【初心者向け】ソフトバンクからLINEMOの乗り換え手順|最適なタイミング、メリットも解説!
カテゴリ: #LINEMO
LINEMO(ラインモ)は、ソフトバンクのオンライン専用格安プラン(格安SIM)です。
プラン料金やかけ放題の料金がソフトバンク本家より安いだけでなく、ソフトバンクからの乗り換えならMNP予約番号不要で電話番号を引き継げるため、ソフトバンクからの乗り換え先として注目を集めています。
また、LINEMOはLINEトークやLINE電話などをデータ消費0で利用できる「LINEギガフリー」に標準対応しているため、LINEを頻繁に利用する人にもおすすめです。
今回は、ソフトバンクからLINEMOに乗り換える手順を中心に、ソフトバンクからLINEMOに乗り換えた場合のメリット・デメリット、適用できるキャンペーンなどについて詳しく解説していくのでぜひ参考にしてみて下さい。
■ ソフトバンクからLINEMOへ番号移行で乗り換える手順
- 手順1. 自分のスマホが対応しているか確認する
- 手順2. 必要に応じてSIMロック解除をする
- 手順3. 必要書類を用意する
- 手順4. WebからLINEMOを申し込む
- 手順5. SIMの開通手続きをする
- 6月14日から -
★LINEMO新プランエントリー開始★
目次:
ソフトバンクの料金プラン「LINEMO」とは?
「LINEMO」は、ソフトバンクから提供されているオンライン専用の格安プランで、料金プランは以下のとおりです。
- 2024年7月下旬以降開始
- 2024年7月下旬で終了
プラン名 | LINEMOベストプラン | LINEMOベストプランV |
---|---|---|
月額料金/ 月間データ容量 |
〜3GB:月額990円 〜10GB:月額2,090円 |
〜20GB:月額2,970円 〜30GB:月額3,960円 ※通話準定額含む |
データ量超過後の通信速度 | 10~15GB超過:300kbps 15GB超過:128kbps |
30~45GB超過:1Mbps 45GB超過:128kbps |
通話料金 | 22円/30秒 | |
通話オプション | 通話準定額:550円 通話話定額:1,650円 通話定額 for LINEMOベストプランV:1,100円 |
|
LINEギガフリー | ◯ | |
eSIM | ◯ |
プラン | ミニプラン | スマホプラン |
---|---|---|
月額料金 | 990円 | 2,728円 |
月間データ容量 | 3GB | 20GB |
データ量超過後の通信速度 | 300kbps | 1Mbps |
通話料金 | 22円/30秒 | |
通話オプション | 通話準定額:550円 話定額:1,650円 |
|
LINEギガフリー | ◯ | |
eSIM | ◯ |
LINEMOは、一般的な格安SIMとは異なり本家ソフトバンクと同じ回線を使用しているので常に高速で安定した通信品質を実現しており、一般的な格安SIMと比べて通信速度が安定しています。
2024年7月上旬時点のLINEMOの料金プラン は、3GBを月額990円で利用できる「ミニプラン」と、20GBを月額2,728円で利用できる「スマホプラン」の2種類で、家計に優しい格安なプラン内容が最大の特徴です。
また、具体的なサービス提供開始時期は現時点で未定ですが2024年7月下旬からは従来の「ミニプラン」の代替として「LINEMOベストプラン」、「スマホプラン」の代替として「LINEMOベストプランV」の提供が開始が発表されています。
従来の料金プランとは異なり、毎月使用したデータ量によって料金が変化する2段階従量制となっているのが最大の特徴です。
■ 注意
スマホプランに用意されていた「LINEスタンプ プレミアムfor LINEMO」は、新料金プランで廃止となりました。
また、LINEMOでは人気のコミュニケーションアプリ「LINE」のトークや通話で使用するデータ通信量が、月間データ通信量のカウント対象外(=無制限利用)となる「LINEギガフリー」というサービスも適用されます。
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ソフトバンクからLINEMOへ番号移行で乗り換える手順
続いて、ソフトバンクからLINEMOへ電話番号を変えず「番号移行」で乗り換える手順について、画像付きで細かく解説していきます。
LINEMOはeSIMでの申し込みも出来るので、eSIMで申し込む場合の手順も合わせて紹介するので、参考にして下さい。
■ ソフトバンクからLINEMOへ番号移行で乗り換える手順
手順1. 自分のスマホが対応しているか確認する
手順2. 必要に応じてSIMロック解除をする
手順3. 必要書類を用意する
手順4. WebからLINEMOを申し込む
手順5. SIMの開通手続きをする
手順1. 自分のスマホが対応しているか確認する
まず、自分がソフトバンクで使っていたスマートフォンがLINEMOで使える対応端末かどうかを確認しましょう。
ソフトバンクスマホをLINEMOでも使い続けたい場合は、LINEMO公式サイト内にある動作確認端末にアクセスして、お手持ちのソフトバンクスマホがLINEMOで使えるかチェックして下さい。
お手持ちのソフトバンクスマホを検索した際、以下のようにすべての項目に「〇」が記載されていれば、LINEMOに乗り換えても機能的に問題なく利用できます。
ただし、以下のように「△」や「×」が付いている項目があると、その機能はソフトバンクからLINEMOへ乗り換えると利用できません。
また、検索結果に「お探しの端末の動作確認結果がありませんでした」と表示された場合は、お手持ちのソフトバンクスマホがLINEMOに対応していないことを表しているので注意が必要です。
LINEMOに対応していないスマホでLINEMOに乗り換えると、スマホが正常に作動しなかったり故障したりする原因になるので、LINEMOに対応しているスマホに買い替えましょう。
ただし、LINEMOではスマホを販売していないので、ソフトバンクオンラインショップや、Appleストアなどのメーカーサイトなどを利用して、新しい端末を準備して下さい。
手順2. 必要に応じてSIMロック解除が必要
動作確認が完了したら、端末のSIMロック解除手続きが必要かどうか確認しましょう。
ソフトバンクからLINEMOへの乗り換えをSIMカード申し込む方は、ソフトバンクスマホのSIMロックを解除する必要はありません。
ただし、LINEMOへの乗り換えをeSIMで申し込む方は、ソフトバンクスマホのSIMロックを必ず解除してください。
■ eSIMで乗り換える場合はSIMロック解除手続きが必要
ソフトバンクからLINEMOへeSIMで乗り換える場合は、ソフトバンクスマホのSIMロックを下記手順で解除しましょう。
■ ソフトバンクスマホのSIMロック解除手順
- iPhoneユーザーは「設定>一般>情報>IMEI」、Androidユーザーは「設定>システム(またはデバイス情報)>端末情報>IMEI」の順にタップし、IMEI番号を確認しておく
