IIJmioの低速モードの特徴は?設定方法や注意点も徹底解説します
カテゴリ: #IIJmio
最近IIJmioに乗り換えた人の中には、「低速モード」という機能があることを知りつつも、その特徴や設定の仕方についてよく分からないという人もいるかと思います。
しかし、この低速モードは通信速度が制限される代わりに、通信量のカウントに含まれなくなるという機能であり、うまく活用するとデータ量や月額料金の節約も可能なのですぐにでも活用すべき機能です!
本記事ではこの低速モードの特徴とその設定方法や活用方法について詳しく解説していきます。
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目次:
IIJmioの低速モードとは
それでは早速、IIJmioの低速モードにはどんな特徴があるのか?についてから詳しく解説していきます。
低速モードの特徴は大きく分けて以下の3つです!
<低速モードの特徴>
・通信量がカウントされない
・バースト転送機能も使える
・IIJmioの全プランで利用可能
通信量がカウントされない
低速モードに切り替えると通信速度が制限されますが、その代わりに通信量がカウントされなくなります。そのためあまり通信速度を要求しない操作をする際には、低速モードを使えば通信量の無駄遣いを防げます。
低速モードに切り替えた際の通信速度は最大300kbps(ギガプラン以外は200kbps)です。
300kbpsであれば、WEBページの閲覧やLINEのメッセージなどは問題なく利用できますが、動画視聴などデータを多く消費する用途の場合は低速モードの利用は適しません。
そのため、使う用途によって通常モードの通信と低速モードを使い分けることをおすすめします。
バースト転送機能も使える
バースト転送機能とは「低速時でも、通信した際の始めの一定量は高速通信できる機能」のことです。低速時でも使えるので低速モードでも使えます。
通常の通信では高速通信できる容量を使いきると低速状態になりますが、バースト転送機能では、低速状態に切り替えた後も、始めの一定量だけバースト転送が行われるので、テキストメインのサイトなら数秒で読み込みが完了することもあります。
バースト転送機能が働くと、バースト機能がない他の格安SIMと比べても体感で分かるくらい読み込み速度が変わります。
定額のデータ容量を使い切ってしまった人向けに紹介されることの多い機能ですが、低速モードを利用中でも自動で適用されるので、よくスマホでWEBサイトの閲覧をする人はぜひその便利さを体感してみてください。
IIJmioの全プランで利用可能
低速モードの切り替えは、IIJmioの全プランで利用可能です。
従量制プランなど従来からのIIJmioのプランを使っている人も、最新のギガプランを使ってる人でも、低速モードは問題なく利用可能です。
低速モードの設定方法
低速モードは専用アプリのIIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)から簡単に設定が可能です。
アプリ上でクーポンの設定をOFFにすることで、低速モードに切り替えられます。
アプリのダウンロードはこちらから可能です。
クーポンの設定をOFFにする手順は次のとおりです。
①IIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)を起動する
②mioIDとmioパスワードでログインをする
③ON/OFFを切り替えたい電話番号の横にあるON/OFFスイッチをタップする
④「適用」をタップする
なお、クーポンのON/OFFを連続して切り替えた場合は、ON/OFFの設定が反映するのに1分程度かかる場合があります。
低速モード中でもできること/難しいこと
低速モード中は速度が300kbpsに制限がされるので、利用するのが難しい用途もあります。
そこで、ここでは低速モード中でもできること/難しいことをまとめました。
低速モード中でもできること、難しいことを事前に知っておき、用途に合わせて低速モードに上手く切り替えることで、通信量の消費を抑えながら活用していきましょう!
