LINEのトーク履歴やグループが消えてしまう4つの原因とその対策を解説
カテゴリ: #アプリ
よく使うアプリほどデータが消えてしまうと困るもの。SNSも同じで、皆さんが普段利用しているLINEも友だち一覧や過去のトークデータ、お気に入りのスタンプが消えたら青ざめてしまいますよね。
実はLINEの仕組みをきちん理解していれば、データがうっかり消えてしまうのを防ぐことができるんです!
LINEのデータを誤って消さないために、データが消えてしまう原因とその対策をしっかりと覚えておきましょう!ここでは、データが消える原因と考えられる4つのケースとその対策をご説明します。
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目次:
ケース1. 機種変更をしたとき
スマホの最新機種が発売になれば買い換えたいということもありますし、最新のAndroid OSやiOSのバージョンが適用できない古いスマホになれば、システムのセキュリティ上の理由で新しい端末にした方が良いという場合もあります。
またMNPをすれば必然的に機種変更をすることになります。
この「機種が変わる」というタイミングは、LINEのデータを消失させないために気をつけなければならないポイントになります。
LINEはスマホの電話番号で年齢認証をするなどしますが、その認証でデータの保全をしてくれるわけでもありません。機種変更時にきっちりとデータが移行できるような設定をしておくことが大切です。
また、AndroidからiPhone、iPhoneからAndroidとOSをまたいだ機種変更をする場合にはどうしても引き継げないものもあります。あらかじめ把握しておけば事前に手を打てますし、困ることも少なくなります。
対策:アカウントの移行・トークのバックアップ作業をしよう
機種変更を行う際、あらかじめ正しい移行作業を行っておけばデータはきちんと引き継がれます。新しいスマホでログインした際にデータが無くならないよう、事前の準備、場合によってはトーク履歴のバックアップなど、あらかじめ準備をしっかり確認しておきましょう。
準備のための詳細な方法については以下のリンクをご覧ください。
参照:
ケース2. 複数の端末でログインしたとき
スマホでLINEを使う場合、原則としてひとつのLINEアカウントは1台のスマホでしか使えません。複数台のスマホで一つのLINEアカウントを使うことが出来ないのです。
あるスマホでLINEを使っているのに別スマホで同じIDでLINEにログインしようとすると、「前の端末では利用できなくなります」という警告が出た上で使用出来なくなります。
複数のスマホで一つのアカウントを使うことは出来ないため、別の手段を採ることになります。
対策:スマホ以外のアカウントか、別々のアカウントを用意しよう
複数端末でのログインが認められているのは
- スマホとiPad
- スマホとパソコン
の組み合わせです。
スマホ側で設定の「アカウント」で「ログイン許可」をONにすれば、スマホで登録したメールアドレスとパスワード、もしくはFacebook連携でログイン可能です。
iPadを使って複数端末でログインしたい場合、iPad専用LINEアプリを利用しましょう。
iPad版のLINEをインストール:
「ログイン許可」をONにした場合、パスワードの管理には十分に注意が必要です。メールアドレスとパスワードが漏洩してしまうと、第三者にログインされてしまう可能性があります。誕生日や数字だけのような安易なパスワードは利用しないようにするなど、パスワードの管理には気をつけてください。
ケース3. アプリを再インストールしたとき
FacebookのメッセージやTwitterのDM(ダイレクトメッセージ)はそれぞれのサーバーで管理されていますが、LINEのトーク履歴は端末に保存されています。
したがって、トーク内容を保存することなく不用意にアプリの削除などをしてしまうと、過去のトーク内容がなくなってしまいます。
対策:トーク内容をバックアップしよう
AndroidからAndroid、iPhoneからiPhoneの場合はそれぞれバックアップがしやすくなっています。
一方でOSが変わってしまう場合はトークの引継ぎができません。テキストのみ保存が可能になっているのが現状です。
トーク履歴のバックアップは以下のリンクを参照してください。
参照:
バックアップをせず、万が一トークを紛失してしまった場合、そのトーク相手にお願いしてトーク履歴のバックアップデータを貰う、という手もあります。
これに頼りすぎるのも考え物ですが、いざという時の手段として覚えておきましょう。
ケース4. アプリに不具合が生じたとき
新しい機能が搭載されるとLINEのアプリはバージョンアップされますが、機能が搭載されなくてもアプリがバージョンアップされるケースはあります。それが、プログラムの不具合などが修正されるケースです。
プログラムに問題が発見されて修正した場合にアプリが更新されるケースがありますが、こういった時にはLINEの公式ブログに報告があったり、App StoreやGoogle Playの更新情報から情報を知ることができます。問題が無い限り速やかにアプリをアップデートするのが良いでしょう。
対策:アプリや端末のOSを最新のバージョンにしよう
セキュリティが強化されたり、アプリがより安定したりとアップデートはメリットが大きい行為だと考えられます。
また、使用しているスマートフォンのOSを最新のバージョンに保っておくことも大切です。以下の情報をご参考にしてみてください。
参照:
まとめ
LINEのデータを消してしまうケースは、不具合などよりも機種変更などの作業中に知識不足や操作ミスで招いてしまうのではないでしょうか。
一般的には機種変更は2年に一度程度と思われるかも知れませんが、端末を修理に出す際には代替機を準備されるケースもあり、こういったときには否が応でも「機種変更」の作業をいろいろしなければならなくなります。
ただ、いずれにしても機種変更はいつもいつもやるといった作業ではないため知識としては定着しにくいですし、経験値もたまりにくいものです。ぜひ本記事やリンク先の記事を熟読して、失敗しないようにお気をつけください!
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