Xperia 5 Ⅳを快適に使うための知っておきたい9の設定・便利機能

設定・便利機能を紹介するXperia 5 Ⅳの実機イメージ

2022年10月21日に発売されたSONY製のスマートフォン「Xperia 5 Ⅳ」

縦長ディスプレイが特徴的なハイエンドモデルのスマートフォンで、NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルから購入が可能です。

本記事では定番の設定から、少しコアな設定に至るまで、Xperia 5 Ⅳを快適に使うための設定について幅広く解説をしていきます

ぜひ自分のお気に入りの設定に仕上げ、快適に使いこなしていきましょう。

※本記事ではKDDI版のグリーンを使用しています。

   
   

Sony Mobile
Xperia 5 IV

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1. 指紋認証を設定する

指紋認証の登録画面が映されているXperia 5 Ⅳの実機イメージ

個人情報がたくさん格納されているスマートフォンですので、セキュリティロックを掛けることはもはやマストな設定といえます。

セキュリティを高めるため、安全面を考慮しても何よりも先に設定しておきたい機能です。

残念ながらXperia 5 Ⅳは顔認証には対応していないため、指紋認証は必ず設定をしておきましょう。

【セキュリティ】を選択する画面【指紋設定】を選択する画面
設定から【セキュリティ】→【指紋設定】の順にタップ
各注意事項を確認画面
各注意事項を確認し「同意する」をタップ
始める前の指示画面
センサーと指を拭くよう指示があるため、画面に合わせて行い【次へ】をタップ
指紋中央部の登録画面周辺部の諮問登録画面
端末の側面にある指紋情報センサーに指を軽く押し当て、その動作を15回ほど繰り返す
(「次へ」を押さなくても自動で認識します)
指紋の登録が完了した画面
登録が完了する
別の指を登録する場合は「他の指紋を追加」をタップ

また、指紋認証によるロック解除は、センサーボタンに触れるだけでロック解除が可能です。

手軽に解除ができる反面、意図せず触れてしまったときに誤作動で解除されてしまう場合があります。

嫌な人は、ボタンを押し込むことでロックが解除される設定もできますので、お好みに合わせて設定をしておきましょう。

セキュリティの【押し込み式指紋認証】を選択する画面
【押し込み式指紋認証】機能をONにする

2.画質やリフレッシュレートを変更する

画質設定画面が映されているXperia 5 Ⅳの実機イメージ

同機種は画質にこだわった設定や、リフレッシュレート「120hz」に対応しています。

ディスプレイ設定にこだわりがある人はこちらで設定をしておきましょう。

リフレッシュレートを120Hzに設定する際の注意点ですが、こちらの設定をONにすることで、画面をより滑らかに表示でき快適な操作感を得られるのと引き換えに、消費電力が上がってしまいます。

電池の消耗が激しくなりますので、電池を節約したい人は設定をオフにしておきましょう。

画質の設定をする

【画面設定】を選択する画面【画質設定】を選択する画面
設定から【画面設定】→【画質設定】の順にタップ
画質を選択する画面
「クリエイターモード」「スタンダードモード」が用意されているのでお好みに合わせたモードを選択
※特定のアプリのみで自動的にクリエイターモードを適用する設定もある

リフレッシュレートを120Hzに設定する

【画面設定】を選択する画面【低残像設定】を選択する画面
設定から【画面設定】→【低残像設定】の順にタップ
「低残像設定の使用」をONにする画面
「低残像設定の使用」をタップしてONにする

3.おサイフケータイの設定

Xperia 5 Ⅳの背面上部実機イメージ
背面上部のNFCを活用

近年タッチレス決済が普及を続けており、おサイフケータイの必要性が非常に高まっています。

コンビニやスーパーでも当たり前のように電子決済が使えるようになっているため、活用している人も多いのではないでしょうか。

もちろん同機種にもおサイフケータイの機能は搭載されていますので、自身がよく使う決済方法をあらかじめ登録しておきましょう。

危機接続を選択する画面【接続の設定】を選択する画面
設定から【機器接続】→【接続の設定】の順にタップ
【NFC/おサイフケータイ】を選択する画面
【NFC/おサイフケータイ】をタップ
【NFC/おサイフケータイ】をONにする画面
スイッチをタップしてオンにすることで NFC機能がオンになり、おサイフケータイ対応サービスが利用可能となる

