シニア世代におすすめ! ドコモの「らくらくホン F-01M」の特徴や便利機能・設定まで徹底解説

らくらくホン レビュー・設定

2016年12月に発売された「らくらくホン F-02J」の後継機種として、2019年11月にドコモから発売された「らくらくホン F-01M」。

主にシニア世代の人をメインターゲットとしているらくらくホンですが、実際のところその使い心地や機能などはしっかりとシニア世代の人たちにフィットしたものなのでしょうか?今回は、らくらくホン F-01Mのデザイン・スペック、さらには機能の設定方法についてレビューします

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ドコモのらくらくホンの特徴

らくらくホン F-01M
らくらくホンの特徴

昨今、スマートフォンは便利な機能の追加やカメラの機能の向上など、進化を続け普及しています。一方で折りたたみ式の携帯電話、いわゆる“ガラケー”も未だに根強い人気を誇っており、定期的に各メーカーから新製品が発売されています。

スマートフォンと異なり、シンプルな機能と使いやすさが魅力のガラケーですが、その中でも特にシンプルな使いやすさを追求して作られているのが「らくらくホン」シリーズです。一般的なガラケーとの違いは下記のようなものが挙げられます。

・ボタンが大きく押しやすい
・文字の表示が大きい
・メニューや設定方法が明確でわかりやすい
・ワンタッチで電話を掛けることが出来る

以上のように難しい機能を排除し、必要最小限の機能をかんたんに使うことを追求し作られています。そのため、メインターゲットとされている方は、細かい操作が難しいと感じるシニア層になります。

らくらくホン F-01Mのスペック

らくらくホン F-01Mのスペック
らくらくホン F-01Mのスペック

それではらくらくホン F-01Mのスペックのスペックを確認していきましょう。

らくらくホン F-01M製品ページ

発売日 2019年11月22日発売
サイズ 約113(H)×52(W)×16.7(D)mm
質量 約129g
内蔵メモリ 8GB
外部メモリ 1GB
バッテリー容量 1500mAh
ディスプレイ 約3.0インチ
FWVGA
通信・通話機能 VoLTE対応、赤外線通信対応
Wi-Fi:IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz)
カメラ 有効画素数 約810万画素
防水/防塵 防水:IPX5/IPX8/防塵:IP6X
価格 38,016 円
販売サイト ドコモオンラインショップ

らくらくホン F-01Mのボディサイズは、約113(H)×52(W)×16.7(D)mmで、重量は約129gとなっています。実際に端末を持ってみると、コンパクトで軽く持ち運びも苦にならないサイズ感でお年寄りでも扱いやすいサイズ感だと感じました。

カメラの画素数は810万画素となっております。最新スマホのような美しい写真を撮るには物足りないスペックではありますが、ちょっとした写真を撮影する分には十分なスペックとなっています。

バッテリー容量も1,500mAhで基本的に消費電力の少ないガラケーなら充分な容量となっています。なお連続待受時間(静止時)約530時間(LTE)となっており数日充電をしなくても耐えられるものとなっています。

らくらくホン F-01Mの料金シュミレーション

実際にらくらくホンF-01Mを月々運用していくとなるといくらくらい掛かるのでしょう?
端末代やプランを組み込みながら、料金のシュミレーションをしてみました。

通話オプションなし 5分無料オプション かけ放題オプション
端末代分割払い
(36回)
1,056円/月(38,016円)
ケータイプラン 1,200円
通話オプション 700円 1,700円
合計(税別) 2,256円 2,956円 3,956円

らくらくホンは「ギガホ」などのプランは組めないため、基本的に価格差が出るとすると“通話のオプションをつけるか否か”です。通話がメインという使い方をする人が多いと思うので、実際の通話時間の実態に合わせて適切なプランを選びましょう。

らくらくホン F-01Mの外観・デザイン

らくらくホン F-01Mのカラー
ホワイト/ネイビー/ピンクの3色展開

それでは外観デザインについて細かく見ていきましょう。らくらくホン F-01Mは2つ折りのおなじみのデザインを採用したガラケーで、3色(ホワイト/ネイビー/ピンク)のカラーラインナップで展開されています。

