ソフトバンクの通話料はいくら?利用料金を安く抑える方法を解説

ソフトバンク 通話料

メッセージアプリの普及により出番が少なくなってきたとはいえ、電話回線を使って通話する機会はなくなっていません。

音声通話には、使った分だけの通話料金がかかりますが、データ通信のように実際に自分がいくら使っているのか気にしている人は少ないでしょう。

請求金額を気にするあまり、音声通話を控えている人もいるかもしれません。しかし、事前に通話料を確認する方法を知っていれば、心配する必要はなくなります。

そこで今回の記事では、ソフトバンクを利用する時に事前に通話料を確認する方法や、通話料を抑える方法についてご紹介します。

通話をすることが多い人や、通話料を抑えたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

ソフトバンクにかかる通話料金

ソフトバンク 通話料 イメージ①

ソフトバンクの通話契約には3つのパターンが存在します。

・基本プランのみ
・基本プラン+準定額オプション
・基本プラン+定額オプション

オプションが増えるほど基本料金は高くなりますが、ご自身の通話の頻度や通話時間の長さに適したプランを選択すれば、結果的に通話料金は安くなります。

基本的な通話料金

基本の通話プランである「基本プラン(音声)」の月額料金は980円です。

通話料は国内の携帯電話・固定電話のあての通話で、20円/30秒。「無料通話」はなく、使った分だけの通話料金が加算されていく仕組みです。

しかし、同じ家族割グループに加入し、「みんな家族割+」に加入しているソフトバンク端末間の通話であれば、24時間いつでも、何分でも、無料で通話ができます。

データ契約プランと、通話基本プランがセットになった「ウルトラギガモンスター+」「ミニモンスター」での契約であれば、通話基本プランのみでの契約ができます。

ガラケーからの乗り換えの方のみが選択できる「スマホデビュープラン」では、通話基本プランとデータプラン1GB、準定額オプションを組み合わせたプランとなるため、5分間の無料通話を利用できます。

なお、月額料金が変動しますが、定額オプションを選択することも可能です。

【通話基本プラン】

月額料金 980円
国内通話料金 20円/30秒

通話オプションの料金

ソフトバンク 通話オプション表

通話オプションは、上記の基本プランに追加する形で加入をする通話無料オプションです。

種類は「準定額オプション」と「定額オプション」の2種類があり、基本料金は基本プランとの合算で考えます。

準定額オプション

「準定額オプション」では、1回5分以内の国内通話が何度でも無料です。5分を超えた分の通話料金は基本プランと同じ20円/30秒で計算されます。

準定額オプションの月額料金は500円。こちらと基本プラン980円の合計の1,480円が毎月の通話基本料金です。

準定額オプションの月額料金500円を通常の20円/30秒に当てはめて計算すると12分30秒。

短い通話が多い方であっても毎月12分30秒を超える通話をするのであれば、この準定額オプションに加入すると、通話料金が安くなるでしょう。

また、スマホデビュープランでは、この準定額オプションか次項でご紹介する定額オプションのどちらかの選択が必須です。

【準定額オプション】

月額料金 1,480円
(通話基本プラン980円+準定額オプション500円)
国内通話料金 1回5分まで無料(回数無制限)
5分経過以降20円/30秒

定額オプション

「定額オプション」は、通話時間・回数に制限なく、通話料金が無料です。

国内の通話であれば、発信先の携帯電話キャリアや固定電話に関わらず、24時間いつでも、すべての通話が無料で利用できます。

定額オプションの月額料金は1,500円。基本プランの980円との合計2,480円が毎月の通話基本料金です。

準定額オプションとの差額1,000円を20円/30秒で計算をすると25分であるため、1回あたり30分を超える通話が1度でもある場合は、定額オプションを利用した方が安くなります。

【定額オプション】

月額料金 2,480円
(通話基本プラン980円+定額オプション1,500円)
国内通話料金 通話時間・回数に関わらず完全無料

国際電話の通話料金

それでは、海外向けの発信にかかる国際電話の通話料金について説明します。

国際電話には、「定額オプション」や「準定額オプション」の無料通話は適用されず、通話した時間分の通話料金が発生します。

国際電話の通話料金は、発信先の国や地域ごとに変化します。

【国際電話の通話料金一覧】

発信先国・地域 通話料金/30秒
アメリカ本土 39円
カナダ 49円
ハワイ 36円
ブラジル 134円
オーストラリア 99円
韓国 99円
台湾 99円
中国 99円
イギリス 119円
イタリア 119円
スペイン 109円
ドイツ 119円
フランス 119円

また、日本国内で海外からかかってきた通話を受信する場合であれば、受信側に通話料金は発生しません。

しかし、自身が海外にいる状況で、ソフトバンクの番号で国際電話を受信した場合は、通話1分ごとに「着信料」がかかりますのでご注意ください。(国ごとに料金に変動あり)

ソフトバンクの通話料金を確認する方法

ソフトバンク 通話料 イメージ②

昨日までの通話料金は、ソフトバンクの会員サポートWebページである「My SoftBank」から確認できます。

通話料金をこまめに確認することで通話料金の使い過ぎの抑制に役立てられます。

また、毎月の通話料金を確認することは、「定額オプション・準定額オプション」に加入するべきか否かの判断材料にもなります。

My SoftBankでの通話料金の確認方法は、以下の手順です。(※手順の画像は全てソフトバンク公式サイトより引用)

