ドコモの「スマホおかえしプログラム」は加入すべき? 適用方法やメリット・注意点を徹底解説!
カテゴリ: #ドコモ
ドコモの「スマホおかえしプログラム」は、36回分割払いで購入した対象機種をドコモへ返却した場合に、その翌々月請求分以降の分割支払金(最大12回分)の支払いを不要とするプログラムです。
これにより、実質的にドコモスマホを安く購入できるようになりました。
今回はその「スマホおかえしプログラム」の詳細内容から注意事項、お得に加入する為にも知っておくべきことを徹底解説します。また、「いつでもカエドキプログラム」との違いも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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目次:
スマホおかえしプログラムの概要
スマホおかえしプログラムの概要を以下3点に分けて解説します。
①プログラム内容
②対象機種
③適用条件
まずはしっかり詳細内容を把握し、ご自身にとって適切なプログラムとなるかを判断しましょう。
プログラム内容
前述した通り、「スマホおかえしプログラム」は、プログラム加入者が36回分割払いで購入した対象機種をドコモへ返却した場合に、その翌々月請求分以降の分割支払金(最大12回分)の支払いを不要とするプログラムです。
つまり、本来の機種代金の3分の1が免除されるということです。
対象機種
「スマホおかえしプログラム」への加入で割引対象となる機種をご紹介します。
対象機種 | |
---|---|
iPhone | iPhone 12 Pro iPhone 12 Pro Max iPhone SE iPhone 11 Pro Max iPhone 11 Pro iPhone 11 iPhone Xs Max iPhone Xs iPhone XR iPhone X iPhone 8 |
Xperia | Xperia 1 III SO-51B Xperia 5 II SO-52A Xperia 1 II SO-51A Xperia 5 SO-01M Xperia XZ3 SO-01L Xperia 1 SO-03L |
Galaxy | Galaxy S21 5G Olympic Games Edition Galaxy A52 5G SC-53B Galaxy S21 5G SC-51B Galaxy S21 Ultra 5G SC-52B Galaxy Note20 Ultra 5G SC-53A Galaxy A51 5G SC-54A Galaxy S20+ 5G SC-52A Galaxy S20 5G SC-51A Galaxy Note10+ SC-01M Galaxy Note10+ Star Wars Special Edition SC-01M Galaxy S10 SC-03L Galaxy S10+ (Olympic Games Edition) SC-05L Galaxy S10+ SC-04L |
AQUOS | AQUOS R6 SH-51B AQUOS R5G SH-51A AQUOS zero2 SH-01M AQUOS R3 SH-04L |
その他 | arrows NX9 F-52A LG VELVET L-52A(本体のみ) LG VELVET L-52A(デュアルスクリーンセット) LG V60 ThinQ 5G L-51A |
対象機種は、主に準最新機種を含めたフラグシップモデルがメインです。
高額なドコモのスマホでも「スマホおかえしプログラム」に加入し、最短24ヶ月目にスマホを返却することで、安く購入できます。
適用条件
適用条件は大きく分けて、【プログラム加入時】と【プログラム利用時】にそれぞれ設定されています。
【プログラム加入時】
・ドコモショップ
・ドコモ取り扱い店舗
・ドコモオンラインショップ
・対象機種を、支払回数36回の割賦販売契約または個別信用購入あっせん契約により購入すること。
・対象機種購入時に、スマホおかえしプログラムにお申込みすること
【プログラム利用時】
・ドコモショップ
・ドコモ取り扱い店舗
対象機種の購入月の翌月を1ヶ月目として、ご購入から35ヶ月目の月末まで
・プログラム加入時に購入された対象機種を、ドコモに返却すること
・以下の返却・査定条件を満たしていること
《返却条件》
・対象機種がドコモが指定する正規店で購入されたものであり、購入時における不備・不正がないこと
・返却時における対象機種分割支払金の未払いおよび対象機種の回線契約にかかる料金の未払いがないこと
・対象機種に記録されているメモリ・データが消去できること(一切のデータは加入者自身の責任で消去する必要あり)
・対象機種を改造していないこと
・加入者が対象機種の所有権を有していること
《査定条件》
・対象機種に故障、水濡れ、著しい外観破損および画面割れがないこと