- SIMロックを解除したい端末で「My SoftBank[1]」にログインし、SIMロック解除画面を表示させる
- 手順1で確認したIMEI番号を入力して「次へ」をタップする
- 「解除手続きをする」をタップする
- SIMロック解除完了
参考・引用元:My SoftBank
手順3. 必要書類を用意する
LINEMOの契約手続きを行う前に、申込みに必要な書類を事前に準備しておきましょう。
ソフトバンクからLINEMOへ乗り換える際は、My Softbank内に登録されている氏名・住所・支払方法をそのまま引き継ぐことができます。
そのため、用意する必要書類としては、My Softbankにログインする際に使用する「Softbank ID」と「パスワード」があれば免許証など本人確認書類も必要ありません。
ただし、ソフトバンクの支払方法に設定しているクレジットカードまたは口座情報の名義がLINEMOの契約者名と異なる場合は、LINEMO契約者と同一名義のクレジットカード、または口座情報を用意する必要があります。
手順4. WebからLINEMOを申し込む
事前準備が整ったら、公式サイトからLINEMOの申し込み手続きをおこないましょう。
ソフトバンクで購入したスマホ(LINEMO乗り換え後に利用するスマホ)からLINEMO公式サイトへアクセスし、「今すぐ申し込む」をタップして申し込み画面に進みます。
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次の画面で電話番号をどうするか質問されるので、ソフトバンクから乗り換える方は「今の番号をそのまま使用する」にチェックを入れてください。
その後、現在利用中の携帯電話会社を選択するタブが表示されるので、「ソフトバンク」にチェックを入れましょう。
LINEMOで利用するSIMの選択画面が表示されるので、「SIMカード」または「eSIM」のうち、お好きな方にチェックを入れてください。ただし、eSIMはご利用中のソフトバンクスマホがeSIM対応端末でないと契約できないので注意しましょう。
その後、ご利用中のスマホの種類をiPhone・Androidから選択して表示される確認事項に目を通し、問題なければページ最下部の「My SoftBankにログインする」をタップします。
My Softbankのログイン画面に移行するので、ソフトバンクIDとパスワードを入力して、My SoftBankにログインしてください。
万が一、IDやパスワードを忘れた方はログイン画面の各リンクから確認および再設定できますので、それぞれ手続きを行いましょう。
My SoftBankにログインすると、LINEMOの契約画面に戻ります。
契約プランやオプションを選択後、支払い方法や契約者情報の入力などを行い、ソフトバンクからLINEMOへの申し込みを確定させましょう。
申込内容に不備がなければ、1〜2時間後に「お申し込み完了のお知らせ」と記載されたメールがLINEMOから届きます。
もし不備があった場合は「(重要)お申し込み内容の確認」というタイトルのメールが届くので、内容を確認して不備の修正を行いましょう。
申し込み完了後、15時までに審査が完了した場合は最短当日にSIMカードが発行され、15時以降の審査完了でも翌日にはSIMカードが発送されます。
eSIMでLINEMOを申し込んだ方は、審査通過後「eSIMプロファイルダウンロードのお知らせ」というメールが届き次第、そのままSIMの開通手続きへ移行可能です。
手順5. SIMの開通手続きをする
ソフトバンクからLINEMOへ乗り換えの申し込みが完了したあとは、開通手続きが必要です。
ただし、開通手続きの手順はSIMカードとeSIMで異なるため、ご自身が申し込んだSIMの種類に合わせた方法で行いましょう。
■ SIMカードの開通手続き手順
LINEMOからSIMカードが届いたら、スマホにソフトバンクのSIMカードを挿入したまま下記手順に沿って回線切替を行ってください。
■ ソフトバンクからLINEMOへ乗り換える歳の回線切替え手順
- 「申し込み受注号」「契約者の生年月日」「契約時に設定したメールアドレス」情報を準備しておく
- 9:00~22:30の間に「回線切替」ページへアクセスする
- 手順1で準備した情報を入力し、回線切替手続きを行う
申し込み後、最大15分でソフトバンクからLINEMOへの回線切替が完了します。
オンラインでの手続きが不安な方は「回線切替窓口」へ電話をかけることでも回線切替が可能です。
その際は、「ソフトバンクの電話番号」「LINEMO契約時に設定した4桁の暗証番号」情報を準備して、SIMカードに同封されていた冊子、または商品発送のお知らせメールに記載された回線切替窓口へ電話をかけてください。
ただし、電話で回線切替を行った場合は切替完了まで1〜2時間かかり、回線切替の電話窓口は10:00〜19:00までとオンライン窓口より受付時間が短いことにも注意してください。
回線切替が終了したあとは、ソフトバンクのSIMカードとLINEMOのSIMカードを差し替えます。
LINEMOから届くSIMカードはマルチSIMなので、SIMカードが手元に届いたらお手持ちのスマホに挿入するSIMカードに合わせて適切なサイズに台紙から切り離してください。
SIMカードを台紙から切り離したあとは、端末の電源を切り、SIMスロットを引き出してソフトバンクのSIMカードとLINEMOのSIMカードを差し替えましょう。
このとき、Androidスマホに「SIMロック解除コード」の入力画面が表示された場合は、「【LINEMO】商品発送のお知らせ」メールに記載された解除コードを入力し、「ロック解除ボタン」を押してください。
SIMカードを差し替えたあとは、LINEMOの回線で通信を行うための設定(APN設定)が必要です。
iPhoneは、iOSのバージョンが14.4以上ならAPN設定不要です。14.4以下になっている場合は設定画面からiOSのバージョンアップを行ってください。
Android端末の場合は、端末のWi-Fiをオフにした上で、「設定>ネットワークとインターネット>モバイルネットワーク>アクセスポイント名」と進みます。
アクセスポイント名にLINEMOが表示されている場合はLINEMOを選択してください。LINEMOがアクセスポイント名に表示されていない場合は、メニューから「新しいAPN」を追加し、各項目に以下の情報を入力しましょう。
■ LINEMOのAPN値
名前 | LINEMO |
---|---|
APN | plus.acs.jp |
ユーザー名 | lm |
パスワード | lm |
MCC | 440 |
MNC | 20 |
認証タイプ | CHAP |
APNタイプ | default,supl,hipri |
上記の項目情報をそれぞれ入力したら保存を行い、アクセスポイント名にここで新たに追加したLINEMOを選択してください。
APN設定が完了したあとは端末を再起動させ、これまで設定した内容を端末に反映させましょう。
