2020年スマホのカメラおすすめランキング! 綺麗に撮れる高性能なモデルはいったいどれ?

最新のスマホのカメラ性能は凄いです。どのスマホのカメラも数年前と比較すると飛躍的な進化を遂げています。
撮れる写真の質感、繊細さ、鮮やかさはもちろんのこと、AIを駆使したカメラやデュアルカメラ・トリプルカメラを搭載したスマートフォンも登場しています。最新のスマホのカメラは、多彩なレンズを搭載することにより撮れるシーンの幅が広がり、誰でも手軽に綺麗な写真撮影が行えます。
本記事では、日本で購入できる最新スマホから、より優れたカメラ性能のスマホを5つピックアップしランキング形式でご紹介していきます。スマホをカメラ重視で決めたい方はぜひ参考にしてみてください。
スマホおすすめランキングベスト8
今回は、スマホのカメラおすすめランキングの定義として「画素数1,200万画素以上」「トリプルレンズ以上」「光学ズーム2倍以上」、スマホカメラの評価で有名なDxOMarkのランキング結果も参考にし、最新モデルを含むスマートフォンの中から、より綺麗な写真を撮影でき幅広い場面・シーンに使えるカメラをランキング形式でお伝えしていきます。
8位:Xperia 5

Xperia 5は、シリーズ初のトリプルレンズカメラを搭載したXperia 1のコンパクトモデルとして誕生したモデルです。
Xperia 1で搭載された世界初の瞳AF機能も搭載されており、動く被写体(人)にも素早く正確なフォーカスを当てることができます。スポーツやお子さんの写真撮影にも活躍してくれるカメラです。
●カメラスペック情報
画素数 | 1,220万画素 +1,220万画素 +1,220万画素 |
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F値 | F1.6 +F2. 4+F2.4 |
レンズ | トリプルレンズカメラ (標準+望遠+超広角) |
ズーム機能 | 2倍光学ズーム 10倍デジタルズーム |
●カメラの参考の作例
Xperia 5で撮影した作例をご紹介します。

ワンタップでレンズを変えるだけで写真の雰囲気が大きく異なるトリプルレンズ。


超広角レンズは設定で「画質優先」と「歪み補正優先」が選択できます。上の写真は歪み補正優先で撮影したもの。ビルが屋上に向かって大きくなるなど多少の歪みは見られるが許容範囲です。

なお、「CinemaPro」アプリを利用すれば、ソニーの映画用プロフェッショナルカメラ「CineAlta」で培ったノウハウを詰め込んだフィルターを利用して映画さながらの画作り・質感・色表現でカンタンに動画を撮影できます。
7位:AQUOS R5G

AQUOS R5Gは、超高精細8K動画やどんなシーンにも対応できるクアッドカメラを搭載しています。
カメラ構成は、約1,220万画素の標準レンズでF値1.7、約4,800万画素の超広角レンズでF値2.9、約1,220万画素の望遠レンズでF値2.7、ToFカメラの4眼となっています。
●カメラスペック情報
画素数 | 1,220万画素 +4,800万画素 +1,202万画素 |
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F値 | F1.7 +F2.9 +F2.4 |
レンズ | クアッドカメラ (広角+超広角+望遠+ToF) |
ズーム機能 | 光学2倍ズーム デジタル16倍ズーム |
AQUOS R5Gのカメラは、8K動画撮影、手振れ補正、追いかけてズームフォーカス再生、背景ぼかしなど、動画撮影に長けたカメラと言えます。
●カメラの参考の作例
AQUOS R5Gで撮影した作例をご紹介します。

目で見た実際の風景をそのまま切り取れるようなメインカメラで、色味の誇張をし過ぎず自然な美しさを表現してくれます。違和感のない鮮やかさ、ハッキリしたディテールで撮影が可能です。
AQUOS R5Gは、ナイトモードがないためiPhone 11 Proのような光量の足りない場面で極端に明るく写真撮影は出来ません。また、光量が少ない場面での撮影はノイズも出てしまうので注意が必要です。

AQUOS R5Gの「接写モード」では、しっかり寄ることが可能で、背面をぼかす処理も加えてくれるのでお洒落な写真が簡単に撮影出来ます。また、被写体の表現も繊細かつ鮮やかです。

AQUOS R5Gは、背景を一眼レフのようにぼかせるポートレートモードも搭載しています。人だけではなく、物や花などにも手軽に使えるのも魅力的でした。
6位:Pixel 4