低速モードでもできること
低速モードでできることは、次のとおりです。
・Webサイトの閲覧
・LINEのメッセージ
・音楽サービス(Spotify、Apple Musicなど)
上記の用途であれば、あまりデータを多く使用しないので、低速モードでも充分に利用可能です。特にWEBサイトの閲覧やLINEのメッセージなどはスマホの主な用途として毎日行ってる人も多いでしょう。
これらの用途の利用時に低速モードを活用することで、契約するデータ量も下げることができると、月額料金を節約するといった選択肢も可能になってきます。
また音楽サービスを利用する人にも、低速モードの活用はおすすめです。Spotifyなどの音楽サービスは300kbpsでも充分に楽しむことができます。
低速モードでは難しいこと
逆に低速モードで難しいことは次のとおりです。
・YouTubeなどの動画閲覧
・テザリング
・地図や画像の閲覧
上記の用途では、データを多く利用するので、低速モードはあまり適していません。
もしYoutubeなど動画視聴がしたいけど、データ量を使いたくないという人は自宅のWi-Fiで動画視聴するなどの工夫が必要です。
また、テザリングも低速モード時では快適に使えません。こちらも通常のモードでの利用、もしくは自宅のWi-Fiを利用する等をおすすめします。
他には地図や画像の閲覧でスマホを使う人も多いかと思います。しかし地図や画像では読み込みに多くのデータを利用するので、低速モードだと読み込みにかなり時間がかかってしまう可能性があります。
なので、動画のようにほとんど見れないレベルではないですが、日常的に利用は難しいかもしれません。
低速モードの注意点
最後に低速モードを使う上での注意点もまとめました。注意点も踏まえて低速モードを上手く活用しましょう。
・3日間の使用量による制限あり
・用途によってはかえって不便になる
・大手キャリアの通信制限速度よりは遅い
3日間の使用量による制限あり
低速モード中はデータ量にカウントされないので、切り替えなければ無制限で使えると思った人もいるかもしれません。
しかし、低速モードには3日間の使用量による通信制限があります。
具体的にはクーポン残量がない/クーポンをOFFにしている状態で、3日あたりの通信量が366MBを超えると、通信規制がかかります。
通信規制がかかった際の通信速度は公式では公表されていませんが、これまで低速モードでも行えていた操作ができなくなる可能性もあります。
そのため急に通信規制をで困ることがないように、3日間の通信量が「366MB」を上回らないよう注意しておくといいでしょう。
用途によってはかえって不便になる
低速モードはデータ量を使用しないのは魅力的ですが、速度が規制されるというデメリットもきちんと理解をして、利用することが大事です。
WEBサイトの閲覧やLINEのメッセージは低速モードでも使えますが、動画の視聴やテザリングなどの用途は低速モードでの利用は難しくなることは、先述してきました。
そのため低速モードでできることはクーポンをOFFにする、低速モードでできないことはクーポンをONにするといった使い分けを予め決めておくと無駄なくデータ量が使えるのでうまく使い分けるようにしましょう。
大手キャリアの通信制限速度よりは遅い
IIJmioの低速モードと速度制限時の速度は300kbpsですが、ドコモやauなど大手キャリアの通信制限時の速度は1Mbpsと、同じ速度制限でも約3倍程度の速度の差があります。
1Mbpsの通信速度があれば、300kbpsでは通信がしずらかった以下の用途でも利用が可能です。
・地図や画像の閲覧
・Youtubeの標準画質の視聴
このように1Mbpsのほうが、300kbpsの通信速度制限よりも使える用途はグっと広くなっています。地図や画像の閲覧や高画質でのYoutubeを見ない人には、300kbpsでも扱えるのでIIJmioの低速モードの利用も検討してみましょう。
低速モードを活用するとデータ消費量を抑えつつ快適に利用できる
今回紹介したようにIIJmioの低速モードは通信速度を抑える代わりに、通信量の消費量を抑えられます。通信量の消費量が抑えられればデータ量の少ないプランに変更できて月額料金を減らすことにも繋がります。
低速時の300kbpsでもWEBサイトの閲覧やLINEメッセージは使えるので、簡単な情報収集や連絡などは問題なく行えます。
そのため低速モードでできることは低速モードで、動画の閲覧など通常時の通信でないとできない操作は通常時の通信で対応するのがおすすめです。
上手く使い分けてデータの消費を抑えつつ、快適に利用してみましょう!
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