再起動後、スマホの上部にSoftBankではなくLINEMOと表示されていれば、乗り換え手続きは完了です。
乗り換え手続き完了後は、利用料金・契約内容の確認やオンラインによるサポートを受けるため、LINEMO公式アカウントをLINEの友だち追加してください。
参考・引用元[1]:回線切替 | LINEMO
■ eSIMの開通手続き手順
ソフトバンクからLINEMOへeSIMで乗り換えた人は、「LINEMO かんたんeSIM開通」アプリをダウンロードし、アプリに表示される指示通りに操作すると、簡単に開通手続きが完了します。
開通手続きが完了したあとは、端末を再起動させて、スマホの上部にLINEMOと表示されているか確認して下さい。
開通手続きが完了したあとは、LINEMO公式アカウントをLINEの友達に追加したり、LINEから利用料金や契約内容を確認しておきましょう。
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ソフトバンクからLINEMOへ乗り換えるメリット
この項目では、ソフトバンクからLINEMOへ乗り換えるメリットについて詳しく解説していきます。
ソフトバンクユーザーがLINEMOへ乗り換えると、具体的にどのような利点があるのか確認していきましょう。
■ LINEMOを申し込むメリット
- ソフトバンクよりも料金が安くなる可能性が高い
- MNP予約番号・違約金・手数料なしで乗り換えられる
- 使っている機種そのままで乗り換えられる
- 格安SIMと比べて通信速度が安定している
- 速度制限にかかっても快適に使える
- LINEギガフリーでLINE主要機能が使い放題
- テザリングが無料
- フィルタリングサービスが無料
- 通話オプションがお得
- ソフトバンクまとめて支払いを引き続き利用できる
ソフトバンクよりも料金が安くなる可能性が高い
ソフトバンクからLINEMOへ乗り換えると、ソフトバンクより料金が安くなる可能性が高いです。
ソフトバンクの料金プランでは、平均的な使い方をしていると月額3,000円〜7,000円前後の通信料金が発生します。
しかし、LINEMOの場合は最安990円から利用することが可能です。例えば月20GB利用した場合、ソフトバンクは7,128円かかりますが、LINEMなら月額2,970円という格安価格で利用することができます。
ソフトバンクユーザーがLINEMOに乗り換えると毎月の通信費を約1/2〜1/3程度削減できるので、毎月のスマホ代が高くて困っている人は、LINEMOへの乗り換えをぜひ検討してみて下さい。
【LINEMOとソフトバンク既存プランの比較】
契約プラン | LINEMOベストプラン | LINEMOベストプランV | ペイトク無制 | メリハリ無制限+ | ミニフィットプラン+ |
---|---|---|---|---|---|
料金 | 990円/2,090円 | 2,970円/3,960円 | 7,128円 | 7,245円 | 3,278円 |
データ容量 | 10GB+LINEギガフリー | 30GB+LINEギガフリー | 無制限 | 無制限 | 3GB |
通信品質 | ソフトバンクと同等 | ソフトバンク | |||
キャリアメール | x | ○ | ○ | ○ | |
ネットワーク | 4G / 5G | 4G / 5G | |||
家族割 | x | ○ | ○ | x | |
申込方法 | オンライン | 店舗 / オンライン |
■ ソフトバンクからLINEMOに乗り換えた場合の料金シミュレーション
実際にソフトバンクからLINEMOへ乗り換えると具体的にいくら安くなるのか、シミュレーションした結果は以下のとおりです。
■ 料金比較条件
ソフトバンク |
|
---|---|
LINEMO |
|
■ ソフトバンクからLINEMOに乗り換えた料金をシミュレーション
プラン名 | メリハリ無制限+(2人) | ミニフィットプラン+(2人) | LINEMOベストプラン(2人分) | LINEMOベストプランV(2人分) |
---|---|---|---|---|
1人あたりの月額料金 | 新みんな家族割適用 後:6,028円 |
1GBまで:3,278円 | 3GBまで:990円 | 20GBまで:3,960円 |
1ヶ月の4人合計料金 | 18,986円 | 9900円 | ||
1年目合計 | 227,832円 | 118,800円 | ||
2年間合計 | 455,664円 | 237,600円 | ||
2年間の差額 | 218,064円 |
上記の条件により家族4人分で比較すると、2年間合計で218,064円もの差額が発生します。
ミニフィットプラン+で1GBを超過する家族がが多ければ多いほど、ソフトバンクとLINEMOの差額は大きく開いていくので、ミニフィットプラン+ユーザーが家族内に多い方は2年間合計の差額を一度シミュレーションしてみると良いかもしれません。
ただし、LINEMOでは月間30GBまでのプランしか用意されていないので、毎月のデータ使用量が30GBを大きく超過する可能性が高い人は、ソフトバンクのメリハリ無制限+を契約していた方がお得です。
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MNP予約番号・違約金・手数料なしで乗り換えられる
ソフトバンクからLINEMOに乗り換える際は、MNP予約番号の取得や違約金、契約事務手数料無料で乗り換えることが可能です。
通常、携帯電話番号を変えずに他社キャリアへ乗り換える場合は、MNP予約番号を発行する必要があります。
しかし、LINEMOはソフトバンクのオンライン専用ブランドであるため、ソフトバンクユーザーであれば、MNP予約番号を発行しなくても電話番号を引き継いで乗り換えることが可能です。
また、LINEMOは契約事務手数料がかからない上、ソフトバンクユーザーなら違約金なしで乗り換えられる点も大きなメリットといえます。
使っている機種そのままで乗り換えられる
LINEMOは多くのソフトバンクスマホで動作確認が取れているので、基本的に今使っているスマホをそのまま利用することができます。
ただし、ソフトバンクからこれまで発売された全ての端末を利用できるわけではありません。
現在使用しているソフトバンクスマホをLINEMOでも使いたい場合は、事前に動作確認端末でお手持ちのスマホを検索して、LINEMOで問題なく使用できるかどうかを確認しておきましょう。
格安SIMと比べて通信速度が安定している
LINEMOはソフトバンク回線を利用しているため、格安SIMより通信回線が安定している点も大きなメリットです。
モバレコの格安SIM通信速度ランキングによると、19回線のうちLINEMOの総合回線速度は以下の通りです。
■ 格安SIM 通信速度ランキング 総合トップ5
ランキング | 格安SIM | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 |