Pixel 4はシリーズ初となるデュアルカメラを搭載しています。
Pixel 3で話題となった「夜景モード」もさらに進化しています。また、真っ暗闇の中で天体写真の撮影が可能になり、天の川も撮ることが出来ます。
新機能として「デュアル露出補正」が使えるようになりました。これまでは写真の明るさだけを変更可能でしたが、Pixel 4では「明るさ」と「暗さ」をそれぞれ別々に調節出来るようになっています。細かな微調整がカメラアプリで簡単に行えます。
●カメラスペック情報
画素数 | 1,220万画素 +1,600万画素 |
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F値 | F1.7 + F2.4 |
レンズ | デュアルレンズカメラ (標準+望遠) |
ズーム機能 | 8倍デジタルズーム |
●カメラの参考の作例
Pixel 4で撮影した作例をご紹介します。


サッとカメラを構えてシャッターを切るだけで雰囲気ある写真が撮影可能です。


ポートレート撮影は素晴らしいの一言。ストロー部分は、境目の判定が難しくストロー部分までボカしてしまうことが多いですが、Pixel 4はしっかりとストロー部分まで判別出来ています。

天体撮影も驚くほど、綺麗です。Pixel 4を持って出かけるのが楽しくなる、そんなカメラを搭載しています。
5位:OPPO Reno 10× Zoom

OPPO Reno 10× Zoomのカメラ機能は価格以上に満足できるクオリティです。「広角」「超広角」「望遠」のカメラを使い分けてあらゆるシーンに対応できます。
AIによるシーン認識により、被写体を検知して最適なモードに切り替えてくれます。シャッターを切るだけで誰でも美しい写真が撮れるのが使いやすさに繋がっています。
「10倍ハイブリッドズーム」は、3つのレンズを組み合わせて撮影することで、高倍率でも画質が落ちずに撮影できます。
●カメラスペック情報
画素数 | 4,800万画素 + 800万画素 + 1,300万画素 |
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F値 | F1.7 + F2.2 + F3.0 |
レンズ | トリプルレンズカメラ (標準+望遠+超広角) |
ズーム機能 | 10倍ハイブリッドズーム 60倍デジタルズーム |
●カメラの参考の作例
OPPO Reno 10× Zoomで撮影した作例をご紹介します。
超広角カメラはその場の雰囲気や建物の全体像を捉えることができ、望遠のようにトリミングで対応することもできない芸当です。


10倍にすると多少画質が落ちてしまうものの、SNSなどのアップには十分耐えられる画質。
4位:Xperia 1 Ⅱ

Xperia 1 IIのカメラは広角・超広角・望遠で構成されるトリプルレンズと3D iToFセンサーで構成されています。
最大の特徴はカールツァイスと共同開発したレンズです。階調、色再現、透明感、ボケ味など、被写体の微細な質感を忠実に再現。Xperia 5で撮影した写真と比べてみると違いは明らかです。
ソニーのデジタル一眼カメラαシリーズの技術も継承されています。被写体の瞳を自動で検出して正確にピントを合わせる「瞳AF」、犬など動物の瞳を検出してさらに追従することでピントがボケない「リアルタイム瞳AF」に対応。
●カメラスペック情報
画素数 | 1,220万画素 + 1,220万画素 + 1,220万画素 + 3D iToFセンサー |
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F値 | F1.7 + F2.4 + F2.2 |
レンズ | トリプルレンズカメラ (標準+望遠+超広角) |
ズーム機能 | 光学3倍ズーム デジタル3倍ズーム |
●カメラの参考の作例
Xperia 1 IIで撮影した作例をご紹介します。






「Photography Pro」はソニーのデジタル一眼カメラαシリーズのインターフェースを踏襲。シャッタースピードやISO感度、ホワイトバランス、露出(明るさ)をタップ操作で変更できます。
3位:iPhone 11 Pro/iPhone 11 Pro Max

iPhone 11 Pro/iPhone 11 Pro Maxのカメラは、万能で誰でも使いやすい王道のスマホカメラ。広角・望遠・超広角ともに約1,200万画素を採用、iPhone XSと画素数は同じですが、iPhone初の超広角レンズとナイトモードの搭載をはじめ、センサーやエンジン・高度なアルゴリズムを採用することでより美しい写真が撮影できるようになりました。
●カメラスペック情報
画素数 | 1,200万画素 +1,200万画素 +1,200万画素 |
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F値 | F1.8 +F2.4 +F2.4 視野角120° |
レンズ | トリプルカメラ (広角+望遠+超広角) |
ズーム機能 | 光学2倍ズーム 光学2倍ズームアウト デジタル10倍ズーム |
iPhone 11 Pro/iPhone 11 Pro Maxのカメラは、これまでのiPhoneシリーズ同様に誰でも使いやすく、依然としてiPhoneの国内シェアが高く大人気です。iPhone XSよりもポートレート撮影や夜景撮影などの基本的な性能も確実に向上、進化しています。
●カメラの参考の作例
iPhone 11 Pro/iPhone 11 Pro Maxで撮影した作例をご紹介します。

