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HUAWEI HUAWEI nova 3のレビュー

カラー
発売日
2018年10月

2,400万画素のAIカメラ搭載でクオリティの高い写真が撮影できる、novaシリーズの最新モデル

  • 画面サイズ
    6.3インチ

    画面サイズ
    スマホの画面(ディスプレイ)のサイズです。 画面サイズが小さいと持ちやすく、 画面サイズが大きいと、大きな画面でお楽しみいただけます。
  • メインカメラ画素数
    1600万+2400万画素

    メインカメラ画素数
    端末背面にある、画面を見ながら撮影できるカメラです。
  • バッテリー容量
    3,750mAh

    バッテリー容量
    数値が多ければ多いほどバッテリーの容量が大きくなり、長時間の利用が可能になります。
  • 端末サイズ
    157mm× 73.7mm× 7.3mm

    端末サイズ
    機種全体の大きさになります。
  • 防滴・防水・防塵
    非対応

    防滴・防水・防塵
    防水対応は、水の中に一定の深さと時間沈めても安心して利用できます。 防滴対応は、水がかかる程度なら利用ですが、基準は機種ごとにより異なります。
  • 電子決済
    非対応

    電子決済
    携帯電話に埋め込まれたICチップにより電子決済ができる機能です。
コスパ抜群の「HUAWEI nova 3」をレビュー! ハイクオリティな写真が撮れるカメラが魅力

今年、国内キャリア市場に初参入したHuawei(ファーウェイ)。1月に「HUAWEI nova 2」がauとUQ mobileから発売され、6月にはドコモから「HUAWEI P20 Pro」が国内で独占販売されました。その結果、昨年に比べて約2ヶ月も早く年間出荷台数が1億台を突破するなど大きく躍進しています。

そしてHuaweiの2018秋モデルとして「HUAWEI nova 3」が2018年10月5日に発売されました。前モデルに比べてデザイン・カメラ・処理性能が大きく向上。別シリーズと言っていいほど大幅な進化を遂げています。

この記事では高級感のあるガラスボディ、AIとデュアルレンズによって大幅に進化したカメラ、ハイエンドモデルクラスのチップセットを搭載した「HUAWEI nova 3」をレビューします。

目次:

HUAWEI nova 3の外観・デザイン

「HUAWEI nova 3」はカーブした2.5Dガラスでメタルフレームをサンドイッチしたガラスボディを採用。目だけでなく手からも伝わる質感は高級感があります

HuaweiのサイトではHUAWEI P20 liteのような「フルビューディスプレイ」を名乗っていませんが、狭いベゼルがもたらすスタイリッシュなデザインとコンパクトなボディサイズによる快適な片手操作は同じ。ボトムのベゼルはP20 liteよりも狭く、HUAWEIのロゴもないためより高いデザイン性を実現しています。

この1年でトレンドから定番となった“ノッチ”はP20 liteよりも幅が広め。これはフロントにも2つのレンズを搭載しているのが理由でしょう。なお、片手でも操作しやすい狭額縁ディスプレイのサイズはP20 liteよりもビッグサイズになっているので「ノッチが大きい」などの違和感はありません。また、ノッチは設定で隠すことも可能です。

バックはカメラと指紋認証センサーを搭載。カメラはボディから飛び出ているため机に置いたまま操作すると若干ガタつくのが気になります。指紋認証センサーは円形で指を乗せやすくスムーズに画面ロックを解除することができます。

nova 3のカラーバリエーションはアイリスパープル・ブラック・レッド(gooSimSeller限定)の印象が大きく異なる3色カラーを展開。ブラックはグレーに近い落ち着いた色合い、レッドは鮮やかな赤色にストライプ状にギラつきが走るどハデなカラー、アイリスパープルはトップからボトムにかけてブルーからパープルに色が変化する特別なグラデーションカラーになっています。

ボトムには付属の充電器で利用できる9V/2Aの急速充電に対応したUSB Type-C、イヤホン端子、メインマイク、スピーカーホールを配置。最近では廃止されることも多いイヤホン端子を備えているため、利用していたお気に入りの有線イヤホンをそのまま使用することができます。サイドには右に電源キーとボリュームキー、左にデュアルSIMカードスロットが配置されています。

HUAWEI nova 3のスペック・パフォーマンス

HUAWEI nova 3のスペック(参照:製品ページ
OS Android 8.1 / EMUI 8.2
サイズ 約157mm × 約73.7mm × 約7.3mm(高さ × 幅 × 厚さ)
重さ 約166g
ディスプレイ 約6.3インチ
フルHD+(2,340 x 1,080ピクセル)
プロセッサ HUAWEI Kirin 970
4 x 2.36 GHz + 4 x 1.8 GHz
オクタコア
RAM / ROM 4GB / 128GB
microSD 最大256GB
メインカメラ ダブルレンズカメラ
1,600万画素・f/1.8+約2,400万画素・f/1.8
像面位相差AF+コントラストAF
フロントカメラ 約2,400万画素+約200万画素
バッテリー 3,750mAh
充電 USB 2.0 Type-C
SIM スロット数:2
スロット:nanoSIM
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.2 with BLE
aptX・aptX HD・HWA
VoLTE au VoLTE
※対応予定
防水、防じん ×
おサイフケータイ ×
ワンセグ/フルセグ ×/×
指紋認証・顔認証 指紋認証 / 顔認証
通信方式 LTE:
B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26/28/38/40/41
W-CDMA:B1/2/4/5/6/8/19
GSM:850/900/1800/1900MHz
カラー アイリスパープル / ブラック / レッド(gooSimSeller限定)