---|---|---|---|
1位 | LINEMO | 111.33Mbps | 17.98Mbps |
2位 | mineo (au回線) |
85.44Mbps | 6.08Mbps |
3位 | ahamo | 67.56Mbps | 17.04Mbps |
4位 | IIJmio (au回線) |
65.37Mbps | 10.44Mbps |
5位 | IIJmio (ドコモ回線) |
63.33Mbps | 15.37Mbps |
※参考・引用元:格安SIM通信速度ランキング
LINEMOは、14回線の格安SIMのうち1番目に速い速度という結果になりました。
「格安プランは通信回線が不安定なのでは?」と気になる方も、三大キャリアの格安プランであれば回線自体は三大キャリアと同じなので安心です。
ソフトバンクの回線を使い続けたいけれども月額料金が気になるという方は、ぜひLINEMOを検討してみて下さい。
速度制限にかかっても快適に使える
LINEMOは、速度制限にかかっても日常使いに支障のない快適な速度で利用することが可能です。
大手キャリアや多くの格安SIMでは、毎月定められた月間データ容量を超過してしまうと通信速度の制限がかかってしまいます。
特に格安SIMの場合は、データ容量超過時の通信速度が128kbps程度の低速に設定されていることが殆どですが、LINEMOのスマホプランとLINEMOベストプランV(45GBまで)は最大1Mbpsで通信することができるのが特徴です。
具体的に1Mbpsという通信速度は、動画を視聴するには若干厳しいものの、ブラウザーやSNSアプリの利用、メールやメッセージの送受信に関しては問題なくできるレベルの通信速度になります。
■ 最大速度1Mbpsでできること
- メール・LINE:テキストのみであれば問題なし
- Web検索:問題なし
- SNS:文章メイン(Twitter等)の利用であれば問題なし
- 動画視聴:標準もしくは低画質であれば問題なし
LINEMOなら、毎月の高速データ容量が超過しがちな人でも、追加でデータチャージをしなくてもある程度快適に利用できるのでおすすめです。
LINEギガフリーでLINE主要機能が使い放題
他には無いLINEMOならではのメリットとして、LINEのトークや通話が月間データ通信のカウント対象外でデータフリーで使い放題となる「LINEギガフリー」が挙げられます。
LINEギガフリーの対象となる主なLINEアプリ機能は、以下のとおりです。
【LINEギガフリーの対象機能】
LINEアプリの機能 | LINEギガフリー対象 |
---|---|
音声通話・ビデオ通話 | ○ |
トーク(テキスト・画像・動画・スタンプ等の送受信) | ○ |
タイムライン表示 | ○ |
プロフィールの表示 | ○ |
ウォレットタブのLINE Pay利用 | ○ |
Face Play | ○ |
トークのみんなで見る機能によるYouTube視聴 | × |
ニュース記事詳細閲覧 | × |
スタンプショップの利用 | × |
外部サイト(リンク)への接続 | × |
LINEの主要機能とも言うべき、音声通話・ビデオ通話・トークの利用はLINEギガフリーの対象となっており、普段LINEアプリの使用頻度が多い人程データ通信量の節約につながります。
例えば、ファイルサイズの大きい画像や動画のトーク送受信やビデオ通話は、特に多くのデータ通信量を必要とします。
しかし、LINEギガフリーの適用によって、動画やビデオ通話であってもデータ通信を気にせず使い放題になるので、長時間の通話も安心して利用することが可能です。
ただ一方で、ニュース記事閲覧やスタンプショップの利用など、LINEアプリでのいくつかの機能に関しては、LINEギガフリーの対象外となっているので注意して下さい。
テザリングが無料
LINEMOは、テザリングを無料かつ申込み不要で利用できます。
テザリング機能を利用すれば、インターネット環境がない場所でもノートパソコンやゲーム機などをWiFiに接続できるため非常に便利です。
ただし、テザリングで消費したデータ容量はLINEMOで契約しているプランのデータ容量から引かれるので使い過ぎには十分気をつけて下さい。
また、テザリングを使いすぎて月間データ通信量の上限に達した場合、最大通信速度が制限され、インターネットを快適に利用することが難しくなるので注意しましょう。
フィルタリングサービスが無料
LINEMOでは追加料金不要・無料でフィルタリングサービスを利用することができます。
フィルタリングサービスに申し込むことで、子どもにとって有害なサイトやアプリケーション、SNSなどへのアクセスをブロックしてくれるので、子供用の格安SIMやスマホを検討している方も、安心して利用することが可能です。
なお、利用できるフィルタリングサービスは対象機種によって異なるので以下をご確認の上申し込んで下さい
■LINEMOのフィルタリングサービス対象機種
フィルタリングサービス | 対象機種 |
---|---|
あんしんフィルター | iOS 13.0 以降 |
ファミリーリンク | Android 7.0 以降 |
通話オプションがお得
LINEMOは通話オプションがお得なので、通話サービスを利用することが多い方にもおすすめの格安SIMです。
LINEMOでは以下のとおりソフトバンクよりお得な料金で通話オプションを利用できます。
通話オプション名 | 月額料金 | |
---|---|---|
LINEMO | ソフトバンク | |
通話準定額 (5分/回かけ放題) |
550円 ※7カ月間無料キャンペーン中! |
880円 |
通話定額 for LINEMO ベストプランV※ (24時間かけ放題) |
1,100円 | 1,980円 |
通話定額 (24時間かけ放題) |
1,650円 ※7カ月間1,100円キャンペーン中! |
1,980円 |
※2024年7月下旬以降に提供開始
LINEMOでは現在「通話オプション割引キャンペーン2」の適用で、最大7ヶ月間のオプション料金が割引となるので、こちらもぜひチェックしてみてください。
また、2024年7月下旬に提供が開始される「LINEMOベストプランV」は、5分以内の国内無料通話がプランに含まれているので、短時間の国内通話を頻繁にかける方におすすめです。
ソフトバンクまとめて支払いを引き続き利用できる
ソフトバンクで「ソフトバンクまとめて支払い」を利用していた人は、LINEMO乗り換え後も引き続き利用することができます。
ソフトバンクまとめて支払いの以下の項目も引き継がれまるので、乗り換え後に設定を変更する必要もありません。
【LINEMO乗り換え後に引き継がれる内容】
- 利用サービスの料金支払設定
- 使いすぎ防止パスワード
- 利用可能額
- 利用制限
ただし、ソフトバンクまとめて支払いの過去の利用履歴は引き継がれないので注意しましょう。
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ソフトバンクからLINEMOへ乗り換えるデメリット・注意点
