ドコモのスマホは海外でも使える!高額請求なしの安心プランを解説
カテゴリ: #ドコモ
ドコモには、「パケットパック海外オプション」と「海外パケ・ホーダイ」という2つの国際ローミングサービスがあります。どちらも海外データ定額プランのため、上限が決まっており、高額請求の心配はありません。
料金をできるだけ安くおさえたい方にオススメなのが、パケットパック海外オプションです。データ量に制限はあるものの、24時間980円と料金プランもわかりやすく、最短1時間から利用できます。
通信制限を気にせず使いたい方には、海外パケ・ホーダイもオススメです。国内の契約プランに準拠せず、データ量の上限を気にすることなく、利用できます。
今回は、ドコモのスマホを海外で使いたい方に向けて、パケットパック海外オプションと海外パケ・ホーダイの内容や、利用方法を解説します。海外で利用した際の高額請求を避ける方法についてもあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
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目次:
ドコモの海外ローミングプランは2種類ある
ドコモの海外ローミングプランは、「パケットパック海外オプション」と「海外パケ・ホーダイ」の2つです。それぞれのプランについて、概要を解説します。
オススメプランは「パケットパック海外オプション」
オススメプランは、旅程にあわせて料金プランを選べる「パケットパック海外オプション」です。
最短1時間から利用可能で、その他にも1日・3日・5日・7日と、用意されたプランの中から好きなものを選べます。
パケットパック海外オプションで使えるデータ量は、日本の契約プランに準拠しますが、お値段は「海外パケ・ホーダイ」よりも安価なのが特徴。データ量をあまり必要としない方にオススメです。
パケットパック海外オプションの詳しい内容は、▼パケットパック海外オプションにて解説します。
海外でしっかり利用したい人は「海外パケ・ホーダイ」も検討しよう
「海外パケ・ホーダイ」は、データの上限がありません。日本で契約しているプランには準拠せず、お値段は20万パケットまで1,980円、それ以降はどれだけ使っても2,980円です。
使い放題は魅力的ですが、海外には多くのフリーWi-Fi設備があるため、通信料が多くなることは稀かもしれません。
海外パケ・ホーダイの詳しい内容は、▼海外パケ・ホーダイにて解説します。
パケットパック海外オプション
まずは、「パケットパック海外オプション」の利用料金の表をご覧ください。
【パケットパック海外オプション】
プラン | 料金 | 1日あたり |
---|---|---|
24時間プラン | 980円 | 980円 |
1時間プラン | 200円 | ― |
3日間プラン | 2,480円 | 約827円 |
5日間プラン | 3,980円 | 796円 |
7日間プラン | 5,280円 | 約754円 |
利用期間が長いプランほど、1日あたりの金額は安くなります。
また、「パケットパック海外オプション」の利用には、以下のような条件があります。
・渡航先で利用可能な機種であること
・「WORLD WING」「パケットパック海外オプション」に申し込んでいること
・対象プランに加入していること
渡航先で利用可能な機種かどうかは、以下のドコモ公式サイトで調べられます。通話料や通信料についてもあわせて検索できますので、事前に調べておきましょう。
パケットパック海外オプションでは、プランによって対象国・エリアに差があり、24時間プランがもっとも多くの地域で利用できます。
他のプランを利用中に24時間プランのみの対象国に移動した場合、あらためて24時間プランへの申し込みが必要です。この場合、利用していたプランと24時間プランの料金、双方が請求されるので注意しましょう。
国の移動をはさむ場合は、移動先がどのプランの対象となっているか事前に調べ、使い方を工夫するのがオススメです。
なお、「WORLD WING」「パケットパック海外オプション」「対象プラン」については、My docomo、カスタマーセンターへの電話、ドコモショップで確認でき、申し込みも同じ窓口で受け付けています。
最後に、パケットパック海外オプションの対象となる料金プランを以下にまとめました。