性能面では「HUAWEI P20 Pro」などフラグシップモデルが搭載するHUAWEI Kirin 970を搭載。性能を数値化するベンチマークスコアをAnTuTuで測定したところ約20万点を記録。Galaxt Note8やPixel 2、Razer Phoneなどとほぼ同じスコアです。

なお、Kirin 970にはAI専用のチップセット「NPU」が搭載されていてゲーム画面を認識してチップセットの可動を割り当て快適なゲーム体験を提供する「Game Suite」に対応(Game Suite内のアプリのみ有効)。ゲーム中は邪魔になることも多い通知を非表示にしたり、グラフィックの処理能力を高めることでスムーズなゲーム体験を実現する「GPU Turbo」をサポートしています(対応アプリはPUBG MOBILEとモバイルレジェンド: Bang Bangの2種類)。

実際に高い処理性能を要求されるゲームアプリ、PUBG MOBILEをプレイしたところスマートフォンの性能に合わせて設定される画質は初期設定としては最高のHDに。プレイ中に発熱を感じるものの過度なものではなくストレスになることはありません。

約5万円の価格ながら、この性能であればかなり高い満足度を得られるはずです

高い負荷のかかるゲームアプリも快適にプレイ可能
高い負荷のかかるゲームアプリも快適にプレイ可能

OSはAndroid 8.1を搭載。パスワードやメールアドレスなどのログイン情報をカンタンに自動入力できる「オートフィル」に対応しているため、ストレスなく各サイトやアプリにログインできるだけでなく、不正アクセスされやすいカンタンなパスワードやパスワードの使い回しを防ぐことができます。

バッテリーは大容量の3,750mAh。画面の明るさを最大にしてYouTubeの動画を視聴したところ約7時間で電池が0%になるという満足の結果に。パッケージに付属されている9V/2Aの充電アダプタで充電したところ約2時間でフル充電できました。なお、 防水・防じん・おサイフケータイ・ワンセグ/フルセグには対応していません

HUAWEI nova 3のカメラ性能をチェック

AIをサポートしたカメラ
AIをサポートしたカメラ

HUAWEI nova 3のカメラは16メガピクセルのカラーセンサーと24メガピクセルのモノクロセンサーを組み合わせたデュアルレンズ仕様。モノクロセンサーで記録した細かいディテールの写真とカラーセンサーで記録した色鮮やかなカラー写真を合成することで、より高画質な写真が撮影可能。デュアルカメラは奥行き(被写界深度)も記録するため一眼レフカメラで撮影したような背景ぼかしの写真を撮影することもできます

さらに、AI対応のプロセッサ「Kirin 970」によって撮影シーンおよび被写体の自動認識をサポート。1億枚にも及ぶ写真を学習したAIが、22種類のシーンや被写体を判別してカメラの設定を最適化することでシャッターボタンを押すだけでベストショットを撮影できます

AIがシーンを認識すると画面上にメッセージが表示される
AIがシーンを認識すると画面上にメッセージが表示される

novaシリーズは若い世代をターゲットにしていることもあってフロントカメラもデュアルレンズ仕様に。背景ぼかしが可能なポートレートや自分の表情と声を持った3Dのキャラクター絵文字が作成できる「3D Qmoji」、8種類のシーンを自動認識するAIに対応するなどセルフィーやグループショットも大きく強化されています。

実際にHUAWEI nova 3のデュアルレンズカメラでいくつか撮影してみました。
※写真はクリック・タップをすると画像を大きく表示できます。

HUAWE nova 3 レビュー カメラ作例HUAWE nova 3 レビュー カメラ作例HUAWE nova 3 レビュー カメラ作例
HUAWE nova 3 レビュー カメラ作例HUAWE nova 3 レビュー カメラ作例

AI補正によって色鮮やかな風景写真が撮影できます。やや塗り絵のような仕上がりになるがAIは写真撮影後にオフにすることも可能。2枚目の写真は半逆光で撮影。白飛びがやや目立つ結果になりました。夜の室内で撮影した写真は、ズームするとノイズが気になりますが、モノクロセンサーによってディテールはキレイに再現されています。

4枚目の夜景は、ノイズがやや気になるものの、AIによってイルミネーションが鮮やかに補正された写真になりました。料理は、みずみずしいフルーツが綺麗に再現さていますが、黒つぶれしたレーズンが惜しいところ。