ソフトバンクからLINEMOへ乗り換える場合のデメリットは以下のとおりです。詳細について、詳しく解説していきます。
■ ソフトバンクからLINEMOへ乗り換える際のデメリット・注意点
- 30GBを超える容量・無制限のプランがない
- サポートはオンライン限定
- 家族割やネット回線とのセット割は適用外
- キャリアメールを引き継ぐのは有料
- スマホ機種の販売を行っていない
- 各種キャンペーンの対象外になる
- 18歳未満は本人名義で契約できない
- LYPプレミアムを利用するときは別途料金が必要
- アメリカ放題が利用できなくなる
- 余ったデータを翌月に繰り越すことができない
30GBを超える容量・無制限のプランがない
LINEMOには、ソフトバンクのように月間30GB以上使えるプランや無制限プランがありません。
そのため、現在ソフトバンクで毎月30GBのデータを消費している人は、LINEMOへ乗り換えると途中で速度制限にかかってしまうので注意が必要です。
例えば、「LINEMOベストプラン」の場合は15GBまで300kbps/15GBを超えた場合は128kbp、「LINEMOベストプランV」の場合は45GBまでは1Mbps、45GBを超えると128kbpsの速度制限がかかってしまうと、オンラインゲームやYoutubeでの動画視聴が難しくなってしまいます。
また、固定回線代わりにテザリングを普段から頻繁に利用されている方は、ソフトバンクを継続利用した方がお得な場合もあるでしょう。
サポートはオンライン限定
LINEMOのサポートはオンライン限定のため、申し込みや契約後の各種手続きは全てWeb上で行う必要があります。
これは、ソフトバンクと違ってLINEMOはあくまでもオンライン専用の料金プランであることを条件に料金プランの安さを実現しているためです。
ソフトバンクからの乗り換え手続きや料金プランやオプションの変更、各種サポートについては、ソフトバンクショップ店頭や電話対応はできず、全てオンライン対応窓口からの受付になるので注意して下さい。
オンラインでの手続き自体は難しくないものの、普段ショップで専門のスタッフに相談していた人やネット上での手続きに慣れていない方にとっては、オンラインのみでのサポートに不安を感じてしまうことがあるかもしれません。
どうしても対面や電話でのサポートが必要な場合は、ソフトバンクを継続利用するか、サブブランドのワイモバイルへ乗り換えるのがおすすめです。
■ モバイル保険への加入もおすすめ
LINEMOに乗り換えを検討中でスマホの補償サービスにまだ加入されていない人はモバイル保険といった補償サービスの加入を検討してみてはいかがでしょうか?
毎月700円、年間最大10万円で3端末までの補償が可能なモバイル端末に特化した保険サービスです。
具体的には、「外装破損」、「損壊」、 「水濡れ全損」、「故障」、「盗難」などで発生する修理費用について年間最大10万円の補償が可能になります。
スマホは2年、3年と毎日長く使うもの、うっかり落として画面が破損してしまった、水没してしまって動かなくなってしまったなど、トラブルはつきものです。
そんな、スマホの修理や補償が気になるという人は月700円で年間最大10万円の補償ができるモバイル保険への加入がおすすめです。
また、国内で人気のiPhoneといった高額なスマホを購入する際も、安価なモバイル保険に入っておくと安心です。
モバイル保険の特徴
- 月額700円で3台まで
- SIMフリースマホやiPhoneを購入する人におすすめ
- 年間で最大10万円の補償
- 機種ごとではなく契約者に紐づく保険なので、機種変更しても安心
デメリット2:家族割やネット回線とのセット割は適用外
LINEMOは、ソフトバンクの家族割やネット回線とのセット割の対象外です。
ソフトバンクの料金プランでは、家族で複数回線契約していると適用になる家族割や、ソフトバンク光などのインターネット回線契約によるセット割引が提供されています。
一方、LINEMOは割引を適用する前の段階で料金が安いため、割引サービスは全て適用外となっているので注意しましょう。
したがって、現在ソフトバンクを契約していて家族割やネット回線とのセット割の適用を最大限に受けているユーザーは、LINEMOに移行するとかえって月額料金が高くなってしまう可能性もあります。
LINEMOはソフトバンク系のネット回線とまとめて安くすることはできないので、家族で乗り換えを検討中の方は、まずLINEMOに乗り換えずソフトバンクを継続利用した場合の料金と比較してみるのがおすすめです。
キャリアメールを引き継ぐのは有料
ソフトバンクからLINEMOへ乗り換え後もソフトバンクメール(キャリアメール)を継続する場合は、月額330円または年額3,300円かかるので注意が必要です。
■ メール持ち運び料金
月額料金 | 330円 |
---|---|
年額料金 | 3,300円 |
LINEMOに乗り換えると、ソフトバンクで提供されているキャリアメール(@softbank.jpなど)のメールアドレスは「メール持ち運び」オプションを追加しなければ継続して利用することはできません。
■引き継ぎ可能なメールドメイン一覧
- @softbank.ne.jp
- @●.vodafone.ne.jp
- @disney.ne.jp
- @y-mobile.ne.jp
- @willcom.com
- @pdx.ne.jp
- @●●.pdx.ne.jp
- @i.softbank.jp
キャリアメールに拘りがなく無料でメールアドレスを使いたいという方は、GmailやYahooメールといったフリーメールアドレスの利用を検討してみて下さい。
ただし、キャリアメールを電子マネーや各種オンラインサービスのIDとして使っている場合、ソフトバンクからLINEMOへの移行によってキャリアメールが使えなくなると、各種サービスから重要なお知らせメールなどが届かなくなります。
メールが届かなくなると、パスワードなどの再設定やお知らせ確認などができなくなってしまうので、メールアドレス持ち運びサービスを利用しない場合は、移行前に各種サービスの登録メールアドレスを乗り換え後も有効なものに変更しておきましょう。
スマホ機種の販売を行っていない
LINEMOではスマホ端末の販売が行われていないため、自分自身で利用端末を用意する必要があります。
利用端末の初期設定についても自分で行う必要があり、スマホを持っていない状態ではLINEMOのサービスを利用することができないため、必ず持ち込みの端末を準備しなければなりません。
また、自分で持ち込んだ端末の不具合や故障に関してもLINEMOではサポートを受けられない点は注意して下さい。
LINEMOで利用できる具体的な機種については、動作確認端末[1]から確認可能です。
参考・引用元[1]:動作確認端末一覧|LINEMO公式サイト
各種キャンペ-ンの対象外になる
LINEMOでは、乗り換えユーザー向けにPayPayポイントをプレゼントするなど、お得なキャンペーンを展開していますが、ソフトバンクからの乗り換えに関しては、各種キャンペーンが適用されないケースが多くなっています。
