スマホキャリアの携帯料金を比較!ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルのどれがいい?

カテゴリ: #スマートフォン
携帯料金は毎月かかるもの。できるだけ安く、でも通信品質がよい回線を使いたいですよね。
そこで本記事では、スマホキャリア4社で提供されている携帯料金プランを比較し、特長やどんな方におすすめなのか、紹介していきます。
携帯料金をまとめて比較したい方、スマホキャリアはどれが良いのか知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
比較する携帯キャリア4社
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目次:
携帯料金比較表
▼プランの見方
【R】楽天モバイルのプラン
【D】ドコモのプラン
【au】auのプラン
【S】ソフトバンクのプラン
プラン名 | ||
---|---|---|
データ容量の上限 | ||
月額料金 | ||
貯まるポイント | ||
家族とのセット割 | ||
ネットのセット割 | ||
申込条件 | ||
その他 |
無制限プランの携帯料金を比較

無制限で月額基本料金が安い順になっています
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スマホキャリア | 公式サイト | プラン名 | 月額基本料金 |
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Rakuten最強プラン | 無制限:3,278円 ~20GB:2,178円 ~3GB:1,078円 |
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eximo | 無制限:7,315円 ~3GB:5,665円 ~1GB:4,565円 |
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メリハリ無制限+ | 無制限:7,425円 ~2GB:5,775円 |
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使い放題MAX+ | 無制限:7,458円 ~1GB:5,808円 |
無制限プランの携帯料金は、楽天モバイルが圧倒的に安いことがわかります。
楽天モバイルのプランは「Rakuten最強プラン」と1つだけ。3GB・20GB・無制限と、使用したデータ通信量によって月額料金が変動します。
対してドコモ・au・ソフトバンクの携帯料金は、メインは大容量通信をする方へ向けたプランです。
データ通信量が少なかった月は割引されるものの、携帯料金は高めです。
セット割引や指定カードでのお支払い特典といった、割引の適用を前提として提供されています。
ポイ活プランの携帯料金を比較

月額基本料金が安い順になっています
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スマホキャリア | 公式サイト | プラン名 | データ通信量 | 月額基本料金 | 貯まるポイント | ポイントが貯まるタッチ決済 | ポイントが貯まるカード | ポイントが貯まる銀行 |
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Rakuten最強プラン | 無制限 ~20GB ~3GB |
無制限:3,278円 ~20GB:2,178円 ~3GB:1,078円 |
楽天ポイント | 楽天ペイ | 楽天カード | 楽天銀行 | |
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auマネ活プラン+ | 無制限(200GB) | 8,778円 | Pontaポイント | auペイ | au Pay カード | au じぶん銀行 | |
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ペイトク無制限 | 無制限 | 9,625円 | PayPayポイント | PayPay | PayPayカード | PayPay銀行 | |
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eximoポイ活 | 無制限 | 10,615円 | dポイント | d払い | dカード | dスマートバンク |
ポイ活とは、ポイントを貯めたり、貯めたポイントを使ってお支払いを安くする活動の事です。
キャッシュレス決済やネットバンク利用者の増加に伴い、スマホキャリアでもポイントが貯まるプランが用意されています。
楽天モバイルはポイ活プランと銘打ってはいないものの、ポイントを貯めやすい仕組みが作りられています。
そのため、楽天モバイルは携帯料金の安さだけでなく、ポイ活の面で見てもおすすめのキャリアです。
サポートを考慮するならauのポイ活プランがおすすめ
ポイ活プランはお金周りのサポートをまとめることでお得になります。そのため、トラブルでもすぐに対応できるサポートや体制面も考慮すると良いでしょう。
当記事の筆者は、auのプランをおすすめします。
2024年12月には携帯料金のリニューアルが行われ、金融連動重視から、au Payやau カードの決済といった生活内のお支払いでポイントが貯まりやすい仕組みになっています。
auはポイ活プランに力を入れており、大手キャリアのためサポートも充実しています。
スマホキャリア | 公式サイト | おすすめ |
---|---|---|
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とにかくポイントをザクザク貯めたい方 | |
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ポイント還元とサポートを両立させたい方 |
低容量プランの携帯料金を比較(10GB以下)