デザインはシンプルながら、ボタンを大きく配置したり、ワンタッチダイヤルボタンを採用したりと使いやすさにこだわったデザインとなっています。

今回はホワイトのモデルを用いて、外観デザインをチェックしていきます。

らくらくホン F-01M(正面)
大きめな通知画面搭載
らくらくホン F-01M(右)
側面(右):MicroUSB端子にはカバーがついている
らくらくホン F-01M(左)
側面(左):音量調整ボタンとボイスボタンを配置
らくらくホン F-01M(背面)
背面:アウトカメラが配置されている
らくらくホン F-01M(ディスプレイ)
ディスプレイ:下部にワンタッチボタンが3つ並ぶ
らくらくホン F-01M(ボタン部)
ボタン部:慣れ親しんだテンキーは表示もボタンも大きい

防水・防塵設計となっている本機ですが、リアカバーは取り外すことが可能でバッテリーの着脱も可能です。バッテリーが弱まってきても交換できるので長く使うことができますね。
SIMカードとmicroSDカードのスロットはバッテリーの下に配置されています。

らくらくホン F-01Mの特徴・設定方法

優れた耐久性

優れた耐久性
防水防塵対応で衝撃にも強い

いつも持ち歩く携帯電話なので、その扱いもついつい雑になりがちです。ちょっと落としたりちょっと濡れてしまった程度で壊れてしまうのでは心許ないですよね。

らくらくホン F-01Mは、防水(IPX5/IPX8)・防塵(ぼうじん)性能(IP6X)に対応しており、水場での使用や埃の多い場所での使用も問題ありません

さらには、米国国防総省が定めたMIL規格14項目準拠落下をはじめ耐久性・防水性など数々の試験をクリアしています。煩雑な扱いでもそう簡単には壊れない仕様なのは嬉しいですね。

不明点は電話で解決

不明点は電話で解決
受付時間:午前9時~午後8時

時代の流れとともにFAQサイトの充実やAIチャットなどで手軽に便利に不明点の確認が行えるようになってきましたが、難しい操作が苦手な人にとってはかえって面倒で手間に感じますよね。そんな時はやはり電話で聞いてしまうのが一番簡単で確実な手段となります。

らくらくホン F-01Mは電話番号を調べたりサポートサイトにいくことなく、「使い方ボタン」を長押しするだけで簡単にサポートセンターへ電話を掛けることができます。通話料・相談料はもちろん無料です。

操作の得意な家族が遠方に住んでてなかなか聞く機会がないという人でも安心してサポートを受けることができます。

通話がさらに聞きやすく

通話がさらに聞きやすく
シニア世代にも優しい機能である

ガラケーの主となる用途といえばやはり「通話」ですよね。らくらくホン F-01Mには着信から通話まで便利な機能が用意されています。

呼び出し音量の調整

歩行中や人混みなどの騒がしい場所で呼び出し音量を自動的に大きくする設定があります。着信に気づかないことが多いという人はぜひ設定しておきましょう。

着信音量設定①着信音量設定②
1.「設定を行う」→「電話着信時の設定を行う」に進む
着信音量設定①着信音量設定②
2.「自動音量設定」から「大きくする」を選択

受話音量の設定

次は、通話時の相手の声が聞き取りやすくなるよう、受話音量の設定を行いましょう。最大音量が全モデルと比べ約2段階アップした「でかボリューム」に対応しています。

受話音量設定①受話音量設定②
1.「設定を行う」→「相手の声の音量を調整する」へ進む
受話音量設定③
2.音量を選択する
最大「8」まで調整が可能

見やすい画面表示

メインターゲットがシニア世代の人ということもあり、文字の表示はデフォルトで大きく見やすい仕様になっています。さらに見やすさを向上させるためには明るさの調整を行うと良いでしょう。ここでは明るさの調整方法について説明します。