1.My SoftBankにログインする

ソフトバンク 通話料 確認手順①

確認したい回線の電話番号と対応するパスワードを入力してログインします。

パスワードが不明な方はソフトバンク回線契約時に設定した数字4桁の暗証番号を使い確認ができます。

2.「料金・支払い管理」を選択する

ソフトバンク 通話料 確認手順②

PCであれば画面左上、スマホであれば右上のメニューアイコンから開くリストの中から「料金・支払い管理」を選択します。

3.「モバイル」の「もっと詳しく見る」を選択する

ソフトバンク 通話料 確認手順③

表示画面下部にある「モバイル」項目の「もっと詳しく見る」を選択します。

4.「請求明細(モバイル)」の「通話料」の項目で確認する

ソフトバンク 通話料 確認手順④

「請求明細(モバイル)」画面下部にある「通話料」から昨日までの通話料金が確認できます。

午前中ですと、前日のデータが反映されていないことがあるため、より正確な確認のためには正午を過ぎてからの確認がおすすめ。

ソフトバンクの通話料金を安く抑える方法

ソフトバンク 通話料 イメージ③

ここからは、ソフトバンクの通話料金を安く抑えるための具体的な方法について解説していきます。

・できる限り通話を控える
・無料通話アプリを利用する
・通話が多い場合にはオプションに加入する
・アメリカやハワイでの滞在ならアメリカ放題を利用する

ぜひ参考にしてください。

できる限り通話を控える

不要な通話を控えることが、通話料金の節約に一番効果的です。

この場合の通話料金は、基本プランの月額980円と少々の通話料金だけで済むため、もっとも通話料金を抑えられますよ。

無料通話アプリを利用する

LINEなどの無料通話アプリを利用することで、通話料金を節約できます。

通話音声の品質や、つながりやすさなど通常回線での通話に比べて劣る部分はありますが、通話時間や回数を気にすることなく利用できます。

注意点としては、無料通話アプリでの通話にはインターネット回線を利用するため、データ通信量を消費してしまうという点です。

少量のデータプランや従量課金制のプランを利用している場合、データ通信量がかさんでしまい、通話料金を抑える代わりにデータ通信料金が高くなってしまうことがあります。

大容量のデータプランを検討するか、Wi-Fi環境での利用に限定するなどの対策が必要です。

通話が多い場合にはオプションに加入する

利用環境上、通話頻度を抑えられなかったり、無料通話アプリが使えなかったりする場合には、通話定額オプションの加入がおすすめ。

1回5分以内の通話であっても、通話が毎月12分30秒を超えるのであれば「準定額オプション」に、1度でも30分超の通話の機会がある場合では「定額オプション」に加入するほうが結果的に通話料の節約になります。

アメリカやハワイでの滞在ならアメリカ放題を利用する

アメリカやハワイに滞在する機会が多い方には、これらの地域での通話料金が無料になる「アメリカ放題」というオプションがおすすめ。

アメリカ放題とは、月額料金に980円をプラスし、現地でスプリントのネットワークに接続すると、日本への発信やアメリカ国内への通話も、インターネットのデータ通信料金も、無料になるサービスです。

現在、アメリカ放題は申し込み不要で、利用料金も無料になるキャンペーンを開催しています。サービスの条件を満たした環境での利用が認められると自動的に適用されます。

しかし、このサービスはiPhone・iPadユーザーの利用に限定されるため、Androidユーザーやガラケーでは適用されませんのでご注意ください。

アメリカ放題についてもっと詳しく知りたい方はこちら

まとめ

ソフトバンクでの通話料金の節約をするには、まず自分が毎月どの程度の通話をしているかを把握することが重要です。

不要な通話を控え、無料通話アプリでの代用ができるのであればそれらを活用することが最大の節約になります。

データプランの容量が少ない方や、従量課金制のプランを利用している方であれば、無料アプリを活用すると月額料金が高くなってしまう可能性があります。

通話料金の節約が難しい場合には、ソフトバンクの無料通話オプションの加入がおすすめです。

オプション名 月額料金 内容
定額オプション 1,500円 通話時間・回数に関わらず完全無料
準定額オプション 500円 1回5分まで無料(回数無制限)
5分経過以降20円/30秒

オプション料金分、月額利用料が高くなりますが、ご自身の利用内容に適したプランを選択すれば、結果的に正規の設定で支払うよりも通話料金を安く抑えることができます。

この記事を参考に、あなたに適した方法を選択し、ソフトバンクをお得に利用してください。

この記事の編集者

モバレコ編集者:シーモ

モバレコ編集者:シーモ

格安SIM・スマホジャンルを3年以上担当。
モバレコ編集部に着任後、ドコモ→ahamo→mineoに乗り換えるなどフットワークが自慢。
実際に選ぶ・乗り換える経験で得た目線を大事にしています。
良い所はもちろん悪い面もわかる、読んでいて納得感のある記事作りを心がけています。
推しはmineoとIIJmio。

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

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