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フューチャーモデル NichePhone-sのレビュー

カラー
発売日
2017年11月

クレジットカードサイズのコンパクトなベーシックフォン。わずか38gの軽量設計で、3G通話やSMS、Bluetoothでの音楽再生が可能です。

  • 画面サイズ
    0.96インチ

    画面サイズ
    スマホの画面(ディスプレイ)のサイズです。 画面サイズが小さいと持ちやすく、 画面サイズが大きいと、大きな画面でお楽しみいただけます。
  • メインカメラ画素数

    メインカメラ画素数
    端末背面にある、画面を見ながら撮影できるカメラです。
  • バッテリー容量
    550mAh

    バッテリー容量
    数値が多ければ多いほどバッテリーの容量が大きくなり、長時間の利用が可能になります。
  • 端末サイズ
    90mm× 50mm× 6.5mm

    端末サイズ
    機種全体の大きさになります。
  • 防滴・防水・防塵

    防滴・防水・防塵
    防水対応は、水の中に一定の深さと時間沈めても安心して利用できます。 防滴対応は、水がかかる程度なら利用ですが、基準は機種ごとにより異なります。
  • 電子決済

    電子決済
    携帯電話に埋め込まれたICチップにより電子決済ができる機能です。
「NichePhone-S(ニッチフォン エス)」レビュー! テザリングもできるカードサイズのSIMフリー携帯

2017年11月10日に発売された、レトロな雰囲気と近未来感が入り混じったユニークな見た目と超小型サイズのSIMフリー携帯「NichePhone-S(ニッチフォン エス)」

スマートフォン用のアクセサリー・周辺機器の開発や販売を行っているフューチャーモデルが初めて手掛けたオリジナル端末で、元々はクラウドファンディングサイト「Makuake」でのプロジェクトから生まれました。

日本では比較的珍しい、携帯電話としての最低限の機能のみを搭載した”ベーシックフォン”というジャンルに属する本機。
最大の特徴は、なんといってもカードサイズのコンパクトなボディです。

この記事では、NichePhone-Sのデザインや気になるサイズ感、そしてこの小さな携帯電話でどれだけのことができるのかを詳しくお伝えします。

目次:

NichePhone-Sのデザインとサイズ感をチェック!

NichePhone-Sのディティールを解説していきます
NichePhone-Sのディティールを解説していきます

超コンパクトなボディが最大の特徴である、NichePhone-S。

シンプルでスタイリッシュなボディに、どんなデザインが盛り込まれているのか? 一般的なスマホと比べてどんなサイズ感なのか? 気になる方も多いのではないでしょうか。

ここでは、NichePhone-Sのデザインとサイズについて詳しく紹介していきたいと思います。

NichePhone-Sのデザインを細部まで解説

電卓のようなダイヤルキーが特徴の前面のデザイン
電卓のようなダイヤルキーが特徴の前面のデザイン

まずはデザインからチェックしていきましょう!

NichePhone-Sのカラーバリエーションはホワイトとブラックの2色展開。

折りたたみ機構やスライド機構のないストレート型の携帯電話なので、前面にはダイヤルキーや電源などの操作ボタンが横4列・縦5列に並んでいます。シンプルなデザインと独特のサイズ感が合わさり、知らなければこれが携帯電話とは気付かず「電卓かな?」と思ってしまうようなユニークさがあります。

充電端子は背面に設置されている
充電端子は背面に設置されている

カメラ機能などはないので、背面も至ってシンプル。上部に4つ並んだ金色の点はマグネット式の充電端子です。

実際に充電してみました
実際に充電してみました

付属の充電アダプタにmicro USBケーブルを差し込み、本体の背面に磁力で固定すると充電が開始されます。

おそらくmicro USB端子を本体にそのまま内蔵するよりも厚みを抑えることができるので、小型・薄型というコンセプトを実現するためにこのような方式をとっているのだろうと思います。しかし、実際に何度か試してみたところ、やや充電中に外れやすい印象でした。確実に充電するためには、上の写真のように本体を伏せて置いた状態で充電することをおすすめします。

右側面のデザイン
右側面のデザイン
左側面のデザイン
左側面のデザイン

側面には操作用のボタンなどは配置されていません。底面にはストラップホールがあるので「軽過ぎて持っているのを忘れてしまうか・・・」と心配な方はストラップを付けておくと安心です。

SIMカードスロットは背面に設置
SIMカードスロットは背面に設置

背面にある小さなフタを外すとSIMカードスロットが現れます。フタは本体とは繋がっておらず、完全に外れる仕様なので紛失に注意。SIMカードサイズはnano SIMです。

NichePhone-Sは、こんなに小さい!