・その他のドコモ指定の査定基準を満たしていること(詳細は直接店頭での確認)
査定基準を満たしていない場合は、スマホ返却時に22,000円の故障時利用料を支払う必要があります。
また、査定基準を満たしていない場合には、22,000円の故障時利用料を支払う必要がある(ケータイ補償サービスまたはケータイ補償サービス for iPhone & iPadに加入の場合は2,200円)ので、なるべく補償に加入しておくことをおすすめします。
「いつでもカエドキプログラム」との違い
ドコモには「スマホおかえしプログラム」のほか、「いつでもカエドキプログラム」もあります。
「いつでもカエドキプログラム」についても、スマホ購入後ドコモにスマホを返却することで、返却後の端末残債を支払い不要にするプログラムです。
ただし、「いつでもカエドキプログラム」とは以下の点で違いもあります。
【スマホおかえしプログラムといつでもカエドキプログラムの違い】
スマホおかえしプログラム | いつでもカエドキプログラム | ||
対応機種 | 準最新機種 (iPhone 12シリーズなど) |
最新機種 (iPhone 13シリーズなど) |
|
分割回数 | 36回 | 24回(残価設定あり) | |
返却時期と特典 | 1~22ヶ月目 | ・12回分の端末残債が支払不要・総額から12回分の端末残債が引かれた額を、24回分割に変更 | ・24回目(残価設定分)の支払不要 ・返却翌月~22ヶ月目まで、端末分割代から早期利用特典として毎月最大1,500円を割引 |
23ヶ月目 | 24回目(残価設定分)の支払不要 | ||
24ヶ月目 | 12回分の端末残債が支払不要 | ・24回目(残価設定分)が48回に再分割される ・返却翌月以降、再分割された端末残債の支払不要 |
|
25~35ヶ月目 | 返却翌月以降の端末残債が支払不要 | 返却翌月以降、再分割された端末残債の支払不要 | |
36~46ヶ月月目 | 返却不要 | ||
47ヶ月目以降 | 返却不要 |
この表から、「いつでもカエドキプログラム」のほうが自由度の高いプログラムであるとわかりますね。
また、iPhone 13シリーズなどの最新機種をお得に利用できるのも「いつでもカエドキプログラム」なので、常に最新スマホをお得に利用したい人も、「いつでもカエドキプログラム」の利用がおすすめです。
ただし、最新機種でなくても良いので端末代を安くしたい、スマホは2〜3年スパンで買い替えるというのであれば、「スマホおかえしプログラム」を利用しましょう。
スマホおかえしプログラムの利用がおすすめな人
- 最新機種でなくても良いから、端末代を安くしたい人
- スマホを2~3年スパンで買い換える人
いつでもカエドキプログラムの利用がおすすめな人
- 最新機種の端末代を安くしたい人
- スマホを1年未満に買い換える可能性がある人
- スマホを2年スパンで買い換える人
- 同じスマホを最長4年間使う予定がある人
ドコモの「スマホおかえしプログラム」の適用シミュレーション
ドコモの「スマホおかえしプログラム」は、返却時期によってお得度が変わってきます。
ここでは、「最もお得なパターン」「少し損をしてしまうパターン」「端末代を全額払い、プログラムを適用しないパターン」の3パターンで適用シミュレーションをしてみましょう。
最もお得なパターン
スマホおかえしプログラムで最もお得になるパターンは、スマホ購入後、24ヶ月目に端末を返却する場合です。
スマホおかえしプログラムは、最短24ヶ月目からドコモにスマホを返却できます。返却時期が早いほど支払不要になる金額は高くなるため、端末代の支払額を最安にしたい場合は、スマホ購入後、24ヶ月目に返却しましょう。
(例)118,800円(3,300円×36回)のスマホを24ヶ月目に返却した場合の実費負担額 |
118,800円-3,300円×(36回-24回)=79,200円 |
少し損をしてしまうパターン
スマホおかえしプログラムで少し損をしてしまうパターンは、スマホ購入後、25~35ヶ月目に端末を返却する場合です。
スマホおかえしプログラムは、スマホ購入後、24ヶ月目以降に端末を返却すると、返却翌月以降の端末残債が支払不要になります。しかし、返却時期が35ヶ月目に迫るほど支払額は満額に近づくため、返却時期が遅くなるほど実費負担額は高くなることを覚えておきましょう。
(例)118,800円(3,300円×36回)のスマホを25ヶ月目・35ヶ月目に返却した場合の実費負担額 |
25ヶ月目に返却:118,800円-3,300円 ×(36回-25回)=82,500円 |
35ヶ月目に返却:118,800円-3,300円 ×(36回-35回)=115,500円 |
端末代を全額払い、プログラムを適用しないパターン
スマホおかえしプログラムを利用して対象スマホを購入しても、無理に35ヶ月以内に返却する必要はありません。
