iPhoneのストレージをiCloudに移して空き容量を増やす方法9選【2026年最新】

カテゴリ: iPhone
iPhoneの空き容量を増やすには、不要なデータ削除・アプリのオフロード・iCloud写真の「ストレージを最適化」・クラウドへの移行を組み合わせるのが最速です。ストレージ不足で写真が撮れない・アプリが入れられないというピンチは、今日中に解消できます。「iCloudに移す」と表示を見て試したのに容量が増えなかった……という方も多いですが、それはiCloud容量とiPhone本体の容量が別物だからです。この記事では、その違いも正確に整理したうえで、本体ストレージを確実に空ける方法を難易度順に9つ解説します。
iPhoneのストレージ管理に悩んでいる方・毎月のように「容量がいっぱい」通知が来る方に向けて、スクリーンショット付きで手順をまとめました。
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目次
iPhoneの空き容量を増やす方法・早見表
まず、本体ストレージが実際に増える方法と、iCloud容量が増える方法の違いを整理します。検索で多い「iCloudに移す」は、設定を誤ると本体容量が増えないので要注意です。
| 方法 | 難易度 | 本体容量が増える? | ポイント |
|---|---|---|---|
| 不要なアプリを削除 | 増える | ゲームアプリは200MB〜2GB単位で空く | |
| Appを取り除く(オフロード) | 増える | データを残したままアプリ本体のみ削除 | |
| ダウンロードコンテンツの削除 | 増える | Netflix・Apple Musicなど各アプリ内で削除 | |
| キャッシュの削除 | 増える | Safari・LINE・Googleマップなどで蓄積 | |
| 写真・動画を削除 | 増える | 動画1分≒100MB。「最近削除した項目」も消す | |
| iCloud写真+「ストレージを最適化」 | 増える | 写真をiCloudに上げて本体に軽量版を残す | |
| データをPCへ移す | 増える | iTunesでバックアップし、本体から削除 | |
| 他社クラウドへ移す(Google フォト等) | 増える(移した分) | Google フォトは15GBまで無料 | |
| バックアップ→初期化 | 増える(最終手段) | 「その他」データを一掃。必ずバックアップ先に |
「iCloudにバックアップした」だけでは本体のファイルは残ったままなので、本体容量は増えません。本体を空けるには「削除」か「ストレージを最適化」のステップが必要です。次章から手順を詳しく解説します。
現在の空き容量を確認する方法は?
設定アプリ→「一般」→「iPhoneストレージ」で、残り容量とアプリ別の使用量を一画面で確認できます。どの方法を選ぶかの判断材料になるので、まずここから始めましょう。
iPhoneで確認する方法
現在お持ちのiPhoneでストレージ空き容量を確認する方法について見ていきます。
まず「設定」のアプリをタップしましょう。設定アプリは画像内の歯車のようなアイコンになります。

「設定」アプリを開いたら、少し下にスクロールし「一般」を選択します。


「一般」を開いたら、中段に位置する「iPhoneストレージ」を選択してください。

この画面で、iPhoneのストレージ容量を確認することができます。どのアプリやデータが容量を占めているかが色分けされているので、削除・移行の優先順位を判断するのに役立ちます。
パソコン(iTunes)で確認する方法
続いて、パソコン(iTunes)でiPhoneのストレージ容量を確認する方法について見ていきましょう。
パソコンとiPhoneをケーブルで接続し、パソコンにiTunesをインストールした後開くとこのような画面が表示されます。左の欄の中段にあるiPhoneのアイコンをタップしてください。

すると、次の画面でiPhoneのストレージ容量を確認できます。

iPhoneとiTunesでストレージ空き容量が異なる場合があります。これはiTunesではキャッシュが「その他」に含まれており、項目ごとの容量が異なることがあるためです。
iPhoneの空き容量を増やす方法9選は?
難易度の低い順に試すのがおすすめです。削除・オフロード→iCloud写真最適化→PCバックアップ→初期化の順で進めましょう。
1. 不要なアプリを削除する【難易度:】
まず、不要なアプリを削除してみましょう。
ストレージ空き容量を確認した画面を見ると、どのアプリがどれだけ容量を占めているかが表示されています。