料金プラン | ギガホ ギガライト データプラス 5Gギガホ 5Gギガライト ケータイプラン |
シェアパック | ベーシックシェアパック シェアパック5~30 ウルトラシェパック30~100 シェアオプション |
ベーシック・データパック | ベーシックパック データS・M・Lパック ウルトラデータL・LLパック |
ビジネスシェアパック | ビジネスベーシックシェアパック ビジネスシェアパック5~3000 |
ウルトラビジネスシェアパック30~100 その他 |
ケータイパック らくらくパック Xiパケ・ホーダイ Xiデータプランフラット パケ・ホーダイダブル パケ・ホーダイシンプル 定額データプランフラットなど |
その他の詳しいプラン名については、以下パケットパック海外オプション公式ページよりご確認ください。
海外での利用開始方法
続いて、渡航先での利用開始方法を解説します。
1. データローミングをオンにする
・iPhoneの場合
・Androidの場合
1. 設定を開く
2. 利用開始操作をする
使いたいタイミングで、アプリまたはSMSから利用開始操作を行います。
・アプリから行う場合
日本で、事前に「ドコモ海外利用アプリ」を取得しておき、使いたいタイミングでアプリを開きます。利用可能なプランが一覧で表示されるので、希望プランの「利用開始」をタップしてください。
・SMSから行う場合
海外到着時に届くドコモお知らせメールから、「利用開始操作用サイト」にアクセスしてください。
アプリの場合と同じようにプランが一覧で出てくるので、希望するプランの「利用開始」をタップします。SMSが見当たらない場合は、パケットパック海外オプション 専用WEBサイトから直接アクセスもできます。
アプリやSMSで操作する場合、うまく表示されなければ、以下の設定を再度確認してください。
・データローミングがオン
・機内モード、Wi-Fiがオフ
パケットパック海外オプションを申し込んでいる場合、利用開始手続きをタップするまで通信料は発生しません。正常に利用開始手続きが行われた場合は、お知らせのSMSが届きますので、念のためそちらも確認しておきましょう。
海外パケ・ホーダイ
「海外パケ・ホーダイ」は、パケットパック海外オプションのように日本でのプランに準拠しないため、データ上限がありません。料金は20万パケットまで1,980円、それを越えた場合はいくら使っても2,980円です。
対象国・地域は以下のサイトから確認できます。
また、「海外パケ・ホーダイ」の利用条件は以下のとおりです。
・「WORLD WING」を申し込んでいること
・対象プランに加入していること
「WORLD WING」は、My docomo、カスタマーセンターへの入電や、ドコモショップで申し込みの有無の確認や、申し込みの手続きが行えます。
WORLD WINGの対象になっている料金プランは、以下のとおりです。
・新料金プラン
・ギガホ
・ギガライト
・ケータイプラン
また、以下の条件を満たしている場合も対象です。
spモード・iモードなどインターネット接続サービスの契約かつ、以下のプランを契約していること。
・パケットパック
・パケット定額サービス
・Xiデータ通信専用プラン
・FOMA定額プラン
海外パケ・ホーダイの対象プランは、WORLD WINGの対象プランと同一です。その他詳しいプラン名については、「WORLD WING」の利用詳細ページをご確認ください。
海外での利用開始方法
「海外パケ・ホーダイ」の利用開始には、データローミングをオンにするだけです。端末の操作方法は、以下をご参照ください。
・iPhoneの場合
・Androidの場合
ドコモのスマホを海外で使うならローミングがオススメ
「パケットパック海外オプション」「海外パケ・ホーダイ」は、ドコモが提供する国際ローミングサービスです。
国際ローミングサービスとは、提携事業者の電波網を利用して、海外でもスマホを利用できるようにすること。利用に必要なものはスマホのみであり、設定も簡単です。
それでは、国際ローミングサービスのメリットについて、他の手段と比較しながら解説していきましょう。
設定がほとんどいらない
海外用SIMを利用する際は、スマホのSIMロックを解除しておき、SIMを入れ替え、APN設定を行うという手間が発生します。