そのため、ソフトバンクから乗り換え時にお得な端末セットキャンペーンなどを利用したい方は、LINEMO以外のサービスも検討する必要があります。
キャンペーンを利用してソフトバンクからLINEMOへの乗り換えを検討中の方は、事前にキャンペーンページの適用条件や対象者、注意点などをよく確認してから申し込みましょう。
18歳未満は本人名義で契約できない
ソフトバンクでは保護者の同意をもとに18歳未満でも契約が可能でしたが、 LINEMOでは18歳未満の方が契約することはできません。
ただし、20歳以上の保護者(親権者)が契約を行い、その子どもが使用者として利用することで18歳未満のユーザーがLINEMOを実際の使用者として利用することは可能です。
また、従来は18歳・19歳の方がLINEMOを契約するには親権者の同意が必要でしたが、2022年4月1日より成人年齢に関する法律が改正されたため、利用契約の締結時に親権者の同意が不要になりました。
LYPプレミアムを利用するときは別途料金が必要
LINEMOでは、「LYPプレミアム(旧Yahoo!プレミアム)」が無料になる特典を利用することはできません。
現在ソフトバンクを利用の方は、LYPプレミアムの専用サービスや特典を受けられますが、LINEMOでは特典対象外となっているので注意してください。
LYPプレミアムを継続して利用したい方は、残念ながら通常通りLYPプレミアム会員費(月額508円)を支払って利用するしかありません。
■ 注意
ソフトバンクからLINEMOに乗り換えるとLYPプレミアムは自動的に解約となります。
アメリカ放題が利用できなくなる
ソフトバンクからLINEMOに乗り換えると「アメリカ放題」が利用できなくなります。
アメリカ放題とは、ソフトバンクユーザーが申し込み不要で利用できるアメリカやハワイでの通話やパケット通信が使い放題になるサービスのことです。
LINEMOを海外で利用する際は、以下のサービスに申し込む必要があります。
■LINEMOの世界対応ケータイ(国際ローミング)について
サービス名 | 申し込み | 料金 |
---|---|---|
海外あんしん定額 | 必要 | 24時間プラン:3GB/980円 72時間プラン:9GB/2,940円 ※定額国Lの料金 |
海外パケットし放題 | 必要 | 25MBまで:0円~1,980円/日 25MB以上:2,980円/日 |
「海外あんしん定額」「海外パケットし放題」はどちらも有料サービスです。
また、LINEMOを新規契約した場合、課金開始から 5カ月目までは加入することができないので注意して下さい。
旅行や出張など海外でデータ通信をおこなう機会が多い人は、ソフトバンクを継続利用するか、HISモバイルなど国外での利用を視野に入れた格安SIMを契約するのがおすすめです。
余ったデータを翌月に繰り越すことができない
LINEMOは、残念ながら当月の余ったデータを翌月に繰り越して利用することはできません。
大手キャリアのサブブランドのahamoやpovoも同様にデータの繰越に対応していません。
しかし、LINEMOと同じソフトバンクグループのワイモバイルはデータの繰越に対応しているため、毎月データが余りがちな人は、契約するプランを見直したりLINEMO以外のサービスを検討してみるのもいいでしょう。
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ソフトバンクからLINEMOへの乗り換えがおすすめの人
ソフトバンクからLINEMOへ乗り換えがおすすめな人の特徴は以下のとおりです。
■ ソフトバンクからLINEMOに乗り換えるのがおすすめな人
- ソフトバンクよりもスマホ代を安くしたいが、通信品質は落としたくない人
- オンラインでの契約やサポートが苦にならない人
- 2回線目を契約する人
- 毎月のデータ使用量にバラツキがある人
ここまで紹介してきたLINEMOのメリットやデメリットも踏まえて、具体的にどんな人におすすめなのか、それぞれ詳しく解説していきます。
ソフトバンクよりもスマホ代を安くしたいが、通信品質は落としたくない人
ソフトバンクよりも毎月の料金を安くしつつ通信品質は今の状態を維持したいという人は、LINEMOへの乗り換えがおすすめです。
ソフトバンクからLINEMOへ乗り換えると、スマホ料金が1/2〜1/3程度安くなる可能性があります。
また、LINEMOは格安SIMではなくソフトバンクのキャリア回線をそのまま利用できる格安プランなので、通信品質も本家ソフトバンクと変わらない高品質な回線を利用可能です。
オンラインでの契約やサポートが苦にならない人
LINEMOは契約やサポートなどすべてがオンラインで行われるため、オンライン手続きが苦にならない人にもソフトバンクからLINEMOへの乗り換えがおすすめです。
ソフトバンクの格安プランという位置づけなので、LINEMOは店舗や電話などオンライン以外のサポートを受けることができません。
もし、ショップ店頭で専門のスタッフと直接やり取りしたい場合は、店頭契約やサポートを受けられる、ワイモバイルやUQモバイルなどへの乗り換えを検討しましょう。
2回線目を契約する人
新たにスマホの2回線目を契約したい人もソフトバンクからLINEMOへの乗り換えがおすすめです。
LINEMOは2回線目以降も事務手数料無料で契約することが可能です。
また、eSIM契約にも対応しているので、デュアルSIM対応スマホをお持ちの場合、即日2回線目の利用を開始することができます。
また、月額料金も3GB/990円〜とソフトバンクより圧倒的に安いため、2回線目を電話専用回線や、子供用の回線として利用する場合LINEMOは最適です。
毎月のデータ使用量にバラツキがある人
LINEMOは、毎月のデータ使用量にバラツキがある人におすすめの格安プランです。
これまでLINEMOの料金プランは3GB(ミニプラン)と20GB(スマホプラン)の2種類のみでした。
しかし、2024年7月下旬から提供開始される「LINEMOベストプラン(~3GB/~10GB)」と「LINEMOベストプランV(~20GB/~30GB)」は2段階の従量制プランとなっているため、データをそこまで利用しなかった月の料金を安く抑えることができます。
前述のとおり、LINEMOは余ったデータを翌月に繰り越すことはできませんが、新料金プランを契約することで、毎月のスマホ代を賢く節約することが可能です。
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ソフトバンクからLINEMOに乗り換えるおすすめのタイミング
ソフトバンクからLINEMOに乗り換えるおすすめのタイミングは、以下のとおりです。
■ ソフトバンクからLINEMOに乗り換えるおすすめのタイミング
- ソフトバンクの締め日直前
- ソフトバンクで端末代の支払いを終えたタイミング
- ソフトバンクの割引期間が終わるタイミング