例えば、LINEだと2.15GBを占めています。ゲームアプリは比較的容量が大きく削除すると200MB〜2GB削ることができます。
不要なアプリを削除したいときは、この空き容量を確認する画面からアプリを選択しましょう。

「Appを削除」を選択すると、アプリの削除ができます。
また上の画像にある「Appを取り除く」を選択すると、アプリ自体は削除されず、アプリのデータのみ削除されます。データを残したまま本体ストレージを空けられる「オフロード」機能で、再インストール後にデータを復元できます。
同様に「設定」アプリにある「iTunes StoreとApp Store」を選択し、「非使用のAppを取り除く」を選択することでもアプリのデータのみ削除できます。


2. 不要なダウンロードコンテンツを削除する【難易度:】
不要なダウンロードコンテンツを削除することでも、iPhoneのストレージを空けられます。ダウンロードコンテンツの削除は、「設定」ではなくそれぞれのアプリ内でのみ削除可能です。
例えば「Netflix」のデータを削除する場合について見ていきましょう。まず、トップ画面下側にある「ダウンロード」を選択します。

次に、ダウンロードした作品の一覧が表示されたら、削除したい作品をタップします。

すると以下の画像のように1話ごとにダウンロードした作品が表示されます。


この画面で右上のえんぴつマークを選択し、削除したい項目で「×」を選択すると、ダウンロードした話を削除できます。
もう一つ、Apple Musicでダウンロードした音楽を削除する場合について見ていきましょう。まず、削除したい曲の再生画面を開きます。

この画面で、曲名の右側にある3つ点が並んでいるアイコンを選択すると、次のような画面が表示されます。

この画面で「削除」を選択することで、Apple Musicから音楽データを削除することができます。1曲消すと、およそ4MBほどストレージを空けることができます。
3. キャッシュを削除する【難易度:】
iPhoneに残っているキャッシュを削除することによっても、ストレージを確保することができます。
キャッシュとは一度開いたデータを保存しておき、後で再度開いたときにアクセスしやすいようにするための情報のことです。
キャッシュは主にSafariなどのブラウザやLINE、Googleマップを使用すると蓄積されます。Safariのキャッシュを削除するには、「設定」アプリからSafariを選択してください。下側に「履歴とWebサイトデータを消去」があるので、それを選択するとキャッシュを削除することができます。

4. 写真・動画を削除する【難易度:】
写真や動画を削除することで、iPhoneのストレージを空けることができます。写真は1枚あたり700KBほど、動画は1分あたり100MBほどの容量があります。そのためストレージを空けるにはまず動画を削除し、次に写真を削除するとよいでしょう。


iPhoneでは画像や動画を普通に削除するだけではデータを消したことにはなりません。「写真」アプリを開き、「アルバム」を選択すると「最近削除した項目」に移動しているだけで、完全にデータを削除するにはこの「最近削除した項目」内でもう一度削除する必要があります。
5. iCloud写真+「ストレージを最適化」でiPhoneの容量を空ける【難易度:】
「iCloudに移す」だけでは本体ストレージは増えません。本体容量を実際に空けるには、iCloud写真をオンにしたうえで「iPhoneのストレージを最適化」を選ぶ必要があります。
この設定をオンにすると、写真・動画の高解像度版はiCloudに保存され、iPhone本体には軽量なサムネイル版が残ります。これにより、本体ストレージを大幅に削減できます。
■ iCloud写真の「ストレージを最適化」を設定する手順
- 「設定」→自分の名前→「iCloud」→「写真」を開く
- 「iCloud写真」をオンにする
- 「iPhoneのストレージを最適化」を選択する
Wi-Fi接続中に自動的にiCloudへアップロードされ、本体は軽量版に切り替わります。なお、iCloudの無料容量は5GBのため、写真が多い場合は有料プランへのアップグレードも検討しましょう。
50GB:130円/月
200GB:400円/月
2TB:1,300円/月
iCloudのストレージを上げるには、「iCloud」のページにある「ストレージを管理」→「ストレージプランを変更」から変更できます(参考:iPhone、iPad、iPod touch で iCloud ストレージをアップグレードする – Apple サポート)。