手のひらに収まる超コンパクトサイズ
手のひらに収まる超コンパクトサイズ

NichePhone-Sの本体サイズは90mm×50mm。持ってみると手のひらにすっぽりと収まる小ささでした。ポケットに入れて持ち歩く際に服のシルエットを崩すことがなく、携帯性に優れた端末です。

iPhone 8と並べてみた
iPhone 8と並べてみた
交通系ICカード(PASMO)と並べてみた
交通系ICカード(PASMO)と並べてみた

サイズ感をイメージしやすいように、いろいろな物と並べてみました。スマートフォンと並べてみると、“かなり小さい”という部分がより際立ちますね、身近な物ではクレジットカードや電子マネーカードなどの大きさに近く、まさに“カードサイズの携帯電話”といった大きさです。

NichePhone-Sのスペック性能とパフォーマンスは?

NichePhone-S スペック情報(参照:製品ページ
サイズ 約90×50×6.5mm
重量 約38g
ディスプレイ 0.96インチ 有機EL 128×64
OS Android 4.2
SoC MediaTek MT6572A
バッテリー 550mAh
通信方式 W-CDMA Band 1 (2100MHz)
Bluetooth Bluetooth 4.0 LE
SIMカード nano SIM
カラー ホワイト / ブラック

スペックの部分で見てみると、本体サイズの小ささに加えて、薄さや軽さが目を引きます

ベーシックフォンですが内部的にはAndroid 4.2をベースとしたシステムで動いており、MediaTek製のSoCを搭載。ディスプレイは0.96インチのモノクロ有機ELです。

通信周りの仕様はW-CDMA方式の3G端末で、対応周波数帯は2100MHzのみ。ドコモとソフトバンクのネットワークに適合する仕様で、フューチャーモデルの公式サイトではドコモ・ソフトバンクの両社およびソフトバンク回線を利用するY!mobileに加えて、ドコモ回線を使っている以下のMVNO各社のSIMも対応SIMとしてリストアップされています。

■ニッチフォンに対応しているMVNO
・IIJmio
・DMM Mobile
・BIC SIM
・OCN モバイル ONE
・イオンモバイル
・YAMADA SIM
・nuroモバイル
・mineo
・スマモバ
・Nifmo

(参照:動作検証したMNO/MVNO

バッテリー容量は550mAhで、フル充電した状態からの連続通話時間は約3時間連続待受時間は約72時間となっています。

NichePhone-Sでどんなことができるのか試してみた

NichePhone-Sが非常にコンパクトでシンプルな携帯電話であることが分かったところで、実際の使い勝手や機能性も気になるところです。メインとなる通話機能をはじめとして、どんなことができるのか、実際に使用感を試してみました。

通話機能を実際に使ってみた

待受画面の表示もシンプル
待受画面の表示もシンプル

上の写真はNichePhone-Sの待受画面。小さなディスプレイですが、時刻や日付、電波強度、バッテリー残量など、ひと通りの情報が確認できます。
イメージとしては、折りたたみ式のフィーチャーフォンの外側に付いていたサブディスプレイぐらいの情報量です。

通話発信中の画面
通話発信中の画面

電話をかける操作はとても簡単で、待受画面から相手の電話番号をダイヤルして受話器のマークの発信ボタンを押すだけ。機械が苦手な人でも覚えやすいと思います。

電話帳機能も用意されており、約500件の連絡先を登録可能。メール機能はありませんが、電話番号を使ってやり取りするSMSに対応しています。

また、実際に使ってみて驚いたのですが、小さなボディからのイメージとは裏腹に、NichePhone-Sのスピーカーやバイブレータは十分すぎるほどパワフルです。着信時の気付きやすさ、通話中の聞き取りやすさともに問題なく使えました。
一方、本体の小ささ故に普通の携帯電話の感覚で持って耳に当てると、マイク部分が隠れてしまうことがあるので、そちらは少し意識して使う必要があると思います。