端末を手元に残しておきたい人や、自身で売却を考えている人は、35ヶ月目が来てもスマホをそのまま利用し、全36回の端末分割代金を支払いましょう。
(例)118,800円(3,300円×36回)のスマホを35ヶ月以内に返却せず使い続けた場合の実費負担額 |
3,300円×36回=118,800円 |
ドコモの「スマホおかえしプログラム」を利用するメリット
ドコモの「スマホおかえしプログラム」を利用すると、以下2つのメリットが得られます。
スマホおかえしプログラムを利用するメリット
- スマホを実質的な大幅割引で購入できる
- 2年ごとにスマホをお得に変更できる
ひとつずつ確認していきましょう。
スマホを実質的な大幅割引で購入できる
「スマホおかえしプログラム」は最大12回分の端末残債が支払不要になるため、プログラムを利用せずスマホを購入した場合に比べ、実費負担額が大幅に安くなります。
(例)AQUOS R6 (115,632円)を購入した場合の実費負担額
- スマホおかえしプログラム利用(24ヶ月目に返却):115,632円-3,212円×(36回-24回)=77,088円
- 通常購入(36回分割):3,212円×36回=115,632円
この例で見ると、「スマホおかえしプログラム」を利用したほうが38,544円も実費負担を安くできることがわかりますね。
「スマホおかえしプログラム」では最新機種を選択できませんが、多少古い機種でもよい場合は、ぜひプログラムを活用させ、端末代を安くしましょう!
2年ごとにスマホをお得に変更できる
「スマホおかえしプログラム」で実費負担額をもっとも安くできるタイミングは、スマホ購入後24ヶ月目に端末を返却する場合です。
そのため、2年(24ヶ月)ごとに機種変更を行えば、常に端末代をお得にできますよ。
ドコモの「スマホおかえしプログラム」の注意点
ドコモの「スマホおかえしプログラム」には、以下の注意点もあることを利用前に把握しておきましょう。
スマホおかえしプログラムの注意点
- 2年ごとに機種変更をしないと損になる
- 購入後に加入はできない
- 故障させてしまうとかなりの損になる
それぞれ解説していきます。
2年ごとに機種変更をしないと損になる
「スマホおかえしプログラム」は、スマホ購入後24ヶ月目に端末を返却すると実費負担額が最安になるプログラムです。
特典は最長35ヶ月目まで適用されますが、24ヶ月目から日が経つにつれ実費負担額は高くなりますので、2年(24ヶ月)ごとに機種変更をしない場合、あまり恩恵を受けることができなくなります。
したがって、プログラムの恩恵を最大限に受けたい場合は、2年ごとの機種変更がおすすめです。
購入後に加入はできない
「スマホおかえしプログラム」は、端末購入と同時申し込みでのみ受付が可能なので、対象スマホであっても、後日の加入はできません。
そのため、申し込んでいなかった場合でお得に機種を購入したい場合は、「下取りプログラム」を利用することになります。
とはいえ、プログラムに利用するかが現時点で未定であっても、利用料金は無料でかつ、加入してもスマホを返却する義務はないので、対象スマホを購入する際は、加入をおすすめします。
故障させてしまうとかなりの損になる
スマホを返却する際、端末が以下の状態に該当すると、22,000円の機器損害金(ケータイ補償サービス加入者は2,200円)の支払が必要になります。
機器損害金が必要なケース
- 本体の破損(ガラス面にひび割れがあるなど)
- 電源が入らない
- 液晶画面の異常、タッチパネルの動作不良
- カメラ・音声・各種ボタンなどの機能が正常に作動しない
- SIMトレイの紛失、破損
せっかく最大12回分の端末残債が支払不要になるプログラムなので、割引額を最大にするためにも、スマホは返却時まで丁寧に使いましょう。
「スマホおかえしプログラム」をお得に利用する為に知っておくべきこと
加入前に知っておくべき注意事項から、お得に利用する為に意識しておくべきことを丸ごと解説します。
旧プランユーザーでも申し込み可能
機種変更時、ギガホ・ギガライト以前の旧プランユーザーでも「スマホおかえしプログラム」への加入申し込みは可能です。
シェアプランを継続したいという人でも、スマホおかえしプログラムへの加入の為に、ギガホ・ギガライトに切り替えないといけないということはありません。
プラン料金と端末代金は今後完全に切り離して考えるようにしましょう。
2年未満での機種変更の場合、支払い回数が24回に変更に
端末代金を36回分割で支払う内の12回分割分(3分の1)を免除するという「スマホおかえしプログラム」ですが、残りの24回分支払いが完了する前に機種変更をする場合、支払い回数が24回に変更になります。
その時点で12回分割分の免除が無くなるということはなく、本来の端末代金から12回分割分を差し引いた金額から24回分割になるというだけなので、念の為覚えておきましょう。
丁度、2年間利用後に機種変更をするべき!
