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HUAWEI HUAWEI P20のレビュー

カラー
発売日
2018年6月

人気のSIMフリースマホ、Huawei Pシリーズの2018年フラッグシップモデルが登場!

  • 画面サイズ
    5.8インチ

    画面サイズ
    スマホの画面(ディスプレイ)のサイズです。 画面サイズが小さいと持ちやすく、 画面サイズが大きいと、大きな画面でお楽しみいただけます。
  • メインカメラ画素数
    1200+2000万画素

    メインカメラ画素数
    端末背面にある、画面を見ながら撮影できるカメラです。
  • バッテリー容量
    3400mAh

    バッテリー容量
    数値が多ければ多いほどバッテリーの容量が大きくなり、長時間の利用が可能になります。
  • 端末サイズ
    149.1mm× 70.8mm× 7.65mm

    端末サイズ
    機種全体の大きさになります。
  • 防滴・防水・防塵
    対応

    防滴・防水・防塵
    防水対応は、水の中に一定の深さと時間沈めても安心して利用できます。 防滴対応は、水がかかる程度なら利用ですが、基準は機種ごとにより異なります。
  • 電子決済
    非対応

    電子決済
    携帯電話に埋め込まれたICチップにより電子決済ができる機能です。
HUAWEI P20レビュー! リアルタイムAIで利便性が向上した新スタンダードモデル

2018年6月15日に発売されたSIMフリースマートフォン「HUAWEI P20」。先行モデルの「HUAWEI P10」からデザインを刷新。AIの演算処理を担うNPU(Neural Processing Unit)を内蔵するなど、多数の新機能が盛り込まれた注目機種です。

HUAWEI P20シリーズは「HUAWEI P20 Pro」「HUAWEI P20」「HUAWEI P20 lite」の3モデル展開。今回レビューする「HUAWEI P20」は中間に位置するスタンダードモデルですが、スペックはミドルレンジではなく、P20シリーズのフラッグシップモデル「HUAWEI P20 Pro」と同じSoCを搭載するハイエンドな端末です

ガラスとメタルが織りなすデザイン

従来モデルよりも縦に長い、アスペクト比 18:7:9のFullViewディスプレイを採用しています。前面下部に指紋センサーを搭載。ベゼル面積を最小にして表示領域を拡大する目的でノッチ(切り欠き)を採用したのであれば、背面に配置した方が良かったと感じました。

背面の丸みを帯びたガラスパネルと側面の頑丈なメタルフレームがシームレスに融合することで、高い質感と美しさ、堅牢性を兼ね備えています3.5mmイヤホンジャックは非搭載ですが、付属の変換アダプターでUSB Type-Cポートに接続できます。

SIMトレイには2枚のnanoSIMカードがセット可能で、DSDSに対応。microSDカードは使えません。しかし、最近は動画や音楽をストリーミング再生で楽しむのが主流になりつつあるので、大きなデメリットではないでしょう。代わりに、内蔵ストレージは128GBと余裕があるので安心して使えます

ノッチの幅は短い(左: HUAWEI P20 右:iPhone X)
ノッチの幅は短い(左: HUAWEI P20 右:iPhone X)

「iPhone X」は、ノッチ部分にインカメラやスピーカー、顔を立体的に捉えるセンサー群を内蔵しています。「HUAWEI P20」にはそれらのセンサー群が無いので、その分ノッチの幅は「iPhone X」よりも短くて目立ちにくいです。

また、一般的なスマートフォンのロゴは縦向きに配置されていますが、「HUAWEI P20」のロゴは横向き。これはデジタルカメラのように持つことを想定しているそうで、本機の強みであるカメラを強調するデザインになっています。

ディスプレイサイズは約5.8インチと大きめですが、横幅が70.8mmとスリムなので片手で持って角まで指が届きました。手に持ってみると意外とコンパクトで持ちやすい印象です。

ストレスなく快適に使えるスペック

HUAWEI P20 スペック情報(製品ページ
サイズ 高さ 約149.1 × 幅 約70.8 × 厚さ 約7.65mm
重量 約165g
OS Android. 8.1 Oreo / EMUI 8.1
SoC HUAWEI Kirin 970 Octa-core(Quad-core 2.36GHz A73 + Quad-core 1.8GHz A53) + i7 コプロセッサ
RAM 4GB
ROM 128GB
バッテリー容量 3,400mAh
ディスプレイ 約5.8インチ FHD+(2,240×1,080)18.7:9 / TFT
通信 FDD LTE: B1/2/3/4 /5/6/7/8/9/12/17/18/19/20/26/28/32
TDD LTE: B34/38/39/40/41
キャリアアグリゲーション対応
WCDMA: B1/2/4/5/6/8/19
TD-SCDMA: B34/39
GSM: 850/900/1800/1900 MHz
カメラ メインカメラ:1,200万画素カラーセンサー + 2,000万画素モノクロセンサー
インカメラ:2,480万画素
カラー ミッドナイトブルー / ピンクゴールド / ブラック
備考 防水・防塵(IP67) / 指紋センサー
AnTuTu Benchmark V6.0
AnTuTu Benchmark V6.0
Geekbench 4
Geekbench 4