テザリングや録音機能、音楽再生を試してみた

このサイズでテザリング機能が使えるのは便利
このサイズでテザリング機能が使えるのは便利

右列中央の専用キーを押すと、テザリング機能をすぐに起動できます。3G専用の端末なので常用するには通信速度的に厳しいかもしれませんが、モバイルルーターの電池切れや公衆無線LANスポットを利用できない場合などに活用できる予備の通信手段としては便利な機能です。

録音機能を使ってお手頃サイズのボイスレコーダーに
録音機能を使ってお手頃サイズのボイスレコーダーに

録音機能もNichePhone-Sと相性が良いと感じた機能の1つです。胸ポケットなどに入れても違和感のないNichePhone-Sなら普通の携帯電話やボイスレコーダーよりも録音していることを必要以上に意識させずに、しっかりと音声を記録することができます。

音楽再生機能でポータブルプレーヤー代わりに
音楽再生機能でポータブルプレーヤー代わりに

microSDなどの外部メモリには対応していないので内部ストレージに入る限りの曲数とはなりますが、音楽を再生することも可能です。

初期状態での空き領域は約100MBで、音源のフォーマットや曲の長さにもよりますが20曲程度入りました。お気に入りの曲を厳選して入れておけば、移動中などのちょっとした時間つぶしに最適かもしれませんね。

Bluetoothにも対応しています
Bluetoothにも対応しています

通話や音楽再生時には、本体に内蔵されたスピーカー以外にBluetooth接続のイヤホン・ヘッドホン・スピーカーも使用できます。

NichePhone-Sの機能全体を総括すると、あくまで本質は通話機能に特化したベーシックフォンといった印象です。

しかしながら、モバイルルーターを忘れてしまったときにはテザリング機能、ボイスレコーダーを忘れてしまったときには録音機能…と、スーパーサブとしては便利な機能がシンプルさを崩さない範囲で盛り込まれています。購入したあとに通話機能以外の使い方も少し触ってチェックしておくと、いざという時に役立つと思います。

あえて使いにくい部分を挙げるとすれば、SMSの送信時や電話帳の編集時に使う文字入力の変換性能があまり良くないこと、電話帳や着信履歴を出すまでのステップが多くて面倒という程度。後者の電話帳からの発信に関しては、よく電話をかける相手を登録しておける短縮ダイヤル機能の「スピードダイヤル」を活用することである程度は解消できます。

まとめ:NichePhone-Sはこんな人におすすめ!

小さくても、いざという時に頼りになるNichePhone-S
小さくても、いざという時に頼りになるNichePhone-S

NichePhone-Sは小型・薄型・軽量をとことん追求したベーシックフォンです。
使える機能が絞られていることや対応周波数帯の関係で山間部での通話には不得手な点など用途を選ぶ部分もあり、1台ですべてをこなすというよりはコンパクトかつ話の種にもなる一風変わったサブ端末としての利用に向いているでしょう。

名前の通り”ニッチ”な機種という印象を受けるかもしれませんが、携帯電話の根本的な機能である「電話をかける・受ける」という部分に関して操作方法がとても分かりやすいこともメリットとして考えられます。メールや小難しい機能はいらないというご年配の方が使う場合や最低限の連絡手段としてお子様に携帯を持たせたい場合など、通話専用のシンプルなSIMフリー携帯をお求めの方には最適な端末です。

また、スマートフォン用のアクセサリーを開発しているフューチャーモデルの商品とあって、別売りのアクセサリーも充実しているのでさまざまな楽しみ方ができます。

★NichePhone-Sのポイント

・コンパクトかつ軽量なSIMフリー携帯
・通話機能をメインとしたシンプルな使い勝手
・テザリングや音楽再生・録音にも対応

この記事を書いた人

agar

agar
スマートフォンやPC、カメラなどのデジタルガジェットを主に扱ったブログ「GeekDays」を運営。 元携帯ショップ店員で、現在はブロガー兼ライターとして活動中です。モバイル機器全般が好きですが、特にAndroidスマートフォンに興味あり。Twitter:@__agar

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