明るさの調整①明るさの調整②
1.「設定を行う」→「画面の設定を行う」
明るさの調整③
2.好みの明るさに調整可能

周りの明るさを感知して、自動で明るさを調整することもできます。

ワンタッチダイヤルボタン

明るさの調整③
ワンタッチダイヤルボタン

らくらくホンといえば!といっても過言ではないのが画面下に配置された3つのワンタッチダイヤルボタンです。よく使う連絡先をあらかじめ設定しておくことで、その名の通り登録した相手にワンタッチで電話を掛けることができます。

ワンタッチダイヤルボタンを押すと登録の画面が表示されます。画面の指示に従って登録をができます。

ワンタッチダイヤルボタンの登録①ワンタッチダイヤルボタンの登録②
1.ワンタッチダイヤルボタンを押して、登録をどこからするか選択する

ここでは「電話帳から選ぶ」を選択→電話帳から登録したい人を選択しています。

ワンタッチダイヤルボタンの登録①ワンタッチダイヤルボタンの登録②
2.電話番号を確認する→専用の着信音の設定を任意の方選択
ワンタッチダイヤルボタンの登録③
3.登録が完了

迷惑電話と迷惑メールに注意喚起

ワンタッチダイヤルボタンの登録③
迷惑電話・メールの対策機能も充実

高齢者をターゲットとした「オレオレ詐欺」被害などは跡を絶ちません。

らくらくホン F-01Mには電話帳登録外の相手に対して、専用ガイダンスと録音機能で応対できる「迷惑電話対策機能」と、怪しいキーワードが入ったメール・メッセージに注記喚起する「らくらく迷惑メール判定」が備わっています。被害を未然に防ぐためにも事前に登録をしておきましょう。

「迷惑電話対策機能」の設定方法

迷惑電話対策機能の設定①迷惑電話対策機能の設定②
1.「あんしん機能を使う」→「迷惑電話対策機能を使う」へ進む
迷惑電話対策機能の設定③迷惑電話対策機能の設定④
2.「迷惑電話対策を開始/停止する」→「開始する」へ進む
迷惑電話対策機能の設定④
3.設定完了

「らくらく迷惑メール判定」の設定方法

らくらく迷惑メール判定の設定①らくらく迷惑メール判定の設定②
1.「メール・SNSを使う」→「メールを使う」へ進む
らくらく迷惑メール判定の設定③らくらく迷惑メール判定の設定④
2.「メールを設定する」→「その他の設定をする」へ進む
らくらく迷惑メール判定の設定⑤らくらく迷惑メール判定の設定⑥
3.「らくらく迷惑メール判定の設定」から設定したい項目を設定

まとめ:らくらくホン F-01Mは難しい操作が苦手な「シニア世代の人」におすすめ!

らくらくホン F-01Mの外見や代表的な機能とその設定方法についてレビューしました。

わかりやすいメニューの表示はもちろん、近年の迷惑電話などへの対策もバッチリされている一台でした。サポートについても、無料で簡単に電話で問い合わせ出来ることからシニア世代の人にもマッチしていると思います。

操作方法の説明も簡単なので、ご両親や祖父母へのプレゼントとしても最適です。ぜひご検討してみてはいかがでしょうか?

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この記事の編集者

モバレコ編集者:シーモ

モバレコ編集者:シーモ

格安SIM・スマホジャンルを3年以上担当。
モバレコ編集部に着任後、ドコモ→ahamo→mineoに乗り換えるなどフットワークが自慢。
実際に選ぶ・乗り換える経験で得た目線を大事にしています。
良い所はもちろん悪い面もわかる、読んでいて納得感のある記事作りを心がけています。
推しはmineoとIIJmio。

この記事を書いた人(編集:モバレコ編集部)

みなみかわ

みなみかわ

異色経歴サラリーマンライター

プロフィール

1987年埼玉県生まれ。高校でプログラミングを学び、なぜか全く関係のない製造会社へ就職。その後24歳の時に一念発起し通信大学へ入学。仕事と学業の二刀流をこなし、大学卒業とともに小学校の教員免許を取得。公立小学校で3年間就業するも、何を思ったかまたも一念発起し、マーケティングの勉強を始める。現在マーケティングの職に就きながら、現在大好きなガジェット系の記事を中心に執筆活動をしている、異色の経歴をもつサラリーマンライターです。

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