スマートフォンの頭脳となるSoCには「Kirin 970」を採用。AIの演算処理を担うNPU(Neural Processing Unit)を内蔵しており、後述するカメラ機能の補助やリアルタイム翻訳、3Dポートレートライティングなどに利用されます。

Androidスマートフォンの多くで採用されているQualcommのSnapdragonシリーズと比較してみると、処理性能はSnapdragon 835と同等といったところ。記事執筆時点で最新のSandragon 845はAnTuTu Benchmarkで25万点前後を出しているので、やや見劣りしますが十分快適に使えるレベルです。

ダブルレンズカメラの性能を検証

Leicaのデュアルカメラ(カラー:F1.8 / モノクロ:F1.6)を搭載
Leicaのデュアルカメラ(カラー:F1.8 / モノクロ:F1.6)を搭載

メインカメラは、カメラメーカー「Leica」との共同開発。カラーセンサー(1,200万画素)とモノクロセンサー(2,000万画素)を組み合わせた「Leicaダブルレンズカメラ」を搭載しています。

AIによる被写体とシーン認識
AIによる被写体とシーン認識

AIが被写体やシーンを認識し、様々な設定を自動で最適化。ユーザーがシャッターボタンを押すだけで簡単に美しい写真を撮影できるようになっています。

シーン認識の他に、夜間モードで絶大な効果を発揮するAI手振れ補正、水平を出したいシチュエーションで水準器を表示するなど構図をアドバイスしてくれるAIアシストもNPUの恩恵です。

それでは作例を基にメインカメラの性能を見ていきましょう。モード別の作例紹介以外はAIアシストをONにしてオートモードで撮影しています。(※写真をクリックまたはタップすると大きなサイズで表示されます)

紫陽花 サザンウッド ミッキーマウスノキ ツンベルギア・マイソレンシス 逆光 夕暮れ 馬刺し サバの刺身 烏賊てっさ マグロの中落ち

彩り豊かな紫陽花をワンフレームに収めて撮影したところ、色のグラデーションを見事に捉えることができました。サザンウッドの作例は細かい部分までしっかり解像されており、ディテールを再現するモノクロセンサーの実力がよくわかります。

また、植物を接写してみたところ、背景がしっかりボケました。被写体が際立って、とてもいい感じです。質感もバッチリ表現できています。

逆光での撮影でも、大きく黒つぶれすることはありませんでした。夕暮れは光量が少ない割に低ノイズで綺麗に撮影できているのではないでしょうか。

食食べ物はフードモードで色味を暖色寄りに調整してくれます。やや暗めの店内でしたが、とても美味しそうに撮れました。飯テロカメラとして大活躍してくれること間違いなしです。

HUAWEI P20 カメラ作例:1x
1x
HUAWEI P20 カメラ作例:10x(デジタルズーム)
10x(デジタルズーム)

デジタルズームは最大10倍まで。さすがに10倍となると精細感は失われますが、5倍程度までなら粗さが目立たないので実用的です。ちなみに解像度が最高(20MP)になっているとズームできないので、ズーム機能をよく利用する場合はあらかじめ解像度を下げておくのがオススメ。

ケーキにフォーカス
ケーキにフォーカス
コーヒーにフォーカス
コーヒーにフォーカス
F16にすれば被写界深度が深くなり、パンフォーカスになる
F16にすれば被写界深度が深くなり、パンフォーカスになる

「ワイドアパーチャモード」ではピントと絞りの変更が可能。ケーキにピントを合わせるとコーヒーがボケていて、コーヒーにピントを合わせるとケーキがボケていることがわかります。

下のスライドバーで調整する「絞り」は、小さいほど被写界深度が浅く(ピントの合う範囲が狭く)、大きいほど被写界深度が深く(ピントの合う範囲が広く)なります。撮影後に変更できるのは便利です。

