ソフトバンクのデータシェアとは?適用条件や利用方法まとめ
カテゴリ: #ソフトバンク
ソフトバンクのデータシェアサービスとは、メインとなるスマホが親回線となり、親回線のデータ定額サービスを子回線の端末でデータ量をシェアして利用できるサービスです。
子回線はデータ定額サービスを契約する必要がないため、お得にタブレットやiPadを利用できます。
そこでこの記事では、ソフトバンクのデータシェアについて、サービスの種類や概要、適用条件、料金的なメリット、申し込み方法、利用する上での注意点などをまとめてご紹介します。
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目次:
ソフトバンクのデータシェアサービスの種類
ソフトバンクのデータシェアサービスには「データシェアプラス」と「家族データシェア」の2種類が存在しています。まずはそれぞれの特徴やメリットなどをご紹介します。
データシェアプラス
データシェアプラスはiPhone(5以降)もしくは4G スマートフォン(シンプルスマホ含む)を親回線として、iPad・タブレット・4G Wi-Fiルーターを子回線とするプランです。
親回線で通話基本プラン「ウルトラギガモンスター+」に加入しておけば、親回線であるスマホと子回線であるタブレット端末で、月50GBのデータ通信量を分け合えます。スマホだけでは月に50GBは使いきれないという人も、タブレットとの利用であれば、無駄なく使うことができますね。
データシェアプラスでシェアできる子回線は最大5台なので、複数台のタブレット端末があっても安心です。また、以下の割引サービスとの併用も可能で、条件によってはさらにお得に利用が可能です。
・1年おトク割
・ガラケ→スマホ割
・USIM単体専用割
家族データシェア
家族データシェアは、データシェアプラスの拡張版といったサービスです。親回線として利用可能なのは、iPhone・iPad・スマートフォン(シンプルスマホ含む)・ケータイ・タブレットです。子回線として利用可能なのはiPhone・iPad・スマートフォン(シンプルスマホ含む)・ケータイ・タブレット・4G Wi-Fiルーターとなっています。
子回線としてスマホやケータイも対象となっていますから、より柔軟にデータ容量のやり取りが行えます。なおかつ親回線1回線に対して子回線が最大で9回線とシェアすることが可能です。
注意点としては、家族データシェアでは併用できるサービスがないということです。
何かしらのサービスに加入されているという方は、それが使えなくなる可能性があることを考慮する必要があります。
ソフトバンクのデータシェアの適用条件
データシェアプラスの適用条件は、親回線と子回線の契約関係が家族であることと、親回線で「ウルトラギガモンスター+」と「データシェアプラス」に加入していることです。
また、親回線の対象機種がiPhone(5以降)もしくは4G スマートフォン(シンプルスマホ含む)のみであることにも注意が必要です。
一方の「家族データシェア」の適用条件は、親回線と子回線の契約関係が家族であることと、家族データシェアに加入することです。
ソフトバンクのデータシェアの月額利用料金
「データシェアプラス」でも「家族データシェア」でも、子回線としてデータシェアを利用するための料金は、1台につき500円/月です。
データシェアプラスの場合、親回線は通話基本プラン(「ウルトラギガモンスター+」と「データシェアプラス」での契約)となり、月額3,980円(税抜)~利用できます。(※1年おトク割・おうち割 光セット・みんな家族割+適用時)
一方で、家族データシェアの場合、「10GB:9,500円」「15GB:12,500円」「50GB:16,000円」「100GB:25,000円」の4つのプランが用意されています。必要なデータ量に応じて、適当なプランをお選びください。
データシェアでどのくらいお得になるのか?