4. STAMINAモード、いたわり充電を設定する

いたわり充電の設定画面が映されているXperia 5 Ⅳの実機イメージ

Xperiaシリーズには、バックグラウンド通信を制限することでバッテリー消費を抑える機能「STAMINAモード」が搭載されています。

この機能を使えば、バッテリー残量が少ないときでも、消費電力が大きい機能が制限されるため乗り切ることができるでしょう。

また、いたわり充電機能を使えば、電池の寿命を延ばすようバッテリーにやさしい充電方法を自動的に適用してくれます。

バッテリーを節約したい人、バッテリー寿命を延ばしたい人は設定をしておきましょう。

STAMINAモードを設定をする

【バッテリー】を選択する画面
設定から【バッテリー】をタップ
【STAMINAモード】を選択する画面【今すぐONにする】を選択する画面
【STAMINAモード】→【今すぐONにする】の順にタップ
STAMINAモードが適用された画面
STAMINAモードが適用される

STAMINAモードを設定をする

設定から【バッテリー】を選択する画面
設定から【バッテリー】をタップ
【いたわり充電の使用】を選択する画面いたわり充電をONにする画面
【いたわり充電の使用】をタップして機能をONにする

5. おすそわけ充電を設定する

おすそわけ充電の設定画面が映されているXperia 5 Ⅳの実機イメージ

おすそわけ充電とは、Qi規格のワイヤレス充電に対応している他のスマートフォンなどに充電をおすそわけすることができる機能です。

外出先で充電できる場所が見つからないとき、家族や友人のスマートフォンのバッテリー残量が少なくなった際などに役に立ちます。

いざというときに役立つ機能なので、設定方法について覚えておきましょう。

設定から【バッテリー】を選択する画面
設定から【バッテリー】をタップ
【おすそわけ充電】を選択する画面【おすそわけ充電】をONにする画面
【おすそわけ充電】→機能をONにする
電池残量の設定画面給電タイマーの設定画面
本体の電池残量の設定や給電タイマーも設定できる

6.サイドセンスのカスタマイズ

サイドセンスの設定画面が映されているXperia 5 Ⅳの実機イメージ

Xperiaシリーズには「サイドセンス」という機能が搭載されています。

これは本体を片手で握った状態で、側面のボタンをタップしたりなぞったりすることでメニューの呼び出しやアプリの起動が可能となる機能です。

操作にある程度の慣れが必要ですが、片手で簡単に操作ができる機能になりますので、効率的に操作をしたい人は設定を行っておきましょう。

サイドボタンをなぞると本機能が作動してしまうため、意図せず起動してしまった際には少し煩わしく感じるかもしれません。

設定から機能をOFFにもできますのでお好みに合わせて設定してください。

設定から【画面設定】を選択する画面【サイドセンス】を選択する画面
設定から【画面設定】→【サイドセンス】の順にタップ
【サイドセンスバーを使用する】をONにする画面
【サイドセンスバーを使用する】で機能をON
サイドセンスから【サイドセンスバーの詳細設定】を選択する画面サイドセンスバーの詳細設定画面
【サイドセンスバーの詳細設定】をタップするとサイドセンスバーの設定を変更できる
サイドセンスから【ジェスチャー操作感度】を選択する画面【ジェスチャー操作感度】の詳細設定画面
【ジェスチャー操作感度】各動作の操作感度を調整できる

7.Game enhancer(ゲームエンハンサー)の設定

Game enhancerの設定画面が映されているXperia 5 Ⅳの実機イメージ

Game enhancer(ゲームエンハンサー)は、プレイヤーの理想的なゲーム環境を実現するアプリです。

他の機種にはない、独自で細かなカスタマイズができるゲームエンハンサーですので、本端末をゲームメインで使う方は重宝する機能かと思います。

ゲームプレイ中に攻略情報の検索、ベストプレイを録画機能、機能の最適化など、ゲームプレイを便利にする数々の機能を搭載しています。

かなり多くの機能を搭載していますが、今回は代表的な機能についていくつか紹介します。

ゲームアイコンの格納

TOP画面から【Game enhancer】を選択する画面
TOP画面から【Game enhancer】をタップ
【ゲームアイコンの収納】をONにする画面
【ゲームアイコンの収納】で機能をONにする
マイゲームに追加されたゲームは、ホーム画面とアプリ画面上で非表示になりGame enhancerに収納される

レコード(録画)時の解像度・最大フレームレートを設定する

レコードの【解像度】を選択する画面解像度の数値を選択する画面
レコードの【解像度】をタップすると[480p][720p][1080p]から選択することができる
レコードの【最大フレームレート】を選択する画面最大フレームレートを[標準][ハイフレームレート]から選ぶ画面
レコードの【最大フレームレート】をタップすると[標準][ハイフレームレート]の二つを選択できる

