありながら、「折りたたみ式」で「二画面」。さらには「フィーチャーフォンみたいなボタン付き」といった特殊な端末です。

スマートフォンとしてはもちろん、ガラケーのように操作することもできるので、「スマホの操作にはまだ慣れない」という方でも安心して使える1台です。

MUSASHIの本体をチェック

最大の特徴は「二つ折り」であること。本体を開くとフィーチャーフォン世代にはおなじみのキーが出現します。フィーチャーフォンのようにテンキーで操作することもできますが、MUSASHIは「ガラホ」ではありません。あくまでも中身は普通のスマートフォン

閉じた状態、いわゆる「天板」に当たる部分も液晶ディスプレイです。フィーチャーフォンのサブディスプレイのような小窓ではなく、閉じた状態で一通りの操作が行えるディスプレイが備わっています。開いたときと合わせて二画面、デュアルスクリーンです。

本体正面は、液晶部分を取り囲むようにヘアライン処理されたベゼルの質感が高級感を高めています。ナビゲーションキーはタッチセンサータイプですが、左から「最近使ったアプリ」「ホーム」「戻る」と配置順が一般的なAndroidスマホと逆になっています。背面の特徴はカメラ部分。エントリー機種ながらフラッシュ付きです。

キーの表面にはスピン加工が施されており、クリック感は良好です。もちろん、キーバックライトもついているので、暗所でもキーを確認することができます。

インカメラと受話スピーカーは、本体を開いた内側にあります。ヘッドセットなどを利用しない場合、通話時は開いた状態にする必要があるので注意が必要です。

「防水・防塵」は非対応ですがmicroUSBポートにはキャップがついています。なお、イヤホン・ヘッドホンの差込口(3.5mm ステレオミニプラグ)は搭載していません。イヤホンを使う場合にはこのmicroUSBポートから変換するケーブルを用意するか、Bluetooth接続で利用する必要があります。

リアカバーは着脱可能で、バッテリー交換もできます。また、バッテリーの上に「SIMスロット」「microSDカードスロット」が配置されています。

MUSASHIのスペック

■スペック情報(参照:製品ページ)
サイズ(高さ×幅×厚み) 約123.1mm×63.1mm×17.6mm
重量 約198g
本体カラー ブラック・ホワイト・シャンパンゴールド
OS Android 5.1
ディスプレイ (前面)
4.0インチ
800×480ピクセル(WVGA解像度)
(内面)
4.0インチ
800×480ピクセル(WVGA解像度)
CPU MediaTek MT6735M
1.0GHzクアッドコア (64bit対応)
RAM 1GB
ROM 8GB
バッテリー容量 2,000mAh
Wi-Fi IEEE 802.11 a/b/g/n (2.4GHz/5GHz)
最大通信速度 LTE 下り最大150Mbps
カメラ メイン:約800万画素/サブ:約200万画素
SIMカード スロット1:micro
スロット2: micro

押さえる部分はしっかり押さえた、今時のエントリースマートフォンのスペックになっています。電話やメール、LINEなどのSNS、ブラウジングといった用途でスペック不足を感じる場面はありませんでした。

フィーチャーフォンと比較してのMUSASHI

実際にMUSASHIを「フィーチャーフォン」と比較してみました。比較対象にした機種は、NTTドコモ F-02Dです。

FREETEL MUSASHI レビュー
閉じた状態でのサイズ感は一回りくらい違う
幅もMUSASHIは1.25倍くらい大きい
幅もMUSASHIは1.25倍くらい大きい
キー面積もMUSASHIは幅と同じくらい、F-02Dより広く大きい
キー面積もMUSASHIは幅と同じくらい、F-02Dより広く大きい

全体的にMUSASHIの方が、ひと回り大きいサイズ感です。4インチ液晶を搭載しているMUSASHIは、スマートフォンとしては手の小さい人でも使いやすいサイズ感にまとまっています。しかし、ケータイモードでキーを駆使して使っていくには少々厳しく感じる部分がありました。

そのため、どちらかというと「初めてのスマートフォン」としてオススメしたいです。タッチパネル操作に不慣れな方、タッチパネルが苦手という方にもオススメできます。

フィーチャーフォンと比較すると液晶画面も大きくなっているので、文字サイズを大きめに設定すれば読みやすくすることもできます。らくらくスマートフォンのように設定でカスタマイズしてあげて、ご高齢の方にプレゼントするというのもいいかもしれませんね。

MUSASHIのカメラ性能

スペック的には、エントリーモデルに該当するMUSASHI。800万画素のメインカメラは決して画素数が多い方ではありません。ところが、結果を先に書いてしまうと想像していた以上に綺麗で、シチュエーション問わず「普通に撮れる」カメラでした。以下に作例を紹介します。写真はクリック or タップで大きなサイズで表示できます。

