楽天モバイルは余ったデータ容量の繰り越しに対応!注意点・便利でお得な仕組みを解説
カテゴリ: #楽天モバイル
楽天モバイルは当月使いきれなかった通信容量を翌月に自動で繰り越すことができます。この繰り越し機能を使うことで、月々の料金をさらにお得にすることも可能です。今回は、その楽天モバイルの繰り越しシステムについて詳しく解説していきます。
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目次:
楽天モバイルは余ったデータ容量の自動繰り越しに対応
楽天モバイルの毎月の高速通信のデータ容量は、使いきれなかった分は自動で翌月に繰り越される仕組みになっています。データ容量の繰り越しにあたって特に申し込みは不要です。
データ繰り越しのメリットとしては、毎月のデータ通信利用量に波がある場合でも、使わなかった月の分を翌月に持ち越し、その分翌月に速度制限にかからず多くのデータ通信量を消費できること。
楽天モバイルのデータ容量繰り越しの知っておきたいポイント
楽天モバイルは翌月に容量を繰り越す事ができますが、有効期限は1ヶ月。翌々月まで繰り越す事はできないので注意が必要です。そのため繰り越した容量を翌月中に使い切れない場合、その容量は消滅します。
消費される通信容量は繰越分が先に消費され、それを使い切ったら当月分が消費されるという順番になっています。
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楽天モバイルのデータ容量繰り越しの注意点
まず、楽天モバイルで繰り越したデータ容量は通常のデータ容量と同じく、3日の通信制限の対象内という点に注意が必要です。
楽天モバイルには3日間あたり3.1GBプラン:540MB、5GBプラン:1GB、10GBプラン:1.7GBの短期通信量制限が設けられていますが、前月から繰り越したデータ容量に関してもこの制限は適用されます。
3日制限で低速通信になっている状態で通信しても繰り越したデータ容量は消費されてしまうため、低速通信のまま高速通信量を減らしてしまう恐れがあります。この場合、制限中は楽天モバイルSIMアプリなどで高速通信モードをオフにするなど対策する事がおすすめです。ベーシックプランに関しては元々高速通信のデータ容量が設けられていないため、繰り越しの対象外となっています。
また、落とし穴として注意したいのが、プラン変更を行った場合はデータ容量の繰り越しができないという点。データ通信量が余るので繰り越し分を見越して、翌月は安いプランに変更して節約、といった使い方が楽天モバイルでは出来ません。
そのため、プランはできるだけ自分の使う通信量に合ったものを選び、極力変更を行わないのがお得な運用方法となっています。
余ったデータ容量の繰り越しでお得に使う方法
実際に楽天モバイルのデータ繰り越しを利用した場合、どういった料金イメージになるのか、モデルケースとして表にまとめてみました。
※データ容量が5GB/月のプラン
利用月 | 合計データ容量 | 実際の利用量 | 翌月の繰越量 | 月額料金 |
---|---|---|---|---|
1月 | 5GB | 3GB | 2GB | 1,450円 |
2月 | 7GB | 2GB | 5GB | 1,450円 |
3月 | 10GB | 10GB | 0GB | 1,450円 |
上記の表はデータSIM(SMSなし)5GBプランの場合。1月、2月と月間の通信量が少ない月が続いているものの、データ繰り越しのお陰でデータ容量が無駄にならず、3月に持ち越すことが出来ています。そのため5GBプランにも関わらず、料金プランを変更する事なく繰越分を消費するだけで3月に10GB使うことができました。
参考までに、楽天モバイルの同じデータSIM(SMSなし)の10GBプランは2,260円。データ繰り越しが適用されたお陰で、差額の810円分お得に運用できている計算になります。
このように、使わない分を翌月に毎月持ち越す事で、プランの月々の容量を超える通信をしてしまう月でも速度制限にかからずお得に使う事ができています。
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楽天モバイルのデータ容量繰り越しに関するメリット・デメリット
楽天モバイルのデータ繰り越しは毎月ではないものの、たまに大容量の通信を行うユーザーであれば恩恵を受けやすい内容となっています。繰り越しは1ヶ月分のみとなっているため、繰り越せる容量はその月の料金プランのデータ容量が上限となります。
もし毎月きっちり上限まで使う使い方でないのであれば、多めに使う月の半分の容量のプランがおすすめ。例えば最大10GB使う月があるのであれば、前月から5GB繰り越して当月の5GBと合わせて最大10GB使える5GBプランがおすすめです。
逆に繰り越しの恩恵をあまり受けられないのは、よく使う月の間に2ヶ月以上のブランクが空く人。楽天モバイルのデータ繰り越しは1ヶ月までとなっているので、2ヶ月以上あまり使わない月が続くと、繰り越せなかった分の容量は消滅してしまいます。