Google Pixel 8aを快適に使うための知っておきたい10の設定・便利機能

2024年5月14日に発売されたGoogle Pixel 8aは、Googleの最新の技術と機能を搭載したスマートフォンです。

設定出来る内容も多岐にわたっているため、各設定をすることで自分好みのスマホに仕上げることが可能です。

本記事では定番の設定から少しコアな設定まで、Google Pixel 8aを快適に使うための10個の設定について解説をしていきます。

ぜひ自分のお気に入りの設定に仕上げ、快適に使いこなしていきましょう。

1.指紋認証を設定する

指紋認証の設定方法

スマートフォンには写真やメッセージなどをはじめ、大切なデータがたくさん入っているため、セキュリティロックを掛けることはまず最初にやっておきたい設定です。

Google Pixel 8aは指紋認証・顔認証どちらにも対応しているので、どちらも設定して快適にロック解除ができるようにしておきましょう。

設定手順

①:設定から【セキュリティとプライバシー】→【デバイスのロック解除】の順にタップ

指紋認証の設定方法①指紋認証の設定方法②

②:【指紋認証と顔認証】→【指紋認証】をタップ

指紋認証の設定手順③指紋認証の設定方法④

③:注意事項をよく読み【もっと見る】→【同意する】をタップ

指紋認証の設定手順⑤指紋認証の設定方法⑥

④:注意事項をよく読み【もっと見る】→【同意する】をタップ

指紋認証の設定手順⑤指紋認証の設定方法⑥

⑤:【開始】をタップし、画面内の指紋情報センサーに指を軽く押し当て、その動作を20回ほど繰り返す(「次へ」等を押さなくても自動で認識します)