その他Game enhancerでできる代表的な機能について

上記で紹介した機能以外にも、ゲームにまつわる専門的な設定を数多く設定することができます。

どれもゲーム好きの人にはとても嬉しい機能ばかりなのでゲームプレイを中心に使用する人は是非チェックしてみてください。ここでは中でも代表的な機能について紹介します。

ゲームモード ゲームプレイのパフォーマンスに関する設定ができます。
フォーカス設定 プレイ中の通知や操作を細かく設定することで誤操作を防止し、ゲームに集中できます。
画質&サウンド ゲームの画質とサウンドに関する設定ができます。

8.Photography Proの設定確認

Xperia 5 Ⅳのカメラ周辺実機イメージ

「Photography Pro」は、ソニーのデジタル一眼カメラ α™、デジタルスチルカメラRXシリーズなどの本格カメラの操作性や機能を追求したフォト撮影専用機能です。

シャッタースピードやISO感度、ホワイトバランスなど、きめ細かいマニュアル設定ができ、本格カメラ並みの撮影体験を可能にします。

今回は代表的な設定等の確認方法についてチェックしていきます。

TOP画面から【Photography Pro】を選択する画面
TOP画面から【Photography Pro】のアイコンをタップ
アプリが起動し、撮影モードを選ぶ画面
アプリが起動しメニューを押すと撮影モードが選べる

モードは「BASIC」、「AUTO」、「プログラムオート(P)」、「シャッタースピード優先(S)」、「マニュアル(M)」、「メモリーリコール(MR)」の6つから選択できます。

各モードの説明

各モードの説明をします。

BASIC
(ベーシックモード)
カメラアプリと同様のUIで、簡単に写真撮影できるモード。
Auto
(オートモード)
シーンに合わせた最適な設定をカメラが自動で判断し簡単に撮影ができるモード。
P
(プログラムオートモード)
シャッター速度とISO感度の組み合わせを自動で行うモード。
S
(シャッタースピード優先モード)
シャッタースピードを撮影者が決めて、ISO感度はカメラが自動で調整し、設定露出にするモード。
M
(マニュアル露出モード)
シャッター速度、ISO感度をマニュアルで調整するモード。
MR
(メモリーリコールモード)
事前に設定した撮影設定を呼び出すことができるモード。撮影前に設定する手間が省けて、お気に入りの設定ですぐに撮影できます。

その他、かなり細かい撮影メニューの設定項目が複数用意されています。

上記モードをうまく使いこなしながらベストな設定を見つけてみまてください。

9. 片手モードの設定

片手モードの設定画面が映されているXperia 5 Ⅳの実機イメージ

Xperiaシリーズには縦長の端末でも片手で快適に使用できるよう、「片手モード」が搭載されています。

片手モードにすると画面全体が下側に縮小され、画面の端や上部をタップしやすくなります。

電車の中でつり革を持っているときや鞄を持っているときなど、片手でしか操作ができない時などに活用するととても便利です。

設定から【画面設定】を選択する画面【片手モード】を選択する画面
設定から【画面設定】→【片手モード】の順にタップ
【片手モードの使用】をONにする画面
【片手モードの使用】をタップし機能をONにする
ホームボタンをダブルタップし、片手モードが起動した画面
ホームボタンをダブルタップすると、画面上部が縮小する

便利機能まとめ

切り株の上に置かれたXperia 5 Ⅳの実機イメージ

Xperia 5 Ⅳの様々な設定について解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

本機の最大の特徴である縦長ディスプレイを活かす設定や、こだわりのカメラやゲーム機能を活かす設定が多く盛り込まれていました。

エンターテインメントを全力で遊びたい人は是非チェックしてみてください。

今回の記事で紹介した設定以外にもたくさんの設定項目が用意されていますので、是非皆さんのスマホライフがさらに充実するよう、様々なカスタマイズに挑戦してみてください。

   
   

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この記事の編集者

モバレコ編集者:シーモ

モバレコ編集者:シーモ

格安SIM・スマホジャンルを3年以上担当。
モバレコ編集部に着任後、ドコモ→ahamo→mineoに乗り換えるなどフットワークが自慢。
実際に選ぶ・乗り換える経験で得た目線を大事にしています。
良い所はもちろん悪い面もわかる、読んでいて納得感のある記事作りを心がけています。
推しはmineoとIIJmio。

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

みなみかわ

みなみかわ

異色経歴サラリーマンライター

プロフィール

1987年埼玉県生まれ。高校でプログラミングを学び、なぜか全く関係のない製造会社へ就職。その後24歳の時に一念発起し通信大学へ入学。仕事と学業の二刀流をこなし、大学卒業とともに小学校の教員免許を取得。公立小学校で3年間就業するも、何を思ったかまたも一念発起し、マーケティングの勉強を始める。現在マーケティングの職に就きながら、現在大好きなガジェット系の記事を中心に執筆活動をしている、異色の経歴をもつサラリーマンライターです。

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