しかし、ローミングサービスの場合は、スマホから幾つかの設定を変えるだけで、設定がほとんどいらず、スマホに詳しくない方でも比較的簡単に利用できます。
新たに機器をレンタルする必要がない
レンタルWi-Fiを借りる場合、空港窓口や宅配で本体の受け渡しが必要です。旅行先でも、常にWi-Fiルーターを持ち歩かねばなりません。
一方、ローミングサービスは、スマホのみで利用できるため、手間もかからず、荷物も増えません。
政府によるネット規制にかからない
海外諸国の中には、政府がネット規制をかけている国も存在します。たとえば、中国では、日本でおなじみのGoogleサービスやLINEは利用できません。
政府による規制は、ホテルや飲食店のWi-Fiのみならず、SIMやレンタルWi-Fiにまでおよびます。規制を避けるVPN設定という手段もありますが、設定を行うには手間がかかります。
一方、ローミングサービスは、もとから政府のネット規制を受けません。特別な設定もいらないので、誰にでも簡単に利用できますよ。
料金面では他の手段の方がお得になることも
手間のかからないローミングサービスは便利ですが、料金面では他の手段に劣る場合もあります。
たとえば、レンタルWi-Fiは、同行者と割り勘ができるので、国内契約のデータ量が減ることもありません。海外用SIMについても、同じく国内契約のデータ量に影響がなく、さらに複数国を周遊するSIMなど、幅広い選択肢があります。
旅程や同行人数、手間などを考慮し、最適な手段を選びましょう。
海外でのデータ通信料をゼロにしたいなら
海外でのデータ通信料をゼロにすれば、当然、利用料金の請求もありません。高額請求が心配という方は、データ通信料を発生させないのも一つの手段です。
データ通信を発生させない方法については、以下で詳しく解説します。
一切通信料が発生しない機内モードに設定する
機内モードはその名のとおり、飛行機搭乗時に利用するモードであり、オンにすると電波を発するすべての機能が無効になります。
設定手順は以下のとおりです。
1. 設定を開く
2. 機内モードをオンにする
右上に飛行機のマークが出れば、機内モードがオンの状態です。
1. 設定を開く
2. ネットワークとインターネットをタップ
3. 機内モードをオンにする
右上に飛行機のマークが出れば、機内モードをオンの状態です。
機内モードのままでもWi-Fiであれば問題なく使えます。海外滞在中は機内モードをオンにしておき、Wi-Fiでのみインターネットを利用しておくと、通信料は発生しません。
通話だけで十分ならデータローミングをオフに設定する
ネットが不要で電話のみを利用したい場合は、データローミングをオフにしましょう。
設定手順は以下のとおりです。
・iPhoneの場合
・Androidの場合
データローミングの設定後、4Gの設定をオフにしておくとさらに安心です。4Gとデータローミングがオフになっていれば、ネットに関わる通信料は一切発生しません。
ただし、海外での通話については、自分からかけた場合のみではなく、電話をとった場合も着信料金が発生します。着信無料の国内とはシステムが違うので、無用な電話をとらないように、注意しましょう。
なお、データローミングをオフにした場合も、Wi-Fiは問題なく利用できますよ。
まとめ
ここまで、ドコモの「パケットパック海外オプション」と「海外パケ・ホーダイ」の2つの海外利用プランを紹介してきました。
パケットパック海外オプション
・国内のプランに準拠したデータ容量が利用可能
・1時間から使える柔軟性のあるプラン
海外パケ・ホーダイ
・パック海外オプションよりも高額(1日1,980円~2,980円)
・データ容量の上限がない
どちらの国際ローミングサービスも、海外用SIMやモバイルWi-Fiといった他の手段と比べて手間がかからず、誰にでも利用しやすい方法です。しかし、他の手段のほうが安くなる場合があるので、旅程や同行人数、手間などを考慮し、最適な手段を選びましょう。
海外料金の請求を避けたい場合は、機内モードをオンにしたり、データローミングをオフにしたり、スマホの設定を変更しましょう。
海外へいくときは、この記事を参考に、ご自身に適したドコモの海外プランを活用して、快適なインターネット環境を整えてみてください。
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