指紋認証の設定手順⑥指紋認証の設定方法⑦

⑥:登録が完了する

別の指を登録する場合は「別の指紋を登録」をタップ。終わる場合は【完了】をタップ

指紋認証の設定手順⑧

指紋認証を早くする設定

指紋認証センサーはディスプレイ内にあるため、指紋認証を行うには一度画面を起動しなければなりません。

僅かな時間ではありますが、ロック解除までのタイムラグとなります。

少しでも早く解除をしたいという人は「時間と情報を常に表示」をONにすることで、画面起動のタイムラグを気にすることなくロックの解除が可能になります。

常時時間と情報が表示されたままとなるため、バッテリーの減りが早くなるというデメリットもありますが、お好みに応じて設定しておきましょう。

設定手順

①:【ディスプレイ】→【ロック画面】をタップ

指紋認証の設定手順⑨指紋認証の設定方法⑩

②:【時間と情報を常に表示】をONにする

指紋認証の設定手順⑪

③:待機中も常に画面が表示されセンサー位置がわかるようになる

指紋認証の設定手順⑫

保護フィルムを貼っても指紋認証精度を保つ設定

昨今、ほとんどの人が画面に傷がつくことを防止するため、保護フィルムなどを貼り付けているかと思います。

中には保護フィルムを貼り付けたが故に、指紋認証の精度が悪くなってしまうことがあります。

このような問題を解消するためGoogle Pixel 8aには「画面保護シートモード」というモードがあります。

保護フィルムを貼ったあとで、指紋認証の精度について気になった人はこちらを設定をしてみましょう。

設定手順

①:【ディスプレイ】→【タップの感度】をタップ

フィルム上の指紋認証の設定手順①フィルム上の指紋認証の設定手順②

②:【画面保護シート モード】をONにする

ィルム上の指紋認証の設定手順③

2.顔認証の設定をする

顔認証の設定をする

指紋認証に合わせて顔認証も設定することで、よりスピーディーにロックを解除することができます。ぜひどちらも設定をしておきましょう。

設定手順

①:設定から【セキュリティとプライバシー】→【デバイスのロック解除】の順にタップ

顔認証の設定方法①顔認証の設定方法②

②:設定から【セキュリティとプライバシー】→【デバイスのロック解除】の順にタップ

顔認証の設定方法①顔認証の設定方法②

③:【指紋認証と顔認証】→【顔認証】をタップ

顔認証の設定方法③顔認証の設定方法④

④:注意事項をよく読み【もっと見る】→【同意する】をタップ

顔認証の設定方法⑤指紋認証の設定方法⑥

⑤:注意事項をよく読み【開始】をタップ

顔認証の設定方法⑦指紋認証の設定方法⑥

⑤:画面中央に表示された丸枠の中に自身の顔を映し、顔を一周回す。
顔のスキャンが完了すると設定は終了

顔認証の設定方法⑧顔認証の設定方法⑨

顔認証からホーム画面までの表示を早く解除する設定

通常、顔認証によってロックが解除されても、そのあとで画面をタップしなければホーム画面は表示されません。

ロック解除と同時にホーム画面が表示されるようにしたい人は以下の設定をしておきましょう。

設定手順

①:設定から【セキュリティとプライバシー】→【デバイスのロック解除】の順にタップ

顔認証の速度アップ設定方法①顔認証の速度アップ設定方法②

②:【指紋認証と顔認証】→【顔認証】をタップ

顔認証の速度アップ設定方法③顔認証の速度アップ設定方法④

③:【ロック画面をスキップ】をONにする

顔認証の速度アップ設定方法⑤

3.画面表示を調整する設定

画面表示を調整する設定

本設定では、メニューの表示やWeb閲覧時の文字やアイコンの大きさなどを調整できます。

フォントサイズの大きさを調整することで文字が見やすくなります。自分の好みに合わせて見やすい大きさに調整をしましょう。

設定手順

①:設定から【ディスプレイ】→【表示サイズとテキスト】の順にタップ

テキストサイズ設定方法①:テキストサイズ設定方法②

②:各スライダーを動かしお好みの設定を行うとフォントサイズとアイコンのプレビューが表示される

テキストサイズ設定方法③:テキストサイズ設定方法④

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4.バッテリー残量を表示する設定

バッテリー残量の表示設定

デフォルトの設定では電池のアイコンによって電池残量を把握できる用意なっていますが、数値での表記ではないため、ざっくりでしか認識することができません。

設定を変更することでバッテリー残量を数値で表示することができますので、より細かくバッテリー残量を把握したい人は設定をしておきましょう。

設定手順

①:設定から【バッテリー】をタップ

バッテリー残量の表示設定①

②:【バッテリー残量】をONにすることで電池アイコンの横に残量が表示されるようになる

バッテリー残量の表示設定②バッテリー残量の表示設定③

5.画面表示をスムーズにする設定(リフレッシュレートの変更)

リフレッシュレートの変更

Google Pixel 8aはリフレッシュレート最大120hzに対応しています。

デフォルトは60hzに設定されているので、滑らかな動きが好きな方やディスプレイ設定にこだわりがある人は設定をしておきましょう。

リフレッシュレートを120Hzに設定する際の注意点ですが、画面をより滑らかに表示することができることと引き換えに、消費電力が上がるため電池の消耗が激しくなるというデメリットもあります。

電池を節約したい人は60hz設定のままにしておくことをおすすめします。

設定手順

①設定から【ディスプレイ】をタップ

リフレッシュレートの変更①

②【スムーズディスプレイ】をタップし設定をONにする

リフレッシュレートの変更②

6.長押しで電源OFFにする設定

電源OFF設定

Google Pixel 8aは、デフォルトの設定では電源ボタンを長押しするとGoogleアシスタントが起動するようになっています。

電源ボタンを長押しすることで電源がOFFになるように設定変更が出来ますので、お好みに応じて設定しましょう。

設定手順

①:設定から【システム】→【ジェスチャー】の順にタップ

電源OFF設定①電源OFF設定②

②:【電源ボタンを長押し】→【電源ボタン メニュー】をタップ

電源OFF設定③電源OFF設定④

③:電源ボタンの長押しで電源メニューが表示されるようになる

電源OFF設定③電源OFF設定③

7.画面自動ロックの時間を調整する

ロック時間調整方法

ディスプレイは操作をせずにそのまま放置すると自動でロックがかかります。

デフォルトではロックが掛かるまでの時間は「30秒」に設定されており、人によっては短く感じるかもしれません。

あまり長い時間に設定してしまうと、その分電池の消耗につながってしまうこともありますが、自分の使用環境に合わせて時間設定をしていきましょう。

設定手順

①:設定から【ディスプレイ】→【画面消灯】の順にタップ

ロック時間調整方法①ロック時間調整方法②

②:【15秒】【30秒】【1分】【2分】【5分】【10分】【30分】から任意のものを選択する

ロック時間調整方法③

画面を見ている間は画面をOFFにしない設定

スマホで小説や漫画などを読むときなど、画面を見つめたまま操作をしないことがあるかと思います。

この場合、当然前述の設定の時間で画面が消灯してしまいますが、前面カメラを使用して、ユーザーが画面を見ているかどうか検出し、見ている間は無操作状態でも画面を消灯しない設定をすることができます。