それでは順番に乗り換えにおすすめなタイミングをひとつずつ解説していきます。
ソフトバンクの締め日直前
ソフトバンクからLINEMOへ乗り換える場合、いつ乗り換えても違約金は発生しませんが、最終月の月額料金は日割りにならないため、ソフトバンクの締日に乗り換えるのがおすすめです。
ただし、ソフトバンクの締め日は10日・20日・末日と3パターンあり人によって異なります。
締め日は以下の手順で確認できますので、事前に把握しておきましょう。
ソフトバンクの締め日を確認する手順
ソフトバンクの締め日を確認する手順は以下のとおりです。
1. 「My SoftBank」へアクセスする
2. 各月の請求合計金額の下にある「支払い方法を確認する」をタップ
3. 「請求締め日」を確認
ソフトバンクで端末代の支払いを終えたタイミング
ソフトバンクで購入したスマホを利用している人は、端末代の支払いを終えたタイミングでの乗り換えがおすすめです。
端末代の支払いが残っている状態でLINEMOに乗り換えると、LINEMOとソフトバンク両方から請求が入り支払い管理が難しくなってしまいます。
ソフトバンクからLINEMOに乗り換える際に端末代を完済しておけば、ソフトバンクから今後請求が入ることはないので料金を支払い忘れる心配もありません。
ソフトバンクの割引期間が終わるタイミング
ソフトバンクで月額料金割引が適用されている人は、割引期間が終わるタイミングでLINEMOに乗り換えるのもおすすめです。
ソフトバンクでは、LINEMOにない家族割やセット割など月額料金が割引になるサービスを多数適用することができます。
しかし、各種割引は割引期間が終了したり、割引グループの加入人数が減った時点で割引対象外となり月額料金が高くなる(通常の金額に戻る)ので、この場合は翌月からLINEMOへ乗り換えた方が安い料金を維持することが可能です。
LINEMOは割引サービスがなくても3GB/990円から利用できる安い料金プランでソフトバンクのキャリア回線を利用できるため、ソフトバンクからの乗り換え先としては非常におすすめです。
ソフトバンクからの乗り換えに使えるLINEMOのキャンペーン
ソフトバンクからの乗り換えに使えるLINEMOのキャンペーンは、それぞれ以下のとおりです。
■ ソフトバンクからの乗り換えに使えるLINEMOのキャンペーン
- 通通話オプション割引キャンペーン2
- 基本料初月0円特典 (LINEMO)
- HELPO
通話オプション割引キャンペーン2
「通話オプション割引キャンペーン2」は、LINEMO契約月を1ヶ月目とした7ヶ月目まで通話オプションの料金から毎月550円が割引されるキャンペーンです。
キャンペーンが適用されると「通話準定額(5分かけ放題)」は最大7ヶ月間無料、「通話定額(24時間かけ放題)」は最大7ヶ月間1,650円から1,100円に割引されます。
ただし、割引期間は通話オプションを契約したときからではなく、LIEMOを契約したときから7ヶ月間となっており、7ヶ月以内に通話オプションを契約しなければ割引を受けられないので注意してください。
キャンペーン名 | 通話オプション割引キャンペーン2 |
---|---|
キャンペーン期間 | 2023年7月4日(火)~終了日未定 |
特典内容 | 「通話準定額」や「通話定額」のオプション料金が、LINEMO契約月を1ヶ月目とした7ヶ月目まで、毎月550円割引される。 |
適用条件 |
|
注意事項 | 通話オプションを契約していない期間も割引期間にカウントされる |
基本料初月0円特典 (LINEMO)
「基本料初月0円特典 (LINEMO)」は、ソフトバンク、ワイモバイルからの乗り換えで、LINEMO回線の基本料、データ定額サービス料、対象のオプションサービス料および月額使用料が初月無料になる特典です。
LINEMOで開催中のキャンペーンの多くはソフトバンク・ワイモバイルからの乗り換えは基本的にキャンペーン対象外となります。
しかし、基本料初月0円特典 (LINEMO)はソフトバンク、ワイモバイルからの乗り換え限定のキャンペーンとなっているため、乗り換えを検討中の方は必ず適用しましょう。
キャンペーン名 | 基本料初月0円特典 |
---|---|
キャンペーン期間 | 2023年1月18日(水)~ 終了日未定 |
特典内容 | ソフトバンク、ワイモバイルからの乗り換えで、LINEMO回線の基本料、データ定額サービス料、対象のオプションサービス料および月額使用料が初月無料 |
適用条件 | キャンペーン開催中にソフトバンク又はワイモバイルの回線からの乗り換えでLINEMOを契約する |
注意事項 | 通話料金やSMSの料金、海外通信料などは割引対象外 |
HELPO
LINEMOユーザーが健康ヘルスケアアプリ「HELPO」にはじめて登録すると、初月の月額料金が無料になるキャンペーンです。
また、初月に1日でも5,000歩達成すると200HELPOポイント、オンライン診療利用でHELPOモールクーポン500円を貰うことができます。
専用ページから「ソフトバンクまとめて支払い」を設定して初めて申し込んだ人が対象なので、HELPOをまだ利用したことが無い人は、この機会にぜひ試してみてはいかがでしょうか。
キャンペーン名 | HELPO |
---|---|
キャンペーン期間 | 22022年12月1日〜終了日未定 |
特典内容 | 初月無料特典:月額利用料が1ヵ月無料 オンライン診療クーポンキャンペーン:HELPOモールクーポン500円 HELPOと一緒にお出かけキャンペーン:200HELPOポイント |
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ソフトバンクからLINEMOに乗り換える際のよくある質問
最後に、ソフトバンクからLINEMOに乗り換える際のよくある質問について解説していきます。
■ ソフトバンクからLINEMOに乗り換える際のよくある質問
- ソフトバンクからLINEMOへ乗り換える際に機種変更はできる?
- ソフトバンクからLINEMOへ乗り換える際にデータ移行は必要?
- LINEMOは口座振替もできるの?
- 乗り換えには店舗とオンラインどっちがおすすめ?
- ソフトバンクからLINEMOへ店舗での乗り換えはできる?
- ソフトバンクで購入した端末はLINEMOでも使える?
- 日割りでの支払いはできる?
- ソフトバンクで購入した機種代金の支払いが残っているとどうなる?
- LINEMOを短期解約するとブラックリスト入りする?
Q.ソフトバンクからLINEMOへ乗り換える際に機種変更はできる?
A.LINEMOではスマホを販売していないので機種変更することができません。
ただし、乗り換え前にご自身でスマホを別途購入しておけば、新しいスマホでLINEMOの利用を開始することができます。
LINEMO乗り換え後に新しいスマホを利用したい場合は、ソフトバンクオンラインショップやApple StoreなどでSIMフリースマホを購入しておきましょう。
Q.ソフトバンクからLINEMOへ乗り換える際にデータ移行は必要?
