Google Pixel 8a徹底レビュー!カメラ性能の実機レビューや旧モデルPixel 7aとの違いを徹底解説
カテゴリ: #スマートフォン
2024年5月14日に発売されたGoogle Pixel 8aは、Googleの最新の技術と機能を搭載したスマートフォンです。
本記事では、Pixel 8aの詳細なレビューを中心に、旧モデルPixel 7aとの違いも含め解説をします。購入を検討している方や、どちらのモデルを選ぶべきか迷っている方に向けて、参考となれば幸いです。
目次:
Google Pixel 8aの外観レビュー
それでは早速Google Pixel 8aの外観デザインを確認していきましょう。
Google Pixel 8aの外観デザインは、シンプルかつ高級感のあるデザインです。
側面はマット仕上げの100%リサイクルアルミで環境にも配慮された材質です。このアルミ素材のおかげでしっかりと手にフィットします。
ディスプレイは約6.1インチでノッチの搭載はなく、ディスプレイ上部の中央にインカメラが配置されたシンプルなデザインです。ベゼルはやや太めの印象です。
前面 / 背面デザイン
約6.1 インチの Actua ディスプレイが搭載されていて、ガラス面は旧モデルのGoogle Pixel 7aから引き続きGorilla Glass 3が採用され、衝撃に強く傷がつきにくい仕様となっています。
解像度は2,400 × 1,080ピクセル(フルHD+)となっています。
リフレッシュレートはPixel aシリーズで初となる120Hzに対応しているため、非常になめらかな動きでコンテンツなどを楽しむことができます。
なお、旧モデルの最大リフレッシュレートは90Hzでした。
背⾯の「Pixelカメラバー」は金属素材が採用され、背面のバックパネルはリサイクルプラスチック76%使用の複合素材が採用されています。
さらっとした手触りで指紋も目立ちづらく高級感のあるデザインです。中央には Google の「G」のロゴが入っているのも特徴的です。
今回のレビューで使用した端末のカラーリングは「Bay(ベイ)」です。はっきりとした発色でクールな印象を与え手元でも非常に映えます。
ビジネスシーンで使用しても違和感のない、オシャレで落ち着いたカラーリングとなっています。
Pixelカメラバー自体は本体から約1.0mm飛び出ていますが、カメラがカメラバーから出っ張ることはなく、微量ですがへこんでいるデザインのため、平置きしてもレンズ部が傷つきにくいデザインとなっています。
デザイン性と機能性を兼ね揃えている点は非常にうれしいです。
側面デザイン
側面の厚さは約9.0mmになっており、片手でも握りやすい厚みとなっています。
角が丸まっているのと、側面のアルミ素材が相まって、片手でも持ちやすいデザインになっています。
バックパネルの材質との相性も良く、高級感を際立たせるデザインとなっています
サイズ感・重量
片手で持ってみた印象ですが、角の丸みと側面のアルミ素材、さらに背面のプラスチック素材がうまく組み合わさり、片手でも非常に持ちやすいデザインとなっています。
重さは189gとなっていて、特別軽いわけではありませんが、特に重さを苦に感じることもなく長時間の使用でも疲れにくく感じました。
手が小さい人でも長時間片手操作しやすく、サイズ感・重量感も非常に良いと感じました。
カラーバリエーション
カラーバリエーションは、今回レビューで使用したBay(ベイ)のほかに、Aloe(アロエ)、Obsidian(オブシディアン)、Porcelain(ポーセリン)の4色展開です。
各色モダンなトーンや落ち着いたカラーパレットが含まれているため、個人の好みやスタイルに合わせ幅広い選択肢があるのもうれしいポイントです。
Google Pixel 8aの「スペック」をレビュー
続いてはスペックについてのレビューです。
上位機種の「Google Pixel 8」は112,900円〜という価格帯に対し、Google Pixel 8aは72,600円となっていて、4万円ほど安くなっています。
これだけの価格差があるにもかかわらず、Pixel 8aは上位機種と同等の優れたスペックを備えもっています。
ご自身の使用用途にマッチするか、ぜひ確認してみてください。
OS | Android™ 12 |
---|---|
SoC | Google Tensor G3 Titan M2 セキュリティ コプロセッサ |
内蔵メモリ | RAM:8GB/ROM:128GB |
本体サイズ | 152.1 mm(高さ) x 72.7 mm(幅) x 8.9 mm(奥行き) |
重量 | 189 g |
ディスプレイ | 6.1 インチの Actua ディスプレイ アスペクト比 20:9 1080 x 2400 OLED、430 PPI |