「iCloudにバックアップした」だけでは本体容量は増えない点に注意してください。バックアップはあくまでデータの複製。本体のファイルを削除するか「ストレージを最適化」を有効にして初めて、本体ストレージが空きます。
6. データをPCへ移す【難易度:】
iPhoneのストレージを空けるには、直接iPhoneのデータをパソコンに移すという方法があります。データをパソコンに移す方法は何通りかありますが、ここでは最もオーソドックスなiTunesを使ったパソコンへの移行方法を解説します。
まずパソコンをiPhoneと接続する前に、勝手に同期されないように設定を行う必要があります。iTunesを開き、画像のように左上の「iTunes」を選択し、「環境設定」を開きます。

すると次のような画面が表示されます。上側の「デバイス」を選択し、「iPod、iPhone、およびiPadを自動的に同期しない。」にチェックを入れましょう。

これで事前準備は完了です。iPhoneとパソコンを繋ぎ、iTunesを開いてiPhoneのストレージを確認した画面へ移りましょう。

「バックアップ」の「このコンピュータ」を選択し、その右側にある「今すぐバックアップ」を選択すると、パソコンにiPhoneのバックアップを取ることができ、重要なデータを保存できます。
このときバックアップで保存できるデータは以下の通りです。
・iTunes Store および App Store から入手したコンテンツ、または Apple Books に直接ダウンロードした PDF
・iTunes から同期したコンテンツ(読み込んだ MP3 や CD、ビデオ、ブック、写真など)
・iCloud にすでに保存されているデータ(iCloud 写真、iMessage、テキスト(SMS)およびマルチメディア(MMS)メッセージなど)
・Face ID や Touch ID の設定
・Apple Pay の情報と設定内容
・Apple メールのデータ
・アクティビティ、ヘルスケア、キーチェーンのデータ
ほとんどのデータはバックアップで保存することができます。ただし、LINEやゲームなどApple社以外のアプリデータはバックアップで引き継ぐことはできません。アプリのデータはそれぞれのアプリ内でバックアップを取れるものが多いので、事前に確認しておきましょう。
またパソコンにバックアップを取るとパソコンの容量を使うことになります。そのためパソコンの動作が重くなる可能性もあることに注意しましょう。
7. データをiCloudに保存する【難易度:】
ストレージを空ける方法に、iPhoneやiPadなどのAppleユーザーが使用できる「iCloud」へデータを移すというのもあります。iCloudを使うことで、データをクラウド上に保存することができます。
iCloudにデータを移すには、「設定」アプリを開き、検索窓の下にあるアカウントを選択します。

アカウントを選択すると、このような画面が表示されます。


少し下がると、「iCloudバックアップ」があるので、選択しましょう。「iCloudバックアップ」をオンにすると、iCloudへバックアップするための設定は完了です。

この状態でiPhoneを電源とWi-Fiに接続すると自動的にバックアップが取られます。
iCloudに保存できるのは、写真、メール、連絡先、カレンダーなどiTunesのバックアップに保存できる内容と一緒です。iTunesとiCloudの違いは、保存するファイルを選択できることです。
なお、Apple製ではないLINEやゲームなどアプリ内のデータはiCloudに保存できません。またiCloudバックアップを取っただけでは本体ストレージは増えません。本体を空けるには、前項5の「ストレージを最適化」か、不要なデータを本体から削除する手順が別途必要です。
8. 他社クラウドサービス(Google フォト等)へ移す【難易度:】
写真や動画などのデータであれば他社クラウドサービスへ移すことができ、iPhoneの容量削減ができます。
ここでは他社クラウドサービスの中でも主要なものとして「Dropbox」と「Google Drive」を紹介します。
Dropboxは、2GBまで無料で保存できるクラウドサービス。一方、Google DriveはGmailの容量を含み15GBまで無料で使えます。
また、写真と動画のみの保存であれば「Google フォト」がおすすめです。このサービスはGoogleアカウントの15GBまで写真と動画を保存でき、Googleフォトにアップロード後に本体から削除すれば本体容量が空きます。写真と動画以外のファイルは保存できませんが、無料で使えるのは大きな利点です。
9. バックアップをとり、iPhoneを初期化する【難易度:】
iPhoneを使っていると、ストレージ内の「その他」というデータが容量を圧迫していることがあります。「その他」には、キャッシュやSiriの音声などが含まれています。
「その他」のデータは、ストレージの空き容量が少なくなると自動的に削除されますが、中には「その他」のデータが削除されずにストレージを圧迫している可能性があります。
「その他」が削除されない場合はiPhoneを初期化し、バックアップからデータを復元するのが最も有効な手段です。
ただしiPhoneを初期化する前には必ずバックアップを取っておきましょう。バックアップを取らずに初期化してしまうと、データを復元することができません。またLINEやゲームなどのバックアップも忘れないようにしましょう。
iPhoneを初期化するには、「設定」アプリの「一般」を選択し、下にある「リセット」を選択します。