A.ソフトバンクからLINEMOへ乗り換えに限らずスマホを買い替える場合はデータ移行が必要です。
ただし、現在ソフトバンクで利用しているスマホをLINEMOでそのまま使う場合は、乗り換え手続きをしてもデータは端末に残るため、データ移行手続きは必要ありません。
一方で、乗り換えと同時にスマホを買い替える場合は、現在ソフトバンクで使用しているスマホから新しいスマホへデータ移行手続きが必要です。
データ移行を行う際は、iPhone同士なら「クイックスタート」、Android同士またはiPhoneからAndroidなら「Googleアカウント」、AndroidからiPhoneなら「iOSに移行する(アプリ)」を利用しましょう。
Q.LINEMOは口座振替もできるの?
A.LINEMOは毎月の料金の支払い方法として口座振替に対応しています。
LINEMOは口座振替に対応しているため、ソフトバンクで口座振替を利用していた人もそのまま利用できます。
また、ソフトバンクからLINEMOへ乗り換える際、My SoftBankのアカウントを介して支払い方法も自動継続されるので、今まで口座振替を利用していた方は支払い情報を変更する手間もかかりません。
Q.乗り換えには店舗とオンラインどっちがおすすめ?
A.LINEMOはオンライン専用プランなので、そもそも店舗で申し込むことはできません。
LINEMOの申込み窓口はオンラインに限定されているため、ソフトバンクから乗り換える場合はLINEMO公式オンラインサイトから手続きする必要があります。
ソフトバンクショップではLINEMOへの乗り換え手続きは行えないので注意をしましょう。
Q.ソフトバンクからLINEMOへ店舗での乗り換えはできる?
A.ソフトバンクからLINEMOへ店舗での乗り換えることはできません。
LINEMOはオンライン専用プランなので、ソフトバンクからLINEMOへ乗り換える場合はソフトバンクショップではなく、LINEMO公式サイトから手続きを行う必要があります。
ソフトバンクからLINEMOへの乗り換え手続きの詳細な手順は、本記事内の「ソフトバンクからLINEMOへ番号移行での乗り換える手順」を参考にしてください。
Q. ソフトバンクで購入した端末はLINEMOでも使える?
A.多くの機種は対応していますが、一部機種は利用することができません。
ソフトバンクで購入した端末は、ほとんどがLINEMOでも利用できますが、一部LINEMOに対応していない端末もあるので注意が必要です。
ソフトバンクで購入した端末が利用できるかどうかは、LINEMOの動作確認端末一覧から確認するようにしましょう。
また、通常他社からLINEMOに乗り換える場合、SIMロック解除が必要になりますが、ソフトバンクから乗り換える場合は同一キャリア回線を利用するため必要ありません。
Q.日割りでの支払いはできる?
A.LINEMOに乗り換えた月の料金は日割りにできます。
LINEMOは契約月の料金(月額料金やオプション料金など)が日割り計算になるため、月の途中で乗り換えても無駄がありません。
ソフトバンクから乗り換える際は、ソフトバンク側の料金締め日に合わせるのがおすすめです。
Q. ソフトバンクで購入した機種代金の支払いが残っているとどうなる?
A.継続してソフトバンクで支払う必要があります。
ソフトバンクからLINEMOに乗り換える際に、ソフトバンクで購入した機種代金の支払いが残っている場合は、残債を全て支払う必要があります。
残債は分割払いでそのまま継続して支払うか、乗り換えのタイミングで一括で清算したい場合はソフトバンクショップで支払うことも可能です。
Q. LINEMOを短期解約するとブラックリスト入りする?
A.LINEMOを短期解約するとブラックリスト入りする可能性があります。
LINEMO契約後に何らかの理由で合わないと感じたら短期で解約すること自体は可能です。
しかし、契約してすぐにLINEMOを解約するとブラックリストに載ってしまい、再契約することが難しくなる可能性が高いのでおすすめしません。
一般的に180日以内での解約が短期解約とされています。
ちなみに、LINEMOの新料金プランは加入当月に解約すると解約手数料990円が発生しますが、通信環境など正当な理由で解約する場合、「8日間キャンセル」が適用され解約手数料は請求されません。
Q. ソフトバンクからLINEMOへ乗り換え申し込み後即日利用できる?
A.eSIMで申し込んだ場合は最短で同日中に利用開始することができます。
SIMカードで申し込んだ場合は、15:00までに審査完了した場合最短当日SIMカードが発送され、翌日以降SIMカードを受け取り次第利用開始することが可能です。
ソフトバンクからLINEMOへ乗り換え当日に即開通させていという人は、必ずeSIMを選択して申し込むようにして下さい。
なお、手持ちのスマホがeSIMに対応していない場合、LINEMOをeSIM契約しても利用することはできないので注意して下さい。
Q. ソフトバンクからLINEMOヘ乗り換えた月の料金は日割り計算される?
A.ソフトバンクを月の何日に解約しても月額料金は日割り計算されません。
ソフトバンクからLINEMOヘ乗り換えた月のソフトバンクの料金は満額請求されます。
一方、LINEMOはソフトバンクから番号移行の場合「基本料初月0円特典 (LINEMO)基本料初月0円特典 (LINEMO)」が適用されるので、初月無料で利用することが可能です。
Q.ソフトバンクからLINEMOへ乗り換える際SIMロック解除は必要?
A.ソフトバンクからLINEMOへのりかえ(番号移行)する際はSIMロック解除不要です。
LINEMOへのりかえと同時に、のりかえ(番号移行)前に利用していたソフトバンク製品のSIMロック解除手続きが同時に行われるので、ユーザー側でSIMロック解除手続きをする必要はありません。
ただし、端末残債の未払などネットワーク利用制限中のスマホに関してはそのまま使えない場合もあるので注意して下さい。
ベストプランV
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まとめ
ここまでソフトバンクからLINEMOへの乗り換え手順や、乗り換えるメリットやデメリット、乗り換え後の料金シミュレーションなどを解説しました。
■ ソフトバンクからLINEMOへ番号移行で乗り換える手順
- 手順1. 自分のスマホが対応しているか確認する
- 手順2. 必要に応じてSIMロック解除をする
- 手順3. 必要書類を用意する
- 手順4. WebからLINEMOを申し込む
- 手順5. SIMの開通手続きをする
LINEMOは、ソフトバンクのメリハリ無制限で30GBを大きく超過している使用しているヘビーユーザーや、毎月1GB未満のライトユーザーを除き、多くのソフトバンクユーザーにとっておすすめの乗り換え先です。
家族割引やネット回線割引が適用外になる点や、オンラインサポートのみとなる点などに注意しつつ、料金面でお得になるようであれば積極的にLINEMOへの乗り換えを検討してみて下さい。