背面カメラ | 64 メガピクセル Quad PD 広角カメラ 13 メガピクセル ウルトラワイド カメラ |
前面カメラ | 13 メガピクセル |
バッテリー容量 | 標準 4,492 mAh(最小 4,404 mAh) |
防水/ 防塵 | 防水(IP67)、防塵(IP67) |
認証 | ディスプレイ内蔵指紋認証センサーによる指紋認証 顔認証 パターン、PIN、パスワード |
SoCは最新の「Google Tensor G3」を搭載しています。これは上位機種である Google Pixel 8 に搭載されているものと同じカスタムチップです。
上位機種と同等のSoCを搭載しているということもあり、全体的な動作も快適に行えるようになっています。
処理の軽めな3Dゲームなどを楽しみたい人にも十分おすすめできる性能となっています。
タッチ操作やスクロールなどのレスポンスも快適で、動画視聴やネットサーフィンなどはノンストレスで快適におこなうことができました。
さらに、防水・防塵など基本的な機能は網羅的に対応しており、おサイフケータイも搭載、画面内指紋認証・顔認証も搭載されているためセキュリティ面もばっちりです。
気になるAnTuTuスコアは「865,662点」を記録しました。
Android端末の中でもミドルレンジのスマートフォンの中では、トップクラスの処理性能といっても過言ではないでしょう。
テスト中もバッテリーの消費は安定しており、発熱はやや感じたものの、特別おかしな挙動も確認は出来ませんでした。
3Dゲームのテストとして「原神」をプレイしてみました。
スペックの低いスマホの場合、動きがカクついたり全体的にモッサリと動き、操作性が悪いことがあります。
しかし本機は基本プレイにおいて、もたつくこともなく、ストレスなくプレイをすることができました。
ただ、戦闘シーンなどでエフェクトが重なるシーンにおいてはやや処理落ちをしているようにも感じました。
ゲームをたまに楽しむ程度のライト層のユーザーには全く問題のないレベルですが、いわゆる「ガチ勢」の人たちにとってはフラストレーションとなる可能性があります。
総合的にみると、全体を通して快適にプレイできたといえる結果でした。ムービーも問題なく再生され、過度な発熱なども確認できませんでした。
ゲーミングスマホのような快適さを期待している人は注意が必要ですが、ライト層には概ね満足してもらえると思います。
Google Pixel 8aのカメラ性能
Google Pixel 8aのメインカメラは、メイン6400万画素、超広角1300万画素のダブルレンズを搭載しています。
実際に様々なシーンで撮影してきましたので、 Google Pixel 8aのカメラ性能について確認していただければと思います。
日中の様子を撮影してみた
まずは野外での撮影です。
川の風景を撮影しましたが、水の流れや草の緑など非常に自然な色合いで撮影することができました。
誇張された彩度の表現などもなく見たままに近い自然な写真が簡単に撮影できるため、カメラ初心者にも安心の性能だと感じました。
ズーム撮影性能について
続いては前述の場所からズーム性能の検証として、超広角・望遠レンズでの撮影をしてみました 。
続いては前述の場所からズーム性能の検証として、超広角・望遠レンズでの撮影をしてみました 。
カメラ性能の低い端末の場合、ズーム撮影をした場合、写真が極端に劣化してしまうことがあります。
ズームの性能自体が高くても、撮影した写真のクオリティが低いとあまり実用的でないですが、本機はズーム性能が高いことに加え、解像度の荒れが非常に少ないのも特徴のひとつです。
最大ズームの場合、ややぼやけた写真となっていますが、それでもかなり実用性が高いと感じました。
超広角レンズを用いた撮影についても、通常撮影時よりもかなり広い範囲を撮影できていますので、野外だけでなく狭い室内などでも広範囲の撮影は非常に便利です。
どちらも実用性は非常に高いと感じました。
ポートレート撮影をしてみた
続いてポートレートの撮影について試してみました。
こちらも難しい設定をすることなくポートレートモードの切り替えだけで簡単に撮影することができ、写真の出来栄えも自然なボケ味で撮影することができました。
被写体としてはやや捉えにくい、後ろ姿をターゲットに使用しましたが、被写体をしっかりと捉え背景を背景に自然なボケ味で映してくれる写真となりました。
夜景を撮影してみた
次に夜景モードを使用して撮影をしました。
夜景モードは非常に素晴らしいと感じました。明るさのバランスも良く、薄暗い場所での撮影も、夜景モードのおかげでしっかりと明るく調整された写真が撮れました。
簡単に綺麗な写真が撮れるため、夜の撮影も楽しくなりそうです。総括して夜景モードは優れた性能をもっているといえます。
食べ物を撮影してみた
最後に食べ物を撮影してみました。