次の画面で「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択すると、iPhoneの初期化ができます。

iPhoneを初期化したら再起動され、iCloudへログインするとバックアップからデータが復元されます。iCloudから復元する場合はWi-Fiに接続しなければなりません。またiCloud以外にもパソコンへ接続してバックアップから復元することも可能です。
iPhoneのストレージが増やせない場合は機種変更も検討を
9つの方法を試してもストレージ不足が慢性的に続く場合は、容量の大きい機種への買い替えが根本解決策です。iPhoneの本体ストレージは後から増やせない仕様のため、容量不足が続く場合は機種変更を検討しましょう。
特にiPhoneを数年使っている場合、バッテリー劣化も並行して進んでいることが多く、新機種への乗り換えが総合的にお得になるケースがあります。お得な購入方法については下記の関連記事もご参考ください。
iPhoneの空き容量に関するよくある質問
Q. iPhoneのストレージをiCloudに移す方法は?
A. 設定→自分の名前→iCloud→写真→「iCloud写真」をオンにして「iPhoneのストレージを最適化」を選びます。これにより写真・動画の高解像度版がiCloudに保存され、本体には軽量版が残ります。ただし「バックアップをオンにする」だけでは本体容量は増えないので注意が必要です。
Q. iPhoneの容量を増やすには何が一番効果的?
A. 写真・動画が多い方はiCloud写真の「ストレージを最適化」が最も効果的です。アプリが多い方は不要アプリの削除・オフロードが即効性があります。「その他」データが大量に溜まっている場合はバックアップ→初期化が根本解決になります。
Q. iCloudの容量を増やす方法は?
A. 設定→自分の名前→iCloud→「ストレージを管理」→「ストレージプランを変更」から有料プランに変更できます。50GB(130円/月)・200GB(400円/月)・2TB(1,300円/月)の3プランがあります。家族で共有できる「ファミリー共有」プランも利用可能です。
Q. iPhoneの「その他」ストレージを削除するには?
A. 「その他」はキャッシュやSiriの音声データなどで構成されており、直接削除はできません。SafariやLINEのキャッシュ削除で少し減ることがありますが、根本的に解消するにはバックアップを取ってからiPhoneを初期化するのが最も確実な方法です。
Q. iPhoneのストレージをクラウドに移すと本体の容量は増える?
A. クラウドにバックアップ・コピーしただけでは本体のファイルはそのまま残るため、本体容量は増えません。本体容量を増やすには、クラウドに移したうえで本体のデータを削除するか、iCloud写真の「ストレージを最適化」を有効にする必要があります。
まとめ
| 方法 | 難易度 | 本体容量が増える? |
|---|---|---|
| 不要なアプリを削除・オフロード | 増える | |
| ダウンロードコンテンツの削除 | 増える | |
| キャッシュの削除 | 増える | |
| 写真・動画の削除(最近削除した項目まで) | 増える | |
| iCloud写真+「ストレージを最適化」 | 増える | |
| データをPCへ移す | 増える | |
| iCloudバックアップ(のみ) | 増えない | |
| 他社クラウド+本体から削除 | 増える | |
| バックアップ→初期化 | 増える(最終手段) |
iPhoneの本体ストレージを増やすには、不要データの削除・オフロードから始めて、iCloud写真の「ストレージを最適化」や他社クラウドへの移行を組み合わせるのが最も効率的です。
「iCloudに移した」だけでは本体容量は増えません。バックアップはあくまでデータの複製。本体を空けるには「削除」か「ストレージを最適化」が必要です。それでも改善しない場合はバックアップ→初期化を試し、慢性的に不足するなら容量の大きい機種への買い替えも検討しましょう。