条件さえ満たせば、機種購入後にいつ機種変更をしようが36回分割の内、12回分割分の機種代金は免除されるのが「スマホおかえしプログラム」のメリット。
しかし、逆に言えば、必ず24回分割分の支払いが割賦契約として必要であり、残債の一括請求をしてしまうと、そもそも「スマホおかえしプログラム」は適用外となってしまうのです。
つまり、キッチリ2年間使用した後、すぐに機種変更をするのがプログラムの恩恵を最も受けられることになります。
プログラムを利用するなら、dポイントは使うべきではない?
dポイントを機種代金支払いに充当する場合、機種代金の総額からポイント分が割引され、残り分を割賦にするという契約となります。
これにより、プログラムによって免除される12回分割分、お得感が薄れてしまうものになってしまうのです。
しかし、これは以前の話で、2019年9月5日以降は、ポイントが充当し切るまで月々の分割支払金を相殺するというポイント充当方法に変更になった為、スマホおかえしプログラム適用時にdポイントを使用すると返って損をしてしまうケースは無くなりました。
最新機種〜旧モデルまで!
オンラインショップ 最大22,000円割引
「スマホおかえしプログラム」と「下取りプログラム」はどちらがお得?
「下取りプログラム」とは、対象機種をドコモへ下取りに出すことで、条件に応じた指定のdポイント分が還元されるというものです。
「スマホおかえしプログラム」は機種購入と同時申し込みになるため、焦らず後程下取りとして出した方がお得にならないか、事前に確認しておきましょう。
結論から言うと、最終的な割引金額に両者の差は極端にはありません。ただし、条件や内容に違いがあります。
「下取りプログラム」の「スマホおかえしプログラム」と比較して分かるメリット・デメリットは、以下の通りです。
・機種変更時にオンラインショップ経由からも手続きが可能
・画面割れ機種でも割引対象
・対象機種が多い
・dポイントとして還元されるので、あらゆることに代用できる
・タイミングによって下取り金額が変動する可能性がある
下取りは次回機種変更時に適用できる分、その頃に還元される金額が断定されておらず、時期によって変動する可能性があります。そのため、後々著しく下取り金額が低下してしまう可能性がある点に注意が必要です。
その点、「スマホおかえしプログラム」は機種を返却しないといけないものの、条件さえ満たせば最大12回分の端末残債は必ず免除されるため、安心度は高めといえるでしょう。
まとめ
ドコモスマホを少しでもお得に購入したい方は、36分割のうち最大12回の支払が不要になる「スマホおかえしプログラム」の利用がおすすめです。
いくつか頭に入れておくべき点はありますが、ドコモではこのような割引プログラムを取り入れるなどして、ユーザーには非常に良心的です。
ドコモ公式オンラインショップ経由の申し込みであれば、契約事務手数料や端末頭金を含む、初期費用が無料になりますので、機種変更を検討している方は、「スマホおかえしプログラム」を上手く活用して、少しでもお得に契約しましょう!
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・オンラインショップ限定のキャンペーンがある(不定期)
・dポイントの利用ができる
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この記事の参考・引用サイト