povoが5G SAを提供開始!iPhone 13以前は非対応で通信できなくなる可能性
KDDI・沖縄セルラー電話・KDDI Digital Lifeは2026年8月25日、povo2.0の「通話+データ」プランを契約している人を対象に「5G SA(スタンドアローン)」の提供を開始した。月額利用料は無料。ただし5G SAに対応していない端末では通信ができなくなる可能性があり、iPhoneはiPhone 13シリーズ以前とiPhone SEが非対応となっている。
- povo2.0の「通話+データ」プランで5G SAが使えるようになった(月額無料)
- iPhone 13シリーズ以前とiPhone SEは非対応。Androidも他社が販売する端末は対応していない場合がある
- 誤って非対応端末で申し込むと、当日中は戻せず通話とデータ通信が使えなくなる
- 切り替えると着信転送・留守番電話などの設定が初期化される
- 10月31日まで、5G SA対応SIMの申し込みで「データ使い放題(24時間)」がもらえる
目次
対象は「通話+データ」プラン、月額利用料は無料
5G SAは、コア設備や基地局まで5G専用の設備で構成した5Gサービス。4G LTEの混雑状況によらず高速・大容量の通信が可能になるとしている。これでau・UQ mobile・povoのマルチブランドで5G SAが使えるようになる。
利用するには5G SA対応端末・5G SA対応SIM・5G SA契約の3つが必要で、対象は「通話+データ」プラン。データ専用プランは非対応だ。月額利用料は無料だが、公式リリースには「今後任意加入の有料サービスとして提供する場合があります」との注記が付いている。5G SAは一部エリアでの提供で、5G Sub6エリアがSAエリアとなる。
非対応端末で申し込むと通話もデータ通信も使えなくなる
povo公式の5G SAページには、対応端末についての注意が明記されている。

iPhoneはiPhone 13シリーズ以前およびiPhone SEが非対応。Androidについても、SIMフリー端末を含む他社が販売する端末等は5G SA通信に対応していない場合があるとしている。さらに5G SA対応端末であっても、端末のソフトウェアが最新でない場合は通信ができなくなる可能性があるという。
誤って非対応の端末で5G SA対応SIMを申し込んだ場合、当日中に5G対応SIMへ戻す手続きはできない。公式は「通話とデータ通信をご利用いただけなくなってしまう」ため、必ず対応端末であることを確認して申し込むよう案内している。5Gと5G SAの通信方式変更は新規契約を含めて1日1回までのため、間違えてもその日のうちには戻せない。
切り替えると着信転送・留守番電話の設定が初期化される
すでにpovo2.0を使っている人が切り替える場合は、5G SA契約への変更と端末の設定が必要になる。この変更を行うと着信転送サービスや留守番電話サービスなどの設定内容が初期化されるため、利用している場合は再設定が必要だ。SIM再発行手数料もかかるが、eSIMの再発行手数料440円は「当面無料でご利用いただけます」とされている。

提供開始記念でデータ使い放題(24時間)がもらえる
提供開始を記念し、期間中に5G SA対応SIMを申し込んでSIMの有効化を完了した人全員に「データ使い放題(24時間)」のプロモコードがプレゼントされる。期間は2026年8月25日から10月31日まで。対象期間中に新規登録した人も含まれ、特典は1回線につき1回まで。
解説・コメント
5G SAは「通信が速くなる」話として受け取られやすいが、povoの場合は切り替える前の端末確認が先だ。iPhone 13シリーズ以前とiPhone SEは非対応で、対応端末であってもソフトウェアが古ければ通信できなくなる可能性がある。しかも誤って申し込むと当日中には戻せない。
いま急いで切り替えるメリットは、混雑時に速くなる可能性と、記念キャンペーンの「データ使い放題(24時間)」に限られる。対応端末を持っていない人が無理に動く理由はない。まずpovoの対応機種・端末一覧で自分の端末を確認し、端末のソフトウェアを最新にしてから申し込むのが安全だ。公式は「検索いただいた機種名の右側に5G SA対応のバッジが無い機種は、5G SA非対応です」と案内している。着信転送や留守番電話を使っている場合、切り替え後に再設定が必要になる点も見落としやすい。