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スマホキャリア | 公式サイト | プラン名 | 月額基本料金 |
---|---|---|---|
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Rakuten最強プラン | 無制限:3,278円 ~20GB:2,178円 ~3GB:1,078円 |
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irumo | ~9GB:3,377円 ~6GB:2,827円 ~3GB:2,167円 ~0.5GB:550円 |
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ミニフィットプラン+ | ~3GB:5,478円 ~2GB:4,378円 ~1GB:3,278円 |
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スマホミニプラン+ | ~5GB:8,008円 ~3GB:3,828円 ~1GB:2,178円 |
低容量プランは、「スマホはほとんど使わないけど、連絡手段として持っておきたい」という方に人気の携帯料金プランです。
データ通信量に対して携帯料金は割高なので、もし「安い回線を探している」という方は、格安SIMがおすすめです。
ただし、格安SIMは基本的にオンラインでのサポートとなるため、「格安SIMがよくわからない」という方はキャリアのスマホプランを選びましょう。
スマホデビュープランの携帯料金を比較

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スマホキャリア | プラン名 | データ通信量 | 月額基本料金 | 対象 |
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スマホデビュープラン+ ライト | 4GB | 1年目まで:1,078円 2年目以降:2,266円 |
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スマホデビュープラン+ ベーシック | 20GB | 1年目まで:2,728円 2年目以降:3,916円 |
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スマホスタートプランベーシック | 30GB | 1年目まで:2,728円 2年目以降:5,203円 |
auケータイや他社ケータイからのお乗りかえの方 |
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スマホスタートプランベーシック | 30GB | 1年目まで:2,728円 2年目以降:5,203円 |
22歳以下で新規契約 |
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ー | ー | ー | ー |
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ー | ー | ー | ー |
スマホデビュープランの22歳以下もしくは他社ケータイ(3Gプランなど)から乗り換えたときに適用できるプランです。
提供はauとソフトバンクのみで、申し込みに条件がありますが、携帯料金は安めに設定されています。
スマホキャリアの携帯料金を比較するポイント