HUAWEI P20 カメラ作例:オートモード
オートモード
HUAWEI P20 カメラ作例:夜間モード
夜間モード

夜間モードはノイズを低減して画質が向上してくれます。オートモードではシャッタースピードが0.06秒に設定され、全体的に暗くてノイジーな仕上がりになりました。一方、夜間モードはシャッタースピードを13秒(最大15秒まで調整可能)で撮影しています。その差は一目瞭然ですね。

光の軌跡を記録できる
光の軌跡を記録できる

「ライトペインティング」は光の軌跡を可視化できるモードです。長時間露光のため、手振れダイレクトに反映されるので、可能であれば固定した方がいいでしょう。歩道橋の上など高いところから撮影すると面白い写真が撮れると思います。

鳥が飛び立つところをスロー撮影(240fps)

スローモーションは120fps 4x / 240fps 8x、スーパースローモーションは960fps 32xで撮影できます。

fpsが高い方がよりスローな映像になりますが、それに伴いズーム倍率も高くなり、画質は粗くなります。今回は鳥が飛び立つ瞬間を240fpsで撮影しました。手軽にスロー動画を撮影できるのは楽しいですね。

使ってみてよかったポイントをピックアップ

前面下部に指紋センサーを搭載
前面下部に指紋センサーを搭載

HUAWEIの指紋センサーは認証速度が速く、触れると画面が点灯してロックが解除されるなど利便性には定評があります。前面に配置されたためか、ジェスチャー機能は省かれていますが、使い勝手は良好です。

顔認証も認証速度がかなり速く、メガネをかけても問題なく認証できました。ある程度正面であれば認識可能で、角度はあまりシビアではない印象。暗所で認証しやすいように、自動的に画面の輝度を上げて顔を照らしてくれる機能には、いい意味で期待を裏切られました。

HUAWEIのスマートフォンは、独自のユーザインタフェース「EMUI(Emotion UI)」を搭載。純正とはひと味違った操作感なのですが、特にオススメしたい機能を3つ紹介します。

指紋センサーをナビゲーションキーに割り当てることも可能指紋センサーをナビゲーションキーに割り当てることも可能
指紋センサーをナビゲーションキーに割り当てることも可能

デフォルトでは「仮想ナビゲーションバー」に設定されていますが、FullViewディスプレイをより広く使うには「画面外ナビゲーションボタン」がオススメ。指紋センサー部分をタップ、スワイプすることでナビゲーションキーと同様の操作ができます。

独自のショートカットが地味に便利
独自のショートカットが地味に便利

Android 8.0 Oreoから、アプリアイコンをロングタップするとショートカットが出現します。それに加えてEMUIではHUAWEIのアプリケーションに対して独自のショートカットが利用できます。例えば、カメラアプリを起動してモード切り替える操作をショートカットを使えば一発で目的のモードでカメラを起動できます。

ノッチを隠せる
ノッチを隠せる

ノッチの左右を暗くしてノッチ部分を隠す機能が搭載されています。ノッチが好ましくないという方は設定しておきましょう。

急速充電に対応
急速充電「HUAWEI SuperCharge」に対応

また、HUAWEI独自の急速充電規格「HUAWEI SuperCharge」に対応。純正のチャージャーとケーブルを使う必要がありますが、約30分で約58%の充電速度と低発熱を両立する技術です。9V/2Aの「Quick Charge」と比較して4.5V/5Aの「HUAWEI SuperCharge」は発熱量が50%少なくダメージを与えにくいそうです(※画像は純正チャージャーおよびケーブルを使用していません)。

評価まとめ

SIMフリースマートフォン市場で人気を博した「HUAWEI P9」と「HUAWEI P10」で好評だった部分をしっかり継承。「HUAWEI P20」は、デザインの刷新、FullViewディスプレイなど新しい要素も盛り込み、大幅な進化を遂げました

また、新世代のSoCを搭載したことで単にスペックアップしただけでなく、NPUによるリアルタイムなAI活用も新たな魅力です

決して価格帯は安くありませんが、全体的に完成度が高く、価格分の価値はあると感じました。スペックに妥協したくない方、映える写真を撮りたい方にぜひおすすめしたい機種です

この記事を書いた人

あさひな

あさひな
マイナーなガジェットを追いかける変態端末愛好家。変わったものと新しいものはとりあえず買ってみるをモットーに活動中。

モバレコ編集部 グッジョブ・ヤギムラのYouTube動画

モバレコ編集部からグッジョブ・ヤギムラも実際に使ってみて感じたP20の良かった点とイマイチだった点をまとめて動画にしてみたので、ぜひチェックしてみて下さい。

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