店内はやや暗い環境でしたが、夜景モード同様に環境の暗さを感じさせない、綺麗に明るさ調整のされた写真を簡単に撮ることができました。
食材のツヤもしっかりと捉えており、とてもおいしそうにみえます。接写性能も試してみましたが、極端に被写体にカメラを寄せるとピントが合わずぼやけてしまいました。
接写性能はそこまで高くないと感じました。
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Google Pixel 8aの特徴、使ってみて良かったポイント
Google Pixel 8aを実際に使ってみてわかった良い部分についてチェックしていきます。
購入しやすい価格設定なのにSoCは上位機種と同じ
Google Pixel 8aは7万円台という価格帯でありながら、搭載されているSoCは上位機種のGoogle Pixel 8。
背面のガラスボディと側面とカメラバー周りの金属パーツの組み合わせも非常に洗練されたデザインで、長期間の使用でも飽きのこないシンプルなデザインとなっていることもポイントが高いです 。
上位モデルと同等のAI機能が利用できる
Pixel 8aは、上位モデルと同様のTensor G3を搭載しているのは前述の通りですが、消しゴムマジックをはじめとするAI機能も上位モデル同様に使用することができます。
Pixel8シリーズから使用可能となった「編集マジック」や「音声消しゴムマジック」などの編集機能や、画面内の検索したい部分を指でかこって検索が可能になる「かこって検索」など最新のAI技術を体感することができます。
7年間のアップデートで長く使える
Pixel 8aは、Androidのバージョンアップとセキュリティアップデート、それに新機能を追加する「Feature Drop」の提供期間が販売開始日から「7年間」が保証されています。
つまり、「2031年5月まで」アップデートの提供がされることになっているのです。
短いスパンでスマートフォンを買い替える人にとってはあまり魅力的なサービスではありませんが、一台の端末を長く使っていきたい人にはとても嬉しいサービスです。
ちなみに、旧モデルのPixel 7aでは、Android OSのバージョンアップの提供期間が3年、セキュリティアップデートの提供期間が5年だったため、期間が大幅に伸びた点もうれしいポイントです。
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Google Pixel 8aの特徴、使ってみてイマイチだったポイント
Google Pixel 8aは非常に完成度が高く、見た目もスペックもよくコストパフォーマンスの高い1台です。
重箱の隅をつつくようですが、気になった点について挙げてみました。
画面のベゼルがやや太い
ノッチはなくフル画面が楽しめる本機ですが、ベゼルの太さがやや気になりました。
決して太すぎるわけではないのですが、近年のスマートフォンと比較するとやや圧迫感を感じました。
上位機種のGoogle Pixel 8はベゼルが細くスマートな見た目となっているので、どうしても気になる人はそちらの購入を検討しても良いかもしれません。
内蔵ストレージが128GBのみでやや物足りない
Google Pixel 8aの内蔵ストレージは128GBのみしかありません。内蔵ストレージを大量に使いたい人にとっては物足りない容量になります。
クラウドサービスなどをうまく使用して対策を練っていく必要があります。
接写性能がイマイチ
カメラ性能は全体的に高い本機ですが、唯一接写撮影の性能がイマイチでした。
せっかくその他の撮影性能が高いだけに、接写機能も充実させてほしかったという気持ちになりました。
なお、上位機種であるGoogle Pixel 8は接写性能も優れているため、接写撮影をする機会が多い人はそちらの購入検討をしてみても良いかと思います。
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Google Pixel 8aとGoogle Pixel 7aとの比較
ここでは前作のGoogle Pixel 7aと比較し、スペックの違いや仕様の違いについて確認していきたいと思います。
- Google Pixel 8a
- Google Pixel 7a
端末名 | Google Pixel 8a |
---|---|
ディスプレイ | 6.1 インチ(155 mm)ディスプレイ Actua ディスプレイ(1080 x 2400)OLED、430 PPI アスペクト比 20:9 最大輝度 1,400 ニト(HDR 輝度)、2,000 ニト(ピーク輝度) スムーズ ディスプレイ(60~120 Hz) |
OS | Android 14 搭載 Android 21までアップデート保障 |