携帯料金が安いスマホキャリアを選びたいもの。
しかし、携帯料金の安さだけでスマホキャリアを選ぶと、想像より使いづらかったり、割引が適用できずお得にならないこともあります。
そこでこの項目では、スマホキャリアの携帯料金を比較するポイントを4つにまとめて紹介します。
比較ポイント |
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ポイント1:家族のスマホキャリアを調べる
スマホキャリアでは、契約先をご家族でまとめると適用される携帯料金の割引が用意されており、条件を満たす限り永年適用されます。
また、スマホキャリアによっては家族間の通話料金が無料になる場合もあります。
契約先に迷っている方は、まずはご家族のスマホキャリアを調べ、検討してみるとよいでしょう。
※適用には対象の携帯料金プランのご契約が必要です。
家族割引サービスの料金比較
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スマホキャリア | 割引名 | 割引できるスマホ回線数 | 1回線当たりの最大割引額 | 家族間の通話無料 |
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みんなドコモ割 | 20回線 | 1,100円 / 月 | 〇 |
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家族割プラス | 10回線 | 1,100円 / 月 | ✕ |
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新みんな家族割 | 10回線 | 1,210円 / 月 | 〇 |
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家族最強プログラム | 20回線 | 100円 / 月 | 専用アプリ利用で無料 |
ポイント2:ネット回線のセット割引を調べる
ご自宅にネット回線がある、もしくはこれから契約しようと思っている方は、ネット回線とスマホキャリアのセット割引の適用を検討してみましょう。
スマホとネット回線をセットで利用することで、通信費用を安く抑え、ポイントの還元率アップなどの特典も使えます。
ネット回線は光回線だけでなく、ホームルーターやモバイルルーターも対象の場合があります。
対象となるネット回線はスマホキャリアによって異なるので、調べてみると良いでしょう。
さらに家族割引サービスと併用できれば、毎月の携帯料金を、1回線当たり約2,000円も安くすることが可能です。
※適用には対象の携帯料金プランとネット回線のご契約が必要です。
(例)光回線のセット割引を比較
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スマホキャリア | 割引名 | 割引できるスマホ回線数 | 1回線当たりの最大割引額 |
---|---|---|---|
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ドコモ光 | 20回線 | 1,100円 / 月 |
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auひかり | 10回線 | 1,100円 / 月 |
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ソフトバンク光 | 10回線 | 1,100円 / 月 |
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なし | なし | なし |
ポイント3:貯まるポイントを比較する
スマホキャリアでは、プランの契約や携帯料金の支払いなどで貯まるポイントがあります。
スマホキャリアをどこにしようか迷っているなら、現在使っているサービスに紐づけられるポイントサービスから選ぶこともおすすめです。
特にクレジットカードや電子決済サービスは普段の生活でよく使えるものなので、スマホキャリアとまとめると還元率がアップしお得になります。
スマホキャリア | 貯まるポイント | 還元率アップのサービス(一例) |
---|---|---|
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楽天ポイント |
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dポイント |
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PayPayポイント |
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Pontaポイント |
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ポイント4:キャンペーンに注目しすぎるのはNG
スマホキャリアだけでなく、通信サービスでは乗り換えユーザー向けにポイントキャッシュバックや端末代値引きなどのキャンペーンを実施しているところもあります。
乗り換えユーザーにとってキャンペーンは魅力的ですが、乗り換える前に料金プランが今より高くなっていないか確認してください。
また、キャリアや格安SIMの中には数ヶ月間や1年間だけ月額料金割引を実施しているところもあります。
この場合、割引期間が終了すると今より高い料金プランになってしまうこともあるので、月額料金割引を実施しているところは、割引終了後の料金までチェックしておきましょう。
スマホ代の月額平均はいくら?

2021年3月に総務省が6,000人にアンケートを行った結果、スマホ・携帯料金に支払っている金額は、端末代を除くと月額3,297.1円が平均でした。
そのため、現時点でスマホ・携帯料金が3,297円を超えている人は、不要なオプションや、余分に大きなデータ容量プランを契約している可能性があります。
契約オプションや毎月の消費データはマイページや専用アプリから確認できますので、携帯料金が3,297円以上の人は一度チェックしてみましょう。
契約プランの月間データ容量平均

株式会社MM総研が2023年1月に行った市場調査によると、約54.8%のユーザーが、毎月3GB以下のモバイルデータ通信量(非WiFi接続時のデータ通信量)で足りているとわかりました。
携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2023年1月調査)|株式会社MM総研
毎月3GB以上を消費する人のデータを合わせても、約77.8%の人が10GB以下のモバイルデータ通信量で足りています。
以上から、3〜10GB以上の料金プランを契約している人は、余分に大容量データプランを契約している可能性が高いです。
毎月のデータ消費量は、WiFiを併用したり対象コンテンツのデータ消費量を0にできるプランや、中速でデータを無制限利用できるプランを契約したりすることで、大幅に抑えられます。
そのため、現時点で3〜10GB以上のプランを契約している人はマイページから毎月のデータ消費量を確認し、プラン変更や他社への乗り換えを検討してみてください。
スマホキャリアの料金は高額?格安SIMとの比較ポイント