無操作で画面を見る機会が多い人はぜひ設定をしておきましょう。

設定手順

上記設定の下にある【スクリーン アテンション】をONにする

ロック時間調整方法④

8.バッテリーを節約する設定

バッテリー節約設定

Google Pixel 8aにはバッテリーを節約できる「バッテリーセーバー」という機能があります。

この機能を使うことで消費電力が大きい機能が制限されるため、効率的にバッテリーの節約ができます。

気になるタイミングで設定しておきましょう。

設定手順

①:設定から【バッテリー】→【バッテリーセーバー】の順にタップ

バッテリー節約設定①:バッテリー節約設定②

②:【バッテリーセーバーを使用】をタップ

バッテリー節約設定③

③:バッテリーセーバーが適用される

バッテリー節約設定④

9.システムナビゲーションを3ボタン表示に変更する

ボタン変更設定

Google Pixel 8aはジェスチャーナビゲーションがデフォルトで設定されていますが、従来のシステムナビゲーションの3ボタン表示に設定を変更することも可能です。

戻るボタンがなくなって不便に感じていた人はこちらを設定してみましょう。

設定手順

①:設定から【ユーザー補助】→【システム操作】の順にタップ

ボタン変更設定①:ボタン変更設定②

③:【ナビゲーション モード】をタップ

ボタン変更設定③

④:【3ボタン ナビゲーション】を選択すると画面下部に3ボタンが表示される

ボタン変更設定④:ボタン変更設定⑤

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10.ロック画面にショートカットボタンを設置

:ショートカットボタン

Google Pixel 8aはロック画面がカスタマイズ可能です。

今回は使用頻度が高いと思われる「カメラ」と「ライト」ボタンをロック画面に設置してみます。

iPhoneのロック画面のようにスムーズにカメラやライトを起動できるようになります。

ぜひ自身の使用頻度の高い機能を設定しましょう。

設定手順

①:設定から【ディスプレイ】→【ロック画面】の順にタップ

ショートカットボタン①:ショートカットボタン②

②:【ショートカット】をタップ

ショートカットボタン③

③:【左ショートカット】と【右ショートカット】をタップしそれぞれ配置したいショートカットを選択

ショートカットボタン③ショートカットボタン④

④:ロック画面にショートカットボタンが設置される(起動する場合はボタンを長押しする)

ショートカットボタン⑤

便利機能まとめ

Google Pixel 8aの画像

Google Pixel 8aの様々な設定について解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

Pixel aシリーズで今回初めてリフレッシュレート120Hzが搭載されましたので、ぜひスムーズディスプレイの設定は試してほしいおすすめの設定です。

設定後かなり動きが滑らかになり快適な操作感を得ることができます。

今回の記事で紹介した設定以外にもたくさんの設定項目が用意されていますので、是非皆さんのスマホライフがさらに充実するよう、様々なカスタマイズに挑戦してみてください。

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この記事の編集者

モバレコ編集者:シーモ

モバレコ編集者:シーモ

格安SIM・スマホジャンルを3年以上担当。
モバレコ編集部に着任後、ドコモ→ahamo→mineoに乗り換えるなどフットワークが自慢。
実際に選ぶ・乗り換える経験で得た目線を大事にしています。
良い所はもちろん悪い面もわかる、読んでいて納得感のある記事作りを心がけています。
推しはmineoとIIJmio。

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

みなみかわ

みなみかわ

異色経歴サラリーマンライター

プロフィール

1987年埼玉県生まれ。高校でプログラミングを学び、なぜか全く関係のない製造会社へ就職。その後24歳の時に一念発起し通信大学へ入学。仕事と学業の二刀流をこなし、大学卒業とともに小学校の教員免許を取得。公立小学校で3年間就業するも、何を思ったかまたも一念発起し、マーケティングの勉強を始める。現在マーケティングの職に就きながら、現在大好きなガジェット系の記事を中心に執筆活動をしている、異色の経歴をもつサラリーマンライターです。

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