ドコモのネットワーク利用制限が△になる理由、〇にする方法を解説
カテゴリ: #ドコモ
ドコモの携帯端末には、「ネットワーク利用制限」があるのをご存じですか?
ネットワーク利用制限とは、不正に入手されたケータイ・スマホが犯罪などの不正利用をされ、トラブルが発生することを防ぐための仕組みのことです。ドコモ公式サイトにも明記されています。
ネットワーク利用制限のステータスには「〇」「△」「×」「-」があり、普通に使っていても「△」であることもあります。「△」になっても通常利用に支障はありませんが、端末買取の際にマイナス査定になることがあります。
ここでは、ステータスの確認方法や、△になるケース、△になってしまった場合に〇にする方法など解説します。
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目次:
ネットワーク利用制限を確認する方法
早速、お持ちの端末のネットワーク利用制限をみてみましょう。下記の手順で、あなたの端末がどのステータスになっているのかを、確認してみてください。
1. ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイトにアクセスする
ドコモ公式サイトのネットワーク利用制限携帯電話機確認サイトにアクセスします。
一番下までスクロールし、「次へ」をクリック。
2. 製造番号の入力と画像認証をする
①調べたい携帯電話の製造番号を入力
製造番号の確認方法は以下の二通りになります。
・携帯電話の通話のキーパッド入力で「*#06#」と入力すると、画面に15桁の数字が表示される
※一部機種では表示されない場合があります。
・携帯電話の電池パックを外すと、「製」または「IMEI」で始まる15桁の数字が記載されている
②画像認証画面に現れた数字を入力
③「確認する」ボタンをクリックすればステータスが表示
3. ステータスが表示される
検索結果画面に、製造番号とネットワーク利用制限のステータス、製造番号の検索日が表示されます。
ネットワーク利用制限のステータスの意味は次の通りです。
ネットワーク利用制限のステータス
ステータス | 状態 | 詳細 |
---|---|---|
〇 | ネットワーク利用制限対象ではない。 | ネットワークを問題なく使用可能。 |
△ | ネットワーク利用制限対象ではない。 | 今後、盗難や不正利用などが判明すると、利用制限対象になる可能性がある。 |
× | ネットワーク利用制限対象である。 | ネットワークが使えない。 |
― | 製造番号が確認できない。 | ネットワーク制限状態ではない。一部のSIMフリー端末などが、これに該当する。 |
ネットワーク利用制限ステータスが△になるのはどんなとき?
ネットワーク利用制限のステータスで気になるのが「△」だと思います。
これは、今は利用制限がかかってはいませんが、何らかの不正が発覚した場合ドコモからネットワーク利用制限がかけられる可能性がある、という状態です。
ほとんどのケースで「〇」かと思いきや、意外と多くの端末が「△」になっているんですよ。では、具体的にどのようなケースで「△」なのかを見てみましょう。
購入直後のとき
以前は分割購入の場合のみ「△」でしたが、現在は一括購入であろうと分割購入であろうとも、購入直後は「△」になっています。
そして、分割購入支払いの終了時やクレジットカードによる支払いが完了するなど、本人確認が取れるまで「△」の状態が続きます。
本体価格の残債があるとき
端末購入時に本体を分割支払いで購入し、本体価格の残債がある場合は、「△」です。
分割払いが終了した時点で「〇」になります。
端末購入サポートを利用しているとき
2019年5月31日に受付を終了しましたが、ドコモには端末購入サポートというサービスがありました。
これは、購入から1年間継続利用することを条件に、端末の購入代金の一部をドコモが負担してくれるという制度です。端末購入サポートの期間が終了すると、ステータスは「〇」に変わります。
ネットワーク利用制限ステータスを〇にする方法
ネットワーク利用制限のステータスが「△」でも何ら問題なく使えます。
しかし、できれば「〇」に変更してもらいたいもの。また、「△」だと、端末の買取査定に影響する可能性もあります。
実は、ネットワーク利用制限を「〇」にする方法はありますので、早速ご案内しましょう。
機種変更なら専用窓口で即日〇にできる
今お使いのドコモの携帯が機種変更で購入したものならば、専用窓口に問い合わせれば、すぐに「〇」に変更してもらえます。
ネットワーク利用制限専用の窓口に電話することで、担当者が「〇」に変更してくれる、というものです。
その際に、端末の「電話番号」と「製造番号」を聞かれますので、用意しておきましょう。専用の窓口は以下です。
<NTTドコモネットワーク利用制限専用問い合わせ先>
電話番号:03-5954-2074
受付時間:10時~20時(平日のみ)
平日のみの受付なので、昼休みや6時以降、月末などは特に混雑が予想されます。
時間帯によっては、何度かけても通話中の場合も多いです。
しかも、フリーダイヤルではないので、電話料金が発生することにはご注意ください。できるだけ固定電話から、混雑する時間帯を避けてかけることをおすすめします。
〇になるまで待つ
購入してから一定期間が経過すると、「〇」に変更されることがあります。
・一括購入した場合はクレジットカード払いが行われる
・本人確認が完了した後
・分割購入の場合は本体料金の支払いが完了したタイミング など
また、ドコモの端末購入サポートサービスを利用した場合は、サポート期間終了まで待てば自動的に「〇」に切り替わります。
時間をおいてから、ネットワーク利用制限確認サイトで、再度確認してみてください。
△でも問題なく使える!
ネットワーク利用制限のステータスが「△」でも、携帯やスマホはインターネット通信も含めて、問題なく利用可能です。
何かの折に、ドコモが「×」に変更する可能性もあるという注意喚起ですから、ステータスが「△」だからと言って、普通に使うだけでしたら気にする必要はありません。
△の端末でも買取してもらえる
ステータスが「△」の場合でも、業者の買取は可能です。
ただし、ステータスが「△」だと、買取価格が減額されることはあります。端末の状態が悪い、機種が古いなど、場合によっては買取を拒否されることもあります。
端末を売って機種変更したり他社に乗り換えたりする場合は、ネットワーク利用制限のステータスが「〇」になってからのほうがいいでしょう。
そのほうがより高額買取をしてもらえる可能性があるからです。
まとめ
ドコモのネットワーク利用制限という仕組みがあり、専用サイトでいつでも確認できます。
ステータスが「△」であるケースは、意外とよくあり、「△」だからと言って特に支障はなく、携帯やスマホを利用することは可能です。
ただ、ドコモ側の判断によって、「×」にされる可能性があることは否めません。ドコモの専用窓口に連絡し、「〇」に変更してもらえるよう問い合わせてみましょう。
ステータスが「△」だと買取査定に支障が出ることもありますので、端末の売却の際には、「〇」に変更しておくほうが無難です。
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