スマホキャリアは、無制限もしくは小容量のプランがメインです。
とくに無制限プランはキャリアにしかありませんので、大容量通信をしたい方はスマホキャリアと契約することになります。
しかし、「データはそこそこ使うけど、無制限ほどは必要ない」という方もいるでしょう。そんな方は、格安プラン・格安SIMの検討もおすすめです。
キャリア・格安プラン・格安SIMの違い
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分類 | 呼ばれ方 | 通信設備 | 対象のブランド |
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MNO | スマホキャリア | 自社で所有している |
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MNO | 格安プラン | 自社で所有している |
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MVNO |
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MNOに借りている |
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※総務省:分野別データ:通信:事業者 | 届出電気通信事業者一覧
格安プラン・格安SIMでは、月間のデータ通信量が1〜30GBほどと丁度よい中間のプランを提供しています。費用を抑えつつ速度制限の心配がありません。
とくにMNOの格安プランは、店頭サポートを受けられる場合もあり、おすすめできます。
ここからは、スマホキャリアと格安プラン・格安SIMの契約で迷ったときに比較するポイントを3つご紹介します。
比較ポイント |
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ポイント1:スマホのデータ通信量を調べる
既にスマホを使用されている方は、データ通信量を調べましょう。
毎月のデータ通信量+5GBほど余裕を持たせたプランを選ぶことによって、携帯料金を抑えつつ、データ通信量が前後しても速度制限にかかりにくく安心です。
▼データ通信量はアプリのマイページなどから調べることができます。


これからスマホデビューする方は、データ通信量が20〜30GB程度の格安プランがおすすめです。
データ通信量はご利用の環境によって大きく変わります。WiFiをずっと繋いでいるなら小容量、外での利用が多ければ大容量といった具合です。
そこで、データ通信量はそこそこありますが、携帯料金は高すぎず、ちょうど中間の格安プランから様子を見るとよいでしょう。
MVOの格安プランを選ぶことによって、キャリアへの乗り換えるときの手数料がかからないなどのメリットもあります。
ポイント2:絶対に欲しいサービスをはっきりさせる
キャリア・格安プラン・格安SIMによって、提供されているサービスはさまざまです。
既にスマホを使用されている方は「現在使っているサービスが継続できるか」を確認し、スマホデビューの方は欲しいサービスがないか調べてみましょう。
利用したいサービス | おすすめの契約先 |
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月額料金割引を受けたい |
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キャリア決済を利用したい |
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キャリアメールを使いたい |
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ポイント3:有人サポートなしでも問題ないか考える
格安プランや格安SIMは、基本的にすべての手続きはオンラインで行われます。
格安SIMはキャリアのように実店舗を置かないことで、携帯料金を安く抑えることにも成功しているのです。
オンライン手続きに慣れていない人は、慣れるまで戸惑ってしまうかもしれません。
申し込む場合は有人サポートの有無を確認し、もしなければ、オンライン限定でも問題ないか考えましょう。
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分類 | 呼ばれ方 | ブランド | 店舗 |
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MNO | キャリア | ドコモ au ソフトバンク 楽天モバイル |
〇 |
MNO | 格安プラン | ahamo UQモバイル ワイモバイル |
△あるが、有償の場合あり |
MNO | 格安プラン | povo LINEMO |
✕ |
MVNO |
|
IIJmio mineo など |
△一部あり |
まとめ:使い方や割引に合わせてプランを選ぼう
昨今は格安SIMの知名度も上がり、ahamo・povo・LINEMOといった大手キャリアの格安プランも登場するなど、携帯・スマホ料金の価格競争が激化しています。
携帯料金のプランを決める際には、ユーザー自身がどのようなデータ通信の使い方をしていくのか事前に想定しておくとスムーズです。
また、通話時間や頻度が多い人はかけ放題の安さ、60歳以上の人はシニア向けプランや割引の有無、家族で使うなら家族割の有無やプラン料金の安さも重視しましょう。
ユーザーにとっては多様な料金プランが選択肢として用意されているので、今回の記事を参考に、自分自身の使い方に合ったプランを探してみてください。