SoC | Google Tensor G3 |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB |
背面カメラ | 64 メガピクセル Quad PD 広角カメラ 絞り値 ƒ/1.89 |
前面カメラ | 13 メガピクセル ウルトラワイド カメラ 絞り値 ƒ/2.2画角 120°13ピクセル幅 1.12 μm |
バッテリー容量 | 標準 4,492 mAh |
認証 | 顔認証 指紋認証 |
ワイヤレス充電 | 対応 |
本体サイズ | 152.1 x 72.7 x 8.9 mm |
重量 | 189 g |
端末名 | Google Pixel 7a |
---|---|
ディスプレイ | 6.1 インチ(155 mm)ディスプレイ FHD+(1,080 x 2,400)OLED、429 ppi アスペクト比 20:9 高輝度モード スムーズ ディスプレイ(最大90 Hz) |
OS | Android 13 搭載 Android 16までアップデート保障 |
SoC | Google Tensor G2 |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB |
背面カメラ | 64 メガピクセル Quad PD Quad Bayer 広角カメラ 絞り値 ƒ/1.89 |
前面カメラ | 13 メガピクセル ウルトラワイド カメラ 絞り値 ƒ/2.2 画角 120°13 ピクセル幅 1.12 μm |
バッテリー容量 | 標準 4,385 mAh |
認証 | 顔認証 指紋認証 |
ワイヤレス充電 | 対応 |
本体サイズ | 152 x 72.9 x 9.0 mm |
重量 | 193.5g |
上記スペック表の通り、SoCをはじめ、スペック面では順当な性能アップが確認できますので、操作性やパフォーマンスの部分は向上しています。
その他の詳細についてみていきたいと思います。
まずはサイズについてですが、大きな変化はありません。重量については、約4.5g重くなっています。数値で見ると僅かな差ですが、実際に持ち比べてみると数字上に軽く感じます。
これは筐体のエッジが丸くなったことや、背面の材質が変わり持ちやすさが向上したことに起因するのかもしれません。
また、バッテリー容量が100mAh増えましたが、こちらはそこまで連続起動時間に影響するほどではないので気にしなくてもいいように思えます。
カメラ性能はスペック上、同等のものが搭載されています。こちらは実際の撮影画像を比較してみましょう。
どちらも綺麗な写真が撮れていて、カメラ性能の高さが確認できました。Pixel 7aの方がやや色が鮮やかに表現され明るさが抑えられているように見えます。
対するPixel 8aはやや明るめな写真となっていて、シャキッとした印象の写真となっています。
どちらが良いかは好みの問題になりますので、ぜひ両者を見比べお好みの端末を選んでください。
リフレッシュレートが最大90Hzから最大120Hzへ向上している点も大きなアップデートポイントです。
なめらかな動作などが好みの場合、Google Pixel 8aを選ぶアドバンテージになるでしょう。
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Google Pixel 8aとGoogle Pixel 8との比較
次に上位モデルであるGoogle Pixel 8との比較です。
価格差ですが、「Pixel 8a」が公式サイト販売価格72,600円に対し、「Pixel 8」は公式サイト販売価格112,900円からとなっています。
約4万円ほどの差がありますが、この差がスペックに見合うものなのか見ていきましょう。
- Google Pixel 8a
- Google Pixel 8
スマホ | Google Pixel 8a |
---|---|
ディスプレイ | 6.1 インチ(155 mm)ディスプレイ Actua ディスプレイ(1080 x 2400)OLED、430 PPI アスペクト比 20:9 最大輝度 1,400 ニト(HDR 輝度)、2,000 ニト(ピーク輝度) スムーズ ディスプレイ(60~120 Hz) |
OS | Android 14 搭載 Android 21までアップデート保障 |
SoC | Google Tensor G3 |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB |
背面カメラ | 64 メガピクセル Quad PD 広角カメラ ピクセル幅 0.8 μm 絞り値 ƒ/1.89 画角 80°11 イメージ センサーのサイズ 1/1.73 インチ 超解像ズーム最大 8 倍 13 メガピクセル ウルトラワイド カメラ ピクセル幅 1.12 μm 絞り値 ƒ/2.2画角 120° レンズ補正 |