データシェアを利用するとどのくらいお得になるのか、実際に料金シミュレーションをしてみました。
データシェアプラスの場合
まずは「データシェアプラス」の料金シミュレーションです。データシェアプラスで最も一般的な組み合わせである親機で「ウルトラギガモンスター+」に加入し、子機としてタブレット端末を利用した場合について考えてみます。
親機は「基本プラン:980円」「データプラン50GB+:6,500円」の合計で7,480円です。そこに1年間おトク割が適用されますと-1,000円で、合計6,480円/月です。子機のタブレット端末は、基本プランとデータシェアプランの合計で980円/月です。
このように、スマホとタブレット端末でデータ通信量を分け合った場合、月額の使用料金は7,460円/月です。これにシェアする子回線分だけ500円/月のデータシェア料金が発生します。
基本プラン | 980円 |
---|---|
データプラン50GB+ | 6,500円 |
1年おトク割 | -1,000円 |
データシェアプラン | 980円 |
合計 | 7,460円 |
これが個別に契約した場合ですと、親機の料金は同じく6,480円/月~(1年間おトク割適用時)で、タブレット端末の利用料金として、最低でも、「基本プラン:980円」+「データプランミニ:3,000円~」と3,980円~となってしまいます。
スマホとタブレットの個別契約時の料金を合計しますと、最低でも11,460円です。しかもデータプランミニの利用料金はデータ使用量に増加しますので、場合によってはそれ以上の料金となることも。ソフトバンクでスマホとタブレットを契約するのであれば、データシェアプラスに加入した方がお得といえます。
家族データシェアの場合
続いては、「家族データシェア」を利用した場合の料金について計算します。両親と子ども1人で利用したと仮定します。
親回線は、「基本プラン:980円」「インターネット接続料:300円」「データ定額サービス(50GB):16,000円」に加入すると、17,280円/月の利用料金です。
子回線は、「基本プラン:980円」「インターネット接続料:300円」「データシェア:500円」の合計1,780円/月が利用料金です。3人家族を仮定しているので、子回線が2台分ということで、親機との合計は以下のようになります。
17,280+1,780×2=20,840円/月
一方、家族データシェアを利用せず、それぞれがウルトラギガモンスターを契約していると仮定しますと、利用料金の合計は以下です。
7,480×3=22,440円/月
家族データシェアは家族割が適用できない為、個別3人契約時の家族割適用時(-1,500円)を加味するとさほど料金差はなさそうです。子回線数がもっと多い場合には、その子回線数に対して家族データシェアでの容量が十分なのであれば、家族データシェアを活用した方がお得になるでしょう。
しかも個別契約時では、それぞれのデータ通信量が余ったとしてもシェアできないため、無駄が発生してしまいます。ケースバイケースではありますが、無駄なく通信量を使うという意味でも、家族データシェアは魅力的なプランといえます。
ソフトバンクのデータシェアを申し込む方法
データシェアの申し込みは、オンラインや電話ではできないため、ソフトバンクショップを訪れる必要があります。窓口を訪れて、データシェア加入の旨を伝えれば、あとはショップスタッフが手続きしてくれます。
申し込みには本人確認書類が必要ですので、忘れずにお持ちください。本人確認書類として利用可能なものとしては以下が該当します。
・運転免許証
・日本国パスポート
・マイナンバーカード
・身体障がい者手帳
・療育手帳
・精神障がい者手帳
・健康保険証+補助書類
なお、ソフトバンクショップを訪れる際には、「かんたん来店予約」の利用をオススメします。オンラインもしくは電話にて簡単に申し込みができます。待ち時間がグッと短縮されますよ。以下からかんたん来店予約をすることができます。
・かんたん来店予約受付URLはこちら
・電話:0800-888-2489(受付時間:9:00-20:00)
ソフトバンクのデータシェアを利用する際の注意点
何かと便利なデータシェアですが、注意しておきたいポイントもあります。利用する際の注意点について解説します。
データ量を超過すると通信速度が低速化する
まず、データ量を超過してしまうと速度制限の対象となってしまい、通信速度が128kbpsと低速化してしまうということです。
テキストのみのメールのやり取りであればほとんど問題はありませんが、写真などが添付されていると、ダウンロードができないことも。Webページを開くのにも苦労する通信速度なので、動画の視聴はほぼ不可能です。
速度制限を解除するためには、翌月まで待つか、親回線で追加データの購入が必要です。家族間でデータをシェアする場合には、データ通信量が有限であることを家族全員が理解しておく必要があります。「子どもがデータ通信量を使いすぎて……」ということのないようご注意ください。
データ量の繰り越しができない場合がある
データシェアをする場合、データの繰り越しなどは親回線のプランに依存します。親回線のプランがくりこしに対応していない場合、データ量の繰り越しはできません。
「データ通信量は余すところなく使い切りたい!」という方は、まずは契約しているプランをお確かめください。
なお、データシェアに加入した適用開始請求月と解除した月には、プランに関わらずデータの繰り越しはされません。契約前にはデータをしっかりと使い切ってからご加入ください。
データシェアプラスと家族データシェアの併用はできない
データシェアプラスと家族データシェア、それぞれ魅力的なプランなのですが、併用は不可です。ソフトバンクの総契約数が4回線以上の場合は、より広範囲でデータをシェアできる家族データシェアの選択をおすすめします。
データシェアプラスと家族データシェア、それぞれ魅力的なプランなのですが、併用は不可です。ソフトバンクの総契約数が4回線以上の場合は、より広範囲でデータをシェアできる家族データシェアの選択をおすすめします。
子回線もデータ定額サービスの利用が必要となる
データシェアを利用するためには、親回線で契約することはもちろんなのですが、子回線側でも契約が必要です。利用料金の500円/月は必須となっています。親回線が加入しただけではデータのシェアはできないので、くれぐれもご注意ください。
まとめ
ソフトバンクのデータシェアサービスは、家族にソフトバンクユーザーが多ければ、データシェアをすることによって料金もお得になりますし、データ通信量も無駄なく使いきることが可能です。
スマホやタブレットの利用料金は毎月発生するものですから、想像以上の節約につながる可能性も大です。気になった方は、ソフトバンクのデータシェアをぜひお試しください。