コントラストが素晴らしく、現実の色味を鮮やかにハッキリと表現してくれています。


比べてみると明るさの違いが一目瞭然です。iPhoneのナイトモードは難しい設定もなく、ナイトモードがオンになると写真を撮影する前から、撮影画面が明るくなるのでどんなふうに撮影出来るか想像できるのは他社にない嬉しいポイントでした。
2位:HUAWEI P30 Pro

HUAWEI P30 Proは高画素約4,000万画素の広角レンズに加えて、一度に広範囲を撮影できる約2,000万画素の超広角レンズ、被写体にグッと寄れる約800万画素の望遠レンズを搭載するLeicaトリプルレンズカメラに加え、被写界深度を測定するToFカメラのクアッドカメラを採用しています。
●カメラスペック情報
画素数 | 4,000万画素 +2,000万画素 + 800万画素 |
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F値 | F1.6 +F2.2 +F3.4 |
レンズ | クアッドカメラ (広角+超広角+望遠+TOF |
ズーム機能 | 光学5倍ズーム ハイブリッドズーム10倍 デジタル50倍ズーム |
●カメラの参考の作例
HUAWEI P30で撮影した作例をご紹介します。


逆光で白飛びしがちな青空も、しっかりと鮮やかな色合いで撮影できます。

P30 Proは「スーパーマクロ」に対応しています。被写体に2.5cmまでレンズを近づけてもボケずに撮影出来ます。





ペリスコープ望遠レンズを用いた撮影は、スマホで撮れる写真とは思えないものが撮影出来ます。


夜間撮影において月も撮影出来るのがP30 Proの凄いところです。最大50倍デジタルズームで月を捉えられます。
1位:Galaxy S20 5G/S20+ 5G

「Galaxy S20 5G/S20+ 5G」には、広角レンズ・超広角レンズ・望遠レンズで構成されたトリプルカメラが搭載されています。
広角レンズは12メガピクセル、f/1.8の明るく撮れるレンズを採用。超広角レンズは視野角120°で景色をダイナミックに撮影可能。ズームに特化した望遠レンズは48メガピクセルで最大30倍の超解像度ズームと3倍のハイブリッド光学ズームに対応しています。
Galaxy S20+ 5Gには、トリプルカメラに追加して「深度測位カメラ(TOF)」が搭載されており、より一眼レフのボケ感に近づきます。
●カメラスペック情報
画素数 | 4,000万画素 + 2,000万画素 + 800万画素 + TOFカメラ(Galaxy S20+ 5Gのみ) |
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F値 | F1.6 +F2.2 +F3.4 |
レンズ | トリプルカメラ (広角+超広角+望遠) |
ズーム機能 | ハイブリッドズーム3倍 デジタル30倍ズーム |
動画撮影では8K/30fpsにも対応。8Kの映像をそのまま再生できるディスプレイ/モニターを持っている人はそれほど多くないと思いますが、動画から33メガピクセルの高解像な写真を切り出せるため、記録用として使うこともできます。
Galaxyのカメラは、ハードウェアだけでなく、AI調整の精度も高いため、スペックともに最高峰のスマホカメラと言えます。
●カメラの参考の作例
Galaxy S20で撮影した作例をご紹介します。