前面カメラ | 13 メガピクセル ピクセル幅 1.12 μm 絞り値 ƒ/2.2 固定フォーカス ウルトラワイド画角 96.5° |
バッテリー容量 | 標準 4,492 mAh |
認証 | 顔認証 指紋認証 |
ワイヤレス充電 | 対応 |
本体サイズ | 152.1 x 72.7 x 8.9 mm |
重量 | 189 g |
スマホ | Google Pixel 8 |
---|---|
ディスプレイ | 6.2 インチ(157 mm)ディスプレイ Actua ディスプレイ(1080 x 2400)OLED、428 PPI アスペクト比 20:9 最大輝度 1,400 ニト(HDR 輝度)、2,000 ニト(ピーク輝度) スムーズ ディスプレイ(60~120 Hz) |
OS | Android 14 搭載 Android 21までアップデート保障 |
SoC | Google Tensor G3 |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB/256GB |
背面カメラ | 50 メガピクセル Octa PD 広角カメラ ピクセル幅 1.2 μm 絞り値 ƒ/1.68 画角 82°13 イメージ センサーのサイズ 1/1.31 インチ 超解像ズーム最大 8 倍 12 メガピクセル ウルトラワイド カメラ(オートフォーカス機能付き) ピクセル幅 1.25 μm 絞り値 ƒ/2.2 画角 125.8° レンズ補正 |
前面カメラ | 10.5 メガピクセル Dual PD 自撮りカメラ ピクセル幅 1.22 μm 絞り値 ƒ/2.2 固定フォーカス ウルトラワイド画角 95° |
バッテリー容量 | 標準 4,575 mAh |
認証 | 顔認証 指紋認証 |
ワイヤレス充電 | 対応 |
本体サイズ | 150.5 mm x 70.8 mm x 8.9 mm |
重量 | 187 g |
まず大前提として、SoC、カメラの構成や画素数などに大きな違いはありません。
どちらにも最新の「Google Tensor G3チップ」が搭載されていて、ベンチマークのスコアも大きな違いはないといわれています。
差異を具体的に上げると「マクロフォーカスモードの有無」「IP68 に準拠した防塵・防水性能」「バッテリーシェア機能」などが挙げられます。
まず、マクロフォーカスモードですが、カメラの接写をする際に使うモードです。
前述のカメラレビューでも書いた通り、Pixel 8aは接写性能があまり高くありませんが、Pixel 8はマクロフォーカスモードが搭載されているため、高い接写撮影性能を持っています。
接写撮影の機会が多い人はPixel 8を選択するのも良いでしょう。
次に防塵防水性能の差ですが、Pixel 8aは「IP67 に準拠した防塵・防水性能」で、Pixel 8は「IP68 に準拠した防塵・防水性能」を持ち合わせています。
これは防塵性能についてはどちらも「6」で差異はありませんが、防水性能が「7」と「8」で差異があることを表しています。
つまりPixel 8の方が防水性能に優れています。
防水性能の示す、7については「一定の水圧・時間において水没しても浸水しないが、噴流水への耐性は保証されていない」もので、8は「7よりも厳しい基準で、水中で使われることを想定した試験に合格したもの」とされています。
通常の使用であればどちらでも防水性能があることがわかりますが、水回りで使用する機会が多い人はPixel 8を選択すると安心でしょう。
バッテリーシェア機能は、Pixel 8のバッテリー残量をQi 認証済みのスマートフォンやアクセサリにワイヤレス充電で供給することのできる機能です。
バッテリーを他のデバイスとシェアしたい機会が多い人にはありがたい機能です。
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評価まとめ: カメラ性能が良くコスパを求める人におすすめの一台
Google Pixel 8aについてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。
カメラの性能が全体的に高く、特に夜景モードはとても優れていて撮影が楽しくなる一台です。
上位機種と比較しても、スペックがほぼ同等にもかかわらず、4万円ほど安価である点を鑑みても、コストパフォーマンスに優れた機種だと感じました。
スマートフォン入門者はもちろんミドルユーザーからヘビーユーザー層など幅広い人にも満足出来る一台になっています。
処理の重い3Dゲームを中心に楽しみたいという人には向かないと考えますが、Web閲覧や動画閲覧などがメインで、コスパが良く最新のAI機能にも触れてみたいという人に是非お勧めしたい一台です。