日中の桜並木(だったところ)を撮影。あいにくの曇り空だが、それも含めきれいに撮影できています 散り始めていますが、春らしい桜並木の公園を撮影 筆者の好物。ペリエです マシュマロピザ。照度の低いカフェにて撮影 飲み物も赤。ランチマットも派手な色という、カメラのホワイトバランスが崩れそうなシチュエーションでも撮影

昼間の作例をPCでも開いてみましたが、自分が見た通りに撮れていました。桜並木の作例は、逆光でかなり厳しい撮影環境でした。白飛びしないようにカメラ側がオートでがんばったせいか、露出がかなりアンダーな写真になってしまいました。

食べ物の作例は、すべて低照度のカフェ内で撮影。手ぶれにだけ気をつけ、しっかり持って撮影すればMUSASHIのカメラでも十分きれいに撮影ができました。

やや発色は赤みが強い印象ですがディテールがひどく失われることもなく、エントリーモデルと考えれば、かなり健闘しているのではないでしょうか。

HDRなし
HDRナシ
HDRあり
HDRアリ

夜景の撮影はイルミネーションなどの明るいものがあるシチュエーションであれば、「HDRナシ」でも十分に綺麗に撮影ができます。

HDRを有効にすると見た目以上に派手に撮れました。使い分けが大事ではありますが、「派手さが足りない」「メリハリが足りない」と感じたときは一度HDRをオンにして撮影してみるといいでしょう。

MUSASHIのココがどうしても気になる

実際にMUSASHIを使ってみて、どうしても気になってしまう部分がいくつかありました。少々辛口ですが、コメントしていきます。

フィーチャーフォンにはなりきれない

FREETEL MUSASHI レビュー
フィーチャーフォンにはなりきれていない印象

フィーチャーフォンからのステップアップとして、「テンキーの付いたスマートフォンを選びたい」という人も少なからずいます。しかし、MUSASHIのフィーチャーフォンとしての完成度はどれくらいか…というと、5割にも満たないというのが筆者の正直な感想です。

あくまでも“スマートフォン”であり、テンキーを生かしきれていません。「タッチパネルの反応が悪いのでテンキーで文字を入力しよう」「細かい文字が選択できないのでカーソルキーを利用しよう」といった入力・操作補助の道具でしかないのが実情です。ソフトウェア側が物理キーの存在に追いついていないといった印象が拭えませんでした。

受話スピーカーとインカメラが開いた状態でないと使えないので、MUSASHIはフィーチャーフォンのような利用が前提になっています。例えば、テンキー操作に特化した独自のホーム画面やランチャーなどを提供してもらえたら…と期待しています。できることならばプリセットでソフトウェア側もフィーチャーフォンらしさがもっと盛り込まれていれば良かったのにと思うばかりです。

FREETEL MUSASHI レビュー
何故か表面のディスプレイが点いたまま

閉じた状態から開いた状態に切り替えた際、表面のディスプレイから内側のディスプレイに表示が切り替わるのがMUSASHIの特徴です。しかし、よく見ると表面の液晶が点いたまま。バックライトだけオフにして、液晶自体は表示したままになっています。

特に白系の明るい色は表示されているのがわかりやすいです。写真に撮ると見えづらいため、今回は「ホーム画面の壁紙を白一色に設定」「撮影時のシャッタースピードを遅くする」「取り込んだ後に補正」まで行い、液晶が表示されたままになっていることがわかりやすくなるように再現しています。

実機ではずっと気になってしまうくらい、液晶が映ったままなことがはっきりわかります。アップデートなどで対応可能であれば、開いている際は表面のディスプレイが完全に消える仕様になってほしいものです。

まとめ:「今、買ってもおもしろい!」これからにも期待したい一台

MUSASHIをひと言で表すと「おもしろいスマホ」です。辛口なコメントもしてしまいましたが、「これからに期待したい」と筆者は考えています。

元ケータイ屋の筆者としては「販売現場でお客様にどう提案できるか」でこの機種の命運が決まるとも考えています。「テンキーがついているよ」「折りたたみだよ」という掴みはよくても、その先の良さをどれだけ伝えられるかでしょう。

実動作やカメラの画質など、初めての一台として選択した場合でも大きな不満が残る機種でもないことは確かです。何より価格設定は安いですし、スマートフォンデビューとしてタッチパネル操作に慣れるまでの間、MUSASHIのテンキーを併用していくというのは大いにアリでしょう。MUSASHIのような製品がスマートフォンデビューのキッカケ・架け橋になる機会も増えてくればいいな…と筆者は願っています。

この記事を書いた人

迎 悟

迎 悟
三度の飯より携帯が好きすぎて、資格も仕事も投げだし20代のほとんどを携帯販売に費やした元携帯ショップ店員。家電量販店からキャリアショップ、併売店まで色々経験してきました。今は[kuropon.mobi]でブログを書きつつ、ライターとしてあちこちにて記事を執筆中。そうでないときは大体"夢の国"にいます。Twitter:@kuropon

  • 目次

FREETELの商品