左から超広角、標準、3倍ズーム、10倍ズーム、20倍ズーム、30倍ズームで撮影。10倍ズームから塗り絵のような写真に…。

暗めの室内でも明るく撮れるます。ボケ感がやや不自然。



手前もしっかりボケた写真が撮れます。ズームで水滴も。
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スマホのカメラで最初にチェックしておく4つのポイントとは?
スマホカメラでここだけは最初に確認しておきたいチェックポイントとはなんでしょうか?
チェックしておくポイントとは、ずばり「画素数」「F値」「レンズの枚数」「ズーム」4つのポイントです。
その詳細をここでは紹介します。
画素数
まずは、画素数についてです。最近では画素数=画質綺麗と言われていますが、実際はそうではありません。画素数が高ければ高い方が必ず綺麗な写真が撮れるというわけではなく、簡単にいうと画素数が大きければ、それだけ大きなサイズの写真が撮れる程度の違いです。もちろん画素数が高いにこしたことはないですが、基本的には1,000万画素を超えていれば全く問題ないでしょう。
注意すべき点は、画素数が高ければ高いほど画像1つあたり写真データ量が多くなり、内蔵ストレージを写真データを圧迫することになります。大容量のストレージ容量を選んだり、microSDカード等の外部ストレージを組み合わせるのもおすすめです。
F値
F値は小さいほどレンズは明るく、シャッター速度を速くすることができます。夜間撮影にも影響してくるため、スマホカメラ選びにも大事にしたい項目です。
F値の数値が小さければ小さいほど、暗い場所で明るく撮影が出来たりや速くシャッターを切れるのでブレにくく、動きのあるものを撮影する時にも強くなります。ただし、数値が小さすぎると背景ぼかしが出すぎてしまい使いにくい場面もあるので、適度なF値1.6~2.4あたりがおすすめです。
レンズの枚数
最近ではシングルカメラではなく、デュアルカメラ・トリプルカメラのほか、クアッドカメラを採用するスマートフォンも登場しています。シングルカメラのスマートフォンは、手軽に風景や料理の撮影をすることは可能ですが、ポートレート撮影や遠い被写体の解像度を落とさずに撮影したり、また広範囲を一度に撮影したい場面など様々シーンへの対応には限界があります。
そのため最近では、デュアルカメラやトリプルカメラのようにレンズの枚数が多いスマートフォンが普及しつつあります。レンズの枚数が多いほうが、撮影できるシーンが格段に増えます。スマホカメラを様々なシーンに合わせて使いたい場合は、特にチェックしておくべき重要な項目です。
ズーム
スマホカメラ選びで重要になるズーム機能。スマホカメラのズームには、いくつか種類があります。まず光学ズームはズーム機構を搭載することでズーム撮影時に解像度を出来るだけ落とさず綺麗な写真撮影ができます。その代わりにレンズ部分が大きくなり、カメラが出っ張ることもあります。デジタルズームは手軽に高倍率を実現出来る反面、解像度はガクッと落ちます。
その他に、最近ではハイブリッドズームが登場しました。光学ズームとデジタルズームを組み合わせたハイブリッドズームを搭載するスマートフォンがあります。高倍率でも出来るだけ解像度を落とさない撮影ができます。運動会などで遠い場所からでも被写体に寄って撮影できるスマホカメラを選びたい方は、光学ズームやハイブリッドズームを採用したスマートフォンがおすすめです。
なぜスマホのカメラは綺麗に撮影できるのか?

近年発売されるスマホのカメラは飛躍的な進化を遂げています。スマートフォンのカメラは一眼レフに劣る、これは現状でも変わりません。しかし、昔に比べると搭載されるセンサーサイズも大きくなっていたり、一眼レフで撮れるような背景をぼかした写真を撮れるようになったりとスマホカメラは確実に進化しています。また一眼レフにはないコンパクトさで手軽に持ち運べて、サッと取り出して撮影出来る点においては、すでに一眼レフを上回っていると考えても問題ないでしょう。
また最近ではAIを駆使したシーン自動判別や、AIによる明るさや色調整によりノイズを抑えた写真撮影が出来るようになったので、スマホカメラとはいえ数年前からでは考えられないような写真をスマホで手軽に撮影出来るようになっています。年々より綺麗な写真を誰でも簡単にスマホカメラで撮影出来るようになってきているのは、AIが貢献している部分も多くあります。
まとめ:スマホカメラの魅力とは?

スマホカメラは進化を続けています。またSNSの大流行も影響して、手軽に撮影して高画質な写真をすぐにSNSへアップ・共有することが出来る点においては、一眼レフにはない魅力です。
ただ、AIを含めてスマホカメラはまだまだ進化する可能性を秘めています。今後数年でもっと素晴らしい写真が撮影出来るスマホカメラも出てくることでしょう。スマホ選びをする上で、カメラ性能は一番分かりやすくスマホの進化を知れる部分です。ぜひ今後のスマホ選びにカメラの性能を検討してみてはいかがでしょうか?