HUAWE nova 3 レビュー カメラ作例左がAIオフ、右がAIオンの写真。見た目に近いのはAIオフの写真だがSNSで目立つのはAIオンの写真
左がAIオフ、右がAIオンの写真。見た目に近いのはAIオフの写真だがSNSで目立つのはAIオンの写真
HUAWE nova 3 レビュー カメラ作例HUAWE nova 3 レビュー カメラ作例HUAWE nova 3 レビュー カメラ作例背景をぼかせる「アパーチャ」モードで撮影。撮影後にf/0.95〜f/16.0まで深度(ぼかし具合)を調整することも可能
背景をぼかせる「アパーチャ」モードで撮影。撮影後にf/0.95〜f/16.0まで深度(ぼかし具合)を調整することも可能
HUAWE nova 3 レビュー カメラ作例HUAWE nova 3 レビュー カメラ作例左から等倍・2倍・10倍でズーム撮影。ワンタッチで等倍⇔2倍ズームを切り替え可能。公式サイト等でズーム仕様の記述がないがおそらく画質が劣化するデジタルズーム仕様
左から等倍・2倍・10倍でズーム撮影。ワンタッチで等倍⇔2倍ズームを切り替え可能。公式サイト等でズーム仕様の記述がないがおそらく画質が劣化するデジタルズーム仕様
3Dのキャラクター絵文字加工に対応したフロントカメラ
3Dのキャラクター絵文字加工に対応したフロントカメラ

AIによる写真補正はかなりキツめに補正がかかりますが、novaシリーズは若者向けのシリーズ。写真を記録よりも表現として使用することが多く、撮影後にアプリで加工することが多いことを考えれば若者向けにとってはAIオンで撮影した写真の方がより自然で手間がかからないのではないでしょうか(AI補正は写真の撮影後にオフにすることもできます)。

なお、AI x デュアルレンズのカメラはハイエンドの「HUAWEI P20 Pro」と同じ仕様です。Leicaレンズではないため写真のクオリティは少し落ちますが、5万円の価格を考えれば十分なレベルです

HUAWEI nova 3の使ってみた感想は? メリット・デメリット

HUAWEI nova 3
HUAWEI nova 3

「HUAWEI nova 3」のディスプレイは約6.3インチのビッグサイズ+フルHD+(2,340 x 1,080ピクセル)によって高精細かつ迫力のある映像が楽しめます。縦横比19.5:9の縦長画面かつ狭いベゼルによって横幅は73.7mmと片手でも持ちやすいサイズになっています。正直なところ片手操作はスムーズではありませんが、片手モードを利用することで届きにくいエリアにも指が届き、難なく片手で操作することができます。

なお、ディスプレイは表現力と省電力性に優れた有機ELではなく、従来の液晶ですが5万円台の価格を考えれば求めすぎでしょう。

バッテリーが3,750mAhの大容量ということもあって充実の電池持ちです。旅行でマップアプリやカメラをヘビーに使用しても確実に1日は持ちます。ネックとなるのが大容量ゆえの長い充電時間で、急速充電に対応した付属の充電アダプタを使用してもフル充電までに2時間がかかりました。

顔認証はメガネのあり・なしに関わらず認証が可能。さらに、フロントカメラと赤外線センサーを併用することで暗い場所でもスムーズなロック解除が可能です。

スムーズな顔認証
スムーズな顔認証

ただし、iPhoneのように3Dで顔を認識しているわけではないため、写真などで解除されてしまう可能性があります。セキュリティ面で気になる場合は指紋認証のみ利用するようにしましょう。残念なのは画面をタップして起動(Tap to Wake)に対応していないこと。指紋認証センサーが背面にあるため、机に置いたままスマホを操作したいときは顔認証が便利ですが、nova 3の場合は端末を持ち上げるか電源ボタンを一度押す必要があります。

ちょっとした手間ですが画面ロックの解除は頻繁に利用するので気になるポイントでした。

評価まとめ

「HUAWEI nova 3」の販売価格はファーウェイ公式オンラインストアで税抜き54,800円。

細かく気になるポイントはあるものの、5万円台という価格を考えれば十分に満足できるスマートフォンです。特にデザイン・カメラ・処理性能を重視したい人にはおすすめできるモデルです。

HUAWEI nova 3のおすすめポイント

・高級感のあるメタルフレーム x ガラスボディ
・AI x 4レンズカメラによるハイクオリティの写真撮影
・ハイエンドモデルと同クラスのパフォーマンス
・7万円〜10万円のハイエンドモデルには手が出ないけどハイクラスのスマホが欲しい人

この記事を書いた人

Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
スマートフォンやウェアラブルなどを専門的に取り扱う「携帯総合研究所」を運営しているブロガーです。前職はシステムエンジニアでプログラムの経験を活かしてアプリの開発もはじめました!

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